第 3 章 DatacloningWizard の運用
3.6 クラスター構成のバックアップ/リストア
DatacloningWizard
では、Windows Server 2012、Windows Server 2008で提供される
Windows Server フェールオーバークラスター(WSFC)で構成されたシステム
のバックアップ/リストアが可能です。
Windows Server 2003以前の「Microsoft Cluster Service」(MSCS)には対応していません。
クラスター共有ボリューム(CSV)を利用したクラスター構成には対応していません。クラスター 共有ボリュームを使用したHyper-V環境には対応していません。
DatacloningWizardでは、クラスター構成のシステム領域のバックアップ/リストアが可能です。
共有ディスクのバックアップ/リストアには対応していません。
クラスター構成のシステム領域に対するバックアップは30日以内の間隔で定期的に行うことを推奨 します。
3.6.1 クラスター構成のバックアップ
クラスター構成をバックアップする際は、以下の手順で行ってください。
すべてのクラスターノードを停止した状態でバックアップを行ってください。
DatacloningWizardで起動したとき、共有ディスクへのドライブ名の設定、バックアップ、リストア
など、クラスターの共有ディスクへのアクセスは行わないでください。共有ディスクの情報が壊れ る場合があります。
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クラスター構成のシステムを停止します。クラスター構成のバックアップを行う際は、構成されているすべてのクラスターノー ドを停止(シャットダウン)してください。
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クラスター構成のバックアップを行います。1.
ノード①のバックアップを行います。DatacloningWizard
の製品CD
で起動して、システムのバックアップを行ってくだ さい。このとき、ノード②は起動しないでください。2.
ノード①のバックアップが終了したら、ノード①のDatacloningWizard
を終了(シャットダウン)します。
3.
ノード②のバックアップを行います。ノード①のバックアップと同様にバックアップを行ってください。このとき、
ノード①はノード②のバックアップが終了するまで起動しないでください。
4.
ノード②のバックアップが終了したら、ノード②のDatacloningWizard
を終了(シャットダウン)します。
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3.6.2 クラスター構成のリストア方法
■ 一部ノードのリストア
クラスター構成のシステムで一部のノード(以下の図ではノード①)に障害が発生した場合、
障害が発生したノードに対して
DatacloningWizard
の製品CD
を使用してリストアを行ってく ださい。このとき、障害が発生していないノード(以下の図ではノード②)は停止する必要 はありません。リストア実施後、障害が発生したノードを起動し、クラスター状態のチェッ クなど必要な処理を行ってください。■ 全ノードのリストア
クラスター構成のシステムですべてのノードで障害が発生した場合、バックアップと同様に
1
台ずつ、DatacloningWizard
の製品CD
を使用してリストアを行ってください。全ノードの リストアが終了した後、各ノードを起動し、クラスター状態のチェックなど必要な処理を 行ってください。 リストアするとき、共有ディスクに接続された複数のノードを同時にDatacloningWizardで起動しな いでください。
DatacloningWizardの製品CDで起動した後、共有ディスクへのドライブ名の設定、バックアップ、リ
ストアなど、クラスターの共有ディスクへのアクセスは行わないでください。共有ディスクの情報 が壊れる場合があります。
クラスター状態のチェックでは以下の内容を確認してください。
・ イベントログにクラスターに関するエラーが出力されていないこと
・ クラスターサービスが開始され、正常にクラスターへ参加可能であること
・ サービスとアプリケーションを、リストアされたノード上に移動させても、正常にオンライン状 態となること
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