主要な経営指標等の推移 (単体)
優先株式 15. 87 円 優先株式 82.50 円 優先株式 82.50 円 優先株式 82.50 円
(うち 1 株当たり中間配当額) (4.25 円) 普通株式 4.25 円 普通株式 4.25 円 普通株式 4.25 円 普通株式 10.71 円 優先株式 0.-.ー 優先株式 41.25 円 優先株式 41.25 円 優先株式 41.25 円 1 株当たり当期純利益
(△は 1 株当たり当期純損失) △ 192.82 円 9.43 円 14.88 円 △ 38.68 円 △ 49.60 円
潜在株式調整後 1 株当たり当期純利益 ー ー ー ー ー
1 株当たり純資産額 398.82 円 565.08 円 574.48 円 599.35 円 471.71 円
単体自己資本比率(国際統一基準) ー 11.87 % 12.75 % 11.28 % 10.37 %
株価収益率 98.57 倍
配当性向 ー 90.13 % 57.11 % ー ー
従業員数 18,386 人 17,878 人 19,780 人 18,979 人 18,258 人
総資産利益率(ROA)
経常利益率 ー ー 0.35 % ー ー
当期純利益率 ー 0.06 % 0.12 % ー ー
資本利益率(ROE)
経常利益率 ー ー 7.96 % ー ー
当期純利益率 ー 1.95 % 2.61 % ー ー
(注)1. 平成10年度の財務諸表における子会社・関連会社の範囲及び税効果会計については、それぞれ「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則の一部を改正する省令」(平成10年大 蔵省令第135号)附則第2項及び「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則等の一部を改正する省令」(平成10年大蔵省令第173号)附則第3項に基づき、これらの省令により 改正された財務諸表等規則を適用しています。
2. 消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によっています。
3. 1株当たり純資産額は、期末純資産額から「期末発行済優先株式数×発行価額」を控除した金額を、期末発行済普通株式数で除して算出しています。
4. 平成13年度の中間配当についての取締役会決議は平成13年11月26日に行いました。
5. 1株当たり当期純利益(又は当期純損失)は、当期純利益(又は当期純損失)から当期の優先株式配当金総額を控除した金額を、期中平均発行済普通株式数で除して算出しています。
6. 潜在株式調整後1株当たり当期純利益は、平成9年度、平成12年度及び平成13年度は当期純損失が計上されているため、平成10年度及び平成11年度は潜在株式を調整した計算により 1株当たりの当期純利益は減少しないため、それぞれ記載していません。
7. 配当性向は、当期普通株式配当金総額を、当期純利益から当期優先株式配当金総額を控除した金額で除して算出しています。なお、平成9年度、平成12年度及び平成13年度は当期純損失 が計上されているため記載していません。
8. 金融システム改革のための関係法律の整備等に関する法律の施行により銀行法第14条の2が改正されたことに伴い、平成10年度より単体自己資本比率を算出しています。
9. 株価収益率は、平成11年度より開示しています。なお、平成12年12月にパリ、スイス各証券取引所の、平成13年3月に東京、大阪、札幌、ニューヨーク、ロンドン各証券取引所の株式の上場 を廃止したため、平成12年度以降は算出していません。
10. 平成11年度以降の従業員数は、当行から他社への出向者を除き、他社から当行への出向者及び海外の現地採用者を含んでいます。
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東 京 三 菱 銀 行 財 務 デ ー タ ︵ 単 体
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財務諸表
東京三菱銀行の銀行法第 21 条第 1 項後段の規定により公衆の縦覧に供する書類は、株式会社の監査等に関する商法の特例に関する法律(昭和 49 年 法律第 22 号)により、監査法人トーマツの監査を受けています。また、東京三菱銀行の財務諸表、すなわち、貸借対照表、損益計算書、利益処分計 算書及び附属明細表につきましては、証券取引法第 193 条の2の規定に基づき、監査法人トーマツの監査証明を受けています。以下の貸借対照表、損 益計算書及び利益処分計算書は、上記の財務諸表に基づいて作成しています。1. 貸借対照表
(単位:百万円)
