1
2
3 4
プラス面とマイナス面
+ EMS
は、送電網内の電力使用における変動を吸収し、これらの変動が電力ネットワークに与える影響を最小化するなど 電気の需給を制御することで総合的なエネルギーの効率性 を向上させる。
+ EMS
は、ビルや住宅内の電力消費に関するデータを収集し、電力事業会社に電送する。
−
ミニグリッドの運営者にとっては高額な初期費用となる。エネルギー管理システム
(Energy management system : EMS)
92
ソリューションの実現技術: 使った分だけ支払いを行う「 Pay-as-you-go 」モデルは、
BoP 層が導入をためらう主要因である高額な初期費用を軽減 / 撤廃
(1)国際金融公社(International Finance Corporation:IFC)は2012年の報告書「格差から機会へ(”From Gap to Opportunity”)にて、20~50米ドルの価格 帯の太陽光照明製品に関し、初期費用が20%減少した場合、潜在的市場規模が同等の20%拡大すると試算している。
出典: Azuri technologies; Simpa networks; Dalberg research
概要
•
同モデルは、携帯電話技術と太陽光発電技術を組み合わせ たもので、顧客は、携帯電話の支払いと同じように、エネ ルギーの支払いにスクラッチカードを購入することができ る。•
もともとの装置分のコストの支払いを終えた顧客は、高ま るエネルギーニーズを満たすサービスを受けるためにより 大規模なシステムにアップグレードすることができる。•
安価な初期費用の支払いで、あらゆるハードウエア(
パネ ル、電灯、配線、制御装置)
が提供される。1 2
3
4
処理プロセス
1.
顧客は、地元の店でスクラッチカード(
通常は1
米ドル前後)
を購入する。スクラッチカードはテキストメッセージを送 信することで有効となる。2.
返送されてきた一度限りのアクセスコードを制御装置に入 力すると、一定量のエネルギー使用(
通常は、1
週間分の消費量に相当
)
のためのSPL/SHS
が解除される。3.
太陽光パネルが稼働し、電力が生産される。4.
顧客は、購入分を使い果たすまで、家の中の灯りをつけ、携帯電話の充電を行う。それからまた新しいスクラッチ カードを購入する。
1
2
3 4
プラス面とマイナス面
+
高額な初期投資の撤廃と1、リスクを負わずに試すことが容易 であることから、潜在的な市場規模が大幅に拡大+
最貧困層の顧客に、質の高い安全な電気を提供し、健康と経 済的な便益をもたらす+
新規利用者は、毎週の照明と携帯電話の充電への支出を50
% 節約− SPL
運営者へ対する高額な初期費用−
規模の実現のためには、包括的な流通モデルが必要使用分のみの支払い (Pay-as-you go model)
93
目次
1. 背景とアプローチ法
2. 詳細なセクター検証
2.1. クリーンな水
2.2. クリーンな電気照明
2.3. クリーンな調理
2.2.A. 課題および既存技術の検証
2.2.B. 技術比較
2.2.C. ビジネスモデルと主要プレイヤーの検証
2.2.D. 有望な技術と構成要素の特定
3. 日本の関与に対する提言
参考資料
94
世界で 31 億人以上の人々が、調理のための主要燃料として、薪、バイオ
ドキュメント内
Sasakawa-UNDP
(ページ 91-94)