HULFT Ver.7とHULFT8の間で変更された機能や制限を受ける機能について説明します。
HULFT Ver.7からバージョンアップする場合は、この章をお読みください。
5.1 非互換一覧 118
5.2 共通非互換 122
5.3 HULFT for Mainframe固有の非互換 125
5.4 HULFT for UNI X/ Linux およびHULFT for NSK固有の非互換 131
5.5 HULFT for Windows固有の非互換 140
5.6 HULFT for I BMi固有の非互換 146
5.7 HULFT Manager固有の非互換 150
5.1 非互換一覧
5.1 非互換一覧
HULFT Ver.7とHULFT8の間で変更された機能や制限を受ける機能の一覧です。非互換の詳細は「5.2 共通非互 換」以降を参照してください。
対象製品欄のアイコンについて
l 対象となるバージョン以降と、それ未満のバージョンの間に非互換が生じていることを意味します。た とえば以下のようなアイコンが指定されている場合は、HULFT Ver.7とHULFT Ver.8.0.0以降の間に 非互換があることを表します。
HULFT-JPN 8.0.0
HULFT-ENG 8.0.0
l 以下のいずれかの場合は、「-」としています。
o 対象となるバージョンが存在しない場合 o 対象となる機能が存在しない場合
o 言語固有の機能のため、対象外となる場合 共通非互換
機能 対象製品
ファイル転送および要求受付処理の動作差異 HULFT
8.0.0 -
「アラート通知ユーティリティ」の同梱廃止 HULFT
8.0.0 -
IDの長さ拡張 HULFT
8.0.0 -
「XML形式での受信」機能の廃止 HULFT
8.0.0 -
EBCDICセットの設定値の名称変更 HULFT
8.1.0 -
項目タイプの設定値の名称変更 HULFT
8.1.0 -
転送コードセットの設定値の名称変更 HULFT
8.1.0 -
結合ファイル分解コマンドの動作変更 HULFT
8.1.0 -
5.1 非互換一覧
HULFT for Mainframe固有の非互換
機能 対象製品
システム動作環境設定で変更または廃止された項目 HULFT
8.1.0 -
配信管理情報で変更された項目 HULFT
8.1.0 -
集信管理情報で変更された項目 HULFT
8.1.0 -
詳細ホスト情報で変更または廃止された項目 HULFT
8.1.0 -
履歴ファイルフォーマットの変更 HULFT
8.1.0 -
複数集信時の集信ワークファイル名の命名規約の変更 HULFT
8.1.0 -
EBCDICユーザテーブルの組み込み方法の変更 HULFT
8.1.0 -
代替インデックス編成のサポート廃止 HULFT
8.1.0 -
API利用方法の変更 HULFT
8.1.0 -
受信したメッセージの表示の動作変更 HULFT
8.2.0 -
5.1 非互換一覧
HULFT for UNI X/ Linux およびHULFT for NSK固有の非互換
機能 対象製品
システム動作環境設定で変更または廃止された項目 HULFT
8.0.0 -
配信管理情報で変更された項目 HULFT
8.0.0 -
集信管理情報で変更された項目 HULFT
8.0.0 -
詳細ホスト情報で変更または廃止された項目 HULFT
8.0.0 -
「配信デーモン通信方法」のFIFO通信の廃止 HULFT
8.0.0 -
「メッセージログのFIFO ファイルへの出力」機能の廃止 HULFT
8.0.0 -
一般ユーザでのHULFTの使用を可能としたことによる変更 HULFT
8.0.0 -
サイレントインストール時の各パスの上限変更 HULFT
8.0.0 -
履歴ファイルフォーマットの変更 HULFT
8.0.0 -
デーモン起動時の動的設定機能の一部廃止 HULFT
8.0.0 -
集信キャンセルの動作変更 HULFT
8.0.0 -
生存・相互監視モードの廃止 HULFT
8.0.0 -
集信前ジョブのジョブ異常終了時の動作変更 HULFT
8.1.0 -
集信前ジョブのジョブタイムアウト時の動作変更 HULFT
8.1.0 -
集信管理情報のコメント欄のセパレータ文字の変更 HULFT
8.1.0 -
詳細ホスト情報のコメント欄のセパレータ文字の変更 HULFT
8.1.0 -
完了コードの変更 HULFT
8.1.0 -
世代管理機能およびCSV形式受信機能利用時の動作差異 HULFT