平成12年度 平成13年度
(平成13年3月31日現在)(平成14年3月31日現在)
(資産の部)
現金預け金 6,999,993 5,696,030
現金 723,484 729,752
預け金 6,276,508 4,966,277
コールローン 1,401,518 1,380,060
買現先勘定 1,686,707 540,524
買入金銭債権 249,353 335,939
特定取引資産 3,959,920 5,185,275
商品有価証券 863,010 1,116,655
商品有価証券派生商品 682 89
特定取引有価証券 315,614 80,658
特定取引有価証券派生商品 98 3
特定金融派生商品 1,885,899 1,474,089
その他の特定取引資産 894,613 2,513,780
金銭の信託 281,075 294,979
有価証券 17,520,047 16,309,350
国債 7,661,730 7,544,848
地方債 241,286 423,210
社債 890,966 1,160,750
株式 5,249,458 3,912,283
自己株式 65 ー
その他の証券 3,476,540 3,268,256
投資損失引当金 △ 1,798 △ 1,846
貸出金 34,433,824 35,620,817
割引手形 742,264 563,224
手形貸付 4,607,067 4,440,666
証書貸付 21,135,876 22,792,348
当座貸越 7,948,616 7,824,577
外国為替 825,461 582,649
外国他店預け 42,580 29,396
外国他店貸 154,875 27,023
買入外国為替 464,280 396,480
取立外国為替 163,725 129,749
その他資産 5,235,115 2,096,755
未決済為替貸 27,247 26,976
前払費用 6,912 18,289
未収収益 250,799 172,753
先物取引差入証拠金 12,842 8,036
先物取引差金勘定 7,640 22,716
保管有価証券等 2,691,481 986
金融派生商品 760,740 531,453
繰延ヘッジ損失 321,993 303,649
社債発行差金 197 189
債券貸借取引差入担保金 284,958 559,991
その他の資産 870,300 451,712
動産不動産 690,188 669,558
土地建物動産 619,932 604,272
建設仮払金 2,587 2,131
保証金権利金 67,668 63,154
債券繰延資産 1,459 97
債券発行差金 1,459 97
繰延税金資産 480,036 745,722
支払承諾見返 5,418,510 5,146,363
貸倒引当金 △ 994,734 △ 1,035,833
資産の部合計 78,186,680 73,566,442
(単位:百万円)
平成12年度 平成13年度
(平成13年3月31日) (平成14年3月31日)
(負債の部)
預金 42,568,813 45,342,053
当座預金 2,531,767 2,655,814
普通預金 10,004,426 16,926,406
貯蓄預金 1,279,870 947,674
通知預金 1,330,363 1,255,748
定期預金 23,891,834 19,838,390
定期積金 1 1
その他の預金 3,530,550 3,718,018
譲渡性預金 2,564,373 1,872,416
債券 3,416,198 2,275,870
債券発行高 3,416,198 2,275,870
コールマネー 2,233,202 2,496,057
売現先勘定 4,504,356 2,295,548
売渡手形 705,100 1,080,800
コマーシャル・ペーパー 150,000 136,000
特定取引負債 2,335,280 1,427,199
売付商品債券 10,608 ー
商品有価証券派生商品 20 ー
特定取引売付債券 127,729 5,789
特定取引有価証券派生商品 ー 470
特定金融派生商品 1,980,777 1,420,939
その他の特定取引負債 216,144 ー
借用金 2,074,858 1,851,276
再割引手形 31,937 32,021
借入金 2,042,921 1,819,254
外国為替 409,180 491,911
外国他店預り 368,079 461,568
外国他店借 18,544 5,766
売渡外国為替 9,929 6,574
未払外国為替 12,626 18,002
社債 1,214,160 1,795,390
