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狭窄が明らかではない,もしくは腎動脈超音波の施行が困難 腎機能障害あり

MRA,CTA(できれば施行)

*2

薬物療法

非造影MRA

腎動脈造影

血行再建術を考慮する場合

不確定の場合 腎機能障害の 程度と造影剤の

量に注意して

腎機能障害なし 狭窄所見あり

腎血管性高血圧の確定診断のための検査

血行再建術の適応

○無症候性狭窄

クラスⅡ

b

:血行動態的に有意な腎血管狭窄を有する

両側腎あるいは機能を営む可能性のある単腎

○高血圧

クラスⅡ

a:

血行動態的に有意な腎血管狭窄を有し、

増悪する高血圧、治療抵抗性高血圧、悪性高血圧

○腎機能保護

クラスⅡ

a:

両側腎血管狭窄、または機能している単腎の腎血管狭窄を 伴う進行性慢性腎疾患

クラスⅡ

b:

片側性腎血管狭窄を伴う慢性腎不全

○うっ血性心不全と不安定狭心症

クラスⅠ

:

繰り返す原因不明の心不全、突然発症した原因不明の肺水腫

クラスⅡ

a:

不安定狭心症患者

原因疾患 示唆する所見 鑑別に必要な検査 二次性高血圧一般 重症高血圧, 治療抵抗性高血圧, 急激な高血圧

発症, 若年発症の高血圧

腎血管性高血圧 RA系阻害薬投与後の急激な腎機能悪化, 腎サイズの左右差, 低K血症, 腹部血管雑音

腎動脈超音波, 腹部CTA, 腹部MRA, レノグラム, PRA, PAC

腎実質性高血圧 血清Cr上昇, 蛋白尿, 血尿, 腎疾患の既往 血清免疫学的検査, 腹部CT, 超音波, 腎生検 原発性アルドステロン症 低K血症, 副腎偶発腫瘍 PRA, PAC, 負荷試験, 副腎CT, 副腎静脈採血 睡眠時無呼吸症候群 いびき, 肥満, 昼間の眠気, 早朝・夜間高血圧 睡眠ポリグラフィー

褐色細胞腫 発作性・動揺性高血圧, 動悸, 頭痛, 発汗

血液・尿カテコールアミンおよびカテコールアミン 代謝産物, 腹部超音波・CT,

MIBGシンチグラフィー

クッシング症候群 中心性肥満, 満月様顔貌, 皮膚線条, 高血糖 コルチゾール, ACTH, 腹部CT, 頭部MRI, デキサメタゾン抑制試験

サブクリニカルクッシング

症候群 副腎偶発腫瘍 コルチゾール, ACTH, 腹部CT,

デキサメタゾン抑制試験 薬物誘発性高血圧 薬物使用歴, 低K血症 薬物使用歴の確認

大動脈縮窄症 血圧上下肢差, 血管雑音 胸腹部CT, MRI・MRA, 血管造影

甲状腺機能低下症 徐脈, 浮腫, 活動性減少, 脂質, CPK, LDH高値 甲状腺ホルモン, TSH, 自己抗体, 甲状腺超音波 甲状腺機能亢進症 頻脈, 発汗, 体重減少, コレステロール低値 甲状腺ホルモン, TSH, 自己抗体, 甲状腺超音波

副甲状腺機能亢進症 高Ca血症 副甲状腺ホルモン

脳幹部血管圧迫 顔面けいれん, 三叉神経痛 頭部MRI・MRA

頻度の高い二次性高血圧とスクリーニング

高血圧入院( 2-7 日間入院)

1. 二次性高血圧のルールアウト

2. 高血圧性臓器合併症の完全把握

心エコー・頸動脈エコー・腎エコー・

24 時間自由行動下血圧計( ABPM )・ホルター心電図・

ポリソムノグラフィー・ PWV ・ CAVI ・中心動脈圧・ FMD ・ MRI( 外来 ) ・眼底 ( 外来 ) ・エルゴメーター・塩分摂取量・

CKD (一日アルブミン排泄量)など

3. 生活習慣改善指導

初めて指摘された高血圧

(ホルモン検査)

目標血圧まで下がらない高血圧

二次性高血圧のルールアウト

腎血管性高血圧

腎ドップラーエコー 原発性アルドステロン症

負荷試験 褐色細胞腫

ホルモン検査

睡眠時無呼吸症候群

パルスオキシメーター・ポリソムノグラフィー など ご紹介下さい

!!

高血圧・動脈硬化グループの病診連携の流れ

地域病院および診療所

難治性高血圧の コントロール

鹿児島大学病院 心臓血管・高血圧内科学

適切な内服薬の選択

CPAP

などの導入

副腎切除手術

血圧コントロールがつき

次第お返しいたします !!

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