•
除細動適応の場合、2-3倍⽣存退院率が⾼いJAMA.2006;295(1):50-57
•
⼼停⽌前の全⾝状態と初期波形が関連している 可能性あり• CPR
の時間が⻑くなると30
⽇⽣存率低下Resuscitation.2018;132:1-5
Prognostication
During cardiac arrest
• CPR
時間が⻑いと⽣存率低下、神経学的予後は改善[email protected];132:1-5
• CPR
を⻑く⾏う施設の⽅が⽣存率が⾼い→CPR
時間が必要に⽐べ短い施設がある可能性ありLancet.2012;380(9852):14731481
•
⼼エコーでも⼼停⽌が認められると⽣存率低いPLoSOne.2018;13(1):e0191636
• 20
分間のCPR
後のEtCO2
が10
以下の場合予後が悪い[email protected];123:1-7
いずれか
1
つのみでCPR
をやめるという判断は困難A?er cardiac arrest
•
院外⼼停⽌後ICU
⼊室した患者のうち2/3
は神経系 の原因で死亡•
院内⼼停⽌患者では神経系が死因となるのは1/4
で 多臓器不全が最も多いResuscitation.2019;136:93-99
•
院内⼼停⽌は⽬撃されることが多く、CPR
開始、ROSC
までの時間が院外⼼停⽌より短い→
神経系へのダメージが少ない•
院内⼼停⽌後患者の⽣存率・神経学的予後の予測 スコア(CASPRI
スコア)
があるArchIntern Med.2012;172(12):947-953
ArchIntern Med.2012;172(12):947-953
• CASPRIスコアは⽣存率の低い患者の識別困難
→CASPRIスコアのみで治療撤退するか判断すべきではない
ArchIntern Med.2012;172(12):947-953
•
院内⼼停⽌後に重症の神経系⿇痺が残った症例の治療 は院外⼼停⽌患者に準ずる[email protected];132(18)(suppl 2):S465-S482
•
神経学的予後予測はあまり早期に⾏うべきではない•
⼼停⽌後は、覚醒遅延の症例が多いIntensiveCareMed. 2016;42(7):1128-1136,[email protected];132(18)(suppl 2):S465-S482
• ROSC後または復温後72時間以上経過してからの診察を
もとに神経学的予後を判断するようAHAでは推奨され ている
[email protected];132(18)(suppl 2):S465-S482
• 72
時間後に対光反射消失、⾓膜反射消失、72-120
時間後に持続するミオクローヌスがある症例では 予後不良•
深部腱反射や間⽋的なミオクローヌスは予後予測 には有⽤ではない•
復温後にEEG
でburst & suppression
が続いている場 合や脳波の活動が⾒られない場合予後不良• ROSC
後2-6
⽇のMRI
、CT
での脳浮腫は予後予測に有⽤だが、神経学的予後予測には有⽤でない
•
院内⼼停⽌後予後予測のために何か⼀つの指標 を⽤いるにはエビデンスが不⼗分である•
神経学的予後予測には他の臓器障害も併せて判 断することが重要であるLancetNeurol.2018;17 (4):317-326,Resuscitation. 2015;94:73-79.
Resuscitation.2017;110:120-125,Resuscitation.2015;89:86-92
Quality improvement
•
院内⼼停⽌の予後改善のため各組織が戦略や質 改善のini@a@ve
を発表している• GWTG-R
では⽬撃またはモニターされた⼼停⽌数、治療介⼊までの時間、気道確保が確実に⾏
われたかなどを集計している
h^p://www.heart.org/ idc/groups/heart-public/@private/@wcm/@hcm/
@gwtg/documents/downloadable/ucm_434082. pdf
• GWTG-R
のレジストリに参加している期間が⻑いほど、治療の質が改善され、
ROSC
の割合も⾼い
AmHeartJ.2018;204: 156-162,[email protected];83(11):1349-1357
•
トレーニングやモニター、⼼停⽌チームの作成 により、質改善が図れる• na@onal registry
が複数あり、質改善のため積極 的に参加するべき現在⾏われている RCT ⼀覧
Limitation
•
このレビューは院内⼼停⽌の概要をまとめるた めのものだった•
多くのトピックがあり、各トピックについて 少ししか議論できなかった•
このレビューでのデータや推奨は現在出ている データや⼀部は専⾨家の意⾒に限られているConclusion
•
アメリカでは年間約29
万例の院内⼼停⽌が起き ていると推定されるが、臨床での意思決定のた めのエビデンスは限られている•
治療に対する関⼼が⾼まり新しい研究が出るこ とで予後改善につながるかもしれない私⾒
•
ほとんどのデータがアメリカのものであり、⽇本のデータはほぼなかった
•
アメリカ・イギリス・北欧でも発症頻度や予後 が⼤きく異なるため、諸外国に⽐べ⼊院期間の⻑い⽇本ではまた異なる結果となりそう
0 10 20 30 40 50 60
2014 2015 2016 2017 2018
スタットコール症例数 ⼼停⽌症例数 死亡症例数
本院の院内⼼停⽌
ドキュメント内
院内心停止レビュー
(ページ 38-58)