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い。

3.木工 ・家具業再生の可能性

で は加茂地域を中心 とす る新潟県の木工 ・家具業再生 の可能性 は一体何処 に求 めればよいのか。 こ の点 に関連 して、新潟県が行 った加茂地域の建具業 に関す る現状 と活性化 についての報告書 (注

6 0 )

が注 目され る。何故 な らば上述 したように建具 は同地域の家具 ・装備品の中で も木製家具 に次 ぐ主要 製品であ り、 また同報告書 に盛 り込 まれた提案の内容 は同地域の家具 ・装備品全体の活性化 に対 して

も大 い関係す ると考え られ るか らである。

同報告書 は、加茂の建具 はその80%が和風需要 に依存 しているが、 こうした市場構造 は日本の今後 の住宅建築 ニーズにおける重要 な二つの転換 一和風 ニーズか ら洋和折衷 ニーズない し洋風 ニーズへの 転換 と中低級化志向か ら高級化志向への転換 とい う二つの転換 ‑を考えれば先細 りは明 らかであ り、

従 って建具業 としては市場構造 の変化への対応がまず以て求め られているとしてい るが (注61)、 そ れは問題の所在を極 めて適切 に指摘 していると言 えよう。 そ して新 しい需要へアクセスす るためには 多様化 ・多角化路線 に基づ く市場開拓が求 め られているが、 それを妨 げているのが同地域特有 の特質 であ る小規模 ・零細性か ら来 る下請 け体質及 び発注者依存体質であるとしている (注62)。 その結果 多様化 ・多角化 に不可欠 な二つの条件を欠 くこととな った。すなわち、生産面では多品種少量生産 に 対応 しうるCAD ・CAM化やFMSの導入が遅れるとともに、他方販売面では高級建具産地 と して 飛躍す る上で必要 な産地 ブラン ドの形成 に立 ち遅れたのである (注63)0 ■

そ こで同業種の再生 を計 るためには、同業種 は、一方では同業種が これまでの産地形成の過程で蓄 積 して きた素材 に対す るノウハ ウ、 ツキ板 などの加工技術 さち には塗装など高水準 の周辺技術を活用 しなが ら、他方では加茂地域が持っ木工 ・家具技術 さらには県央地域の金属製品技術 との融合を計 り

「総合 イ ンテ リア産業」へ と転進す る以外 にはな く、そ うした転換方向に別 して新商品 を開発 し新市 場 を開拓す るための多様化 ・多角化戦略 (図表13参照) を展開すべ きであるとして い る (注64)。 そ

して こうした再生戦略を展開す るためには同業種の下請 け体質や発注者依存体質か らの脱却が不可欠 であるが、 そのために も共同 ネ ッ トワーク組織 としての 「加茂建具共同組合)J の果たす役割が大 きい

と している (注65)

ところで、 ここで提起 されている提案 の中でわれわれが注 目すべ きはその戦略性 に17いてである。

すなわちそれは、(イ)まず建具の将来が市場構造 の変化 を考慮 した ときイ ンテ リア産業への転換が不可 欠であ りしか もそれ は加茂地域全体の 「総合 イ ンテ リア産地」 (注

6 6 )

への脱皮 と不可分 の関係 にあ ると考えるべ きであ り、(ロ)また同業種の活性化の担 い手 として何 らかのネ ッ トワーク ・システムが必 要である‑と指摘 しているが、 その ことは同時 に新潟県及び加茂地域の木工 ・家具業全体の再生 にとっ て も当てはまる指摘であ ると受 け止 め られ るべ きであろう (注

6 7 )

。 こうした観点 に立 って改 めて こ の提案の意味をさ らに踏 み込んで考えてみると、われわれは(イ)と(ロ)はお互 いに共通 した課題 を抱えて いるとい うことに気付 く。すなわち、 イ ンテ リア化及 びネ ッ.トワーク化 とい う意味で は双方 ともやは

