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Two diastereomers 7a:

R =

Me (60:40) M\. 7b:

R = t-Bu

(50:50)

'ー 1 \

O�N/向、COOBut H

Two diastereomers 8: 60:40 (from 7a) 50: 50 (from 7b)

結局,Michael付加反応の炭素ー炭素結合形成ステップは, 完全にジアステレオ面 (Re面) を選択して進行していることが明らかにされた。 この結果は, アクセプター として尚尚いt-フ、、チルエステルを用いたときに選択性が向上する事実と矛盾しない。

なぜなら, アクセプターのα剖位あるいはエステル部分の置換基は 後述する反応の 遷移状態において,キラル補助基であるカンファー骨格と重なり合う位置にあって,

カンファ ーに対して上下のジアステレオ 面を 識別するのに有利に働くと考えられる

からである(Figs. 2-5および2-6)。

Table 2-2

En句f

2 3 4 5 6 7 8 9 10

Asymmetric Michael Addition Reactions of the Lithium Enolate Derived from Chiral lmine Ester

1 b

toα-Substitutedα,�-Unsaturated Esters.a

1) 川

2)

t-BuOH

(1.0) N...COOBut 3) R2

、、グ.,...COOR3

7a:

Rl = H,

7b:

Rl = H,

9a: Rl = Me,

9b: R] = Et,

9c:Rl=t-Bu,

9d: Rl = Ph,

ge:

Rl =(日-MeCH=CH,

9

f:

Rl =伍)-PhCH=CH,

9g: Rl =伍)-MeOCH二CH,

R] R2 R3

T出le

(h)

Me

H t-Bu

18

H

Me Me 18

H

Me

t-Bu

18

Me

cα)Me

Me 3

Et cα)Me

恥1e 2

t-Bu

C(めMe Me 2

Ph

C仁ゆMe

Me

2

(E)-MeCH=CH cα)Me Me

2

伍)-PhCH=CH

cα)Me Me

2

(E)-MeOCH=CH COOMe

九1e 2

R2 1 4 R

R2 = Me,

R2 =恥1e,

R2 = COOMe R2 = COOMe,

R2 = COOMe,

R2 = COOMe,

R2 = COOMe,

R2 = COOMe,

R2 = COOMe,

R3 =恥1e R3 = t-Bu R3-加1e R3二孔1e R3=恥1e R3=孔1e R3 = Me R3 = Me R3 -恥1e

Yield Diぉtereomer

(%)b ratioC

88 95:5

90 60:40d

83 50:50d

67 86:14e

92

single

86

single

94

single

96

single

68

single

6o

single

aAll reactions were performed in THF. bYield of isolated produc也 CDetermined by

1

H and/or 13C N�侭of the crude product mixωre. 命位xture of 4-epimers. eMixture of anti- and syn-lsomers・

メタクリル円安エステlレを川いた反応 が完全なジアステレオ面選択性を示したこと は,αイ立に置換法を導入したアクセフターを用いることで, 高ジアステレオ面選択的 で高アンチ選択がjなMichael付加反応が達成できることを示唆している。その際,反 応後のフ。ロトン化に際してジアステレオマーが生成しない工夫が必要である。そこで,

アクセプターとして種々のアノレキリデンマロナートを用いたMichael付加反応を検

討した。 アルキリデンマロナ ートは, 不飽和結合の同一炭素上に2つの電子吸引基 をもつ ため, アクセフターとして反応性に富む基質でもある 。

取適化された条件下で,イミンエステルlbとジメチルアルキリデンマロナートと のMichael付加反応を行った(Table2-2)。 その結果,エチリデンマロナートとの反応 を除いた全ての反応において, ジアステレオマーを副生す ることなく, 単一の立体配

!回.をもっアンチ付加体9b-gが高収率で得られた(En凶es 5-10)。エチリデンマロナー トとの反応ではジアステレオマーの副生が見られたが,これらはアンチ異性体とシン 異性体との混合物であることが, ピロリジン誘導体10aへの誘導によって確認でき

た(Scheme2-5)。 すなわち, 唯一選択性が低か ったこの反応でもやはり, リチウムエ ノラートのRe閣のみが選択的に反応に関与し, Michael付加体9a は2R,3R異性 体と2R,3S異性体との混合物であった。

TS2・03/exo TS2・03/endo

Major isomer 01 9a Minor isomer 01 9a

Figure 2・7 Two possible approaches between the lithium Z-enolate derived 1rom a camphor imine 1 b and dimethyl ethylidenemalonate.

エチリデンマロナートには,反応の遷移状態においてエノラートのリチウム イオン が配位できるエステル基が2つあって, しかもβ位の置換基 (メチル基)が比較的 小さいため,エンド接近とエキソ媛近による両方の反応が競争的に起こり得たためと 考えられる (Fig.2-7)。これら2積の接近は他のアルキリデンマロナートを用いた反 応でも同級に可能で ある が, 。ィ立の置換基が嵩高くなると エンド遷移状態(TS2・

o 3/endo)がエキソ遷移状態、(TS2-03/exo)に比べて不安定となる ため 専らエキソ接 近からの反応が進行して,光学的に純粋なアンチ付加体9b-gが生成したものと思わ

れる。 以下に, これらの

Michael付加体9 b-gの構造決定について述べる。

Scheme 2-5

。M

M }

t

e門〕J

M O

B

o c

o

O

\

o pu--AC

dF H ,,

aF F ' ' I J QM パM川

M

x

H一M

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