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ブロック要素とインライン要素

○ブロック要素とインライン要素

・XHTML で使用されるタグは,すべてどちらかの要素に分類される(中には両方の性質をもつものもある).

・XHTML はすべてブロック要素で構成される.ページは「ブロック(block)」に分けて記述される.

・ブロック要素内には,別なブロック要素やインライン要素を含むことができる.

・インライン要素はまさに「インライン(in-line)」すなわち行の中で使用されるタグである.

○各要素のイメージ

ページ全体

ブロック要素 インライン要素

○ブロック要素の例

 文書構造の枠組みを指定するもの.

 <h1> , <h2> , … , <h6> , <p> , <div> , <hr /> , <ul> , <ol> , <table> などのタグがある.

 <body>(ページ本文)内に直接記述できるのは,ブロック要素だけである.

○インライン要素の例

 文章中の一部の文字列などに指定するもの.

 一般のテキスト , <span> , <a> , <img /> , <br /> などのタグがある.

 <body>(ページ本文)内にインライン要素を直接記述すると,Validation エラーとなる.

Appendix

○講義内で登場する主なXHTMLタグ一覧(登場順)

ページ タグ 説明 ツールメニュー 教科書

1 <html> 〜 </html> HTML文書の開始と終了 31

1 <head> 〜 </head> 文書情報を記述(TITLEなど) 34

1 <title> 〜 </title> ウィンドウのタイトルバーに表示されるタイトル 39

1 <body> 〜 </body> ブラウザに表示される本文を記述 36

1 <div> 〜 </div> ブロック要素を作るための汎用タグ 文書構造・宣言→<div>ブロックレベル要素 43 1 <div id="○"> 〜 </div> 他のブロック要素と区別.ページ内で1度しか使えない 文書構造・宣言→<div>ブロックレベル要素 43

1 <!--  〜 --> コメント(注釈) コメント 13

3 <h1> 〜 </h1>,…  見出しを付ける(サイズは1〜6.1が最大,6が最小) 見出し→h1 見出し1,… 46

4 <br /> テキストを強制的に改行させる 本文→<br> 強制改行 50

9 <div class="○"> 〜 </div> 他のブロック要素と区別.ページ内で何ヶ所も使える 文書構造・宣言→<div>ブロックレベル要素 43

20 <table> 〜 </table> 表を作成 テーブル→2行2列 133

20 <tr> 〜 </tr> 表の1列分を定義 テーブル→<tr> 1行 138

20 <td> 〜 </td> 表データの1セル分を定義 テーブル→<td> データ1セル分 141 20 <th> 〜 </th> 表見出しの1セル分を定義 テーブル→<th> 見出し1セル分 141 29 <span> 〜 </span> インライン要素を作るための汎用タグ 文書構造・宣言→<span> インライン要素 45 31 <img src="○" /> 画像を表示.○の部分にファイル名を入れる <img> イメージ 96

33 <li> 〜 </li> 箇条書きの各項目 箇条書き→<li> 126

34 <ul> 〜 </ul> 単純なリスト(箇条書き) 箇条書き→<ul> 箇条書きリスト 122

34 <ol> 〜 </ol> 番号付きリスト 箇条書き→<ol> 番号付きリスト 124

41 <a href="○"> 〜 </a> リンク.○の部分にリンク先のアドレスを入れる <a> ハイパーリンク 114

○講義内で登場するスタイル一覧(登場順)