り 「情報化 ・ソフ ト化 ・サー ビス化」 の波 と密接 に係わ ってお り、 さ らにN.B企業 やV.B企業群 の登 場 を共 に必要 としてお り、従 ってそ うした条件が形成 されない限 りその何れ もが単 なる画餅 に終わ り かねないという点で共通 した課題を抱えているということに気付か されるのである。 その意味では同 提案 の成否 もまた 「革新的企業」群形成如何 にかか っていると考えるべ きであろう か くして加茂地 域 において も 「革新的企業」群の形成が求 め られているのであるが、既 にそ うした動 きは始 まってお

り (注

6 8 )

、 その行方が大 いに注 目されるところである

(注

1

)例えば三条市 においては金属製品の出荷額等が

7 4 9

億円

( 1 9 9 4

年度) に対 して電気機械 は

4 7 2

億円 (同)、一般機械 は

3 0 2

億円 (同) に止 まってお り、燕市 の場合 も金属製品の出荷額等が

1 0 3 7

億円 (同) に対 して一般機械器具 は

2 3 5

億円 (同)、電気機械器具 は

7 9

億円 (同) に過 ぎ ない (稚谷福男 「地場地域産業の構造変化分析」 [新潟経営大学 『県央地域地場地域産業活 性化方策の研究 一問題点整理のための基礎的研究一

卦1 9 9 6

2

月]

p. 3 9 ‑4 0

よ り)0

(注

2)

新潟県商工労働部 『新潟県の商工業 (平成

8

年版)』

p. 9 6

よ り。

(注3)同上。

(注4)㈲新潟経済社会 リサーチセ ンター 「環境変化 に対応す る燕 ・三条産地」 (同 セ ンター 『セ ン クー月報

[

1 9 9 6

1 1

月号])

p. 4‑7

より。

(注5)同上。

(注6)同上 p.5‑ 8よ り

(注7)同上。

(注8)同上 p.6‑ 8よ り。

(注9)同上。

(注

1 0 )

新潟県商工労働部 『同上

』p. 9 8 ‑9 9

参照。

(注

1 1

) 「新分野」製品の出荷額 は

1 9 9 4

年で

5 5 2

億円を記録 し金属ハ ウスウエアのそれ

( 3 7 1

億円) を 遥かに上回 っている (三条信金地域経済研究所調べ)。

(注

1 2 )

例えば(珊新潟経済社会 リサーチセ ンタは県央地域 における新製品開発 ・新分野進出に関 して 次 のように指摘 している すなわち 「産地全体を見渡 してみ ると、既存製品の改良型でニ ッ

チ市場狙 いの商品が多いほか、県外企業か らの発注 によ/るノOEM製品 も多 くな ってお り、中 には産地 の技術力 よ りも供給力や低価格を求めて発注 して くるケースも多 く、産地 の企業 に とっては、収益確保が困難 なはか、受注の継続性 に疑 あ りとす る指摘 も多 い」 と述べている (同上

p. 9‑1 1

よ り)0

(注

1 3 )

関東通産局及 び㈱産業立地研究所 『集積 ・地場産業活性化対策調査事業 一産地活性化のため の支援機関の活用方策調査 ‑』(

1 9 9 6

3

月)

p. 9 2 ‑9 4

参照。【

(注

1 4 )

同上参照。

(注

1 5 )

ホクギ ン経済研究所 「新潟県の情報化」 (同研究所 『ホクギ ンクオータ リー

1 0 9

号)

p

.

1 0

よ り。

(注16) ホクギ ン経済研究所 「通信 と/ノコンピュータの結合」 (『同上

』 )

p・

1 2

よ り。

.

(注

1 7 )

ホクギ ン経済研究所 「通信 とコンピュータの結合」 (『同上

』 )

i

)

.14よ り。

(注

1 8 )

通産省 『特定サー ビス産業実態報告書

』( 1 9 9 5

1 2

月) よ り。

(注

1 9 )

ホクギ ン経済研究所 「新潟県の情報化」 (『同上

』 )p. 1 0

よ り。

‑7 9‑

(注20)ホクギ ン経済研究所 のア ンケー ト調査 によれば、既 にイ ンターネ ッ トを 「導入 している」企 業数 の割合 は9.5%に達 してお り、 さらに 「導入予定検討中」 の企業数 の割合 は23.5%に上 っ ている (同研究所 「新潟県内企業の情報化 に関す る調査」 [同上]p

