第 3 章 Brocade 社製ファイバチャネルカードを使用する場合の作業 35
3.6 ETERNUS DX/AF 対応ドライバのインストール
• ドライバに関する留意事項を確認
-『構築ガイド(サーバ接続編) ファイバチャネル/Windows®用』
本書を使用した作業が終わったら、『構築ガイド(サーバ接続編)ファイバチャネル/Windows® 用』の作業手順に従い、作業を行ってください。
3.2 ファイバチャネルカードの確認
サーバにファイバチャネルカードを装着して、ファイバチャネルカードの物理アドレスとWWNを取 得します。
• ファイバチャネルカードの物理アドレスとWWNは、システムに障害が発生した場合、ETERNUS
DX/AFでアクセスするサーバを制限する場合(セキュリティ機能やホストアフィニティ機能など)、
またはサーバとETERNUS DX/AFをファイバチャネルスイッチを使用して接続する場合に必要とな る情報です。
• 物理アドレスとWWNは、BIOSやOSから判断することができないため、必ずファイバチャネル カード装着時に取得します。取得した物理アドレスとWWNの情報は、必ず「サーバ側WWNイン スタンス管理表」に記入してください。
作業の流れは以下のとおりです。
(1) ファイバチャネルカードの装着 (2) サーバの電源投入
(3) ファイバチャネルカードの物理アドレスとWWNの取得
(4) サーバ側WWNインスタンス情報の取得 (5) ファイバチャネルカードの設定
ファイバチャネルカードをサーバに2枚以上装着する場合は、サーバの電源を切断したあと、上記(1) から(5)の作業を、カードの枚数分繰り返してください。
手順を以下に示します。
1 ファイバチャネルカードをサーバに装着します。
ファイバチャネルカードの装着方法、装着するスロットの位置、搭載スロットの有効化、および 装着時の注意事項については、ファイバチャネルカードの製品マニュアル、およびサーバの取扱 説明書を参照してください。
第3章 Brocade社製ファイバチャネルカードを使用する場合の作業
3.2 ファイバチャネルカードの確認
2 サーバの電源を投入し、以下のメッセージが表示されている間に、[Ctrl]+[B]キーまたは[Alt]+[B]
キーを押します。
Brocade BIOS Copyright 2008-09 All rights reserved!
Version: FCHBAx.x.x.x
Press <CTL-B> or <ALT-B> to enter config menu, <x> to skip
「Brocade BIOS configuration utility」が起動します。
3 Select Host Bus Adapter画面でBIOSを設定するポートを選択して、[Enter]キーを押します。
Select Host Bus Adapter
HBA No Model No PCI Bus/Dev/Fn PWWN
1/0 Brocade-xxx 09/00/xx 10:00:00:05:1E:D6:5E:C3 1/1 Brocade-xxx 09/00/xx 10:00:00:05:1E:D6:5E:C4
4 選択したポートの「PCI Bus/Dev/Fn」と「PWWN」を確認します。
「PCI Bus/Dev/Fn」の値が物理アドレス、「PWWN」の値がWWNになります。
Brocade BIOS Config Menu Adapter Selected
Adapter Model PCI Bus/Dev/Fn PWWN
Brocade-xxx 09/00/xx 10:00:00:05:1E:D6:5E:C3 Adapter Configuration
Adapter Settings Boot Device Settings
5 「サーバ側WWNインスタンス管理表」に、物理アドレスとWWNを記入します。
(表は「付録A サーバ側WWNインスタンス管理表(記入用)」(44ページ)にあります。) 以下に記入例を示します。
WWNサーバ側WWNインスタンス管理表
Host name IP Address
物理スロット名 ファイバチャネルカードの
WWN インスタンス名 物理アドレス ケーブルタグ表示
slot0 10:00:00:05:1E:D6:5E:C3 09/00/xx
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3.2 ファイバチャネルカードの確認
物理スロット名:
ファイバチャネルカードが装着されているスロット位置を記入します。
装着位置については、各サーバの取扱説明書を参照してください。
ファイバチャネルカードのWWN:
「PWWN」の値を記入します。
インスタンス名:
記入する必要はありません。
物理アドレス:
「PCI Bus/Dev/Fn」の値を記入します。
ケーブルタグ表示:
接続経路(接続デバイスと接続ポートの関係)が判断しやすいタグ名を記入してください。
6 Adapter Configurationメニューの「Adapter Settings」を選択して、[Enter]キーを押します。
ポートの設定画面で、設定値を確認してください。
各設定値は、以下の表を参照してください。
設定方法の詳細は、ファイバチャネルカードのユーザーガイドなどを参照してください。
記述のない項目については、初期値を使用してください。
項目名 設定値
SAN Bootする場合 SAN Bootしない場合
BIOS Enabled Disabled
Port Speed (*1)
Boot LUN Flash Values Fabric Discovered
Boot Delay 0min
Topology P2P
*1: 設定値一覧
接続するファイ バチャネルカー ドの最大転送速 度
スイッチ接続
ファイバチャネルスイッチの最大転送速度
ファイバチャネ ルカードと直結
16Gbit/s 8Gbit/s 4Gbit/s 2Gbit/s
最大16Gbit/s の転送速度対応 のCA
16Gbit/s 16Gbit/s 8Gbit/s 4Gbit/s — 16Gbit/s
8Gbit/s 8Gbit/s 8Gbit/s 4Gbit/s 2Gbit/s —
4Gbit/s 4Gbit/s 4Gbit/s 4Gbit/s 2Gbit/s —
7 手順. 6でBIOSの設定を変更した場合は、[Alt]+[S]キーで設定を保存します。
8 「Exit Brocade Config Menu」を選択して、[Enter]キーを押します。
Brocade BIOS Config Menu Exit Brocade Config Menu Return to Brocade Config Menu
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3.2 ファイバチャネルカードの確認
サーバが再起動します。
複数のポートに対して設定を行う場合は、「Return to Brocade Config Menu」を選択します。
複数のファイバチャネルカードが購入時にサーバに装着済みの場合は、WWNとファイバチャ ネルカードの1対1の対応を確認することができません。そのため、本章で取得したWWNを ETERNUS DX/AFに対して登録し設定する場合に、サーバからETERNUS DX/AFの論理ディ スクを認識可能となるまで、ETERNUS DX/AFに対する設定を繰り返し行う必要が生じること があります。
ETERNUS DX/AFに対する設定の詳細については、接続するETERNUS DX/AFに対応する『構 築ガイド(サーバ接続編)ストレージシステム設定用』を参照してください。
3.3 ドライバのインストール
ドライバの入手方法やインストール方法は、各ファイバチャネルカードの製品マニュアルを参照して ください。
3.4 ドライバ版数の確認
デバイスマネージャーを表示して、ドライバの版数を確認してください。
1 [記憶域コントローラー]を表示して、対象となるファイバチャネルカードの[プロパティ]を表示し
ます。
2 [ドライバ]タブを選択して、[ドライバの詳細]を表示します。
3 ドライバファイルを選択して、「ファイルバージョン」欄を確認します。
表示されているドライバ版数が、『サポート組み合わせ表』のドライバ版数と異なる場合は、
ドライバをインストールし直してください。
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3.3 ドライバのインストール
3.5 ドライバパラメーターの設定
ファイバチャネルカードのパラメーター設定を行ってください。
3.5.1 Configured Speed、Port Topology、Frame Data Field Size の設定
Host Connectivity Manager(HCM)でConfigured Speed、Port Topology、およびFrame Data Field Size を設定します。
Host Connectivity Managerのインストールおよび設定方法の詳細については、ファイバチャネルカー ドの製品マニュアルを参照してください。
1 Host Connectivity Managerをインストールします。
2 「Host Connectivity Manager Utility」を起動します。
3 ドライバパラメーターの設定を行います。
(1) 設定対象のファイバチャネルカードのポートを右クリックして、[Basic Port Configuration]
を選択します。
第3章 Brocade社製ファイバチャネルカードを使用する場合の作業
3.5 ドライバパラメーターの設定
(2) 「Basic Port Configuration」画面で「Configured Speed」、「Port Topology」、「Frame data field size」を設定します。