転換社債 201,437 201,437
その他負債 7,073,464 4,556,951
未決済為替借 10,411 11,546
未払法人税等 22,440 12,720
未払費用 270,288 157,145
前受収益 24,210 21,715
従業員預り金 53,428 52,082
先物取引受入証拠金 5,629 1,206
先物取引差金勘定 ー 9,289
借入商品債券 33,498 ー
借入特定取引有価証券 107,370 ー
借入有価証券 2,549,431 ー
金融派生商品 314,304 351,515
繰延ヘッジ利益 423,623 361,849
債券貸借取引受入担保金 1,885,690 2,145,338
特定取引未払金 988,827 991,774
その他の負債 384,309 440,766
賞与引当金 ー 7,176
退職給付引当金 122,123 4,779
債権売却損失引当金 18,946 7,233
特別法上の引当金 58 58
金融先物取引責任準備金 58 58
再評価に係る繰延税金負債 130,169 128,249
支払承諾 5,418,510 5,146,363
負債の部合計 75,140,232 71,116,773
(資本の部)
資本金 785,969 785,969
資本準備金 595,925 595,925
利益準備金 179,099 190,044
再評価差額金 212,561 209,427
その他の剰余金 937,998 628,298
任意積立金 1,070,445 881,916
海外投資等損失準備金 116 87
行員退職手当基金 2,432 2,432
優先株式消却積立金 244,200 244,200
別途積立金 823,696 635,196
当期未処理損失 132,447 253,617
その他有価証券評価差額金 334,894 40,004
資本の部合計 3,046,448 2,449,669
負債及び資本の部合計 78,186,680 73,566,442 貸借対照表、損益計算書及び利益処分計算書は、「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和38年大蔵省令第59号。以下「財務諸表等規則」という)に基づいて作成していますが、資 産及び負債並びに収益及び費用については、「銀行法施行規則」(昭和57年大蔵省令第10号)の定める分類に準じて記載しています。
なお、平成12年度は改正前の「財務諸表等規則」及び「銀行法施行規則」に基づき、平成13年度は改正後の「財務諸表等規則」及び「銀行法施行規則」に基づき作成しています。
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東 京 三 菱 銀 行 財 務 デ ー タ ︵ 単 体
︶
(単位:百万円)
平成12年度 平成13年度 平成12年4月 1 日から 平成13年4月 1 日から 平成13年3月31日まで 平成14年3月31日まで
役務取引等費用 51,210 52,323
支払為替手数料 15,769 15,152
その他の役務費用 35,441 37,170
その他業務費用 73,274 68,648
債券発行費用償却 332 264
国債等債券売却損 52,739 60,343
国債等債券償却 724 2,185
社債発行費償却 2,215 1,653
金融派生商品費用 17,159 2,186
その他の業務費用 102 2,013
営業経費 499,819 517,442
その他経常費用 796,225 886,558
貸倒引当金繰入額 361,514 249,599
貸出金償却 156,153 176,782
株式等売却損 17,146 180,023
株式等償却 191,312 181,264
金銭の信託運用損 9,488 5,409
その他の経常費用 60,610 93,478
経常損失 238,526 334,888
特別利益 25,723 34,814
動産不動産処分益 1,385 709
償却債権取立益 24,322 33,101
その他の特別利益 15 1,004
特別損失 12,594 17,360
動産不動産処分損 11,985 11,440
その他の特別損失 608 5,920
税引前当期純損失 225,398 317,433
法人税、住民税及び事業税 69,899 ー
還付法人税等 ー 7,236
法人税等調整額 △ 121,148 △ 84,968
当期純損失 174,149 225,228
前期繰越利益 64,399 28,153
再評価差額金取崩額 5,176 3,134
中間配当額 23,228 53,431
中間配当に伴う利益準備金積立額 4,645 6,245