ページ スタイル 説明 ツールメニュー 教科書

5 color 文字色(前景色)を指定する 文字色(color) 344

5 background-color 背景色を指定する 背景色(background-color) 346

12 font-size 文字の大きさを指定する フォント(font)→font-size(文字の大きさ) 361

12 font-weight 文字の太さを指定する フォント(font)→font-weight(文字の太さ) 364

12 line-height 行の高さ(行間)を指定する テキスト(text)→line-height(行間) 375

14 padding パディングに関する指定をまとめて行う パディング(padding)→padding(一括指定) 402

15 padding-left 左パディングを指定する パディング(padding)→left(左パディング) 400

15 margin-left 左マージンを指定する マージン(margin)→left(左マージン) 395

15 border ボーダーに関する指定をまとめて行う ボーダー(border)→border(一括指定) 419

15 margin-bottom 下マージンを指定する マージン(margin)→bottom(下マージン) 395

16 margin-top 上マージンを指定する マージン(margin)→top(上マージン) 395

16 font-family 文字の字体を指定する フォント(font)→font-family 359

16 border-color ボーダーの色を指定する ボーダー(border)→border-color(枠線の色) 406

16 border-style ボーダーのスタイルを指定する ボーダー(border)→border-style(枠線の種類) 414 16 border-width ボーダーの太さを指定する ボーダー(border)→border-width(枠線の太さ) 410

26 width 幅を指定する 幅・高さ→width(領域の幅) 420

26 height 高さを指定する 幅・高さ→height(領域の高さ) 424

26 border-collapse セルのボーダーの表示の仕方を指定する テーブル→border-collapse(セルボーダー表示方式) 460 28 vertical-align 縦方向の揃え位置を指定する テキスト(text)→vertical-align(縦方向位置揃え) 379

36 list-style-type マーカー文字の種類を指定する リストマーカー→type(マーカーの種類) 449

文書構造・宣言→基本構造(XHTML10)

授業テキストに登場する XHTML タグ・CSS スタイル一覧

Appendix

Validation

○ Validation とは

テキスト2ページで説明しているように,「Validation」とは「確認/検証」などという意味.ここでは,記述した XHTML や CSS が正しいか.検証すること.

○ XHTML の Validation

・mi で XHTML ファイルを開いている時に,【ツール↓ Validation → W3C Markup Validation Service を開く】を 選択する.

・「Validate by File Upload」欄の「ファイルを選択」ボタンをクリックし,検証したいXHTMLファイルを選択したら,

「Check」ボタンをクリック.

・結果が表示される.緑色で「This Page Is Valid XHTML 1.0 Strict!」と表示されれば問題なし.

・XHTML が正しく記述されていない場合には,赤色で「This page is not Valid XHTML 1.0 Strict!」と表示されるので,

エラーを修正する.

 

○ XHTML Valiadation エラーの修正

エラーの内容については,mi で XHTML ファイルを開いている時に,【ツール↓ Validation → Validation エラーに ついて】を選択すると,エラーメッセージの内容と簡単な対処方法が書かれている文書が開くので,参考にする.

なお,エラーについて多くの項目が表示されても原因はごく少ない場合が多い.まずは先頭のエラーの解決を目指 すこと.エラー項目には行番号が表示されるので参考にし,その行だけではなく,その行より上の部分に問題があ る場合が多い.問題の原因がわかったらまず 1 ヶ所だけでも修正して,再度 Validation すること.

○ CSS の Validation

・mi で CSS ファイルを開いている時に,【ツール↓ Validation → CSS 検証サービスを開く】を選択する.

・「アップロード」欄の「ファイルを選択」ボタンをクリックし,検証したい CSS ファイルを選択したら,「検証 する」ボタンをクリック.

 

・結果が表示される.「エラー及び警告は見つかりませんでした。」と表示されれば問題なし.

・CSS が正しく記述されていない場合には,赤色で「エラー」と表示されるので,エラーを修正する.

Appendix

○ CSS Valiadation エラーの修正

エラーの内容については,mi で CSS ファイルを開いている時に,【ツール↓ Validation → Validation エラーについて】

を選択すると,エラーメッセージの内容と簡単な対処方法が書かれている文書が開くので,参考にする.CSS のエ ラーについては,Validation ページで表示された部分に誤りがあることが多いので,行番号などを参考にしてエラー を修正する.なお,CSS Validation では,エラーのほかに警告が表示される場合がある.警告はエラーほど重大で はないが,修正する方が望ましい.

