文書
署名
通信プロトコルヘッダ(HTTP)
SOAPエンベロープ
SOAPボディー SOAP-RPC情報
文書 SOAPヘッダー
JX 手順
いずれのプロトコルについても、
いずれのプロトコルについても、流通流通BMSの規定BMSの規定ではでは 1通信で1文書のみの送受信と
1通信で1文書のみの送受信と規定されている規定されている。。
AS2情報
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3 3 .システム規模の選択 .システム規模の選択 - - 1 1
(1) (1) システム規模とは システム規模とは
a. a. 稼働規模で4つのレベルに分ける 稼働規模で4つのレベルに分ける
セキュリティ重視の「大型センター」、「中型センター」、
セキュリティ重視の「大型センター」、「中型センター」、
コンパクトな「
コンパクトな「 W indow s W indow s サーバ」、「PC」による運用と4段階に分かれる。 サーバ」、「PC」による運用と4段階に分かれる。
①サーバシステム
①サーバシステム
* * 高セキュリティ負荷分散型構成 高セキュリティ負荷分散型構成
大規模小売・卸・メーカが対象。
大規模小売・卸・メーカが対象。
DM Z
DM Z
(インターネット)上の通信サーバと社内の管理サーバを分離し、高度なセキュ(インターネット)上の通信サーバと社内の管理サーバを分離し、高度なセキュ リティを実現。リティを実現。
管理サーバはフォルトトレラントマシンの採用もしくはクラスタ構成とし、高可用性を 管理サーバはフォルトトレラントマシンの採用もしくはクラスタ構成とし、高可用性を 実現。実現。
通信サーバは分散配置し、拡張性・可用性・負荷分散を実現する。
通信サーバは分散配置し、拡張性・可用性・負荷分散を実現する。
* * クラスタ対応型構成 クラスタ対応型構成
中規模小売・卸・メーカが対象。
中規模小売・卸・メーカが対象。
インターネットセキュリティはリバースプロキシで確保。
インターネットセキュリティはリバースプロキシで確保。
管理サーバはクラスタ構成とし、高可用性を実現。
管理サーバはクラスタ構成とし、高可用性を実現。
通信サーバと管理サーバの分離、通信サーバの分散配置は行わない。
通信サーバと管理サーバの分離、通信サーバの分散配置は行わない。
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3 3 .システム規模の選択 .システム規模の選択 - - 2 2
②ミドルサーバシステム
②ミドルサーバシステム
小規模卸・メーカが対象。
小規模卸・メーカが対象。
サーバサーバ
OS OS
ははW indow s W indow s
。。システムの障害時も比較的容易に再立ち上げができる環境であること。
システムの障害時も比較的容易に再立ち上げができる環境であること。
複数セッション同時送受信の頻度が高い場合は、上位のサーバ構成が望ましい。
複数セッション同時送受信の頻度が高い場合は、上位のサーバ構成が望ましい。
③PCシステム
③PCシステム
業務システムがサーバではなく
業務システムがサーバではなく
PC PC
で稼働している卸・メーカが対象。で稼働している卸・メーカが対象。通信プロトコルは
通信プロトコルは
JX JX
手順に限定。手順に限定。PC PC
起動で相手先(起動で相手先(VAN VAN
等)に送受信要求を発する場合のみ可能。等)に送受信要求を発する場合のみ可能。データ量が多い場合、複数の相手先と同時に送受信する可能性がある場合は、
データ量が多い場合、複数の相手先と同時に送受信する可能性がある場合は、
サーバシステムの採用が望ましい。
サーバシステムの採用が望ましい。
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3 3 .システム規模の選択 .システム規模の選択 - - 3 3
b. b. システム規模決定の目安 システム規模決定の目安 共同実証の結果、
共同実証の結果、 JX JX 手順による取引は、取引先との1取引データ量が 手順による取引は、取引先との1取引データ量が 10M B
10M B を超えないことが推奨されている。 を超えないことが推奨されている。
XM L XM L 化する場合のデータは、概ねキャラクターデータの12倍となる。 化する場合のデータは、概ねキャラクターデータの12倍となる。
その他、近い将来、接続する取引先が大きく増えたり、データ量の急激な増 その他、近い将来、接続する取引先が大きく増えたり、データ量の急激な増 加が見込まれる場合も「サーバシステム+サーバ通信プロトコル」の採用が 加が見込まれる場合も「サーバシステム+サーバ通信プロトコル」の採用が 推奨される。
推奨される。
