一部の
objectClass
定義には、 必須属性 リ ス ト と し てuserPasswordが含ま れ る 場合が あ り ます。 こ れ ら のobjectClasses
をeDirectory
に追加す る と 、 次のエ ラ ーが発生 し ます。LDAPエ ラ ー: 16 (該当す る 属性はあ り ません)
こ のエ ラ ーを解決す る には、
objectClass
定義を変更 し て、ndsLoginProperties
か ら 新 し いobjectClass
を継承 し 、 必須属性 リ ス ト か らuserPassword
属性を削除 し ます。例 :
必須属性 リ ス ト に
userPassword
が含まれ るobjectClass
の場合 : version : 1dn: cn=schemaz changetype: modify add: objectClasses
objectClasses: ( 0.9.2342.19200300.100.4.19 NAME 'simpleSecurityObject' DESC '
Standard LDAP objectClass' SUP top STRUCTURAL MUST userPassword ) 次の よ う に変更す る 必要があ り ます
(
最終行の変更に注意 し て く だ さ い)
: version : 1dn: cn=schema changetype: modify add: objectClasses
objectClasses: ( 0.9.2342.19200300.100.4.19 NAME 'simpleSecurityObject' DESC '
Standard LDAP objectClass' SUP (ndsLoginProperties $ top) STRUCTURAL )
手順 1 :スキーマキャッシュの更新操作を実行する
ICE
を使用 し て、 ス キーマ を ア ク テ ィ ブデ ィ レ ク ト リ か らNovell eDirectory
へ移行 し 、 次の よ う にICE
のエ ラ ー ロ グオプシ ョ ン(-e)
が提供 さ れてい る こ と を確認 し ます。ice -e error_file -S ldap -s Active_Directory_server -p Active_Directory_port -d Active_Directory_full_admin_context -w Active_Directory_password -D ldap -s eDirectory_server -p eDirectory_port -d eDirectory_full_admin_context -w eDirectory_password
例 :
ice -e err.ldf -S ldap -s activesrv1 -p activeport1 -d cn=admin,o=company -w activepwd -D ldap -s edirsrv2 -p edirport2 -d cn=admin,o=company -w edirpwd
手順 2 :エラーを解決するためにエラー LDIF ファイルを訂正する
失敗 し たエン ト リ は次の よ う に
err.ldf
フ ァ イ ルに記述 さ れてい ます。dn: cn=schema changetype: modify delete: objectclasses
objectclasses: ( 2.16.840.1.113719.1.1.6.1.4 NAME 'computer' )
-add: objectclasses
objectclasses: ( 2.16.840.1.113719.1.1.6.1.4 NAME 'computer' SUP (device $ user ) STRUCTURAL MAY (operator $ server $ status $ cn $ networkAddress $ local PolicyFlags $ defaultLocalPolicyObject $ machineRole $ location $ netbootInitialization $ netbootGUID $ netbootMachineFilePath $ siteGUID $ operatingSystem $ operatingSystemVersion $ operatingSystemServicePack $ operatingSystemHotfix $ volumeCount $ physicalLocationObject $ dNSHostName $ policyReplicationFlags $ managedBy $ rIDSetReferences $ catalogs $ netbootSIFFile $ netboot MirrorDataFile ) X-NDS_NOT_CONTAINER '1' X -NDS_NONREMOVABLE '1' X-NDS_NAME 'Computer' )
-次の例で強調表示 さ れてい る 部分の よ う に、 エ ラ ーフ ァ イ ル
(
例ではerr.ldf)
で こ のエ ン ト リ を編集 し て、 「Computer」 オブジ ェ ク ト ク ラ ス の定義にあ る スーペ リ アオブジ ェ ク ト ク ラ ス の リ ス ト か ら 「user」 オブジ ェ ク ト ク ラ ス を削除 し ます。dn: cn=schema changetype: modify delete: objectclasses
objectclasses: ( 2.16.840.1.113719.1.1.6.1.4 NAME 'computer' )
-add: objectclasses
objectclasses: ( 2.16.840.1.113719.1.1.6.1.4 NAME 'computer' SUP device STRUCTURAL MAY (operator $ server $ status $ cn $ networkAddress $ local PolicyFlags $ defaultLocalPolicyObject $ machineRole $ location $
