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ABAP Extension module のインストールとカスタマイズ

ドキュメント内 SAP4X.PS (ページ 69-81)

この章では、ABAP Extension module のインストールとカスタマイズについてのみ 説明します。コネクターのインストールと構成はすでに完了していることが前提と されています。コネクターのインストールと構成の詳細については、13ページの

『第 2 章 コネクターのインストールと構成』および 253ページの『付録 A. コネ クターの標準構成プロパティー』を参照してください。コネクターのカスタマイズ はオプションですが、推奨されています。

この章の内容は以下のとおりです。

v 『コネクター・トランスポート・ファイルのインストール』

v 56ページの『コネクター・トランスポート・ファイルのインストールの確認』

v 58ページの『コネクターに対する SAP アプリケーションの使用可能化』

v 61ページの『アダプターから提供される ABAP オブジェクトの変更』

v 61ページの『イベントのピンポンの防止』

コネクターのコンポーネントはすべて、Windows では ¥connectors¥SAP ディレク トリーに、UNIX では /connector/SAP および /bin ディレクトリーにあります。

トランスポートは、後出の 『コネクター・トランスポート・ファイルのインストー ル』で説明するように、SAP R/3 アプリケーションまたはデータベース・サーバー にインストールされます。

注: 本書では、ディレクトリー・パスの規則として円記号 (¥) を使用します。UNIX システムの場合には、円記号 (¥) はスラッシュ (/) に置き換えてください。す べてのファイルのパス名は、使用システムで製品がインストールされたディレ クトリーを基準とした相対パス名です。

コネクター・トランスポート・ファイルのインストール

IBM WebSphere Business Integration Adapter for mySAP.com 用のトランスポート・

ファイルには、表構造、関数、データなど各種のオブジェクトが格納されていま す。ABAP Extension module で必要な特定の機能を提供するには、これらの開発オ ブジェクトを SAP システムにインポートする必要があります。

各トランスポート・ファイルは、.zip ファイルに入っています。例えば、SAP R/3 バージョン 4.x Primary トランスポート用のトランスポート・ファイルは、

4_Primary.zip ファイルに含まれています。

必要なトランスポート・ファイルが正常にロードされたら、ビジネス・オブジェク ト固有のトランスポートを任意の順序でロードできます。トランスポート・ファイ ルの詳細については、各トランスポートの .zip ファイルに含まれているトランス ポート・メモを参照してください。

© Copyright IBM Corp. 1997, 2003

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コネクター・トランスポートのインストールのためのネーム・スペ ースの作成

コネクター・トランスポート・ファイルをインストールする前にコネクター用のネ ーム・スペースを作成します。ネーム・スペースを作成していないと一部のトラン スポートが失敗する可能性があるため、このステップは SAP R/3 バージョン 4.0 では必須です。

注: SAP R/3 アプリケーションのどの 4.x バージョンでも、コネクターの ABAP

オブジェクトの 1 つを変更する前に、コネクターのネーム・スペースを作成す ることが必要です。

/CWLD/ ネーム・スペースの作成

1. 「Workbench Organizer: Tools」ウィンドウを開きます (トランザクション SE03)。

2. 「Administration」メニューを展開し、「Display/change namespaces」オプション をダブルクリックします。

3. 「Display」->「Change」ボタンをクリックします (Ctrl+F1)。

4. 「Continue」ボタンをクリックして、「Information」ウィンドウを閉じます。

5. 「New entries」ボタン (F5) をクリックし、「Namespace」フィールドに /CWLD/

と入力します。

6. 「Namespace role」フィールドを選択し、それを展開して (F4) オプションを表 示してから、「Recipient」を選択します (C)。

7. 「Short text」フィールドに CrossWorlds Namespace と入力し、「Owner」フィ

ールドに CrossWorlds と入力します。「Save」ボタンをクリックします

(Ctrl+S)。システムがカスタマイズの変更を追跡するようにセットアップされて いる場合は、変更要求のためのプロンプトが出されます。これにより、ネーム・

スペースを別のシステムに移送することができます。

ネーム・スペースの変更可能化

コネクターのネーム・スペース内の ABAP オブジェクトは、ネーム・スペースを変 更可能にするまでは変更できません。SAP4.x 提供の ABAP オブジェクトを更新す るには、オブジェクトを変更するための修理ライセンスが必要です。このライセン スを取得するには、IBM ソフトウェア・サポートにお問い合わせください。

1. 「Workbench Organizer: Tools」ウィンドウを開きます (トランザクション SE03)。

2. 「Administration」メニューを展開し、「Display/change namespaces」オプション をダブルクリックします。

3. 「Display」->「Change」ボタンをクリックします (Ctrl+F1)。

4. 「Continue」ボタンをクリックして、「Information」ウィンドウを閉じます。

5. 「/CWLD/」をダブルクリックし、修理ライセンスを入力します。「Save」ボタン をクリックします (Ctrl+S)。

6. 「Back」ボタン (F3) を 2 回クリックし、「Administration」メニューを展開し て、「Set system change」オプションをダブルクリックします。

