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Deprecated オブジェクト

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4.2 オブジェクト の定義

5.1.1 Deprecated オブジェクト

より良い実装を目指すため、MIB-IIでは新しく「deprecated」という用語をオブジェク トを記述するために用いることがでいる。このオブジェクトは、現在のMIBではサポー トされているが、新しいMIB(例えば 、MIB-I II)では除外されるのがほとんど確かなも のである。

MIB-IIでは、以下の一つのオブジェクトを deprecatedの対象にしている。

atTable

これにより、全てのAddress Translationグループが除外候補になる。また、あるオブ ジェクトを除外することによりそのオブジェクトが持ち合わせた機能をなくすのではな

く、MIB-IIの中で同等のあるいはそれ以上の機能を持った新しいオブジェクトが定義さ

れる。

5.1.2 Display Strings

従来のMIBの中に、オクテット列は印刷可能文字、つまり人間が読めるものを含むべ きだというMIBの誤った解釈があった。MIBの慣習では、

DisplayString ::= OCTET STRING

というように導かれている。DisplayStringは NVT ASCII 文字でなければならないとい う制限を受けている。

sysDescr や ifDescr は DisplayString として新たに定義されている。このことはシン タックスやセマンティクスにはななんら影響を与えない。DisplayStringの記法は MIB-II やそれ以降のバージョンの中でオブジェクトの説明のために加えられた一つの機能にす ぎない。

また、OCTETSTRINGで定義されたオブジェクトは、二進数データ(0-255これは十 進数)を含むことがあることに注意しなければならない。

5.1.3 System Group

以下の4つのグループが新しく加えられた。

sysContact

sysName

sysLocation

sysServices

これらはそれぞれあるノード のログ イン情報、管理情報、配置情報、サービス情報を 持っている。

5.1.4 Interfaces Group

ifNumb erオブジェクトの定義は、IPをサポートしている全てのインタフェースを対象 にしているので正確ではない(つまり、サポートしていても実際にはそのデバイスを持 たない場合もある)。ifNumb erオブジェクトはそれに応じて記述は変更される。

ifTableはステータスフィールドが read-writeと誤っている。これをread-onlyにする。

と同時に ifTableオブジェクトの ifTyp eのエントリいくつかの新しい値を増やした。

ppp(23)

softwareLoopback(24)

eon(25)

ethernet-3Mbit(26)

nsip(27)

slip(28)

さらに、ifTableのエントリに ifSpecic というインタフェースをしている媒体( 例え ば 、イーサネット )に関する情報を提供するエントリを加える。

5.1.5 Address Translation Group

MIB-Iではこのグループはネットワークアドレスから物理アドレスへのマップを行な

う。この実装には経験から 2つの仮定が必要である。

1. シングルネットワークプロトコル環境であること。

2. マップはネットワークアドレスから物理アドレスへしかしない。

74 1990 年度 WIDE 報告書

IP、CLNPの両方をサポートするようなマルチプロトコルへの対応や、逆引きへの対 応が必要であるが、これらは上の仮定に当てはまらない。そこで、このatTableオブジェ クトは除外対象なのである。

このマルチプロトコルや、逆マップに対応するため、MIB-IIでは、ネットワークプロ トコルグループ内に2つのアドレス変換テーブルを持つようにしている。つまり、IPグ ループではIPアドレスから物理アドレスへの変換用テーブルを一つ、CLNPでは両方向 のマップに対応した2つのテーブルを持つよう定義されている。

以下のことには注意されたい: 2つのテーブルから 1つを選択することは、実装しや すいよう設計しなければならない。同時に、テーブルが一つの場合についてもサポート していなければならない。

5.1.5.1 IP Group

ipForwardingのアクセスフィールド の値を read-onlyから read-writeへ変更する。加 えて、以下のような新しいエントリを導入する。

ipAddrTableオブジェクトには、ipAdEntReasmMaxSizeを追加する。これは、あるイ ンタフェースから入ってきたIPフラグメントデータグラムでリアセンブル可能な最大IP データグラムのサイズを示す。

ipRoutingTable オブジェクトには、ipRouteMaskを追加する。これはサブネットを用 いている時使う。

IPグループに新しいオブジェクト、ipNetToMediaTableを追加する。これはatTable オブジェクトの変わりに、アドレス変換をテーブルをサポートする。

5.1.5.2 ICMP Group

変更なし。

5.1.5.3 TCP Group

次の二つの変数を加える。

tcpInErrs

入ってきたTCPセグメントの内エラーとなったもの数。

tcpOutRsts

生じたTCPリセットの数。

5.1.5.4 UDP Group

新しく udpTableを加える。

5.1.5.5 EGP Group

経験から、egpNeighb orTable オブジェクトの値に、EGPエンティティに対応したAS

(自律システム)を与える egpAsを加える。

5.1.5.6 Transmission Group

MIB-Iでは異なった通信媒体の区別をしてないので、それに対応する新しいグループ

を加える。

5.1.5.7 SNMP Group

ネットワーク統計情報を持つためにSNMPグループを加える。

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