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2020 (e) サハラ以南アフリカ

ドキュメント内 Sasakawa-UNDP (ページ 97-104)

東アジア

南アジア

∆ 2010-2020 (

単位:

100

万人

)

+ 192

+93

+ 55

- 1 - 4

出典: 2000-2010 data based on Dalberg fuel mix database; projection based on inertial penetration trends for underlying fuels from 2000-2010, adjusted for changes in population and urban/rural mix

固形燃料の使用を促進する 要因

人口増加

都市化

燃料導入の慣性的な傾向

所得

燃料間の価格差

政府の政策変更

固形燃料への依存は数年間は持続すると見られるが、長期的には

改善された固形燃料ストーブやクリーンな代替燃料への需要を後押し

98

伝統的な固形燃料を用いた調理習慣の改善は、改善された調理ストーブ 技術と改善された燃料使用という 2 つの大きなカテゴリーに分けられる

固形燃料用の 改善された 調理ストーブ技術

改善された/

クリーンな 燃料使用

旧式の簡易

ICS1

中程度の

ICS

1

先進的

ICS

1

先進的

/

加工燃料

現代的/

クリーンな 燃料 再生可能燃料

/

エネルギー 資源

伝統的調理ストーブに対し最小限または僅かな改善を加えた煙突付きス トーブ、伝統的な「旧式」調理ストーブに比べ若干性能水準の高い排気 管をもたないストーブを含む。これらのストーブの多くは本来、国また は

NGO

が主導する調理ストーブプログラムの下で配布された。

燃料効率に大幅な改善が施されたものの、先進的

/

現代的燃料を用いたス トーブに比べ健康および環境面については効果が限られているストー ブ。

/

バイオマスストーブに「ロケット」ストーブの原理、または熱効率

/

排出を向上する設計特性に基づき設置。

燃料の大幅な節減を実現し、現代的な燃料とバイオ燃料を用いた調理ス トーブの性能に近づく排気機能を持つ固形燃料ストーブ。

通常、工業的または準工業的手法を用いて生産された、自然通風および 強制通風バイオマスガス化装置を含む。

燃料効率を高めるため、ペレット

/

ブリケット燃料として加工された薪、

他のバイオマス、木炭を含む。

通常、先進的な改善された調理ストーブのための燃料として用いられ る。

効率性とクリーンな燃焼に関し一般的に優れた性能を持つ燃料である、

石油化学燃料

(LPG

、天然ガス、灯油

)

および、電気ストーブ。

エタノール、ヤトロファ、その他の植物由来の油またはゲル状燃料を利 用したバイオ燃料ストーブ、バイオガスストーブ、太陽熱調理器、余熱 調理機器。

これらのソリューションの多くは、非常に少ない排気量

/

再生可能燃料へ の依存による環境面への影響という側面とともに、現代的燃料ストーブ の水準またはその性能を凌ぐ水準で機能する。

再生可能燃料を用いた調理ソリューションは、本質的に補完的なもので あり、第一義的な燃料使用には用いられない。

(1) 改善された調理ストーブ(improved cooking stovesICS)を指す。

出典: Dalberg Global Clean Cookstoves Landscape Report; Dalberg Analysis

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調理ストーブ技術の現状 (1/2)

ストーブ の種類

説明

旧式および簡易

ICS

閉ざされた火室や断熱な どベーシックな技術に若 干の機能面での改善。現 地で手に入る素材を利用 し、地元の職人やオー ナーにより作られるのが 一般的

旧式ストーブ

最低限の効率性の木炭

最低限の効率性の薪

中程度

ICS

燃料の燃焼効率と排出ガ スに改善。通常、ロケッ トストーブの原理と

(

しば しば

)

高性能素材が用いら れる

可搬式薪ロケットストー ブ

はめ込み型ロケットス トーブ煙突

高性能木炭ストーブ

中程度の石炭ストーブ

先進的

ICS

燃焼効率に大幅な改善。自 然通風の原理もしくは送風 機を用いたガス化バイオマ スストーブ、バイオ炭の生 産、最新の熱電発電器

(thermoelectric generator : TEG)/

充電機能

自然通風ガス化装置

TLUD(Top Lit Up Draft )

また はサイドロード

• TLUD

(Tchar)