当期未処理損失 132,447 253,617
( ) ( )
2. 損益計算書
(単位:百万円)
平成12年度 平成13年度 平成12年4月 1 日から 平成13年4月 1 日から 平成13年3月31日まで 平成14年3月31日まで
経常収益 2,141,230 1,908,206
資金運用収益 1,535,504 1,403,101
貸出金利息 915,106 761,666
有価証券利息配当金 235,829 232,476
コールローン利息 12,454 10,523
買現先利息 23,178 9,986
買入手形利息 525 55
預け金利息 231,541 169,270
金利スワップ受入利息 ー 141,184
その他の受入利息 116,868 77,937
役務取引等収益 170,400 182,855
受入為替手数料 79,186 78,216
その他の役務収益 91,213 104,639
特定取引収益 61,276 41,148
商品有価証券収益 3,852 197
特定取引有価証券収益 8,203 3,046
特定金融派生商品収益 48,097 36,550
その他の特定取引収益 1,122 1,354
その他業務収益 179,723 159,736
外国為替売買益 83,388 61,369
国債等債券売却益 91,675 90,083
金融派生商品収益 3,955 7,717
その他の業務収益 704 566
その他経常収益 194,326 121,364
株式等売却益 160,456 74,094
金銭の信託運用益 4,347 2,925
その他の経常収益 29,522 44,344
経常費用 2,379,757 2,243,094
資金調達費用 959,228 718,122
預金利息 581,977 328,322
債券利息 29,452 18,926
債券発行差金償却 2,842 1,670
譲渡性預金利息 28,946 17,980
コールマネー利息 49,060 10,117
売現先利息 52,302 36,964
売渡手形利息 452 105
コマーシャル・ペーパー利息 1,231 64
借用金利息 71,266 56,152
社債利息 28,656 36,917
社債発行差金償却 19 22
転換社債利息 7,441 7,549
金利スワップ支払利息 2,414 ー
その他の支払利息 103,163 203,328
( ) ( )
(右上に続く)
3. 利益処分計算書
(単位:百万円)
平成12年度 平成13年度
株 主 総 会 承 認 日 株 主 総 会 承 認 日 平成13年6月27日 平成14年6月26日
当期未処理損失 132,447 253,617
任意積立金取崩額 188,530 289,008
海外投資等損失準備金取崩額 30 8
別途積立金取崩額 188,500 289,000
計 56,082 35,390
利益処分額 27,929 17,384
利益準備金 4,700 ー
第一回第一種優先株式配当金 3,357 3,357
(1 株につき 41 円 25 銭) (1 株につき 41 円 25 銭)
普通株式配当金 19,870 14,026
(1 株につき 4 円 25 銭) (1 株につき 3 円)
任意積立金 1 ー
海外投資等損失準備金 1 ー
次期繰越利益 28,153 18,006
( )
( )
146
東 京 三 菱 銀 行 財 務 デ ー タ ︵ 単 体
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重要な会計方針(平成 12 年度)
1. 特定取引資産・負債の評価基準及び収益・費用の計上基準
金利、通貨の価格、有価証券市場における相場その他の指標に係る短期的な変動、市 場間の格差等を利用して利益を得る等の目的(以下「特定取引目的」)の取引について は、取引の約定時点を基準とし、貸借対照表上「特定取引資産」及び「特定取引負債」
に計上するとともに、当該取引からの損益を損益計算書上「特定取引収益」及び「特 定取引費用」に計上しております。
特定取引資産及び特定取引負債の評価は、有価証券及び金銭債権等については決算 日の時価により、スワップ・先物・オプション取引等の派生商品については決算日に おいて決済したものとみなした額により行っております。
また、特定取引収益及び特定取引費用の損益計上は、期中の受払利息等に、有価証 券、金銭債権等については前期末と当期末における評価損益の増減額を、派生商品に ついては前期末と当期末におけるみなし決済からの損益相当額の増減額を加えており ます。
2. 有価証券の評価基準及び評価方法
(1) 有価証券の評価は、満期保有目的の債券については移動平均法による償却原価法