. 1 9

よ●り)。 また同 じく㈲

新潟県中小企業情報 セ ンターの行 った調査 によれば、「現在利用 してい る」 とす る企業数 の 割合 は10.9%であ り、「将来利用を検討 している

企業数割合 は17.6%、 さ らに 「今後利 用 す るか検討 したい」企業数割合 は32.3%にそれぞれ上 っている (同セ ンター 『県内企業情報

ネ ッ トワーク化実態調査報告書』 [同上]p.29よ り)。

(注21) ホクギ ン経済研究所 「新潟県内企業 の情報化 に関す る調査

」(

『同上

』 )

p.24参照。

(注22)ホクギ ン経済研究所 「新潟県内企業 の情報化 に関す る調査

」(

『同上

』 )

p.24‑25及 び同 「通 信 とコンピュータの結合

」(

『同上

)

p.15参照。 なおCALS (CommerceAtLightSpeed)

とは企業間取引の電子化の ことであ り、TCP/Ifiとはイ ンター ネ ッ トセ使用 されて いるプ ロ トコロの ことである。

(注23)アメ リカにおいてはエ レク トロニクス ・コマース (ElectoronicsCommerce [E・C];電 子商取引)が急速 に発展す る気配であ りそれによる企業間取引の変貌が予想 されている 例 えば フォレスター ・リサーチ社 は企業間のE・Cは2000年 には現在 の凡 そ100倍 の660億 ドル の規模 に達す るもの と予測 していると伝え られる (日本経済新聞 1996年12月10日よ り)。 こ うしたE・Cの急拡大 は、調達構造 をは じめとす る企業間取引形 態 を大 き く変化 させ る可能 性 を学んでいるが、それだけに止 ま らず、 それが 「電子 マネー」 の進展 ・普及 と結合す るこ

とによって消費者である顧客 との関係を含む企業取引その ものの激変 に繋が る可能性 を学ん でいるのである。

(注24)ホクギ ン経済研究所 「情報化時代を疾駆す る新潟県内企業

」(

『同上

』 )

p.26‑29参照。

(注25)新潟県西蒲原群書田町に立地す るT社 は金属 メ ッキを主体 とす る表面処理加工業か ら出発 し その後 ギフ ト用品へ進出 しさらに最近ではアウ トドアや家電分野の比重 を高 めっつある企業 であるが、 こうした過程 は同時に情報 システムとりわけイ ンターネ ッ トの導入 と表裏 の関係 で進行 してお り̀その結果同社のイ ンターネ ッ ト・システムは新 しい地域 ネ ッ トワーク ・シス テムの形成 に繋が る可能性を秘めているとされ る (ホクギ ン経済研究所 「情報化時代を疾走 す る新潟県内企業」 [『同上

』 ]

p.26‑31参照)0

(注26)因みに新潟県 における中規模以上 (従業員 ;100人以上)企業の職安管 区別分布 をみ る と、

新潟358社、長岡122社、三条75社 と新潟管区が既 に他の地域 を圧倒 している。

(注27)伝え られ るところによれば、次期全国総合開発計画の中では新潟市が 「中枢拠点都市圏」 と して、 また第7次空港整備5カ年計画 においては新潟空港が 「地域拠点空港」 と して、 さ ら に第9次港湾整備5カ年計画で は新潟港が 「中核国際港湾」 としてそれぞれ位置ず け られ る ことにな ったとされ るが (新潟 日報1996年12月14日参照)、 こうした新潟圏 の拠点化 自体 は 中枢管理機能の地方分散り一環 として歓迎 されるべ きである。

(注28)新潟県商工労働部 『新潟県の商工業 (平成8年版)』p.79より。

(注29)同上。

(注30)同上。

(注31)同上 p.79‑80より。

(注32)五泉 ニ ッ ト共同組合 「ニ ッ ト産業の概況 について

(1996年11月)p.2よ り。

(注33)因みに新潟県 のニ ッ ト業 (但 しニ ッ ト製外衣)の国内 シェアは26

. 4 %

(1995年現在) であ り 同県最大産地である五泉のそれは16

. 4 %

(同)である (同上 p.5より)。

(注34)新潟県 ニ ッ ト工業組合 『新潟県 ニ ッ ト業 の概要』p.5より。

(注35)新潟県 におけるニ ッ ト業生産 における品種別構成 (1995年現在) は婦人 セー ター ・カーデガ ン類51.4%、紳士 セーター ・カーデガン類23.7%、 スーツ類12.3%、 スカー ト類5.7%と圧 倒 的にニ ッ ト製外衣が多 くニ ッ ト生地 は僅か1.8%を占めているにす ぎない (同上 p.5よ り)0 (注36)同上 p.2‑3よ り。

