新たな居住区におけるコミュニティづくり。職員のコーディネイト力の向上。ボ ランティアコーディネーターの育成。地域防災組織との連携(災害マップづくり)。
ボラセン、相談員を含めてニーズの集約を効率的に行える地区社協的な組織づくり。
2) B町
今回の震災をふまえ、危機管理について勉強しなければならない。
3) C村
①要援護者等のニーズ調査及び提行事業の確定。
②地域における相互見守り活動の推進。
4) D村
新たな地域コミュニティの確立(小地域ネットワーク活動など)。
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2.民生委員
(1)震災を振り返って、民生委員として住民に協力してもらいたかった(協 力してもらった方が成果が上がった)と感じている役割や活動
1) A市
震災後、地域内の「自主防災組織」との連携が不十分であったことを反省してい るが、もっと密に連絡等を取っていれば、安否確認等をスムーズにでき、成果が上 がったと思う。
2) B市
A.被災により親族、知人を頼り、何日、何か月と世話になった人など、周りから見 て分かることであれば、互いに協力する意味において、民生委員なり行政連絡委 員に周知しあうことができれば支援もよりよく・・・と思った。
B.日頃の隣近所とのつながりを大切にし、助け合うことが大事で、その中から情報 を頂くことができた。地域では高齢者が多く、特に若い男性が少ないので、力が いる仕事ができなかった。町内会や自治体の協力が必要。
C.避難所における、元気な人の作業分担(トイレ清掃、食事の配布、後始末等) D.各家で避難して来た人がいると教えてくれれば、物資の配送などを早く届けるこ
ともできたし、歩けない人などにいくらかでも支援ができたこと。近所、町内会 の連携の取り方。
E.地震が落ち着いたらすぐに隣近所に大声で呼び回る事。高齢者が居る場合は、そ の場にいる人の力を借りて逃げる手伝いをする事。これは、地震すぐの事とし、
時間が経てば各自で精一杯遠くへ逃げる事のみ。数日過ぎたら、津波の避難場所、
民家等に避難している人達は各名簿等と役所に届ける。物資等が早く届くために 必要。
F.①避難場所での自分達の食事づくり。
②生活上の日常的な掃除。
③身体の不自由な方への食事運び。
④みなし仮設への物資の配達。
⑤避難者を預かっている家庭に、物資を取りに来てくれた。
G.若者又は中年の方々は、ただ避難をするだけでなく、ひとり暮らしの高齢者、要 援護者の安否確認、見守り活動に取り組んでほしかった。民生委員だけではどう にもならず、みんなに声を掛け合って、避難行動を取ってほしかった。
H.毎年3月3日には津波訓練を実施し、各団体(消防、町内会、婦人会)と役割を決
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めている集落なので、成果が上がったようだ。
(2)震災を振り返って、民生委員として公的機関や団体に協力してもらいた かった(協力してもらった方が成果が上がった)と感じている役割や活動
1) A市
被災者の仮設住宅入居(みなし仮設入居)者の情報がつかめなかったので、迅速 に対応していただければ、安否確認等もスムーズにできたと思う。
2) B市
A.身近な地域の支援センターには大変支援を受けたと感じている。
B.情報を適確に把握して、不公平のないように被災者を支援して頂きたかった。い ろいろ事情があったと思うが、私たちに情報が入ってくるのが遅かった。
C.食事の支援。情報の把握。
D.どこでどのような事、手続きをすればいいのか、民生委員としてもわからなかっ た。数日後には、センターの方に聞きに行った。今どのような状態であるか、町 内会のどなたかに連絡が欲しかった。物資の受け取りに民生委員が行っても、近 所に避難してきている人の分はもらえるように(1 カ月後にセンターでしてくれ た)。
E.震災のたびに状況が違うが、今回のやり方以上の事はなかなか出来ないと思う。
やはり公的機関等は常日頃の訓練と連携の賜物だと思うし、より必要性を感じる。
F.①お風呂バスの送迎で助かった。
②生活道のがれきを片付けて頂いた。
③発電機の貸し出しで電気等の生活ができた。
④物資を運んでくれた。
G.自衛隊、消防団員の皆さんはよくやってくれたと思う。町内会として、自主防災 組織はもっていたが、その機能は発揮できなかった。今回のような100年に一回、
1000年に一回という事態に備えるマニュアルもなかったと思う。早期の衛生○○
の設置、ガソリン、石油の備蓄の確保、防災無線は停電時に機能を失う為、発電 装置を常に備えるべきである。
