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ARM7, ARM9, ARM11 編

ドキュメント内 ターゲット項目の設定について (ページ 80-85)

Cortex-M0, Cortex-M0+, Cortex-M3, Cortex-M4 編

① CPU 名

CPU 選択は、CPUのデバイス 名かCPUのコア名かのどちらかで指定する事が出来ます。通常はターゲットCPU の型番に合わせてデバイス名で選択します。この場合、デ バッガの全ての機能を使用する事が出来ます。

デバイス名に型番が表示されない場合、CPU 名の選択からコアを指定する事でターゲットに接続する事が出来ます。ただしペリフェラル表示と内蔵フラッシュメモリの書き込み機 能は使用する事が出来ません。ペリフェラルと内蔵フラッシュメモリはデバイス毎に機能が異なるため、デバイス名で指定する必要があります。

選択 機能 使用できない機能

CPUデバイス名 デバッグするCPU 型番から選択する場合は、こちらを使用します。

通常はこちらの選択を使用して下さい。

・制限なし CPUコア名 デバッグするCPU のコア名から選択する場合は、こちらを使用します。

デバイス名が表示されないターゲットに接続する場合のみ、選択して下さい。

・ペリフェラル表示

・内蔵フラッシュメモリの書き込み機能

② JTAG / SWD

CPU とのデバッグ・インターフェイスの方式を選択します。

CPU によっては、どちらかのデバッグ・インターフェイスしか対応していない物があります。デバッグするCPU のマニュアルを確認して使用可能なデバッグ・インターフェイスを選択し て下さい。

③ JTAG/SWD クロック

デバッガ本体とCPU 間の通信速度を選択します。

JTAG/SWD クロックの設定値は、CPU 動作クロック未満で且つCPU のデータシート上の値を超えない値にして下さい。

JTAG クロック SWD クロック 機能説明

Adaptive - JTAG 端子に RTCK 信号が入力されている場合はこのモードを選択して下さい。CPU の動作周波数

が変化した場合、TCK 出力も追従しますので常に最適なJTAG クロックでデバッグする事が出来ます。

Auto Config -

デバッガ起動時に自動でJTAG クロックの最大動作周波数を決定するモードです。このモードが選択され た場合、デバッガはJTAG クロックを最大値から下げていき、正常なJTAG 通信が出来た周波数で固定 します。この時の通信テストは CPU の全機能をチェックしていませんので、必ずしも最適な動作周波数に なるとは限りません。

60MHz, 40MHz, 30MHz 20MHz, 15MHz, 12MHz 10MHz, 8.5MHz, 7.5MHz 6MHz, 5MHz, 4MHz 3MHz, 2MHz,1MHz 500KHz, 200KHz, 100KHz 50KHz, 20KHz, 10KHz 5KHz, 2KHz, 1KHz

60MHz, 40MHz, 30MHz 20MHz, 15MHz, 12MHz 10MHz, 8.5MHz, 7.5MHz 6MHz, 5MHz, 4MHz 3MHz, 2MHz,1MHz 500KHz, 200KHz, 100KHz 50KHz, 20KHz, 10KHz 5KHz, 2KHz, 1KHz

JTAG/SWD クロックは選択された動作周波数で動作します。周波数が高いほどデバッグ時の操作レスポ

ンスは快適になりますが、CPU との通信が不安定になる可能性もあります。安定したデバッグ操作ができ る最大周波数を選択して下さい。

④ 接続

デバッガをCPU に接続する際の方法を選択します。

通常は"Reset after" を推奨します。接続に問題があるときは別の接続方法を選択して下さい。

接続 CPU への接続方法

No Reset CPU リセットを行わず接続処理を行います。

接続後のPC レジスタはプログラム実行中断時の値です。

Reset after

CPU リセット後に接続処理を行います。

CPU が不正状態な時でも接続出来る可能性が高い方法です。

接続後のPC レジスタはリセットベクタの値です。

under Reset

CPU リセット中に接続処理を行います。

CPU のJTAG/SWD 端子が別の機能ピンに設定されている場合でも接続出来る可能性が高い方法です。

接続後のPC レジスタはリセットベクタの値です。

※接続処理とはデバッガがCPU をコントロール可能にするための設定処理です。

※接続時のリセットは常に"SRST" が使用されます。

⑤ リセット

リセットコマンド実行時のCPU リセット方法を選択します。

通常は"SRST" を推奨します。リセット動作に問題がある時は別のリセット方法を選択して下さい。

リセット CPU リセットの方法

SRST JTAG/SWD コネクタのSRST 端子を使用します。通常この端子は CPU のリセット端子に接続されますのでハードウェア・リセットをかける 事が出来ます。

