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冷 害 と 小 豆 相 場
一般に陸作物は天候の影留を受けやすいが︑十勝平野の主要
産物である小豆も例外ではない︒般物業界には﹁天候相場﹂という用語があるが︑小豆相場の場合は︑とくに生育期間中の天候白版︑不服によ勺て大きな影響を受ける︒小豆の作柄に影密を与える気象条件を表に示してある︒まず五
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六月にかけて地温が高いと一一「
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る ︒ の影響は極めて複雑にな︒てい 条件などによヲて左右され︑そ 観測の確率︑さらに小豆輸入の ものではなく︑天気予報や相場 の年の天候だけによヲて決まる しかし︑天候相場は︑単にそ 年に︑小豆も大凶作となる︒ 庄のひん発する第一租型︒冷害 冷害年でも︑オホーツク海高気 小豆も不作となり︑また︑同じ が︑北海道の稲作の冷害年には 相場を生みだしている︒とこる予 報 と そ の 宿 命
和 田 英 夫 北海道教育大学講師
前函館海洋気象台長 L
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中は﹁弾丸(たま)に当たらない﹂とまでいわれたものであ
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突は︑最近の天気予報は数値予報という方式をとり︑以前に
比べて飛属的な進歩をしている︒しかし残念ながら︑その的中率はといえば平均して八五%が限度である︒裂を返すと︑現在の天気予報は一
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日に一日ないし二日はずれることになっている︒つまり︑いくら努力し︑現在の気象学の粋を集めても︑天気予報の的中率は一OO
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はならないのである︒皆さんは︑現在の医学を信じているかもしれないが︑私は若いとまに結核で闘病生活をした体験から︑医学を天気予報くらいしか信じないことにしてい る︒かつての東大の名医︑沖中先生が﹁私の誤診率は一四%である﹂といわれたが︑天気予報の不適中率と誤診率が︑似た値にな勺ているのである︒長期予報の適中率はさらに低︿せいぜい七五%で﹁長期予報がよく当たるなh︑専門家円私が小豆相場でひともうけしていますよ﹂というのが︑私の・シ司lクの一つである︒しかし︑最近は冷害の恐れがあるという長期予報が発表されただけで︑小一
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気 候 変 動 と 変 動 性
(気象学的資料およびその他の資料から知り得た経験事実)
内
1 . 概 説
2 .
気候および気候変化の特性3 .
天気と天候4 .
気候の体系5 .
昔の気候5 . 1
古 気 候 (2 0 0
万年以前)5 . 2
第四紀時代(過去2 0 0
万年)白鳥,谷
5 . 3
完新世時代(過去1
万年ぐらい)6 .
最近の気候変化と変動性6 . 1
観測資料の現状6 . 2 1 8 8 0
年以後の平均気温の変化傾向6 . 3
気温の変動性は増大しつつあるか?6 . 4 1 7
世紀以後の降水6 . 5
サヘル地方の干ばつ6 . 6
強制力による異常6 . 7 T e l e c o n n e c t i o n
7 . 結 論
文 献1 . 栂 説
との論文では次のような設問,すなわち気候は変わり得るものなのか,実際にその証拠があるの か?もしそうであるならば,過去の記録あるいは現代の観測が気候変動について何を物語っている のか?気候変化とかその変動性とかいうものはどんな特性を持っているのか?とれらの問いに焦点 を合わせて話しを進めていくととにする。
普通の人にとって気候とは起乙る可能性の高い天候のととである。年を通しての天候はよく親し まれている経過にしたがって進行するであろうという見通しの上に立って,個人個人の計画は立案 されている。日々の天気が大きく変化しでも,計闘を遂行するに当っては余り大きな障害にはなら ない。しかし,一つの季節にわたるような長期間の異常がある場合には,個人個人の私的行動から 国家全体の集約的活動 K至るまで,それらの計画を順序正しく立案するととが出来なくなってしま う。とのような異常性は時として数年間あるいは数十年間も長続きするととがある。
1 9 3 0
年代北米 のDus t ‑ Bowl
(黄じん)期間や1968‑73
年のアフリカ干ばつはとの種の出来事に相当する。 共に 悲惨な結果を伴ったが,いずれも予見されなかった。それらの影響を少しでも和らげるようにと聞 に合わせ的に緊急行動をとったに過ぎない。1 9 7 2
年には気候ζ異常な偏りが起乙り,穀物生産 l ζ l
遠洋漁業lζ
,極地方の航行に,あるいは鳥 獣の生存に大きな衝撃を与えた。その時以来数年間は同様な現象が発生した。干ばつ,とう水,極 端な低温や激しいあらしが人々の記憶に生々しい。乙のような異常現象に対する疑問から広く世界 に不安が高まってきた。世界の食糧生産とエネルギー消費は共に急激な拡大への道をたどっている が, ζれらと気候の変動性とは深く敏感に掛かわり合っていると,恩われる。過去の記録が示しているように,今後も人類は気候の衝撃と戦い, ζれを克服していかなければ ならないならば,われわれは気候変動性の正確な図式を知る乙とが必要である。と乙ろで,最近で は天候を詳細に記録するのに全く新しい方式が用いられてきており,近年の気候経過は直接測定さ れるようになっている。ほとんどの国では
1 0 0
年をわずかに越える程度の記録が利用出来るが, そ の他の地域では50
年より少ない。乙れより前にさかのぼって調べるには代用できる別の資料,すな わち天候K
関連した事柄を記録している保存物K
頼らねばならない。 ζれらの保存物には年輪,沼 や湖にある花粉層,海洋沈澱物,有史以前の人工古器物がある。そ乙で,乙の論文ではそれぞれの 資料を時間の経過にしたがって一線上に並べた時,乙れらの資料の示す事柄にどのような解釈を下 すととが出来るか,またそれらは気候変化とその変動性について何を物語っているかを概述してみ る。過去に起きた現象は多分再び起とるととがあるかもしれないという理由から,気候が今までにど う変わってきたか,その歴史を調べる乙とは重要であろう。乙のような訳で,気象学者は経済学者,歴 史家あるいは植物学者同様に過去の出来事から学びとらねばならない。前ぶれのない(歴史上かつ てなかった)事件が起きるというととは極めて考えにくいかもしれない。しかし,それでもなお起
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、経弘
とらないといるー保証は何もない。いろいろの資料から気候の歴史を再現してみるというととは将来 その中身を推測す すなわち未来が何を包み隠し持っているのか,
への見通しを立てる上での知識,
るのに判断規準となるものをわれわれに教えてくれるであろう。
気候および気候変化の特性
2 .
その期間中における大 学術用語としての気候とはある任意の数週間以上長い期聞を対象にして,
気の様相を総体的にみた状態をいう。専門家逮の多くは実際には数年以上長い期聞について用いて 大気の変動は現実には種々個々の天気状態が循環的に連なって起きている。そとで.
いる。一方,
上述の系列を感覚的にではなく,数値的に掌握するように われわれは気候というものを定義して,
工夫する。すなわち,次のような規準を選んだ(第
1
図参照)。" ,
P e r l o d l c v a r l a t l o n
Quas i ‑ p e r l o d i c v a r l a t i o n
l
Downward t r e n d
r … ency
・
・
情﹄
@芯
E
咽﹄
咽色
﹄O岬
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