4 ダイアログコマンド
5.1 ARM/Thumbモード対応の概要
PARTNER-ARM9-TPは、Thumbのモードに対応しています。以下ではARM/Thumb 各モードの認識方法と混在したプログラムをデバッグする場合の注意事項につい て説明します。
5.1.1 コードウインドウの表示
コードウインドウの表示と内部的な処理モードの関係を以下に示します。
ソース表示の場合は常にロードしたオブジェクトのデバッグ情報に従い、アセン ブル表示の場合は以下に従います。
・ ブレークした直後はブレーク時のCPUの実行モードに従います。
・ モードを指定した逆アセンブルコマンドのU[A|T]コマンド、または、アセ ンブラコマンドのA[A|T]コマンドの入力により指定したモードになり、モ ードを指定しないコマンド(U, Aコマンド)の入力では、デバッグ情報が ある場合はデバッグ情報に従ったモードに、ない場合はCPUの実行モード になります。
・ デバッグ情報を含んだプログラムをロードした場合は、ロードしたオブジ ェクトのデバッグ情報に従ったモードになります。
5.1.2 ブレークポイント
ソフトウェアブレークポイントは、ARMモードとThumbモードで異なった命令を 用います。指定されたブレークポイントに対し、どちらの命令を用いるかは内部 的な処理モードに依存し、コードウインドウの状態により以下の通り処理されま す。
コードウインドウがソース表示されている場合はロードしたオブジェクトのデバ ッグ情報に従い、アセンブル表示されている場合はその時の表示モードに従いま
ARM/Thumbモード対応の概要
ARMシリーズ『ARM9-TP個別編』- 39
5.1.3 プログラムのロード
デバッグ情報を含むプログラムをロードした場合は、表示はソース表示となり、
内部的な処理モードはそのオブジェクトのデバッグ情報に従います。
5.1.4 レジスタコマンド
レジスタウィンドウやレジスタコマンドで、CPSRレジスタのTビットを変更して CPUのモードを変えることはできません。
5.1.5 モードが混在したプログラム
モードが混在したプログラムで注意が必要なのは、ソフトウェアブレークポイン トです。コードウインドウがアセンブラ表示している場合は、ブレークポイント を設定するアドレスのプログラムの表示モードと一致していることが必要です。
ソース表示している場合は通常ロードしたオブジェクトのデバッグ情報に従うた め本来は意識する必要はありませんが、一致していない場合がありますので、正 しくブレークしない場合は、アセンブラモードで正しいモードに切り替えてから ブレークポイントを設定してください。
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ARMシリーズ『ARM9-TP個別編』- 41
6 リアルタイムトレース
PARTNER-ARM9-TPはCPUの実行内容をリアルタイムにトレースすることができます。
この章ではリアルタイムトレース機能について説明します。
なお、この機能はRTE-2000-TPでのみ使用できます。
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