SYSRESETREQ CPU リセット制御レジスタのビットSYSRESETREQ を使用します。

VECTRESET CPU リセット制御レジスタのビットVECTRESET を使用します。

⑥ TRST の出力

デバッガから出力されるTRST 信号の特性を選択します。

TRST の出力 TRST 出力の選択方法

オープンドレイン ターゲットCPU のTRST 端子にデバッガ以外のデバイスがオープンドレイン( オープンコレクタ) 出力で接続されている場合に選択します。

CMOS ターゲットCPU のTRST 端子がプルアップ/プルダウン抵抗だけで接続されている時に選択します。

使用しない ターゲットCPU のTRST 端子が電源又はGND に直結されている場合。またはJTAG コネクタにTRST 端子が接続されていない時に 選択します。

■「ターゲット」設定項目

Cortex-A8, Cortex-A9, Cortex-R4, Cortex-R4F 編

① CPU 名

CPU 選択は、CPUのデバイス 名かCPUのコア名かのどちらかで指定する事が出来ます。通常はターゲットCPU の型番に合わせてデバイス名で選択します。この場合、デ バッガの全ての機能を使用する事が出来ます。

デバイス名に型番が表示されない場合、CPU 名の選択からコアを指定する事でターゲットに接続する事が出来ます。ただしペリフェラル表示と内蔵フラッシュメモリの書き込み機 能は使用する事が出来ません。ペリフェラルと内蔵フラッシュメモリはデバイス毎に機能が異なるため、デバイス名で指定する必要があります。

選択 機能 使用できない機能

CPUデバイス名 デバッグするCPU 型番から選択する場合は、こちらを使用します。

通常はこちらの選択を使用して下さい。

・制限なし CPUコア名 デバッグするCPU のコア名から選択する場合は、こちらを使用します。

デバイス名が表示されないターゲットに接続する場合のみ、選択して下さい。

・ペリフェラル表示

・内蔵フラッシュメモリの書き込み機能

② エンディアン

ターゲットCPU の設定に合わせてエンディアンを選択します。

・ビッグエンディアン

・リトルエンディアン

③ JTAG クロック

デバッガ本体とCPU 間の通信速度を選択します。 JTAG クロック(TCK) の設定値は、CPU 動作クロック未満の値にして下さい。

JTAG クロック 機能説明

Adaptive JTAG 端子にRTCK 信号が入力されている場合はこのモードを選択して下さい。CPU の動作周波数が変化した場合、TCK 出力も追 従しますので常に最適なJTAG クロックでデバッグする事が出来ます。

Auto Config

デバッガ起動時に自動でJTAG クロックの最大動作周波数を決定するモードです。このモードが選択された場合、デバッガはJTAGクロックを 最大値から下げていき、正常なJTAG 通信が出来た周波数で固定します。この時の通信テストはCPU の全機能をチェックしていませんの で、必ずしも最適な動作周波数になるとは限りません。

60MHz, 40MHz, 30MHz 20MHz, 15MHz, 12MHz 10MHz, 8.5MHz, 7.5MHz 6MHz, 5MHz, 4MHz 3MHz, 2MHz,1MHz 500KHz, 200KHz, 100KHz 50KHz, 20KHz, 10KHz 5KHz, 2KHz, 1KHz

JTAG クロックは選択された動作周波数で動作します。周波数が高いほどデバッグ時の操作レスポンスは快適になりますが、CPU との通信

が不安定になる可能性もあります。安定したデバッグ操作ができる最大周波数を選択して下さい。

④ 接続時

デバッガ起動時のCPU RESET, Break 処理の方法を選択します。

起動処理 機能説明

CPU Reset & Break デバッガ起動時にCPU RESET を行いBreak します。通常はこのモードを選択して下さい。

No Reset & Break デバッガ起動時にBreak します。CPU RESET は行いません。

No Reset & No Break デバッガ起動時にCPU RESET とBreak は行いません。

⑤ リセットベクタアドレス

リセットベクタがあるアドレスを入力します。

⑥TRST の出力

デバッガから出力されるTRST 信号の特性を選択します。

TRST の出力 TRST 出力の選択方法

オープンドレイン ターゲットCPU のTRST 端子にデバッガ以外のデバイスがオープンドレイン( オープンコレクタ) 出力で接続されている場合に選択します。

CMOS ターゲットCPU のTRST 端子がプルアップ/プルダウン抵抗だけで接続されている時に選択します。

使用しない ターゲットCPU のTRST 端子が電源又はGND に直結されている場合。またはJTAG コネクタにTRST 端子が接続されていない時に 選択します。

⑦初期値を設定するレジスタ

リセット時にレジスタ値を初期化するか選択します。チェックを入れると初期化します。

ドキュメント内 ターゲット項目の設定について (ページ 80-85)

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