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C-F ABRIC にスイッチを追加する

ドキュメント内 コンバージドファブリック設定事例集 (ページ 31-35)

ここでは、運用中のファブリックに対して、スイッチを追加する方法を説明します。

下図のファブリックに対してC-Fabricスイッチブレード#4を新規追加する場合を例に説明します。

(本構成ではスイッチ追加設定時にRoot Domain マスタスイッチ再起動に伴うネットワーク通信断が発生します)

Core NetWork

CIR

EP

CIR CIR CIR

EP EP EP

C-Fabricスイッチブレード#1(I/5/1)

ISL(Inter Switch Link) Root ドメイン(ID:5)

Leaf ドメイン(ID:6) C-Fabricスイッチブレード#4(1/5/2)

※追加スイッチ

ISL(Inter Switch Link)

C-Fabric (ID:1)

C-Fabricスイッチブレード#2(1/6/1) C-Fabricスイッチブレード#3(1/6/2)

4.2.1 追加するスイッチ単体の設定を行う

追加するスイッチに対し、スイッチ単体としての設定を行います。

【前提条件】

「4.1 C-Fabricを物理構築する」のC-Fabric物理構成が構築されていること。

【設定例】

C-Fabricスイッチブレード#4(RootドメインSlaveとして動作)

・Rootドメインとして設定。

・Fabric ID = 1, Domaind ID = 5, Switch ID = 2

・Interface 0/27 = islポートに設定

【コマンド】

こんなことに気をつけて

・初期設定でのミス防止のためinterface設定などは、初期設定の保存、および再起動後に行ってください。

--C-Fabricスイッチブレード#4でのCLI操作---

#configure

(config)# cfab-switch fabric id 1 #Fabric ID = 1に設定

(config)# cfab-switch domain mode root #Domain modeをRoot Domainに設定 (config)# cfab-switch domain id 5 #Domain ID = 5に設定

(config)# cfab-switch switch id 2 #Switch ID = 2に設定

(config)#save #設定の保存

(config)#exit

#reset #リブート

…… #リブート後再度ログイン(手順略)

#(config)# interface 5/2/0/27 #port27(interface 5/2/0/27)への設定モード移動

(config-if)# type isl #typeをISLに設定

(config-if)#exit

(config)#save #設定の保存

(config)#exit

#reset #リブート

4.2.2 運用中 C-Fabric の構成定義を変更する

運用中のC-Fabricに追加するスイッチの構成定義情報を設定します。

(本設定時にネットワーク通信断が発生します。)

【設定例】

C-Fabricスイッチブレード#1

・Interface0/27 = islポートに設定

【コマンド】

こんなことに気をつけて

・ドメインを構築するスイッチ間は、ISLで接続する必要があります。

・Rootドメインにスイッチを追加する場合、ISLポートの設定を行う際にRootドメインMasterスイッチをresetする 必要があります。

4.2.3 運用中 C-Fabric にスイッチを追加する

追加するスイッチと既存スイッチとのISLポートを接続後、ドメイン間を接続します。

【設定例】

C-Fabricスイッチブレード#1とC-Fabricスイッチブレード#4のISLポート1本のみ、今回は(0/27)を接続

(CEEが有効な場合以下を追加)

C-Fabricスイッチブレード#4のCLIで”save”を実行後に、”reset”を実行し、#4がISL 1本だけ接続されている状態で、

設定保存と再起動を実施

C-Fabricスイッチブレード#4とC-Fabricスイッチブレード#2を

特別なタイプを設定していないポート(ISLやミラーリングのターゲットポート等以外)で接続する。(本例では0/22)

C-Fabricスイッチブレード#4とC-Fabricスイッチブレード#3を

特別なタイプを設定していないポート(ISLやミラーリングのターゲットポート等以外)で接続する。(本例では0/23) --C-Fabricスイッチブレード#1でのCLI操作---

#configure

#(config)# interface 5/1/0/27 #port27(interface 5/2/0/27)への設定モード移動

(config-if)# type isl #typeをISLに設定

(config-if)#exit

(config)#save #設定の保存

(config)#exit

#reset #リブート

【コマンド】

こんなことに気をつけて

・ファブリックを構築するドメイン間は、特別なタイプを設定していないポート(ISLやミラーリングのターゲットポ ート等以外)で接続する必要があります。

・ポート接続時に追加するスイッチにログインしていた場合は、強制ログアウトされます。

・ケーブル接続はISLポートを接続し、ドメインを構築した後に、ドメイン間のケーブルを接続してください。ISLポ ートを接続する前にドメイン間のケーブルを接続すると、複数の同じ IDのドメインを認識することにより、スイ ッチが縮退し、ポートがオフラインになります。その際にオフラインになったポートを復旧させるためスイッチの リブートなどの作業が必要となります。

--C-Fabricスイッチブレード#1(RootドメインのMasterスイッチ)でのCLI操作(ケーブル接続後)---

以下コマンドにて状態を確認

#show cfab status #C-Fabricのスイッチ状態の確認

……

#show cfab topology #C-Fabricのトポロジ状態の確認

……

ドキュメント内 コンバージドファブリック設定事例集 (ページ 31-35)

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