•「Port Topology」は「P2P」を設定してください。
•「Frame data field size」は「2048」を設定してください。
•「Configured Speed」は以下の設定値一覧に従って、設定してください。
設定値一覧
接続するファイ バチャネルカー ドの最大転送速 度
スイッチ接続
ファイバチャネルスイッチの最大転送速度
ファイバチャネ ルカードと直結 16Gbit/s 8Gbit/s 4Gbit/s 2Gbit/s
最大16Gbit/s の転送速度対応 のCA
16Gbit/s 16Gbit/s 8Gbit/s 4Gbit/s — 16Gbit/s
8Gbit/s 8Gbit/s 8Gbit/s 4Gbit/s 2Gbit/s —
4Gbit/s 4Gbit/s 4Gbit/s 4Gbit/s 2Gbit/s —
4 設定値を修正したら、[OK]ボタンをクリックします。
5 複数のカードに設定を変更する場合や2ポートを持つカードに設定を変更する場合は、ポートご とに手順. 2から手順. 4の操作を繰り返し行ってください。
6 すべてのカードの設定が完了したら[File]メニューから[Exit]を選択して、「Host Connectivity Manager Utility」を終了します。
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3.5 ドライバパラメーターの設定
3.5.2 QueueDepth、msix 機能の設定
Brocade Command-line Utility (BCU)でQueue Depth値およびmsix機能を設定します。
設定方法の詳細については、ファイバチャネルカードの製品マニュアルを参照してください。
1 「Brocade Command-line Utility (BCU)」を起動します。
2 起動されたBCU画面で以下のコマンドを入力し「bfa_lun_queue_depth」を設定します。
bcu drvconf --key bfa_lun_queue_depth --val <queue depth>
設定値は、以下の表を参照してください。
ドライバパラメーター 設定値
bfa_lun_queue_depth 任意(*1)
(ETERNUS DX/AF側FCポートあたり最大1024)
*1: 推奨値=1024¸1つのCAポートに接続されるファイバチャネルポート数¸LUN数
(小数点以下は切り捨て)
• 算出された値が「8」より小さくなる場合は、「8」を設定してください。また、算出され た値がOSまたはドライバの最大値を超える場合は、最大値を設定してください。
• サーバ負荷および業務ピーク時間帯を考慮し、この値の配分を変更してください。
• ETERNUS DX/AFの1つのCAポートあたりのコマンド同時処理数は、1024個で制限さ れています。共用するサーバで分割し、1024個のコマンド処理を行います。
以下に、QueueDepth設定例を示します。
C:¥> bcu drvconf --key bfa_lun_queue_depth --val 20
3 BCU画面で以下のコマンドを入力し、「msix_disable」を設定します。
bcu drvconf --key msix_disable --val <value>
設定値は、以下の表を参照してください。
ドライバパラメーター 設定値
msix_disable 0
以下に、msix_disable設定例を示します。
C:¥> bcu drvconf --key msix_disable --val 0
4 サーバを再起動します。
再起動すると、変更した設定が有効になります。
第3章 Brocade社製ファイバチャネルカードを使用する場合の作業
3.5 ドライバパラメーターの設定
ここで説明していないパラメーターは設定を変更しないでください。
3.6 ETERNUS DX/AF 対応ドライバのインストール
必要に応じて、ETERNUS DX/AF対応ドライバをインストールしてください。
• 各ドライバに関する留意事項については、『構築ガイド(サーバ接続編) ファイバチャネル/
Windows®用』の「ドライバに関する留意事項」を参照してください。
例えば、サーバとETERNUS DX/AFをマルチパス構成で接続しパス冗長制御(パスフェイルオーバ)
機能を使用する場合や、サーバとETERNUS DX/AFをシングルパス構成で接続する場合に参照が必 要です。
• ETERNUS DX/AF対応ドライバのインストール(またはアンインストール)方法、セットアップ方
法、および利用方法については、ソフトウェアの製品マニュアルを参照してください。
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