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(3)地域のため、民生委員として災害時に実施しなければならないと感じて いる役割や活動
1) A市
担当地域内の高齢者等の避難誘導を速やかにできるようにするためにも、普段か らのコミュニケーションが大事だと思う。
2) B市
A.ライフラインのストップにより互いに協力できることなどを把握し、行政等への 連絡活動を細目にすることも必要だと思う。
B.地域内の安否確認、見守り活動。地域住民に悩みや心配、不安等問題がある時に、
関係先につなぐこと。
C.委員の相互安否の確認後、避難所、担当地区への支援。行政と支援内容の分担、
責任の明確化(マニュアル化が必要)。
D.物資、その日の食べ物、町内会、民生委員が役割を決めて、活動する。もっとも 何を必要とするかを聞きたい。そして、いち早く届ける。やはり、すぐに食べれ て、温かい物を届けたい。(歩けない、車のない人に特に。)町内会とグループを作 って活動。
E.常日頃、避難場所の知らせや、すぐ逃げる事の会話を何度もしておく事。避難に 時間がかかる人ほど、腰を早く上げない傾向がある。災害時は、時間があれば早 めに避難の必要をふれ回る。早めに周囲の人に手助けを頼む。それ以上は、状況 で判断。
F.①一人暮らし、身体の不自由な方には、災害時前に、近所によるお世話になる家 庭を対話し決めておく。
②水洗トイレが使用できないので、代わるトイレが必要。
③沢水、湧水を常に絶やさないような対策を知っておく。
G.今回の津波は想定外といえども、常日頃、避難訓練等に参加している人は助かっ ているが、避難訓練に参加していない人が被災にあっている。行政側も、強制力 をもって防災教育に力を入れて取り組んでほしい。
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沿岸社協情報交換会(研究会記録の要約)
とき:2013年7月22日 13:30~16:00 ところ:大船渡プラザホテル 二階
挨拶:仮設住宅から復興住宅へと生活の状況が変わってくる局面の中で、沿岸社協の生活 支援相談員の情報交換会を行いたいと思います。岩手の様々の地域の特性、いろんな事情 の中での支援活動になってくると思いますが、活動事例も交えながら情報交換を行えれば と思います。よろしくお願いします。
【B市社会福祉協議会】:ボランティアセンター部門と生活支援部門に分かれていまして、
私はボランティアセンターを担当しています。現在は、復興住宅への引っ越しの依頼が増 えてきており、そちらを重点的に対応しています。54戸中14戸を当センターが対応してい ます。基本的には荷造りが終わったものを引っ越し先に運ぶ形になりますが、依頼があれ ば荷造りも対応しています。
平成25年度は前年度と比べ、人も大幅に変わりまして、担当地区も8地区を2つに分け、
それぞれのグループにリーダーとサブリーダーがおり、4~5 名ずつで活動しています。今 年度の活動方針としては、重点見守り世帯への訪問の充実や孤立している人のSOSに気付 けるような丁寧な訪問を重視しています。それから復興住宅へ転居する世帯情報の管理、
見守り区分を①重点見守り②通常見守り③見守り不要とし、それに見合った訪問活動を行 っています。災害公営住宅への移動に伴い、保健師と生活支援相談員が連携し、全世帯を 訪問しています。54世帯中39世帯が被災しておりまして、被災した世帯には、社協の生活 支援相談員が見守り区分に従って訪問しています。39世帯中①重点見守りは14世帯、②通 常見守りは24世帯、③見守り不要は1世帯となっております。見守り区分の基準は、重点 見守り世帯は75歳以上の方やそれ未満でもアルコール中毒や震災で家族を無くされた方な ど何かしらの問題を抱えている世帯。通常見守り世帯は、重点見守り世帯以外。重点見守 り世帯は最低月1回、通常見守り世帯は3カ月に1回というところです。
【C市社会福祉協議会】:今年度は、みなし仮設を重点的に訪問しており、6 月時点で仮設 退去は33世帯で、お盆に入る前に新居に移りたいという世帯が多かったです。また、就職 や経済的困窮により社協へ貸付の相談も多く、その中で生活の変化や背景、適切な機関へ つなぐことを心がけていますが、調整するのが判断しにくいケースが増えているのも現状 です。具体的な事例としては、精神疾患のある方が就職する上で障害区分が明確ではなか ったりと適切な機関へスムーズにつなぐのが難しいこともあるため、専門部分であったり 最初の段階でどこまで判断できるか、情報共有しながら取り組んでいかなければならない と思います。また、仮設住宅やみなし仮設からの退去後の行き先を相談員が把握できない