作り」を通して,「街の多文化的状況」を学ぶことを目指した活動である。今回のワークシ
ョップでも,大学生も教員も和気あいあいとカルタ作りを楽しんでいた。
携帯電話を教室に持ち込むことには色ノ マ な議論があろう。小・中学校では,携帯電話の
学校への持参を禁じているところも多いと聞く。携帯電話の普及状況を考えるならば,「コ ロンブスの卵」の例の如く,私たち教員は発想を転換して授業で活用していくことを考え て も よ い の で は な い だ ろ う か 。 ( 文 責 : 田 尻 信 宣 )絵 札 の 作 り 方
a 携 帯 電 話 の 内 蔵 の カ メ ラ で 撮 影 b 画像を携帯電話からP i v i へ赤外線送信 c P i v i から受信後2 0 秒でフィルム送出
. 右 上 に ラ ベ ル を 貼 る
e ラ ベ ル に 割 り 当 て の 文 字 を 書 き 込 む
読み札の作り方
a 右 上 に ラ ベ ル を 貼 る
b ラ ベ ル に 割 り 当 て の 文 字 を 書 き 込 む c 絵 札 写 真 を 見 て , 読 み 札 の 文 句 を 者
え て , 読 み 札 に 書 く
5 .おわりに
今年度は,国際理解G に参加した3 人が所属する学部や学校園の実践を持ち寄って,意 見交換を行った。
2 「附属小学校での取り組み〜今年度の環日本海の活動〜」(漂柿教淳報告)では,富 山大学人間発達科学部附属小学校と海事大学附属学校小学部(中国・大連) ,キョンヒ大学 附属キョンヒ初等学校(韓国・ソウル) ,ネヴェルスキー海洋大学附属小学校(ロシア・ウ ラジオストク)との交流が紹介された。富山大学人間発達科学部附属小学校と日本海を囲 む中・韓・露三国の交流では,それぞれの国の教員が他国の学校の授業に参加するなど,
言実な進展が見られていることが分かった。
3 「附属中学校での取り組み〜第2 学年総合的な学習『国際コース』〜」(堀内和直報 告)では,附属中学校2 学年の「総合的な学習の時間」での「国際コース」の実践が紹介 された。2 学年の「総合的な学習の時間」では,国際や環境,福祉など6 コースが設定さ れ,国際コースには3 4 名の生徒が参加している。附属中学校の生徒と富山大学に来ている 留学生との交流の様子がほほえましく紹介されていたのが印象的であった。
4 「大学での取り組み〜国際理解教育・開発教育研究会の実施と教材開発〜」(田尻 信壷報告)では,平成1 8 ( 2 0 0 6 ) 年1 1 月3 日(土)に人間発達科学部附属人間 発達科学研究実践総合センターが主催して行った「国際理解教育・開発教育研究会」で の 活動が紹介された。「ケータイを使っての多文化カルタ作り」や「インドネシア教育支援の ボランティア活動を通しての教材開発」 ,「油ヤシ・ プランテーション昌醗を識才としたワークショ ップ」 など. 国際理解教育・開発教育のカリキュラムや教材の開発について,具体例を示 しながら進められ, 参加者は国際理解教育・開発教育を行う上での多くのヒントを得る ことができた。
国際理解G の今年度研究会では,参加者の実践を持ち寄ることによって国際理解教育の 取り組み方法やスキルについて共有できたことは大きな成果であった。今後は,国際理解 G への参加者を増やすとともに,国際理解教育を通して学部と附属学校園との連携を深め ていくことが重要になってくるであろう。
(文責:田尻信壷)