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Alliance 2695 使用時の

ドキュメント内 2695.book (ページ 45-53)

Alliance 2695 使用時の     注意事項及び ト ラ ブル対策

2695 Separations Module   5-2

1.Alliance 2695 使用時の注意事項

1.1   溶媒調整

★使用前には フ ィ ル タ ーろ過

Buffer 等の塩溶媒を使用す る 場合には、 調整後に必ずフ ィ ル タ ーろ過を行い、 目に見え ない不溶成分を除去 し ます。

有機溶媒 も 含まれ る 場合には、 フ ィ ル タ ーの材質に も 気をつけ ます。

(超純水や有機溶媒 100% の場合には不要です。)

1.2   塩溶媒使用後の置換 ・ 洗浄

Buffer 等の塩溶媒を使用 し てい る 時には、 置換 ・ 洗浄に特に気をつけ ます。

特に有機溶媒に置 き 換え る と き には、 間に水を入れて洗浄 し 、 ラ イ ン か ら 塩を除去 し ます。 その後、 親水性のあ る 有機溶媒で あれば直接、 親水性のない有機溶媒に置換 し たい場合には、 親水性有機溶媒で置換 し てか ら 最終的に目的の溶媒に置換 し ます。 下 記手順を参考に し て く だ さ い。

★手順

1. Buffer を使用 し た ラ イ ン を溶媒ボ ト ルか ら 抜 く

2. 少 し 空気を吸わせ る (チ ュ ーブ内に 1cm 程度)

3. ラ イ ンに水 (HPLC グ レー ド ) を セ ッ ト し て Wet Prime (3min 5mL/min)

4. ラ イ ン を親水性の有機溶媒 (次の分析用溶媒) に置 き 換え る (保存時は メ タ ノ ール)

5. 有機溶媒で Wet Prime

分析に使用 し た カ ラ ム を洗浄す る 場合は、 手順 3 のあ と に、 カ ラ ム洗浄す る と 効率的 です。

例) 移動相条件 : A/B = リ ン酸 buffer/ アセ ト ニ ト リ ル   の場合、

    A ラ イ ン を水で洗浄 し た後、 移動相条件 と 同 じ 比率でカ ラ ム を洗浄 し ます。

    移動相中の塩が抜けた と こ ろ で手順 4,5 に進み、 有機溶媒に置換 し て保存 し ます。

1.3   デガ ッ サ

★ 4 つの移動相ラ イ ン全てに溶媒を満たす

A,B,C,D ラ イ ンはそれぞれ独立のチ ャ ンバーで脱気 さ れ ますが、 減圧ポ ン プは 1 つで す。 1 つで も 空の ラ イ ン があ る と 、 デガ ス 効率が落ち る ため、 分析時にはずべての移 動相 ラ イ ン に液を満た し てお く 必要があ り ます。

★ Prime は 10 ~ 15mL 溶媒が流れる よ う に

デガ ッ サー容量は 500μL です。溶媒を置換す る 場合な ど に ソ ルベン ト フ ィ ル タ ーか ら V3 バルブ ま での容量分、 液を置換す る には流速 3 ~ 5mL/min で 10 ~ 15mL 液が流れ

る よ う に設定 し ます。

★デガ ッ サーの適正使用流速は 0 ~ 5.000mL/min です。

流速 5ml/min を超え る と デガ ッ サーに よ る 溶媒の脱気効率が落ち ます。

脱気効率は、 溶媒中ガ ス の負荷 と 、 溶媒が各真空チ ャ ンバーに残っ てい る 時間をベー ス に し てい ます。 溶媒フ ロ ーが増加す る と ガ ス 除去効率が低下 し ますが、 こ れは溶媒

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が真空チ ャ ンバーに存在す る 時間が短 く な る か ら です。 デガ ッ サーは、 0.000 ~ 5.000 mL/min の通常分析流量時に溶解ガ ス のほ と ん ど を除去 し ます。

Alliance 2695 では別な溶媒に置換す る 場合は 7.5 mL/min 程度で ド ラ イ プ ラ イ ミ ン グ と ウ ェ ッ ト プ ラ イ ミ ン グ を実行す る こ と がで き ま す。 短時間で溶媒を置換 し た場合、 デ ガ ッ サに よ る 脱気を し っ か り 行 う ために、 5min ほ ど ポ ン プ を止めてデガ ッ サ を十分減 圧 し てか ら 運転 し ます。

1.4   翌日すぐ に分析を開始す る ために

★送液停止よ り も低流速終夜運転

翌日同 じ 分析をす る ので あれば、 移動相は脱気状態に、 カ ラ ムは平衡状態に保つ こ と で、 ス ムーズ な分析開始が可能です。 一度送液を停止 し て し ま う と 、 再びカ ラ ム を平 衡化 さ せ る 必要があ り 、 時間を浪費 し ます。

