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Aデータ用

ドキュメント内 第5章 データベースの物理設計 (ページ 71-77)

表スペース

A

データ用

表スペース

B

データ用

表スペース

C

INDEX用 表スペース

B INDEX用

表スペース C

LOB用

表スペース 一時

表スペース

解説 : 表スペース配置例

ƒ

様々な要件を考慮しながら、データ配置を決定する間には、様々な妥協が必要になります。

ƒ

要件に合わせて、プライオリティーをつけながら決定します。

妥協その1

アクティブ・ログは、データ用表スペースと同じディスクに配置すべきではないけれども

、アクティブ・ログのためだけにディスクを1つ確保すると、他の領域が納まりきれない ので、アクティブ・ログのI/Oとは競合しない、バックアップ領域を同じディスク上に配置 します。ただし、バックアップを、表スペース単位で、またはオンラインで行い、その間 に表へのアクセスがある場合には、ログへの書き込みとバックアップ取得のI/Oが競合 するため、適当ではありません。

妥協その2

一時表スペースは、データ用表スペースとは別ディスクに配置すべきだが、この具体 例では、一時表スペースのためだけにディスクを確保することができないので、一時表 スペースへのアクセスとの競合がおきない表スペースを同じディスク上に配置します。

バックアップ領域を配置することもできますが、今回は、LOB用表スペースに格納され ている表は、追加のみで、LOAD、REORGや複雑なSQLの処理が入らないため、一 時表スペースと同じディスク上に配置します。

妥協その3

データ用表スペースAとINDEX用表スペースAは、検索や更新が頻繁なため、他の表 スペースとは分けたいが、この具体例では、Aのためだけにディスクを確保することが できないので、他の表スペースと同じディスク上でも、できるだけ多くのディスクにまた がるように表スペースを配置しました。

まとめ ログの配置

ƒ アクティブ・ログの 2 重化を検討する

ƒ アクティブ・ログ専用のディスク上に配置する

– ログを配置するディスクを表スペースとは別にする

ƒ アーカイブ・ログとアクティブログは別ディスクに配置する

ƒ ログは、専用のファイルシステムに配置する

ƒ アクティブ・ログに使用するファイルシステムは、ログ容量の約 2 倍用意する

ƒ ログ・アーカイブ機能を使用する場合は、アーカイブ先ディレクトリの数にあわせて 域を確保し、別のディスク配置

指針

まとめ 表スペースの配置

ƒ

複数の物理ディスクに表スペースを配置する

ƒ

複数のコンテナを使用する場合は同じサイズ、タイプにする

ƒ

索引用表スペースは別ディスクに配置する

– DMSが前提

ƒ LOB用表スペースは別ディスクに配置する

ファイルDMSが前提

– LOBデータはバッファープールは使用できない

1 つのディスクに複数のコンテナがあってもディスク I/O の衝突がなければ問題ない

指針

物理設計に関連する表編成

物理設計に関連する表編成

ハイ・パフォーマンスを支えるパーティション表

ƒ

ひとつの表を複数の区分に分割

ƒ

古い区分を高速にロールアウト (区分のデタッチ)

ƒ

既存データはオンライン状態で、新しい区分をロールイン (区分のアタッチ)

ƒ

区分単位でのアクセス性能向上

ƒ

各区分は異なる表スペースに配置可能

Jan Feb Mar Apr

過去のデータは まとめて瞬時に

切り離し

新規データを個 別に

LOAD

して から区分を取り

DETACH ATTACH

付け

日付などのレンジで区分に分割し整理する 日付などのレンジで区分に分割し整理する

パーティション表 パーティション表

Jan

売上履歴表

読みたい区分の みにアクセス

ハイ・パフォーマンスを支える多次元分析機能

セル ブロック

2008年

20089

9月

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