• 検索結果がありません。

: Fujitsu Primergy TX200 用のローカル惨事復旧

第 5 章 : 惨事復旧のシナリオ 111

シナリオ 5 : Fujitsu Primergy TX200 用のローカル惨事復旧

以下のシナリオでは、ブート可能CD方式の惨事復旧方式を使用して、Windows 2000 のローカル CA ARCserve Backup サーバを復旧します。

サーバの仕様

このシナリオでは、サーバは以下の要件を満たしているものとします。

„ システム: Fujitsu Primergy TX200(CPU=1.8 GHz、RAM=512 MB)、StorageTek L20 テープ ライブラリに接続

„ ネットワーク アダプタ: Broadcom NetXtreme Gigabit Ethernet Adapter

„ ストレージ

– Mylex AcceleRAID 352 RAIDコントローラに接続された3個のディスク(各8.6 GB)

– RAID1として設定された3個の物理ドライブ

– 2 枚の論理ディスク(各8.6 GB) – 1個のホット スペア(8.6 GB)

126 CA ARCserve® Backup for Windows r12.5 Disaster Recovery Option ユーザ ガイド

„ パーティション

– 論理ドライブ1にFujitsu EISAパーティションを割り当てます。

– Cドライブ - 8.2 GB - 論理ドライブ0 - Windows/ブート ボリューム(NTFS) – Eドライブ - 4.3 GB - 論理ドライブ1 - データ ボリューム(NTFS)

– Fドライブ - 4.3 GB - 論理ドライブ1 - データ ボリューム(NTFS)

„ ソフトウェア環境

– Microsoft Windows 2000 Server Service Pack 4 – CA ARCserve Backup

– CA ARCserve Backup Disaster Recovery Option – CA ARCserve Backup Tape Library Option ローカル サーバ セットアップ中の惨事対策

惨事復旧を正常に行うための計画は、サーバのセットアップ時に開始します。 CA ARCserve Backup および Disaster Recovery Option をサーバ(Fujitsu Primergy

TX200)にインストールするには、以下の手順に従います。

1. システムのハードウェアRAID設定とEISAパーティションをメモします。 たとえば、

このシナリオでは、以下のものが用意されています。

„ Mylex AcceleRAID 352 RAIDコントローラに接続された3個のディスク(各8.6 GB)

„ RAID1として設定された3個の論理ドライブ

„ 1個のホット スペア ドライブと2個の論理ドライブ

„ 論理ドライブ0に割り当てられたFujitsu Primergy EISAパーティション 注: DR Option はハードウェア RAID 設定を再作成せず、EISA パーティション をリストアしません。 ハードウェアRAID設定とEISAパーティションは惨事復旧時 に手動で再作成する必要があります。

2. RAIDボリュームとEISAパーティションの作成に使用した、ハードウェア ベンダ提

供のCD-ROMを、このサーバのDRブートキットに追加します。 このシナリオでは、

Fujitsu Primergy ServerStart CD version 5.307を追加してRAID設定とEISAパー ティションを作成します。

5 章: 惨事復旧のシナリオ 127

3. Windows 2000サーバの最初のセットアップ時にF6キーでインストールした、追加

ハードウェア ドライバを保存します。 このマシンのDRブートキットにこれらのフロッ ピー ディスクを追加します。 これらのドライバは惨事復旧時に必要となります。 こ のシナリオでは、Mylex AcceleRAID 352 RAIDコントローラのフロッピー ディスクを 保存します。

注:Windowsサーバ マシンにインストールしたデバイスが不明な場合は、Windows 管理ツールから[コンピュータの管理]を起動して[デバイス マネージャ]に表示さ れるリストから確認します。 システムが停止している場合は、Machine Specific Disk