netbootInitialization $ netbootGUID $ netbootMachineFilePath $ siteGUID $ operatingSystem $ operatingSystemVersion $ operatingSystemServicePack $ operatingSystemHotfix $ volumeCount $ physicalLocationObject $ dNSHostName $ policyReplicationFlags $ managedBy $ rIDSetReferences $ catalogs $ netbootSIFFile $ netbootMirrorDataFile ) X-NDS_NOT_CONTAINER '1' X -NDS_NONREMOVABLE '1' X-NDS_NAME 'Computer' )
-手順 3 : LDIF ファイルのインポート
次の
ICE
コ マ ン ド を使用 し て、 変更 さ れたエン ト リ を イ ン ポー ト し ます。ice -S ldif -f LDIF_file -D ldap -s Novell_eDirectory_server -p port_number -d full_admin_context -w password
例 :
ice -S ldif -f err.ldf -D ldap -s edirsrv1 -p edirport1 -d cn=admin,o=company -w pwd1
OpenLDAP から Novell eDirectory への移行
56 ページの 「前提条件」
56 ページの 「OpenLDAP
ス キーマのeDirectory
への移行」
57 ページの 「Open LDAP
デー タ のNovell eDirectory
への移行」
58 ページの 「移行後に PAM
をNovell eDirectory
で動作可能にす る 」前提条件
OpenLDAP
サーバか ら 移行 し たデー タ は、MD5
パス ワー ド を含んでい る こ と があ り ま す。 こ の場合、 適切なNMAS
メ ソ ッ ド が イ ン ス ト ール さ れていない と 、 アプ リ ケー シ ョ ンが中断す る こ と があ り ます。NMAS
メ ソ ッ ド のSimplePassword
を、 次に示す コ マ ン ド を使用 し てNovell eDirectory
用に イ ン ス ト ールす る 必要があ り ます。nmasinst -addmethod admin_context treename configfile -h Hostname:port-w password
例 :
nmasinst -addmethod admin.novell eDir-Tree /Linux/eDirectory/nmas/NmasMethods/
Novell/SimplePassword/config.txt -h eDir_srv:524 -w secret
OpenLDAP スキーマの eDirectory への移行
OpenLDAP
ス キーマ をeDirectory
に移行す る には、 次の手順に従っ て く だ さ い。
57 ページの 「手順 1
: ス キーマキ ャ ッ シ ュ の更新操作を実行す る 」
57 ページの 「手順 2
: エ ラ ーを解決す る ためにエ ラ ーLDIF
フ ァ イ ルを訂正す る 」手順1:スキーマキャッシュの更新操作を実行する
次の コ マ ン ド を使用 し て、 ス キーマの比較中に検出 さ れたエ ラ ーをエ ラ ーフ ァ イ ルに 書 き 込む こ と がで き ます。
ice -e error_file -C -a -S ldap -s OpenLDAP_server -p Open_LDAP_port - D ldap -s eDirectory_server -p eDirectory_port -d eDirectory_full_admin_context -w eDirectory_password
例 :
ice e err.ldf C a SLDAP s open_srv1 p open_port1 DLDAP s edir_srv2 -p edir_-port2 -d cn=admin,o=novell -w secret
ス キーマの比較中に検出 さ れたエ ラ ーはすべてエ ラ ーフ ァ イ ル
(
例ではerr.ldf)
に書 き 込まれます。手順2:エラーを解決するためにエラーLDIFファイルを訂正する
Open LDAP
では、 い く つかの ス キーマ定義が公式に定義 さ れてい ます。 こ れ ら の定義 には、objectClasses、 attributeTypes、 ldapSyntaxes、 お よ び subschemSubentry
な ど の属性 が含まれます。 こ れ ら の定義は内部に存在 し 、 ス キーマに と っ て非常に重要です。 し たが っ て、 こ れ ら の定義を変更す る こ と はで き ません。 こ れ ら の定義を変更 し よ う と す る と 、 次のエ ラ ーが発生 し ます。LDAPエ ラ ー: 53 (DSAが動作 し ません)
こ れら の定義の参照が含ま れる すべてのレ コ ード に対し て、 次のエラ ーが表示さ れま す。
LDAPエ ラ ー: 16 (該当す る 属性はあ り ません)
し たが っ て、 こ れ ら のオブジ ェ ク ト への参照が含まれ る レ コ ー ド ま たは こ れ ら の定義 の変更を試行す る レ コ ー ド は、
LDIF
エ ラ ーフ ァ イ ル(
例ではerr.ldf)
に コ メ ン ト と し て 記入 さ れてい る 必要があ り ます。Open LDAP データの Novell eDirectory への移行
次の コ マ ン ド を実行 し てデー タ を移行 し ます。
ice -e error_data.ldif -SLDAP -s OpenLDAP_server -p OpenLDAP_port -d admin_context w password t b dc=blr,dc=novell,dc=com F objectclass=* -DLDAP -d admin_context -w password -l -F
例 :
ice -e err_data.ldif -SLDAP -s open_srv1 -p open_port1 -d cn=administrator,dc=blr,dc=novell,dc=com -w secret1 -t -b
dc=blr,dc=novell,dc=com -F objectclass=* -DLDAP -d cn=admin,o=novell -w secret2 -l -F
オブジ ェ ク ト に よ っ ては、 前方参照やオブジ ェ ク ト への内部依存のために失敗す る も の も あ り ますが、 アプ リ ケーシ ョ ンが中断す る こ と はほ と ん ど あ り ません。