7. 「Namespace」行の「Modifiable」列にチェック・マークを付けます。「Save」ボ タンをクリックします (Ctrl+S)。

コネクター・トランスポート・ファイル

IBM WebSphere Business Integration Adapter for mySAP.com には、7 つのコネクタ ー・トランスポート・ファイルが格納されています。アダプターで必要な変更は、

これらのコネクター・トランスポート・ファイルで処理されます。Primary、

Utilities、および Request トランスポート・ファイルは必須です。

SAP R/3 バージョン 4.x コネクター・トランスポート・ファイルのリストを次に示

します。これらの表のデータが追加される前に必要な表が作成されるようにするた め、トランスポートはこのリストの順序でインストールする必要があります。これ らのファイルは、¥connectors¥SAP¥dependencies¥transports_4x にあります。

v 4_Primary v 4_Utilities v 4_Request v 4_Delivery v 4_NumberRange v 4_Tools_Maintenance v 4_Tools_Development

Primary、Utilities、Request、および Delivery トランスポート・ファイルで提供され る機能によって、実行時コンポーネントが構成されます。Tools_Maintenance および

Tools_Development トランスポート・ファイルは、必須のトランスポート・ファイル

をインストールした後に、いつでもインストールすることができます。これらのト ランスポート・ファイルは、実行時環境では必須ではありません。

4_Primary このトランスポート・ファイルには開発オブジェク

トが含まれています。これらのオブジェクトは、シ ステムに 1 回だけロードする必要があります。こ のファイルには、数値範囲オブジェクト、開発クラ ス、動的トランザクション宣言組み込みプログラ ム、および制限組み込みプログラムが含まれていま す。これらを利用することで、トリガー・ロジック にカスタマー独自の変更を行うことができます。

重要: このトランスポート・ファイルをすでにコネ クターが稼働しているシステムに適用する と、このトランスポート・ファイルの内容 が、既存の環境に対して行われた変更を上書 きする可能性があります。

4_Utilities このクライアント独立のトランスポート・ファイル

には、要求、デリバリー、開発、および保守コンポ ーネントで共用されるオブジェクトおよび機能が含 まれています。例えば、このファイルにはログおよ びデータ・エレメントが含まれています。

4_Request このクライアント独立のトランスポート・ファイル

には、ビジネス・オブジェクト要求操作をサポート するために必要な機能が含まれています。

4_Delivery このクライアント独立のトランスポート・ファイル

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には、イベントのトリガーやイベントのポーリング などのイベント・デリバリー操作をサポートするた めに必要な機能が含まれています。

4_Number Range このクライアント依存トランスポート・ファイルに

は、4 つの数値範囲が初期状態で含まれています。

これらの数値範囲間隔を使用したり、間隔自体を作 成することができます。

重要: Number Range トランスポート・ファイルを 再インポートすると、コネクターの既存の数値範囲 間隔が初期化されます。この結果、コネクターのロ グ表、現在のイベント表、将来のイベント表、およ びアーカイブ表を再使用前にリフレッシュしなけれ ば、これら表内のデータは破壊されます。

このトランスポート・ファイルは、Primary トラン スポート・ファイルをインストールした後に、いつ でもインストールできます。

4_Tools_Maintenance このクライアント独立のトランスポート・ファイル

には、ログ統計やイベント表の表示などの保守操作 をサポートするために必要な機能が含まれていま す。

4_Tools_Development このクライアント独立のトランスポート・ファイル

には、オブジェクトの開発をサポートするために必 要な機能が含まれています。

コネクター・トランスポート・ファイルのインストール

コネクター・トランスポート・ファイルは、IBM WebSphere Business Integration

Adapter for mySAP.com とともに提供されるプログラムおよびその他の開発オブジ

ェクトをインポートすることにより、SAP に対する必要な変更をすべて行います。

これらのファイルは、SAP プログラムやユーザー出口を変更しません。

重要: トランスポートを再適用すると、環境がリセットされることに注意してくだ さい。トランスポート・ファイルを再適用する前に行ったすべての開発は上書きさ れます。

次の手順で、SID は SAP システムの ID を示し、<TransportFileName> はトラン スポート・ファイルの名前を示します。ただし、インストール・ディレクトリーで は、トランスポート・ファイル名を構成する文字は、そのファイル名が各種の tp コマンドにパラメーターとして渡される仕方とは異なる順序で表示されます。

¥usr¥sap¥trans¥cofiles ディレクトリーの中で、トランスポート・ファイル名のフ ォーマットは、K9xxxxx.SID ですが、ファイル名をパラメーターとして渡すときに は、SIDK9xxxxx のフォーマットとなります。例えば、ファイル名 K912345.D30 の 場合、D30 がソース・システムの SID であるため、パラメーターとして渡される 際には D30K912345 となります。

重要: コネクター・トランスポート・ファイルの名前は変更しないでください。

ドキュメント内 SAP4X.PS (ページ 69-81)