ストーブ

ファン・ガシファイアー 環境面でのメリットはご

く僅かで、健康面への意 味ある好ましい効果はほ とんどない。ストーブは 定期的なメンテナンスが 必要

性能は石工の技術に大い に依存。多くのストーブ は継続的なメンテナンス が必要

一部は、前もって処理さ れた燃料を必要とする。

ファン・ガシファイアー は、先端材料

/

設計により 製造されるため高額 伝統的調理ストーブ

石を

3

つ置いただけのス トーブ

伝統的バイオマスストー ブ

伝統的な石炭

/

木炭ス トーブ

煙突も断熱機能もないベー シックな技術。石などの、

すぐに利用可能な材料によ り作られるのが一般的

有害な粒子物質

/

非常に多 くの煤煙を発生させる非効 率的な燃焼

欠点

出典: Dalberg analysis

100

加工燃料ストーブ

燃料の効率性を高めるた め、高密度の固形状に加 工された薪、バイオマ ス、または木材。先端

ICS

に使用されるのが一般 的。

バイオマスブリケット

/

ペ レット

木炭ブリケット

/

ペレット

現代的燃料ストーブ

液体、ガス、化石燃料、

または電気を用いた、非 バイオマスストーブ。効 率的な燃焼と、粒子排出 量の削減。

• LPGストーブ

天然ガスストーブ

電気ストーブ

灯油ストーブ

再生可能燃料ストーブ

再生可能エネルギー源に 依存する持続可能なス トーブソリューション。

ストーブ

/

燃料システムの 一部を成すことが多い。

バイオガス・ダイジェ スター

/

ストーブ

バイオ燃料

/

エタノール ストーブ

太陽光

/

余熱調理機器 ペレットの供給チェーン

に依存することから価格 高騰の影響を受ける。生 産には入念な品質管理と 技術的知識が必要

燃料供給チェーン

/

送電網 に依存。燃料の高コス ト、燃料の高い可燃性

燃料の供給チェーンまたは 太陽光への依存。燃料の高 コスト、伝統的な調理習慣 との適合の欠如、高いレベ ルでのメンテナンスを必要 とするバイオマス・ダイ

ジェスター

出典: Dalberg analysis

ストーブ の種類 説明

欠点

調理ストーブ技術の現状 (2/2)

出典: Dalberg fuel database; ICS penetration database with data for 72 countries from national program, donor, CDM, and individual manufacturer data; 101 WHO chimney stove penetration database; Global Alliance Market Assessments; Dalberg analysis

地域別に見たクリーンな調理技術の組み合わせ ( 単位:世帯に占める割合 (%) と世帯数 100 万 )

アフリカおよび南アジアの大半の世帯は依然として伝統的な固形燃料ス トーブに依存しており、より効率的なストーブの浸透率は今なお低い

71% 66%

41%

25%

10%

31%

17%

29%

49% 35%

83%

6%

4%

8%

1%

4%

1%

3%

3%

7%

0%

5%

0%

1%

0%

110 m

ラテンアメ リカおよび カリビアン

390 m

東アジア

170 m

サハラ以南 アフリカ

330 m 130 m

東南アジア 南アジア

再生可能エネルギーストーブ

基本的な煙突付きストーブ 現代的な燃料ストーブ 効率的な固形燃料ストーブ 伝統的な固形燃料ストーブ

102

低コストな生産および設計、利用者の多様なニーズにあわせた カスタマイズ、追加的機能のバンドリングを含む技術傾向

出典: Press releases; Dalberg interviews; Online resources; Dalberg analysis

作り付けの簡易・中程度のバイオマス ICS 持ち運び可能なバイオマス調理ストーブ

必要最低限のものだけを装備した構造による低コスト設計

風や砂ぼこりの強い気候に耐えるよう設計された先細の風 よけなど、風土に適したデザイン

加圧調理器、付属グリル、沸騰ポット、

2

口コンロなど、

付属の調理器具モジュール

電力生産や

LED

照明、内蔵データロギングなど、調理以外 の機能

より安価な、自己組立てキットから成るストーブ

強制通風・自然通風ガス化装置 現代的燃料・再生可能燃料を用いた調理ストーブ

• LPG

および灯油:コンロが組み込まれたより小さなシリン ダーによりストーブの別途購入の必要性がなくなり、よ り安価な部品の補充が可能となる

バイオガス・ダイジェスター:コスト削減と、自己組立て キットモデルの増加

太陽熱調理機器:調理ストーブと、ヒーターおよび発電機 のバンドリング

エタノール:熱電併給設備として設計された小型蒸留所

ブリケット:低コスト、現地で製造された電動式機器

燃料の準備および追加をより容易にするサイドロード設計

質素なデザインと製造イノベーションにより実現する低コ ストな選択肢

調理ストーブと電源のバンドリング。熱から電気への変換 により、送風機の自律的な動作が実現し、また余剰電力は 携帯電話の充電などに利用可能

ヤトロファなど、再生可能燃料の投入燃料としての利用

産業全体の主要傾向

主要な傾向としては、調理用燃料と技術の全領域で加速する技術イノベーション、改善された調理機器のコストを低減するための 簡素なデザインの増加、現地での製造と国内での組立て、農村部の消費者の取込みに有望な新たな販売・資金調達モデルの出現、

クリーンな燃料と改善されたストーブのバリューチェーンのあらゆるセグメントにおいて増加する起業家数が挙げられる。

燃料を追加することなくパンと他の食べ物を同時に調理 できるようにするなど、設計上のカスタマイズ

燃焼室の内部に既成の焼成粘土で作られた一定のライ ナーを用いるなど、品質のより高い材料の活用

作付けストーブへのロケットストーブの設計原理の応用

103

目次

1. 背景とアプローチ法

2. 詳細なセクター検証

2.1. クリーンな水

2.2. クリーンな電気照明

2.3. クリーンな調理

2.2.A. 問題および既存技術の検証

2.2.B. 技術比較

2.2.C. ビジネスモデルと主要プレイヤーの検証

2.2.D. 有望な技術と構成要素の特定

3. 日本の関与に対する提言

参考資料

ドキュメント内 Sasakawa-UNDP (ページ 97-104)