低流速 (0.05 ~ 0.1mL/min) デガ ッ サー も 動か し た ま ま で終夜運転をす る と 、 翌日の 分析開始が ス ムーズに行え ます。

( こ の と き 、シ ス テ ム圧が 25psi 以上にな る よ う な流速で送液 し ます。詳 し く は 5-4 ペー ジの 「Lost Prime」 を参照 し て く だ さ い。)

特に塩溶媒を使用 し てい る 場合には、 塩を除いてか ら でない と 送液停止が出来ず、 翌 日の分析は装置の平衡化、 カ ラ ムの平衡化に手間 と 時間を要 し て し ま い ます。

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2695 Separations Module   5-4

2. エ ラ ー及び対策

2.1   Bubble Detected

送液時、 ア キ ュ ム レー タ ーポ ン プに気泡が入っ て し ま っ た場合な ど に発生 し ます。

シ ス テ ム圧力が 650psi (45 バール、 4482kPa) を超え てい る 時に、 C/D Ratio の値が 1.8 以上にな っ た時に気泡検出の メ ッ セージ を返 し ます。

C/D Ratio と は、 ア キ ュ ム レ ー タ ー ポ ン プ ヘ ッ ド プ ラ ン ジ ャ ー が 移 動 相 を 押 す

(Compression) 時、 引 く (decompression) 時の圧力比です。

Alliance 2695 では、 プ ラ イ マ リ ポ ン プの加圧液を ア キ ュ ミ レー タ ーでは吸引す る ため、

正 し い送液状態では 1.8 未満です。

C/D Ratio の値は Diagnostics 画面か ら 確認で き ます。

図 1. Diagnostics - C/D Ratio

★対策

デガ ッ サーが 「ON」 にな っ てい る か確認

溶媒の脱気 (プ レ ミ ッ ク ス し た移動相の場合、 リ ザーバー内で気泡がない こ と を確認 し 、 気泡があ る 場合には溶媒ボ ト ルご と 超音波脱気 し ます。)

ラ イ ン上か ら の気泡の除去 (Wet Prime の実行)

2.2   Lost Prime

送液圧が一定時間、 25psi 以下 と な っ た場合に発生 し ます。

溶媒ボ ト ルが空にな っ た時な ど に空気を吸い込み、 シ ス テ ム圧力が ピ ス ト ン往復の 50 サ イ ク ルにわた っ て 25psi (1.7 バール、 172kPa) 未満にな っ てい る と 、 Alliance 2695 は 自動的に停止 し ます。

★対策

空にな っ た ラ イ ン について、 Dry Prime や Wet Prime を行い溶媒で満た し ます。

下記手順で確認作業を行い ます。

★手順

1. カ ラ ム を外 し 、 Dry Prime や Wet Prime で空にな っ た ラ イ ン を溶媒で満た し ます。

2. 分析条件で送液 し 、 カ ラ ム接続部分ま で十分に空気抜 き を し ます。

エ ラ ー及び対策

2.3   Plunger Homing Over Pressure

Alliance 2695 電源投入時に イ ン ジ ェ ク タ ー ま での流路でシ ス テ ム圧力が高 く 、 初期診 断が不合格にな っ た と き の メ ッ セージです。

★対策

再現す る 場合には、 イ ン ラ イ ン フ ィ ル タ ーの洗浄、 又は交換 し ます。 (6-17 ページの

「 イ ン ラ イ ン フ ィ ル タ の交換」 を参照 し て く だ さ い。)

2.4   Solvent Delivery H/W Fault

送液部のハー ド ウ ェ ア不良時に発生す る エ ラ ーです。

★対策

電源を再投入 し て も 発生す る 場合には、 サービ ス サポー ト 宛にご連絡 く だ さ い。

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3. ト ラ ブル - 送液 さ れない

送液 さ れない、 廃液 ラ イ ン か ら 溶媒が排出 さ れない場合には、 プ ラ ン ジ ャ ーが動いてい る か否かで対策が分かれ ます。

3.1   プ ラ ン ジ ャ ーが動いていない ド ラ イ ブモー タ ーの異常が考え ら れ ます。

★対策

サービ ス サポー ト 宛にご連絡 く だ さ い。

3.2   プ ラ ン ジ ャ ーが動いてい る

チ ェ ッ ク バルブの不良が考え ら れ ます。

★対策

チ ェ ッ ク バルブの洗浄、 ま たは交換を し ます。

(6-16 ページの 「チ ェ ッ ク バルブの交換」 を参照 し て く だ さ い。)