○「正しい」ページを示すアイコン

XHTML Valiadation や CSS Validation に問題がない場合,W3C 公式のアイコンによって,作成した XHTML ページ や CSS が(文法的に)正当であることを対外的にアピールすることができる.このアイコンを自分のページ内に 表示させたい場合には,その XHTML ファイルを開き,表示させたい位置(一般的にはページの一番下)で,【ツー ル↓ Validation → XHTML Validator ロゴを挿入/ CSS Validator ロゴを挿入】を選択する.ブラウザで確認すると,

以下のようなアイコンが表示される(これらのイメージには,class="validation" が設定されているので,スタイル シートで適当なデザインを設定する(幅は 88px,高さは 31px とすること).

 , 

Appendix

XHTML+CSS によるページ構築がなぜよいのか?

○ HTML(XHTML)のみでのページ構築

[書類/大渕担当授業用/プログラミング1/演習用データ/ XHTML+CSS のメリット/ XHTML のみ]フォルダ のファイルで説明する.ここには,page1.html,page2.html,page3.html の 3 つのファイルがある.3ページと もブラウザで確認すると,すべて同じようなページ構成である.

ページ本文先頭の見出し部分のタグ「<h1><font color="red">XHTML に関する用語集 </font></h1>」を見ると,

文字色を赤に設定していることがわかる.この記述が各ページに存在している.つまりページのデザインを,それ ぞれのファイル内で指定していることになる.

この見出し部分の色をすべて黒に変更するとしたらどうだろうか.3つのファイルの「red」を「black」に変更す ればよい.が,これが 100 個のファイルがあるとしたら….手間がかかるのは明らかである.

○外部ファイル CSS を使用するメリット

次に[書類/大渕担当授業用/プログラミング1/演習用データ/ XHTML+CSS のメリット/ XHTML+CSS]フォ ルダのファイルを見る.ここにも page1.html,page2.html,page3.html の 3 つのファイルがあり,ブラウザで見 ると,前述のものとまったく同じ表示になる.XHTML ファイルを見ると,ページ本文先頭の見出し部分のタグは

「<h1>XHTML に関する用語集 </h1>」となっており,この部分ではデザインが指定されていない.そのかわり,

スタイルシート(style.css)が指定されていることがわかる.

つまりすべてのページのデザインを,1つのスタイルシートだけで指定している.この見出し部分の色をすべて黒 に変更したいと思えば,スタイルシート内のたった 1 ヶ所を変更するだけである.ファイルが 100 個でも 1000 個 でも一瞬で変更可能である.

○もう1つのメリット

従来は HTML でページの論理的構造と視覚的構造をすべて記述していた.そのため,上記のようにデザインの汎 用性が失われていた.また,HTML でダイナミックな表現をするために,ブラウザ独自のタグ(例えば,Netscape Navigator の <blink> タグ/文字の点滅,Internet Explorer の <marquee> タグ/文字のスクロールなど)が登場し,

ページの統一性が失われることになった.同様にブラウザ独自の裏技も数多く登場した.

CSS は古くから存在していたが,ブラウザの対応がバラバラで,使い物にならなかった.しかし,XHTML というしっ かりとした規格が制定され,大手のサイトが XHTML+CSS でのページデザインを採用したことで,どんなブラウザ でも同じように見えるページを作る,という機運が高まった.また,多くのブログが XHTML+CSS でのサイト構築 を採用している.

現在ではモダンブラウザと呼ばれる,Firefox [Mac/Win],Safari [Mac],Opera [Mac/Win] であれば,ほぼページ表 示は同一になる(フォントを除く/ Safari では一部異なる場合あり).特別なことをせず,基準通りにページを制 作するだけでよい.しかも XHTML+CSS で制作したページは,検索エンジン(Google,Yahoo など)で上位にラ ンキングされることが知られている.これに対し,従来主流であった,Netscape Navigator や Internet Explorer は レガシーブラウザと呼ばれる.CSS でも多くの裏技があるがその多くは,圧倒的シェアをほこる Internet Explorer 対策のためのものである.なお,Internet Explorer はバージョン 7 になって,ほぼ XHTML+CSS に対応するようになっ た.

※ 2007 年 8 月末現在のブラウザのシェア:Internet Explorer 78.7%,Firefox 14.6%,Safari 4.7%.

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