Quartus II ソフトウェアでは、デザイン・ファイルの解析とエラボレー
ションの間に表示するHDLメッセージの数を制御することができます。
HDLメッセージ・グループの表示または非表示をHDL Message Level で設定したり、特定のメッセージを表示または非表示にすることが可能 です。
合成ディレクティブとその構文について詳しくは、7–25ページの「合成 ディレクティブ」を参照してください。
Quartus IIソフトウェアの一般的なメッセージ抑止オプションに 加えて、以下のオプションがあります。その他のメッセージの 抑止について詳しくは、「Quartus IIハンドブック Volume 2」
の「Quartus II Project Management」の章を参照してください。
VHDL & Verilog HDLのメッセージ
HDL Message Levelの設定
HDL Message Levelは、Quartus IIソフトウェアがデザイン・ファイル を解析およびエラボレートしている間に表示するメッセージのタイプを 指定します。表7–6に、HDLメッセージ・レベルに関する詳細を示します。
Level1 の設定でレポートされる問題にはすべて対処する必要がありま
す。デフォルトのHDLメッセージ・レベルは、Level2です。
HDL Message Level を ユー ザ・イン タフ ェー スで 設定 する には、
AssignmentsメニューでSettingsをクリックし、Category内でAnalysis
& Synthesis Settingsをクリックします。HDL Message Levelを設定し ます。
このデフォルト設定は、message_level synthesisディレクティブ を使用してソース・ファイル内で上書きできます。このディレクティブ は、例7–72と7–73に示すように、値level1、level2、level3をとります。
例7–72. Verilog HDLのmessage_levelディレクティブの例 // altera message_level level1
または
/* altera message_level level3 */
例7–73. VHDLのmessage_levelディレクティブの例 -- altera message_level level2
表7–6. HDL Infoメッセージ・レベル
レベル 目的 説明
Level1 重大度(高)のメッセー
ジのみ表示します。
デザインの潜在的な問題を特定するHDLメッセージのみ表示す る場合は、Level1を選択します。Level1が選択されている場合、
Quartus IIソフトウェアは、デザインの実際の問題を示す可能性
が高い場合にのみメッセージを発行します。
Level2 重大度(高)および(中)
のメッセージを表示し ます。
デザインで発生する可能性がある問題を特定する追加HDLメッ セージを表示する場合は、Level2 を選択します。これはデフォ ルトの設定です。
Level3 重大度(低)のメッセー
ジ を 含 む、す べ て の メッセージを表示しま す。
HDL の情報メッセージおよび警告メッセージをすべて表示する 場合は、Level3を選択します。このレベルには、HDLコードの スタイルを改善、または理解しやすくするための変更を提案す る、特別な「LINT」メッセージが含まれます。
message_level 合成ディレクティブは、ファイルの最後まで、または 次の message_level ディレクティブまで有効です。VHDL では、
message_level 合成ディレクティブを使用してエンティティおよび アーキテクチャにHDL Message Levelを設定できますが、他のデザイン・
ユニットには設定できません。エンティティのHDL Message Level は、
別の message_level ディレクティブで上書きされている場合を除き、
そのエンティティのアーキテクチャに適用されます。Verilog HDLでは、
モジュールにHDL Message Levelを設定する場合、message_level ディレクティブを使用できます。
特定のHDLメッセージの有効化または無効化
特定のHDL情報または警告メッセージを、そのMessage IDを使用し て、有効または無効に設定できます。Message IDはメッセージの先頭に 括弧付きで表示されます。特定のメッセージを有効または無効にすると、
そのHDL Message Levelが無効になります。
特定のHDLメッセージをGUIで無効にする場合、Settingsメニューか らAnalysis & Synthesis Settingsを選択し、HDL Message Level設定の 隣の Advanced ボタンをクリックします。Advanced Message Settings ダイアログ・ボックスで、有効または無効にするMessage IDを追加し ます。
HDLで特定のHDLメッセージを有効または無効にするには、合成ディ レクティブmessage_onおよびmessage_offを使用します。どちら のディレクティブも、Message IDのスペース区切りのリストを値にとり ます。Verilog HDLモジュール、VHDLエンティティ、VHDLアーキテ クチャの直前に、これらの合成ディレクティブを置くと、メッセージを 有効または無効にできます。HDL構造の中間でメッセージを有効または 無効にすることはできません。
message_onまたはmessage_off合成ディレクティブでメッセージが 有効または無効にされると、その HDL Message Level またはすべての message_level合成ディレクティブが無効になります。メッセージは ソース・ファイルの最後まで、またはそのステータスが別のmessage_on ディレクティブまたはmessage_offディレクティブにより変更される まで無効のままです。
例7–74. ID 10000のメッセージに対するVerilog HDLのmessage_offディレクティブ // altera message_off 10000
または /* altera message_off 10000 */
Quartus IIインテグレーテッド・シンセシスのノード命名規則
例7–75. ID 10000のメッセージに対するVHDLのmessage_offディレクティブ -- altera message_off 10000