(注37)五泉 ニ ッ ト工業組合 『五泉 ニ ッ トファッション産業活性化事業報告書 (平成7年度)』(1996 年3月)p.2より。

(注38)日本のニ ッ ト製品の大幅な増加 は主 として中国か らの急増 (911,016億 ドル、921,488 ドル、93年1,598億 ドル、94年2,085億 ドル、95年2

,

426億 ドル) に因 ってお り、 その結果94年 における輸入国別 シェアは 「セーター類」で は中国62.5%、韓 国23.9%、 その他13.6%とな り 「その他のニ ッ ト外衣」では中国63.4%、韓国23.7%、その他12.9%とな っている (同上 p.2及 びp.84よ り)。

(注39)岡本義行 「北 イタ リア強 さの秘密 て "小企業連合''が国際競争力を生 む‑

」( NI KKEIBUI S I NES S

1996年1月22日)p.89及 び日本経済新聞 「高級 ブラン ドブームの仕掛 け役

(1996 年8月13日〜15日)参照。

(注40)五泉 ニ ッ ト工業協同組合 『五泉 ニ ッ トファッシ ョン産業活性化基本構想 ・基本計画報告書 (平成6年度)』(1994年11月)p.16よ り。

(注41)新潟県のニ ッ ト業 における産地別構成 (生産高、1995年) は五泉が61.8%、 見 附が23.5%、 加茂が12.5%、栃尾が2.3%である (新潟県ニ ッ ト工業組合 『新潟県 ニ ッ ト業 の概要』p.6

り)0

(注42)新潟県 ニ ッ ト工業組合 『同上』p.10‑13より。

(注43)五泉 ニ ッ ト工業協同組合 『五泉 ニ ッ トファッシ ョン産業活性化基本構想 ・基本計画報告書 (平成6年度版)』 [参考資料 「アンケー ト調査結果

」 ]

よ り。

(注44)五泉 ニ ッ ト工業協同組合 『五泉 ニ ッ トファッシ ョン産業活性化基本構想 ・基本計画報告書 (平成6年度)p.26参照。

(注45)イ ンターネ ッ トの活用 による販路拡大や経営体質改善 の試みは繊維業界全体で も活発化 し始 めている。例えば東京 ニ ッ トファッション組合 も組合員 の販路拡大や経営体質強化のために 情報 ネ ッ トワークを1997年4月を目途 に構築す る予定 であ ると伝 え られ る (日本経済新 聞

[1996年10月4日]参照)0

(注46)1996121日か ら2日にかけて新潟県で県独 自の ファッシ、ヨンショーが初 めて開嘩 され、

五泉 ニ ッ ト工業組合 も 「/ 五泉 ニ ッ トファッション産業活性化基本構想 ・中期事業計画」 に基 ず く平成8年度事業の一環 としてそれに積極的に参加 したが、それ、もこうした意図を反映 し た ものであると理解で きよう。

(注47)見附地域 において も市が積極的にニ ッ ト業界の活性化支援を行 うとともに業界 において も新 商品の開発 と販路拡大のための企業間協力が活発化 し始 めている (新潟 日報 [1996年7月31

日]参照)。

(注48)新潟県商工労働部 『同上』p.84‑85よ り。

‑81‑

(注49)同上。

(注50)同上。

(注51)同上 p.86‑87より。

(注52)同上。

(注53)同上。

(注54)加茂市 「工業統計調査

(1995年12月) より。 なお、加茂市 において最大規模 の業種 は電気 機械器具である。例えば1995年では事業所数で こそ23事業所 と同市工業全体 に占め る比率 (構成比) も5.3%にす ぎないが、従業者数では1,854人 (構成比29.2%)、 さ らに製造 品出荷 額等では4072,494万円 (構成比44.4%) と圧倒的な規模 を誇 って いる (同上 よ り)。 但 し