移行後に PAM を Novell eDirectory で動作可能にする
OpenLDAP
か らeDirectory
に移行 し た ら 、PAM
がeDirectory
で動作す る よ う にす る た め、 い く つか変更す る 必要があ り ます。/etc/ldap.confファイルの変更
# The distinguished name to bind to the server with.
# Optional: default is to bind anonymously.
binddn cn=admin,o=acme ...
# The credentials to bind with.
# Optional: default is no credential.
bindpw secret ...
# The search scope.
scope sub ...
# Filter to AND with uid=%s
pam_filter objectclass=inetorgperson ...
# Remove old password first, then update in
# cleartext.Necessary for use with Novell
# Directory Services (NDS) pam_password nds
...
ssl off ...
ディレクトリ内のデータの変更
こ の変更は、
OpenLDAP
のユーザオブジ ェ ク ト でパス ワー ド のハ ッ シ ュ アルゴ リ ズ ム と し てCRYPT
を使用す る シナ リ オにのみ行い ます。iManager
を使用 し て、 規定値のあ る 次の属性を、 すべてのユーザオブジ ェ ク ト を持つコ ン テナに追加 し ます。
属性 :
sasDefaultLoginSequence
値 : 単純パ ス ワー ド9 複製
59 ページの 「eDirectory
レ プ リ カ問題か ら 回復す る 」eDirectory レプリカ問題から回復する
eDirectory
では、Novell
の強力なデ ィ レ ク ト リ サービ ス、 お よ び複製に よ る 障害対策が 提供 さ れてい ます。 複製に よ り 、eDirectory
デー タ ベース ま たはその一部の コ ピーを、複数のサーバで同時に保持で き ます。
eDirectory
パーテ ィ シ ョ ンの レ プ リ カは、 常に複数作成 し ておいて く だ さ い。 レ プ リ カ を複数作成 し てお く こ と で、 あ る レ プ リ カがハー ド デ ィ ス ク の故障で破損 し た り 失わ れた り し た場合で も 、ConsoleOne®ま たはNovell iManager
を使用 し てその レ プ リ カ を削 除 し 、 破損 し ていない レ プ リ カか ら 作成 し た新 し い レ プ リ カに置 き 換え る こ と がで きます。
レ プ リ カの削除の詳細については、 『Novell eDirectory 8.8 管理ガ イ ド』 の 「レ プ リ カ を 削除す る」 を参照 し て く だ さ い。
10 Novell パブリックキーインフラストラクチャサー ビス
61 ページの 「PKI
操作が機能 し ない」
61 ページの 「Netscape
ア ド レ ス ブ ッ ク のLDAP
検索の失敗」
62 ページの 「重要な レ プ リ カ と い う エ ラ ー コ ー ド が表示 さ れ、 既存の eDirectory
オ ブジ ェ ク ト の別のサーバへの移動が失敗 し た後に、 マルチサーバツ リ ー内で ツ リ ー キーサーバ と し て機能 し てい るeDirectory
サーバの削除」
62 ページの 「CA
を保持 し てい るeDirectory
サーバのア ン イ ン ス ト ール中に、サーバ に作成 さ れたKMO
が ツ リ ー内の別のサーバに移動 さ れて無効にな る」PKI 操作が機能しない
ConsoleOne
ま たはiManager
でPKI
操作が機能 し ない場合、Novell PKI
サービ ス がLinux、 Solaris、 AIX、 ま たは HP-UX
ホ ス ト で実行 さ れていない こ と が考え ら れます。「npki - 1」 と 入力 し て
PKI
サービ ス を開始 し て く だ さ い。証明書を作成で き ない場合は、
NICI
モジ ュ ールが正 し く イ ン ス ト ール さ れてい る か確 認す る 必要があ り ます。 『Novell eDirectory 8.8 管理ガ イ ド』 の 「サーバ上のNICI
モ ジ ュ ールを初期化す る」 を参照 し て く だ さ い。NICI
が イ ン ス ト ール さ れてい る か ど う か を確認す る には、 『Novell eDirectory 8.8管理ガ イ ド』 の 「サーバ上にNICI