ト ラ ブル - 注入再現性がない

4. ト ラ ブル - 注入再現性がない

4.1   パージ不足

溶媒交換を し た場合な ど に溶媒混和に よ る 気泡な ど で、 ラ イ ン上やシ リ ン ジ部分に気 泡が残 る こ と があ り ます。

★対策

Injector Purge 及び Compression Check の実行

(4-9 ページの 「 イ ン ジ ェ ク タ ーパージ」 を参照 し て く だ さ い。)

4.2   バ イ アル及びセプ タ ムの最適化

Alliance 2695 は、 サ ン プルの量が少ない場合には吸え ない事があ り ま す。 ま た、 気密 性の高いセプ タ ム で大容量注入や繰 り 返 し 注入を行 う と 、バ イ アル内が陰圧にな り 、正 確な容量のサ ンプルを吸引で き ない場合があ り ます。

★対策

1. サン プルバ イ アル及び最小残存量の確認

サン プルの量が少ない場合には専用の微量バ イ アルの使用をお勧め し ます。

図 2 か ら も わか る よ う に、 バ イ アルに準備す る サン プル必要量は下記の と お り です。

必要サン プル量=最小残存量+イ ン ジ ェ ク シ ョ ン量

Waters 製のバ イ アルは、 カ タ ロ グに最小残存量が記載 さ れてい ます。 (4-11 ページの

「サ ンプルバ イ アル及び最小残存量の確認」 を参照 し て く だ さ い。)

2. セプ タ ム

Waters 製バ イ アルセプ タ ムには、 ス リ ッ ト の入っ た 「プ レ ス リ ッ ト 」 タ イ プのセプ タ ムがあ り ます。 大容量注入を行 う 場合、 通常のセプ タ ム では密閉性が高 く 、 内圧が下 が り 、 サン プル注入量を正確に吸え ない場合があ り ます。 大容量注入を行 う 際にはプ レ ス リ ッ ト タ イ プ を使用す る こ と で、 内圧調整が可能 (バ イ アル内を大気圧に維持で き る ) です。

図 2. セプ タ ム - プ レ ス リ ッ ト タ イ プ

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5. ト ラ ブル - 前のサンプルか ら コ ン タ ミ す る

ブ ラ ン ク を注入 し た時に、 前のサン プル と 同 じ 場所に ピー ク が確認 さ れた場合、 コ ン タ ミ が懸念 さ れ ます。

5.1   ア イ ソ ク ラ テ ィ ッ ク 分析の場合

★対策

ニー ド ル ウ ォ ッ シ ュ 液の レベルチ ェ ッ ク

液レベル不足の場合は液を補充 し 、 ニー ド ル ウ ォ ッ シ ュ を実行 し ます。 (4-4 ページの

「ニー ド ル洗浄液の確認」 を参照 し て く だ さ い。)

ニー ド ル ウ ォ ッ シ ュ 液の最適化

ニー ド ル ウ ォ ッ シ ュ は、 サ ンプルの溶けやすい溶媒 (強溶媒) に し ます。

ニー ド ルやシールの劣化を防止す る ため、 不揮発性塩の使用は避け ます。

ニー ド ル ウ ォ ッ シ ュ 液時間の最適化

ニー ド ル ウ ォ ッ シ ュ 液を流す時間を 2 倍、 4 倍に増やす こ と が出来ます。

(詳細は 6-12 ページの 「ニー ド ル ウ ォ ッ シ ュ 時間の設定」 を参照 し て く だ さ い。)

フ リ ッ ツ の交換

(6-15 ページの 「フ リ ッ ツ の交換」 を参照 し て く だ さ い。)

水溶性、 脂溶性に幅広 く 対応す る 液

水/アセ ト ニ ト リ ル/ イ ソ プ ロ パ ノ ール = 50 / 25 / 25

5.2   グ ラ ジ ェ ン ト 分析の場合

グ ラ ジ ェ ン ト 分析の場合は、 移動相由来のブ ラ ン ク ピー ク が発生す る こ と が し ば し ば あ り ます。 ア イ ソ ク ラ テ ィ ッ ク 分析の場合 と 同様の作業を し て も 改善 し なか っ た場合 には、 グ ラ ジ ェ ン ト ブ ラ ン ク の確認を し ます。

対ニードルを動かさずにグラジェントイベントのみ走らせる方法

ソ フ ト ウ ェ アか ら コ ン ト ロ ール時には機能に 「標準試料プ レ ッ プ注入」 又は 「未知試 料プ レ ッ プ注入」 を選択 し ます。 Alliance 2695 単体で使用 し てい る 時には function で

「Condition」 を選択 し ます。)

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