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BlueSurf

ドキュメント内 曲面を使用したパーツのモデリング (ページ 83-200)

注注注記記記

詳細情報は、[BlueSurf]コマンドと[BlueSurfのオプション]ダイアログボックスのヘル プトピックを参照してください。

[BlueSurf]は、複雑ではあるが非常に編集能力が高い曲面を生成するために使用する曲面 作成コマンドです。ロフトやスイープと同様に、[BlueSurf]は、断面とガイド曲線を利用し、

その結果の曲面の動作は、親の曲線で制御されます。BlueSurfをさらに編集するために は、幾つかのテクニックが適用されます。

• 新しい断面やガイド曲線を組み込むことで、BlueSurfトポロジーをさらに制御できます。

• 断面やガイド曲線を追加すると、「編集点データ管理」というコンセプトに従って、編集点 の数が増減されます。

• BlueDot編集点は、曲面を操作するために移動することができます。形状編集およ

びローカル編集が可能です。

BlueSurfの の のオ オプ オ プ プシ シ ショ ョン ョ ン ン

[BlueSurfのオプション]は、接線性、エンドキャプ、開いた範囲または閉じた範囲、およ

び頂点マッピングを制御します。

[標準]タブには、断面および辺のガイドの接線性を制御するためのオプションがあります。断 面の接線性のデフォルト設定は「拘束なし」です。以下の例に、接線性の制御における「拘 束なし」(A)と「断面に垂直」(B)の設定の結果を示します。

閉じた断面を使用するときには、[端をキャップ]オプションが使用できます。デフォルトのオプ ションは[端を開く]ですが、[端を閉じる]オプションを指定して、閉じたフィーチャを作成するこ ともできます。以下に、[端を開く](A)と[端を閉じる](B)の結果例を示します。

[範囲タイプ]コントロールを使用して、[開いた]または[閉じた]範囲を作成できます。[開いた] 範囲は、最初の断面で開始し、最後の断面で終了する曲面を作成します。[閉じた]範囲は、

最初の断面で開始/終了し、閉じたループを形成します。以下の例は、(A)開いた、(B)閉じた の2つの範囲オプションを示しています。

[曲線の接続性]オプションは、挿入したスケッチに適用されます。スケッチの挿入につい ては、この学習の後半で学習します。挿入したスケッチは、3次元交点またはBlueDotを 使用して接続できます。

[詳細]タブでは、頂点マッピングを適用することができます。これについてもこの学習の

後半で説明します。

BlueSurfで で での の作 の 作 作業 業 業

BlueSurfを作成する最初のステップは、断面の選択です。[断面のステップ]が自動的にアク

ティブになります。2つ以上の断面が必要です。

次に、必要に応じてガイド曲線を選択します。[ガイド曲線のステップ]をクリックし、それからガ イド曲線を選択します。

[プレビュー]をクリックし、それから[完了]をクリックします。

この例は、2つの断面(C1、C2)と2本のガイド曲線(G1、G2)のBlueSurf結果を示しています。

BlueSurfは、単一の断面と単一のガイド曲線から構成することもできます。

この時点で、断面、あるいはガイド曲線を編集すると、BlueSurfの形状が変わります。追加の 曲面形状制御が必要な場合のために、[BlueSurf]コマンドには追加のスケッチを挿入す るステップが提供されています。

ス ス スケ ケッ ケ ッ ッチ チの チ の挿 の 挿 挿入 入 入

[スケッチを挿入のステップ]を使用して、既存のBlueSurfフィーチャに断面またはガイド曲 線を追加したときには、その新しいスケッチは断面、あるいはガイド曲線に接続されます。