(定額法)、子会社株式及び関連会社株式については移動平均法による原価法、その 他有価証券のうち時価のあるものについては、期末日の市場価格等に基づく時価 法、時価のないものについては、移動平均法による原価法又は償却原価法により 行っております。
なお、その他有価証券の評価差額については、全部資本直入法により処理(売却 原価は主として移動平均法により算定)しております。
(2) 有価証券運用・投資を主目的とする単独運用の金銭の信託の信託財産の構成物で ある有価証券の評価は、上記 1. 及び 2.(1)と同じ方法により行っております。
なお、運用目的及び満期保有目的以外の金銭の信託の信託財産の構成物である有 価証券の評価差額については全部資本直入法により処理しております。
3. デリバティブ取引の評価基準及び評価方法
デリバティブ取引(特定取引目的の取引を除く)の評価は、時価法により行ってお ります。
4. 固定資産の減価償却の方法 (1) 動産不動産
動産不動産は定率法を採用しております。なお、主な耐用年数は次のとおりであ ります。
建 物:35 年〜 50 年 動 産: 2 年〜 20 年 (2) ソフトウェア
自社利用のソフトウェアについては、行内における利用可能期間(5年)に対応 して定額法により償却しております。
5. 繰延資産の処理方法
(1) 割引債券の債券発行差金及び社債発行差金は、償還期限までの期間に対応して償 却しております。
(2) 債券発行費用及び社債発行費については、支出時に全額費用として処理しており ます。
6. 外貨建の資産及び負債の本邦通貨への換算基準
外貨建の資産・負債については、決算日の為替相場による円換算額を付しております。
ただし、外国関係会社に対する出資(外貨にて調達したものを除く)等、直物外貨 建資産残高に算入することが適当でないと認められるものについては取得時、直物外 貨建負債残高に算入することが適当でないと認められるものについては発生時の為替 相場によっております。
海外支店勘定については、決算日の為替相場による円換算額を付しております。
7. 引当金の計上基準 (1) 貸倒引当金
予め定めている資産の自己査定基準及び償却・引当基準に則り、次のとおり計上 しております。
破産、特別清算、手形交換所における取引停止処分等、法的・形式的に経営破綻 の事実が発生している債務者(以下「破綻先」という)に対する債権及び実質的に 経営破綻に陥っている債務者(以下「実質破綻先」という)に対する債権について は、下記直接減額後の帳簿価額から担保の処分可能見込額及び保証による回収が可 能と認められる額を控除し、その残額を引き当てております。今後、経営破綻に陥 る可能性が大きいと認められる債務者(以下「破綻懸念先」という)に対する債権 のうち、債権の元本の回収及び利息の受取りに係るキャッシュ・フローを合理的に 見積もることができない債権については、債権額から担保の処分可能見込額及び保 証による回収が可能と認められる額を控除し、その残額のうち、債務者の支払能力 を総合的に判断して必要と認められる額を引き当てております。破綻懸念先及び今 後の管理に注意を要する債務者に対する債権のうち、債権の元本の回収及び利息の 受取りに係るキャッシュ・フローを合理的に見積もることができる債権について は、当該キャッシュ・フローを当初の約定利子率で割り引いた金額と債権の帳簿価 額との差額を引き当てております。上記以外の債権については、過去の一定期間に おける貸倒実績等から算出した貸倒引当率を債権額に乗じた金額を引き当てており ます。特定海外債権については、対象国の政治経済情勢等に起因して生ずる損失見 込額を特定海外債権引当勘定(租税特別措置法第 55 条の 2 の海外投資等損失準 備金を含む)として引き当てております。
すべての債権は、資産の自己査定基準に基づき、営業部店及び審査所管部が資産 査定を実施し、当該部署から独立した与信監査室が査定結果を監査しており、その 査定結果に基づいて上記の引当を行っております。
また、破綻先及び実質破綻先に対する担保・保証付債権等については、債権額か ら担保の評価額及び保証による回収が可能と認められる額を控除した残額を取立不 能見込額として債権額から直接減額しており、その金額は 656,021 百万円であ ります。
(2) 投資損失引当金
時価のない債券及び子会社株式に対し、将来発生する可能性のある損失に備える ため、必要と認められる額を計上しております。
(3) 退職給付引当金
従業員の退職給付に備えるため、当期末における退職給付債務及び年金資産の見 込額に基づき、必要額を計上しております。また、数理計算上の差異の費用処理方 法は以下のとおりであります。