のCardDesc.txtファイルを開き、デバイスおよびドライバの概要を確認します。

4. DR Optionのインストール時に復旧情報の複製先を設定していない場合は、ここで

設定します。 DR Option のインストールと設定の詳細については、本書の「オプ ションのインストール」を参照してください。

5. CA ARCserve Backup を開始して、マシンのフル バックアップを実行します。

6. ブートキット ウィザードを使用してDisaster Recovery Bootable CDを作成します。

詳細については、本書の「Windows 2000 での惨事復旧」の章の「ブート可能 CD 方式」を参照してください。

7. Machine Specific Disk を作成します。 詳細については、本書の「Windows 2000 での惨事復旧」の章の「ブート可能 CD 方式」を参照してください。

8. Disaster Recovery Bootable CD および Machine Specific Disk を、このシステムの DR ブートキットに追加します。

惨事復旧の前提条件

惨事復旧処理を行う前に、CA ARCserve Backup サーバでコンピュータのフル バック アップを行い、以下のアイテムが用意されている必要があります。 さらに、惨事復旧処 理を開始するには、以下のアイテムが必要です。

„ Disaster Recovery Bootable CD。 詳細については、本書の「Windows 2000 での 惨事復旧」の章の「ブート可能 CD 方式」を参照してください。

„ Machine Specific Disk。 ブート可能 CD 方式の Machine Specific Disk の詳細に ついては、「Windows 2000 での惨事復旧」の章を参照してください。

„ Fujitsu Primergy ServerStart Version 5.307 CD

„ LSI 352 MPT RAIDコントローラ ドライバのフロッピー ディスク

„ ハードウェアRAIDの元の設定情報

128 CA ARCserve® Backup for Windows r12.5 Disaster Recovery Option ユーザ ガイド Fujitsu Primergy ServerStart CDを使用した惨事復旧

Fujitsu Primergy ServerStart version 5.307 CD を使用して惨事復旧を実行する方 法

1. Fujitsu Primergy ServerStart version 5.307 CDを使用してサーバ(Fujitsu Primergy

TX200)を起動します。

2. Fujitsuのガイドラインと元の設定に従ってハードウェアのRAID設定を再作成し、

EISAパーティションをインストールします。

ブート可能 CDを使用した惨事復旧の実行

ブート可能 CD を使用して惨事復旧を実行する方法

1. Disaster Recovery Bootable CDを使用してサーバ マシンを起動し、画面に表示さ

れる指示に従います。 詳細については、本書の「Windows 2000 での惨事復旧」

の章の「ブート可能 CD 方式」を参照してください。

2. Machine Specific Diskを挿入します。テキスト セットアップ モードになります。

3. F6キーを押してMylex AcceleRAID 352 RAIDコントローラ ドライバのフロッピー ディスクからMylex AcceleRAID 352 RAIDコントローラ ドライバをインストールしま す。

4. Mylex AcceleRAID 352 RAIDコントローラ ドライバがインストールされたら、

Machine Specific Diskをもう一度挿入します。 元のシステム ディスクの設定が

Machine Specific Diskから読み込まれます。

注:F6ドライバの読み込み後、このディスクを挿入しないと、元のディスク環境設定が リストアされません。

5. しばらくすると、コンピュータの元のパーティション レイアウトが表示されます。 Cド ライブを選択してEnterキーを押します。 表示されているパーティションの構成は変 更しないでください。 テキスト セットアップ モードが終了し、コンピュータが起動し

てDisaster Recoveryウィザードが表示されます。

6. Disaster Recoveryウィザードの手順に従います。 Disaster Recoveryウィザードでは、

ネットワークのインストール、ドライブの設定およびフォーマットを行います。 この処 理中にシステムを数回再起動する場合があります。

7. Disaster Recoveryウィザードの指示に従って、データのリストアを開始します。

8. 惨事復旧処理が完了すると、システムはバックアップを実行した時点に復旧されま す。

5 章: 惨事復旧のシナリオ 129

Windows 2003 での惨事復旧シナリオ

以下のシナリオでは、一般的なWindows Server 2003システムを復旧する際の、手順お よび特記事項について説明します。 また、Windows Server 2003システムの復旧に使 用する手順は、Windows Server XPシステムの復旧に使用する手順とほぼ同じです。