[BlueSurfのオプション]ダイアログボックスで、スケッチをガイド曲線に接続するために、接続

幾何関係とBlueDotのどちらを使用するかを指定できます。指定するオプションは、フィーチャ を後でどのように編集するかに影響します。

[BlueSurfのオプション]ダイアログボックスには、曲線を接続するための2つの方法([3次元

交点を使用]または[BlueDotを使用])が備わっています。

3次次次元元元交交交点点点をを使を使用使用用

断面とガイド曲線を交点で接続するためには、接続幾何関係を使用することを指定 します。接続幾何関係の位置は[IntelliSketch]ダイアログボックスの[3次元交点]オプ ションを使用して計算されます。[3次元交点を使用]を使用して、新しいスケッチを接 続したときには、断面またはガイド曲線のいずれかに対して変更を行うと、B-スプライ ン(挿入したスケッチ)が更新されます。

注注注記記記

[3次元交点を使用]オプションは通常、エンジニアリングデータまたは寸法で形状 制御する状態を維持する必要がある、ファンやタービンブレードのような曲面など のエンジニアリング曲面を作成するときに使用されます。

BlueDotををを使使使用用用

断面とガイド曲線の交点を接続するために、BlueDotを使用することを指定します。

BlueDotを使用して断面とガイド曲線を接続したときには、断面やガイド曲線の形状を動

的に変更するためのハンドルとしてBlueDotを使用することができます。

注注注記記記

• [BlueDotを使用]オプションは、家庭電化製品、ボトルやコンテナのデザイン

など、美的な条件が重視されるモデルに最適です。

• また、BlueDotを使用すると、モデルの更新に時間がかかる場合があります。

これは、BlueDotを動かすことで、接続幾何関係の場合よりも多くのモデル の再計算が必要となるためです。

スス

スケケケッッチッチをチをを挿挿挿入入の入ののオオプオププシショショョンンン

また、挿入するスケッチの複雑性を制御するための許容差を定義することもできます。許 容差値が減少すると、挿入されたスケッチ曲線により多くの制御点が追加されます。

BlueSurfがすでに作成されている場合、選択ツールでBlueSurfを選択し、それから[選択] コマンドバーの[定義を編集]をクリックします。

注注注記記記

以下の例は、曲線の接続に[BlueDotを使用]オプションを使用しています。

スススケケケッッッチチチののの挿挿入挿入入 スス

ステテッテッップププ1: [BlueSurf]コマンドバーの[スケッチを挿入のステップ]をクリックします。スケッ チを挿入する平面を選択する必要があります。すべての作成基準のオプショ ンが使用可能です。

場所にドラッグできます。また、特定の距離をコマンドバーにキー入力することも できます。スケッチ(C)を挿入する場所をクリックします。

スス

ステテッテッップププ3: ここで、基準平面の表示をオフにして、その結果を観察します。

ガイド曲線方向にスケッチを挿入すると、もう1つのスケッチと交差します。

[BlueSurf]コマンドは、曲線の交点にBlueDotを自動的に挿入します。断面方 向に複数のスケッチがある場合は、ガイド曲線方向に挿入されたスケッチ

はBlueDotで接続されます。

断 断 断面 面の 面 の追 の 追 追加 加 加

既存のBlueSurfに、断面を追加することができます。スケッチの挿入とは異なり、追加され た断面は曲面形状定義を再定義します。挿入されたスケッチを編集すると、BlueSurf形状 は変化します。

BlueSurfフィーチャは、それが作成された後で作成された断面は認識できません。BlueSurfを

編集するときには、そのBlueSurf作成前に作成されたスケッチのみ認識されます。

下図のBlueSurfフィーチャは、2つの断面(C1、C2)で作成されています。

新新

新しししいいい断断面断面面ををを追追追加加す加すするる方る方法方法法 スス

ステテッテッップププ1: 最初に、BlueSurfフィーチャ作成前に作成されている断面(C3)を新しい断 面として追加します。

スス

ステテッテッップププ2: [選択]コマンドをクリックし、それからBlueSurfフィーチャを選択します。[定 義を編集]をクリックします。

スス

ステテッテッップププ3: [BlueSurf]コマンドバーにおいて、[断面のステップ]をクリックします。

スス

ステテッテッップププ4: 新しい断面(C3)を識別します。断面(C3)は、断面の順番の最後に配置されま す。これにより、BlueSurfフィーチャの方向が逆になります。以下の断面の順番 は、(C1)、(C2)、(C3)です。断面の順番を並べ替えて、(C3)を(C1)と(C2)の間 に定義することもできます。