数理計算上の差異:
発生年度の従業員の平均残存勤務期間内の一定の年数(10年)による定額法に より、翌期から費用処理
なお、会計基準変更時差異(65,031 百万円)については、5 年による按分額 を費用処理しております。
(4) 債権売却損失引当金
(株)共同債権買取機構に売却した不動産担保付債権の担保価値を勘案し、将来 発生する可能性のある損失に備えるため、必要と認められる額を引き当てており ます。
(5) 金融先物取引責任準備金
金融先物取引等に関して生じた事故による損失の補てんに充てるため、金融先物 取引法第 82 条及び同法施行規則第 29 条の規定に定めるところにより算出した 額を計上しております。
8. リース取引の処理方法
リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リー ス取引については、通常の賃貸借取引に準じた会計処理によっております。
9. ヘッジ会計の方法
ヘッジ会計の方法は、貸出金・預金等の多数の金融資産・負債から生じる金利リス クをデリバティブ取引を用いて総体で管理する、「マクロヘッジ」を実施しております。
これは、リスク調整アプローチによるリスク管理であり、業種別監査委員会報告第15 号「銀行業における金融商品会計基準適用に関する当面の会計上及び監査上の取扱い」
(平成 12 年 2 月 15 日 日本公認会計士協会)に定められたマクロヘッジに関する暫 定的な会計処理を行っております。
また、リスク管理方針に定められた許容リスク量の範囲内にリスク調整手段となる デリバティブのリスク量が収まっており、ヘッジ対象の金利リスクが減殺されている かどうかを検証することにより、ヘッジの有効性を評価しております。
なお、一部の資産・負債については、繰延ヘッジ、時価ヘッジ、あるいは金利スワッ プの特例処理を行っております。
マクロヘッジのリスクの調整手段となるデリバティブ取引に係る損益は、従来と同 じ損益科目で表示しておりますが、収益及び費用の表示は金融商品に係る会計基準の 適用に伴い、当事業年度より従来の総額表示から純額表示に変更しております。この 変更による経常損失及び税引前当期純損失への影響はありませんが、従来の方法によっ た場合に比べ、「金利スワップ受入利息」及び「金利スワップ支払利息」、「その他の受 入利息」及び「その他の支払利息」、並びに「国債等債券売却益」及び「国債等債券売 却損」は、それぞれ 463,796 百万円、17,387 百万円及び 3 百万円減少し、その結 果、経常収益及び経常費用はそれぞれ 481,187 百万円減少しております。
10. 消費税等の会計処理
消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によっております。ただし、動産不 動産に係る控除対象外消費税等はその他の資産に計上し、5年間で均等償却を行ってお ります。
追加情報(平成 12 年度)
(退職給付会計)
当事業年度から退職給付に係る会計基準(「退職給付に係る会計基準の設定に関する意 見書」平成 10 年 6 月 16 日企業会計審議会)を適用しております。この結果、従来の方 法によった場合と比較して、経常損失及び税引前当期純損失はそれぞれ 8,463 百万円減 少しております。
なお、退職給与引当金及び企業年金制度の過去勤務費用等に係る未払金は、退職給付引 当金に含めて表示しております。
(金融商品会計)
1. 当事業年度から金融商品に係る会計基準(「金融商品に係る会計基準の設定に関する意 見書」平成 11 年 1 月 22 日企業会計審議会)を適用し、有価証券の評価の方法、デ リバティブ取引の評価の方法を変更し、ヘッジ会計を新たに採用しております。この 結果、従来の方法によった場合と比較して、経常損失及び税引前当期純損失はそれぞ れ 171,186 百万円減少しております。
2. 金融商品に係る会計基準の適用に伴う財務諸表等規則及び銀行法施行規則の改正によ り、貸借対照表の表示科目が改定されましたが、その内容は次のとおりであります。
① 従来、売買処理しておりました現先取引については、資金取引として処理し、「買 現先勘定」及び「売現先勘定」に表示しております。
② その他有価証券並びに運用目的及び満期保有目的以外の金銭の信託の信託財産の構 成物である有価証券の評価差額に税効果を勘案した額を「その他有価証券評価差額 金」として計上しております。
(外貨建取引等会計基準)
「新外為経理基準」を継続適用しております。
注記事項(平成 12 年度)
(貸借対照表関係)
1. 子会社の株式及び出資総額 811,185 百万円 なお、本項の子会社は、銀行法第 2 条第 8 項に規定する子会社であります。