これは専 ら 「東芝 ホームテクノ」の存在 によるものであ り、必ず しも地場産業が同業種 に特 化 しているためではない.同様の事情 は一般機械器具 について も言える1.同業種 は同 じく95 年で事業所数では40事業所 (構成比9.1%) にす ぎないが、従業者数では775人 (構成比12.2

%) と家具 ・装備品に次 ぐ地位を占めてお り、製造品出荷額等で も1174,255万円 (構成比 12.8%)と電気機械器具の後を追 っている (同上 より)。 しか しこの場合 も 「新潟 コ ンバ ー

タ」が寄与 した ものであって地場産業 によるものでは必ず もない。

(注55)加茂市 「工業統計調査」(1995年12月)及び同 (1994年12月) より。

(注56)加茂市 「工業統計調査」(1995年12月) より。

(注57)同上。

(注58)高橋 渉 「木工製品」(新潟経営大学 ・共同研究 プロジュク ト 『県央地域地場産業活性化方 策の研究 一問題点整理のための基礎的研究‑』 (1996年2月)p.51より。

(注59)同上 p.52参照。

(注60)新潟県 『加茂建具産地診断報告書』(1989年度) (注61)同上 p.35参照。

(注62)同上参照。

(注63)同上 p.37参照。

(注6'4)同上 p.37‑39参照。

(注65)同上 p.37‑38参照。

(注66)同上 p37より。

(注67)例えば、新潟県木工共同組合連合会では木製家具業再生の方向 として

『トー タル コーデ ィ ネーター

対応型家具産地形成」 という考え方を打 ち出 しているが (新潟県木工共同組合連 合会 『活路開拓 ビジョン実現化事業報告書』[1994年3月]参照)、それ も 「総合 イ ンテ リア 産地」構想の一環であると受 け止めることができる。何故な らば、新潟県家具産地 における 従来の特性 は 「箱物家具」技術を専 ら単品的家具づ くりにのみ使 うという点 にあったが、新 方向は、単品的発想 に基づ く家具づ くりを 「生活」や 「空間」 とマ ッチ した家具づ くりすな わたイ ンテ リア性を伴 った家具づ くりへ と転換 して行 くために 「箱物家具

づ くりの技術を 如何 に活用す るか という発想 に立 っているか らだ (同上 p.176‑178参照)0

(注68)この点で加茂市 に立地す るS社の動向が注 目される。同社 は木工 ・家具生産を主体 とするが、

その生産 には既 にCAD・CAMが導入 されてお り多品種少量生産 に対応す る生産 システムへ 早 くか ら転換 している。 また同社 は新潟県の木工 ・家具関係企業6社か らなるN.B企業 やV.

E 低価格指向(中小小売業) 低価格指向(大規模小売業) ブランド指向指向(中小小売業) ブランド指向(大規模小売業) 品質重視指向(中小小売業) 品質重視指向(大規模小売業) 個性化指向(中小小売業) 個性化指向(大規模小売業) 簡素化指向(中小小売業) 簡素化指向(大規模小売業) 安全指向(中小小売業) 安全指向(大規模小売業) 環境指向(中小小売業) 環境指向(大規模小売業) サービス消費への指向(中小小売業) サービス消費への指向(大規模小売業)

図表1小売業者が感じる現在の消費者の購買動向 [=臣ヨ変わらない

E

=]E

0

10203040506070

80

90100% :「小調712(荏)100(出)‑(1996)p.273 BiE推 9..)17.1ー官 報甚盛o)Y辞 tt 竺rI嚇ぎ Lバ故 デ 国 9..)i,17。和弘 Cバ前曲 ゝIhI