8.1.0 -
TCPIP^PROCESS^NAME DEFINE設定の必須化 HULFT
8.1.0 -
5.1 非互換一覧
HULFT for Windows固有の非互換
機能 対象製品
ファイル構成の変更 HULFT
8.0.0 -
システム動作環境設定で変更または廃止された項目 HULFT
8.0.0 -
配信管理情報で変更された項目 HULFT
8.0.0 -
集信管理情報で変更された項目 HULFT
8.0.0 -
詳細ホスト情報で変更または廃止された項目 HULFT
8.0.0 -
履歴ファイルフォーマットの変更 HULFT
8.0.0 -
デフォルトのインストール先フォルダの変更 HULFT
8.0.0 -
アップデートインストールのインストール先フォルダの変更不可 HULFT
8.0.0 -
HULFT for I BMi固有の非互換
機能 対象製品
システム動作環境設定で変更または廃止された項目 HULFT
8.1.0 -
配信管理情報で変更された項目 HULFT
8.1.0 -
集信管理情報で変更された項目 HULFT
8.1.0 -
詳細ホスト情報で変更または廃止された項目 HULFT
8.1.0 -
履歴ファイルフォーマットの変更 HULFT
8.1.0 -
操作ログファイルのレコード長の変更 HULFT
8.1.0 -
世代管理情報ファイルと複数集信情報ファイルの変更 HULFT
8.1.0 -
HULFT Manager固有の非互換
機能 対象製品
接続対象の変更 MGR
8.0.0 -
サポートするオプション製品の変更 MGR
8.0.0 -
一括配布機能の廃止 MGR
8.0.0 -
出力ファイルの文字コードの変更 MGR
8.0.0 -
5.2 共通非互換
5.2 共通非互換
5.2.1 ファイル転送および要求受付処理の動作差異
HULFT 8.0.0
HULFT8では配信するときおよび要求を発行するとき、通信処理にて以下の非互換があります。
l HULFT Ver.7およびHULFT Ver.6と通信を行う場合、HULFT Ver.7と比較して、配信、集信、および要求 受付が遅くなることがある
l HULFT for Mainframe Ver.8未満と通信を行う場合、集信側の多重度を1つ多く消費することがある
l 以下の製品に対して、ファイルの配信および要求の発行が行えない o HULFT Ver.5
o HULFT for K o HULFT-SAN Ver.5
上記の非互換について、詳細ホスト情報の設定項目「HULFT7通信モード」を有効にすることでHULFT Ver.7と同 様の動作になり、回避することが可能です。
5.2.2 「アラート通知ユーティリティ」の同梱廃止
HULFT 8.0.0
HULFTのバージョンアップにともない、SIGNAlert Managerにメッセージを通知するアラート通知ユーティリティ を廃止しました。
5.2.3 IDの長さ拡張
HULFT 8.0.0
各IDの最大バイト数が拡張されました。
それにともない、以下のジョブ実行時に指定するIDの環境変数も拡張されました。
l 配信前ジョブ、配信後ジョブ、および集信後ジョブ実行時の「ファイルID($FILEID)」
l 検知後ジョブ実行時の「トリガID($TRGID)」
したがって、外部プログラムでIDの環境変数を使用している場合は、最大50バイトの領域を確保する必要がありま す。
注意
「トリガID($TRGID)」は、以下を導入している場合に利用できる環境変数です。
l HULFT8 for UNIX/Linux-Enterprise
5.2 共通非互換
5.2.4 「XML形式での受信」機能の廃止
HULFT 8.0.0
「XML形式での受信」機能を廃止しました。
それにともない、以下の非互換があります。
l HULFT8の配信からXML形式でのファイル転送不可
l HULFT8未満からXML形式の転送で受信した場合、転送エラーが発生
l 配信管理情報の「連携DBID」に“CSV”以外の設定不可
l 「連携DBID」のメッセージ置き換え機能の廃止
l システム動作環境設定の「XML0バイト集信フラグ」の廃止(*1)
*1 : HULFT8 for UNIX/LinuxおよびHULFT for NSKのみ
5.2.5 EBCDICセットの設定値の名称変更
HULFT 8.1.0
HULFT Ver.8.1.0で名称が変更された設定値
「EBCDICセット」の以下の設定値について、名称を変更しました。