が イ ン スト ールお よ び初期化 さ れてい る か ど う か を確認す る」 を参照 し て く だ さ い。
Netscape アドレスブックの LDAP 検索の失敗
エ ク ス ポー ト バージ ョ ンの
Netscape
ブ ラ ウ ザお よ びLDAP
サーバオブジ ェ ク ト に関連 付け ら れた512
ビ ッ ト よ り も 大 き なKMO
キーサ イ ズ を使用 し てい る 場合、Netscape
アド レ ス ブ ッ ク の
LDAP
検索が失敗す る こ と があ り ます。こ の場合は、 米国版の
Netscape
ブ ラ ウ ザを使用 し て く だ さ い。重要なレプリカというエラーコードが表示され、既存の eDirectory オ ブジェクトの別のサーバへの移動が失敗した後に、マルチサーバツリー 内でツリーキーサーバとして機能している eDirectory サーバの削除
こ の操作を完了す る には、 [セキ ュ リ テ ィ コ ン テナ]
>
[KAP] 以下にあ るW0
オブ ジ ェ ク ト で、 キーサーバDN
属性を こ のサーバか ら ツ リ ーキーを ダ ウ ン ロ ー ド し た ツリ ー内にあ る 別のサーバに変更 し ます。
1
Novell iManager
で、 [役割お よ び タ ス ク ] ボ タ ン を ク リ ッ ク し ます。2 [eDirectory管理]
>
[オブジ ェ ク ト の変更] の順に ク リ ッ ク し ます。3
W0
オブジ ェ ク ト 名お よ び コ ン テ キ ス ト(
通常は、W0.KAP.Security)
を指定 し て、[OK] を ク リ ッ ク し ます。
4 [値があ る 属性] カ ラ ム で、 [NDSPKI:SDキーサーバ
DN] を選択 し てか ら 、 [編集]
を ク リ ッ ク し ます。
5 [セキ ュ リ テ ィ ド メ イ ン キーサーバの
DN] フ ィ ール ド で別のサーバの名前 と コ ン テ
キ ス ト を指定 し てか ら 、 [OK] を ク リ ッ ク し ます。6 [適用] を ク リ ッ ク し 、 [OK] を ク リ ッ ク し ます。
CA を保持している eDirectory サーバのアンインストール中に、サーバ に作成された KMO がツリー内の別のサーバに移動されて無効になる
こ の場合、 ツ リ ーの
CA
およ びKMO
を も う 一度作成する必要があ り ます。 詳細につい ては、 『Novell eDirectory 8.8管理ガ イ ド』 の 「組織の認証局オブジ ェ ク ト を作成す る」 およ び 「サーバ認証オブジ ェ ク ト を作成す る」 を参照し て く だ さ い。ツ リ ーの
CA
を保持す るeDirectory
は、 ア ン イ ン ス ト ール し ない こ と をお勧め し ます。11 Linux および UNIX でのトラブルシューティングの ユーティリティ
63 ページの 「Novell
イ ン ポー ト/
エ ク ス ポー ト 変換ユーテ ィ リ テ ィ 」
63 ページの 「ndsmerge
ユーテ ィ リ テ ィ 」
63 ページの 「ndstrace
ユーテ ィ リ テ ィ 」
64 ページの 「ndsbackup
ユーテ ィ リ テ ィ 」
64 ページの 「Ndsrepair
を使用す る 」
71 ページの 「ndstrace
の使用」Novell インポート / エクスポート変換ユーティリティ
LDAP
サーバが リ フ レ ッ シ ュ ま たはア ン ロ ー ド さ れ る と 、Novell
イ ン ポー ト/
エ ク ス ポー ト 変換操作の実行中に 「LBURP operation is timed out」 と い う メ ッ セージがNovell
イ ン ポー ト/
エ ク ス ポー ト 変換画面上に表示 さ れます。LBURP
操作が タ イ ム ア ウ ト し た場合、 サーバは後で復元 さ れます。ndsmerge ユーティリティ
マージ操作後は、
PKI
サーバはア ク テ ィ ブにな っ てい ません。 し たがっ て、upki -l
コ マ ン ド を使用 し て再起動す る 必要があ り ます。異な る バージ ョ ンの製品では、 マージ操作が成功 し ない こ と があ り ます。 サーバで古 いバージ ョ ンの
NDS
ま たはeDirectory
が実行 さ れてい る 場合は、 最新バージ ョ ンのeDirectory
にア ッ プデー ト し てか ら マージ操作を続行 し て く だ さ い。ツ リ ーに付随す る よ く 似た名前の コ ン テナが ソ ース ツ リ ーお よ び タ ーゲ ッ ト ツ リ ーの 両方にあ る 場合、
2
つのツ リ ーのマージは成功 し ません。 ど ち ら かの コ ン テナ名を変更し てか ら 、 マージ操作を続行 し て く だ さ い。
結合操作の実行中に、 「-611不正な包含ルールです」 と い う エ ラ ー メ ッ セージが表示 さ れ る場合があ り ます。