to)湛 満 票 妙聾 か 日付lC汁JJfヾjlT)7秒 淋 Iw 粁輪 中半 廿AJt Lバ か. 秋 空 ‑国許 碧

I)I帯 桝堀 罫 か官 報甚 盛 o) 「沸1 tzヾ9ILIe・伊Jfヾ9‑斗 78灘 と ; 汁 か甫両軸 繋 碧落糾4咲き許 容バ

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図表2 業界 の顕著 な動 き上位5項 目

( ) は比率 単位 :%

1 2 3 4 5

体 低価格化 (71.0)販売先不振(65.5)商品多様化(58.4)多頻度小口(54.6)輸入品流入(31.5) I ‑ 4 人 低価

情 化

(83.3) 多頻度小口 輸入品流入 経路短縮 (33.3) 版.;i.先不振(83.3) (55.6) (38.9) 小売再編 (33.3) 5 ‑ 19人 販亮元不振(68.4)低価格化 (64.5)商品多様化 (60.5)多頻度小口(55.3)小売再編 (28.9) 20 ‑ 49^ 商(6品多様化8.9) 低価格化 (64.9)多頻度小口販売先不振((5599..99)) 輸入品流入(37.8) 50人 以 上 低価格化 (82.6)販売先不振(58.7)多頻度小口(54.3)商品多様化.(50.0)慣行見直し(34.8)

販売先不振低価格化 (8(800..00)) ‑(商品多様化53.3) 経路短縮 (46.7)小売再編 (33.3) 衣服身の回 り品 販売先不振 低価格化 (66.7) 多頻度小口 商品多様化

(81.0) 輸入品流入(66.7) (57.1) (54.8)

堤 . 水 産 物 販売先不振低価格化 ((777.7.88)) 商品多様化(63.9) 多頻度小口(61.1) 小売再編 (25.0)

食 料 . 飲 料 低価格化 (67.9)商品多様化多頻度小口((6666..11)) 販売先不振(58.9) 小売再編 (30:4) 家 具

.

販売先不振(77.8) 多頻度小口 商品多様化 輸入品流入

..

低価格化 (77.8) (66.7) (55.6) (44.4)

医 薬 品

.

低価格化 (76.9)慣行見直 し 県外卸参入 販売先不振(38.5)

化 粧 (69.2) (46.2) 多頻度小口(38.5)

注 1. その他雑貨 は他 に分項 されない卸売業 2.複数回答 (5項 目選択) 3.小売再編 ‑小売業 による業界再編 (出所)北越銀行 「ホクギ ンクォータ リー」 (105号)p.15より

図表3 機械系技 術 を核 に した将 来 の新潟県 の産業像

(出所)㈱産業立地研究所 『集積 ・地場産業活性化対策調査事業 一産業活性化のための支援機関の活用方策調査(1996319日)p.82より

(1)産業構造展望

図表4 アメ リカにおける産業構造の変化

(2)経済 のサー ビス化 Wheretoapply

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(出所)TheEconomist

、 、

asurveroftheWorldEconomy‑Thehitch‑

hiker'sguidetocybersonics′ (TheEconomistSeptember 28th1996)p.SurvFcr20よ り

タイ の個 人 消 琵 支出 托 田 と

個 人消艮支出

(託 L3.0

25 万

^ JT

1

;68 莞 2'0

,1

(出所)lbid.p.Surver7よ り

(出所) 日本経済新聞 (1996122日)より

‑8 5‑

図表6 「情報技術」の発展 (1) コンピューター化

The くyberleague Computersper100people.1995

0 5 10 1i 20 25 30 35 UnitedStates

AustTafia Canada E)ritain NetherJands Singapore

Germany Fran(e HongKong Japan ltary Tajvvan

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二 二 =二二

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「二二 southKo,ea≡

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The digitaldes res 1994.%ofhouseholdswith:

United

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‑Fax 10 8 4 3 2

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r 6 5 7 2

37 86 75

Cable 65 ∩∂ 47 9 4

(出所)The Econom ist"ASurvey ofthe world Econom y‑The hitchhiker's guide to cybernom ics′′ (The Econom istSeptem ber 28th 1996)‑p.Surver4および44よ り

(2

情報技術」の料金の推移

(出所)Ibid p.Surver8よ り

(3)「情報技術」の投資の推移 (世 界)

Takingtheplunge

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(出所)Ibid p.Surver20よ り (出所)Ibid p.Survey13よ り

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