同時接続数は、ピーク時(決算時期等)の運用で最大のデータ量(支払・請 同時接続数は、ピーク時(決算時期等)の運用で最大のデータ量(支払・請 求)による通信時間と、そのタイミングで送受信を必要とする相手先の数から 求)による通信時間と、そのタイミングで送受信を必要とする相手先の数から 計算する。
計算する。
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3 3 .システム規模の選択 .システム規模の選択 - - 4 4
◆JCA注文データ1伝票をXM L化した場合の想定データ量 128byte × 4.2レコード × 12倍 ≒ 6.5kB
◆データ量が10M Bを超える場合の想定パターン 支払メッセージのデータ量が最も多い。
そのデータが10M Bに達するためのケースを想定すると、下記の ように、1日平均220伝票分の注文データ発生すると考えられる。
10M B ÷ 128byte ÷ 30日 ÷ 12倍 ≒ 220伝票
※1ヶ月に換算すると約7000伝票
[参考] 注文データが10M Bになるケースは、下記にように、
1日1600伝票が発生する場合となる。
10M B ÷ 128byte ÷ 4.2レコード ÷ 12倍 ≒ 1600伝票
( ( 2 2 )データ量の計算 )データ量の計算
データ量は、
データ量は、 XM L XM L にするためキャラクタや にするためキャラクタや CSV CSV に比べると に比べると 12 12 〜 〜 16 16 倍のサイズに 倍のサイズに 増加する。そのため事前にデータ量を見積もっておくことが重要。
増加する。そのため事前にデータ量を見積もっておくことが重要。
共同実証の結果より、
共同実証の結果より、 1 1 通信でのデータ量が 通信でのデータ量が 10M B 10M B を超える場合、通信プロトコ を超える場合、通信プロトコ ルは ルは ebXM L ebXM L M S M S もしくは もしくは AS2 AS2 を採用し、実際超えてしまうデータは圧縮すること を採用し、実際超えてしまうデータは圧縮すること が推奨されている。
が推奨されている。
・注文データ1レコード=128byte
・注文データ1伝票=4.2レコード(1ヘッダ+ 3.2明細)
・テキスト→XM L変換指数=12倍
・支払データ1レコード=128byte
・支払データ1伝票=1レコード
・1ヶ月の受注日数=30日
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1取引データ量による選択
3 3 .システム規模の選択 .システム規模の選択 - - 5 5
11 44
11 無制限無制限
11
15M B 15M B以上以上 10~15M B
10~15M B 1010M BM B未満未満
同時接続数による選択
③
③ クライアントクライアント
②② ミドルサーバミドルサーバ ((
W indow s W indow s環境のみ)
環境のみ)①① サーバサーバ 高セキュリティ構成、負荷分散型構成高セキュリティ構成、負荷分散型構成
※表の基準は目安。
・採用する通信手順、想定されるデータの量、将来必要となるメッセージ等は、必ずお取引先にご相談していただきたい。
〜〜
〜〜
( ( 3 3 )システム規模とデータ量・同時接続数の相関図 )システム規模とデータ量・同時接続数の相関図
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4 4 .必要となる申請・手続きと期間 .必要となる申請・手続きと期間 - - 1 1
これらは、まとめてプロバイダに申請する。
これらは、まとめてプロバイダに申請する。
① ① サーバ サーバ
プロバイダ選定および回線申請(申し込み〜開通まで約2週間)
プロバイダ選定および回線申請(申し込み〜開通まで約2週間)
固定IPアドレス(グローバル
固定IPアドレス(グローバル
IP IP
)を使用できるプロバイダを選定)を使用できるプロバイダを選定 プロバイダのサービス品目にある回線を申請プロバイダのサービス品目にある回線を申請
注:注:インターネットはインターネットは、常時接続性を保証したサービスでは、常時接続性を保証したサービスではなないいためため、バックアップ、バックアッププロバイダ・回線をプロバイダ・回線を 持つことが望ましい。代表的な回線は、
持つことが望ましい。代表的な回線は、B
B
フレッツ、ひかりフレッツ、ひかりone
one、、Yahoo! BB
Yahoo! BB 光、等光、等。。② ② クライアント クライアント
プロバイダ選定および回線申請(申し込み〜開通まで約2週間)
プロバイダ選定および回線申請(申し込み〜開通まで約2週間)
接続回線を選定
接続回線を選定 【例【例】】
ISDN ISDN
・・ADSL ADSL
・・CATV CATV
・・FTTH FTTH
(光ファイバー)、等(光ファイバー)、等 選定した回線が使用可能なプロバイダを選定選定した回線が使用可能なプロバイダを選定 選定した回線を申請
選定した回線を申請