値 名称
HULFT Ver.7 HULFT Ver.8.1.0以降
A Kana Katakana
E Standard Japan (Latin) for IBM
F Standard Extension Japan (Latin) Extended for IBM
G NEC Kana NEC Katakana
H Kana Extension Japan (Katakana) Extended for IBM 表5.1 名称が変更された設定値
= 備考 =
管理情報およびユーティリティの「EBCDICセット」は、HULFTのバージョンによって名称が異なりま す。
l HULFT Ver.8.1.0以降の場合 o EBCDICセット
l HULFT Ver.8.1.0未満の場合 o EBCDICコードセット
5.2 共通非互換
5.2.6 項目タイプの設定値の名称変更
HULFT 8.1.0
HULFT Ver.8.1.0で名称が変更された設定値
フォーマット情報の「項目タイプ」の以下の設定値について、名称を変更しました。
値 名称
HULFT Ver.7 HULFT Ver.8.1.0以降
N 漢字(シフトコードなし) 2バイト表示文字
M 漢字とキャラクタの混在 可変長文字
表5.2 名称が変更された設定値
5.2.7 転送コードセットの設定値の名称変更
HULFT 8.1.0
HULFT Ver.8.1.0で名称が変更された設定値
「転送コードセット」の以下の設定値について、名称を変更しました。
値 名称
HULFT Ver.7 HULFT Ver.8.1.0以降
E EUC EUC-JP
I IBM IBM漢字
表5.3 名称が変更された設定値
= 備考 =
詳細ホスト情報の「転送コードセット」は、HULFTのバージョンによって名称が異なります。
l HULFT Ver.8.1.0以降の場合 o 転送コードセット
l HULFT Ver.8.1.0未満の場合 o 漢字コード種
5.2.8 結合ファイル分解コマンドの動作変更
HULFT 8.1.0
結合ファイル分解コマンドを実行する際、パラメータ「EBCDICセット」の値を省略すると、ファイルの分解時に使
5.3 HULFT for Mainframe固有の非互換
5.3 HULFT for Mainframe固有の非互換
5.3.1 システム動作環境設定で変更または廃止された項目
HULFT 8.1.0
変更された項目
システム動作環境設定の以下の項目について、初期値を変更しました。
項目名 タグ名 初期値
HULFT Ver.7 HULFT Ver.8
メッセージ動的パラメータ指定 MSGDYNPARM 0 3
表5.4 初期値が変更された項目
廃止された項目
システム動作環境設定の以下の項目を廃止しました。
項目名 タグ名 廃止バージョン
インターナルリーダのリトライ回数 (*1) INTRCNT Ver.8.1.0
インターナルリーダのリトライ間隔 (*1) INTRTIME Ver.8.1.0
バージョン VER3|VER4|VER5|VER6 Ver.8.1.0
表5.5 廃止された項目
*1: HULFT8 for zOSのみ(HULFT8 for zOSがサポートするOSでは本項目が不要なため)
詳細は、「アドミニストレーション マニュアル」を参照してください。
5.3 HULFT for Mainframe固有の非互換
5.3.2 配信管理情報で変更された項目
HULFT 8.1.0
変更された項目
配信管理情報の以下の項目について、名称および初期値を変更しました。
変更前 変更後
圧縮レベル 圧縮方式
EBCDICコードセット EBCDICセット
表5.6 名称が変更された項目
項目名 タグ名 初期値
HULFT Ver.7 HULFT Ver.8
転送ブロック長 BLOCKLEN 4096 0
転送ブロック数 BLOCKNUM 3 0
EBCDICセット CODESET A(カナ文字) 0(自動)
表5.7 初期値が変更された項目
5.3.3 集信管理情報で変更された項目
HULFT 8.1.0
変更された項目
集信管理情報の以下の項目について、名称および初期値を変更しました。
変更前 変更後
EBCDICコードセット EBCDICセット
表5.8 名称が変更された項目
項目名 タグ名 初期値
HULFT Ver.7 HULFT Ver.8
EBCDICセット CODESET A(カナ文字) 0(自動)
表5.9 初期値が変更された項目