IP アドレスの決め方について
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14.1 IP アドレスの決め方
本装置では、Ether0とEther1ポートにはそれぞれ別のIPアドレスを設定し ます。本装置のIPアドレスは、利用者が自由に決めることができます。しかし、
TCP/IPのルールに反した設定をすると通信ができないだけでなく、そのネット
ワークに悪い影響を与えることもあります。設定するIPアドレスを決める場合 は次の点に注意してください。
□ 一般的な注意点
TCP/IPのLAN環境がすでにある場合は、必ずそのネットワーク管理者に相
談して、本装置で使用するIPアドレスを割り当ててもらってください。また、
使用するネットマスク値も確認してください。自分でIPアドレスを割り当てる 場合は、他のコンピュータやネットワーク機器が使用しているアドレスと、絶 対に重複しないよう注意してください。
□ IPアドレスを新規に割り当てる場合の注意点
正式なIPアドレスは、グローバルアドレスと呼ばれます。グローバルアドレ スを取得する場合は、接続するインターネットサービスプロバイダに申請して 取得します。
IPアドレスは ネットワークを識別する番号 の部分と マシンを識別する 番号 の部分とから成ります。それぞれ「ネットワーク番号」「ホスト番号」
と呼びます。同じハブに接続する機器はネットワーク番号の部分を同じにして ください。ネットワーク番号とホスト番号は以下の数値の範囲で決めます。
クラス アドレスの形式 接続可能なホストの台数 クラス A N.H.H.H (1≦N≦126) 1,677,214 ノード クラス B N.N.H.H (128.1≦N.N≦191.254) 65,634 ノード クラス C N.N.N.H (192.1.1≦N.N.N≦223.254.254) 254 ノード
この表の H (ホスト番号)の一番右側には0と255は使用しないでくだ さい。 0 と 255 の値はネットワークのブロードキャストや、特別な目的 に使用するシステムがあるので、1〜254までの値を使ってください。
なお、最近ではこのようなアドレスクラスの基本ルールがそのまま適用され るケースは少なくなってきました。サブネットマスクを使ってきめこまかな割
IP アドレスの決め方について
り当てがおこなわれています。ISPから受け取った情報をよく見て、ネットワ ーク番号とネットマスクを確認してください。
インターネットと直接接続しないLANについてはユーザがネットワーク番 号を決めることができます。IPアドレスのうち、以下の範囲のネットワーク番 号は申請をしなくても自由に利用できることになっています。これはプライベ ートアドレスと呼ばれ、RFC1918によって予約されています。
クラス アドレスの範囲 接続可能なホストの台数 クラス A 10.0.0.0 〜 10.255.255.255 1,677,214 ノード クラス B 172.16.0.0 〜 172.31.255.255 65,634 ノード クラス C 192.168.0.0 〜 192.168.255.255 254 ノード
※ ホスト番号には0と255は使用できません。
□ 本装置のIPアドレス設定について
装置のプライベートLAN側インタフェース(Ether2)のデフォルトのIPア ドレスは 192.168.0.1です。また、プライベートLAN側のDHCPクライアン
トには192.168.0.2から192.168.0.129までのプライベートIPアドレスが自動
的に割り当てられます。この設定はdhcpコマンドを使って変更できます。
Ether1側のインタフェースは工場出荷時はDHCPでIPアドレスを取得する
ようになっています。
付録 A
仕様一覧
仕様一覧
ハードウェア仕様
項目 仕様
LAN インタフェース 100/10BASE‑T (RJ‑45)× 4 ポート 10BASE‑T (RJ‑45)× 1 ポート Ethernet II, IEEE802.3 準拠
通信方式 100/10BASE‑T ポート:半/全二重自動切替 10BASE‑T ポート:半/全二重手動切替 外形寸法 156mm(幅)×117mm(奥行き)×35mm(高さ)
重量 約 230g
電源 DC 5V 1A MAX(AC アダプタ付属)
通信仕様
項目 仕様
対応プロトコル アプリケーション層
IP, TCP, UDP, ICMP, ARP, RARP, PPPoE DHCP サーバ, DHCP クライアント, TELNET, SMTP, SYSLOG, BOOTP, HTTP
IP ルーティング RIP、RIP2、スタティック、デフォルトル ーティング
DHCP クライアント ON/OFF DHCP サーバ ON/OFF
PPPoE クライアント ON/OFF、認証情報設定、クライアント制限 などの設定あり
NAT ポート・アンド・アドレス変換機能
(IP マスカレード機能)、静的 IP アドレ ス変換機能
パケットフィルタ IPアドレス、プロトコルの種類、ポート
番号、IN/OUTによるフィルタリング機能
ファームウェア更新 ネットワークからのダウンロードによる 更新可能
ログ送信機能 SYSLOG、E‑Mail による装置ログ情報の送
付録 B
工場出荷値
工場出荷値
項目 Ether0設定値 Ether1設定値
初期IPアドレス DHCPクライアント機能で 取得。取得できるまで繰り返 し要求を出す。
192.168.0.1
NAT機能 有効
ダイナミックポート変換
Ether1からEther0の方向 で変換をおこなう
IPフィルタ 設定なし 設定なし
DHCPサーバ 無効 有効
IPアドレス割り当て範囲 − 192.168.0.2〜192.168.0.129
DHCPクライアント 有効 無効
PPPoEクライアント 無効 無効
項目 設定値
SMTPリモート設定機能 オフ SMTPログ送信機能 オフ
SYSLOG ログ送信機能 オフ
Web管理画面ログイン名 admin 管理用パスワード
(Web管理画面,telnet共通)
なし(空白)
Securehost機能(WAN側からの設定変更) 無効(WAN側からの設定変更不可)