スス

ステテッテッップププ5: [BlueSurf]コマンドバーにおいて、[BlueSurfのオプション]ボタンをクリックしま

す。[詳細]タブをクリックします。

断面(C3)は、「断面3」として表示されています。(C3)を(C1)と(C2)の間に並べ 替えるには、「断面3」をクリックし、それから[上へ]をクリックします。[OK]をク リックして、並べ替えを適用します。

以下に、断面が(C1)、(C3)、(C2)の順に並んだ結果を示します。

BlueSurfフ フィ フ ィ ィー ー ーチ チャ チ ャ ャ作 作成 作 成 成後 後 後に に作 に 作成 作 成 成さ され さ れ れた た断 た 断面 断 面の 面 の の追 追 追加 加 加

BlueSurfフィーチャ作成後に作成した断面(A)をBlueSurfフィーチャ(B)が認識できるようにす るには、断面をフィーチャツリーの上方向に移動する必要があります。

断面をフィーチャツリーの上方向に移動するには、まず[選択]コマンドをクリックします。[パス ファインダ]において、BlueSurfをクリックし、それから左マウスボタンを押さえたまま図示の新 しい断面スケッチのすぐ下にドラッグします。

これにより、BlueSurfフィーチャはその断面スケッチを認識できるようになります。

頂 頂 頂点 点マ 点 マ マッ ッ ッピ ピン ピ ング ン グ グ

頂点マッピングは、断面の頂点間の流れの作成を補佐するテクニックです。断面間に頂点数 の不一致がある場合は、各断面で等間隔の頂点が使用されます。

下図の画像では、断面(A)には4個の頂点、断面(B)には3個の頂点があることに注目してくだ さい。[BlueSurf]コマンドは、自動的に、各断面に等間隔の頂点を挿入します。曲面の流れ が滑らかでないことに注目してください。

曲面の滑らかな流れを作成するために、頂点マッピングを追加できます。BlueSurfを作成して いるとき、または既存のBlueSurfを編集するときに、頂点マッピングを追加できます。

[BlueSurf]コマンドバーにおいて、[BlueSurfのオプション]ボタンをクリックします。[BlueSurfの オプション]ダイアログボックスの[詳細]タブをクリックします。

[追加]をクリックし、それから、図示のようにマッピングする2個の頂点を選択します。

[追加]をもう一度クリックし、それから、図示のようにマッピングする次の2個の頂点を選 択します。

[OK]をクリックし、それから[完了]をクリックします。結果は下図のようになります。

実 実 実習 習 習 : 解 解析 解 析要 析 要 要素 素を 素 を を使 使用 使 用 用し し した た た BlueSurf の の の作 作 作成 成 成

概概概要要要

この実習では、BlueSurfフィーチャを作成する方法を学習していただきます。提供されている スケッチを使用して、BlueSurf曲面を作成します。

目目目標標標

この実習を完了すると、BlueSurfフィーチャが作成できるようになります。

この実習を行うには、「付録G」を開いてください。

実 実 実習 習 習 : BlueSurfの の作 の 作 作成 成お 成 お およ よび よ び び編 編 編集 集 集

概概概要要要

この実習では、BlueSurfを作成および編集する方法を学習します。提供されている曲線ス ケッチを使用して、BlueSurfを作成します。

目目目標標標

この実習を完了すると、以下の内容が実行できるようになります。

• BlueSurfの作成

• スケッチの挿入

• BlueDotの編集

• 曲線のダイナミック編集

この実習を行うには、「付録H」を開いてください。

ドキュメント内 曲面を使用したパーツのモデリング (ページ 83-200)

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