7.3.1 在外研究員の派遣
(独)国立高等専門学校機構が毎年実施している在外研究員派遣制度へ、企画会議で人選した教 員を申請した結果、平成25年度は物質工学科の河地貴利准教授、平成26年度は電気情報工学科の直 井弘之准教授が採択された。それぞれの渡航先等は下表のとおりである。
在外研究員の派遣
派遣教員 渡航国 研修先 研修テーマ 渡航期間
物質工学科
河地貴利 アメリカ ノースウェス タン大学
分子機械素子の新規合成法に 関する研究
平成26年3月25日
〜平成27年3月20日 電気情報工学科
直井弘之 アメリカ コロラド州立 大学
大気圧プラズマとその応用に 関する研究
平成27年3月23日
〜平成28年3月16日 国別留学生数
国名 人数
マレーシア 5名
インドネシア 1名
カンボジア 1名
中国 1名
クラス別留学生数
クラス 3年 4年 5年 知能機械工学科 1 2 1
物質工学科 2 0 0
環境都市工学科 1 1 0
7.3.2 上海電機学院への短期留学派遣
毎年3月に実施している上海電機学院への短期留学は本年度に11回目となった。12月〜1月に学 生募集を行ったところ、過去最高の31名の応募があった。英文エッセーによる書類審査を経て、英 語によるコミュニケーション能力の面接を行い、14名の学生を選抜して派遣した。出発までに3回 のオリエンテーションを実施し、中国事情の講義、団体行動や生活習慣など留学中の心得、短期留 学経験者の体験談、PM2.5などの大気汚染対策について注意を喚起した。
女子3名を含む学生14名と引率教員2名の派遣団は、3月22 日(日)に関西空港を出発し、4月1日(水)までの11日間、
上海電機学院の臨港新城新キャンパスに短期留学した。滞在中 は、キャンパス内のビジター用の寮に宿泊し、食事は原則学内 の学生食堂を利用した。様々な交流プログラムが用意されてい て、講義等では、中国語会話、書道、民族楽器、太極拳の中国 文化を体験した。学生交流では、日中学生親睦会や餃子作りな どの料理体験を通して種々の交流が図られたが、正式な行事以 外にも、学生会のメンバーや本校への短期留学の経験のある学生が積極的に歓待してくれ、様々な 形で友情を育んでいた。企業見学では、上海花王工場を見学し、日本人スタッフから丁寧な説明を 受けた。観光等では、世界遺産の蘇州を訪れた他、上海市内および周辺の歴史的かつ現代的な名所 を数々訪れ、短期留学参加学生は充実した日々を体験した。この行事を成功に導いた国際合作交流 処をはじめ上海電機学院の関係教職員と学生の皆様に、心よりお礼を申し上げたい。
なお、平成24年度より、本短期留学は、全学科の3年生・4年生を対象に国際文化交流(1単 位)の単位として認定されることになっている。
上海電機学院短期留学派遣団
役割等 所属等 氏名
団長 総合教育科教授 重松 正史 副団長 知能機械工学科准教授 津田 尚明 学生 知能機械工学科3年 内藤 駿介 学生 知能機械工学科3年 向山 太地 学生 知能機械工学科3年 和田 千鈴 学生 電気情報工学科3年 秋山 陸 学生 電気情報工学科3年 上野山 大介 学生 電気情報工学科3年 楠林 透河 学生 電気情報工学科3年 中本 崚也 学生 電気情報工学科3年 古屋 孝基 学生 電気情報工学科3年 山中 憲太 学生 物質工学科3年 芝 玲奈 学生 物質工学科3年 嶋田 仁
学生 物質工学科3年 NAZIFA NAZIHA BINTI RAZALI 学生 環境都市工学科3年 坂本 健斗
学生 環境都市工学科3年 WEE JIA SHENG
太極拳を体験
蘇州・運河遊覧
7.3.3 海外への学生派遣
(1)上海電機学院との「学生交流に関する協定」に基づく留学
電気情報工学科5年の竹林佑斗君が、9月28日(日)〜1月30日(金)に上海電機学院で主に卒 業研究に留学した。留学中は、本校担当教員と定期的に連絡を取りながら、上海の先生方の指導の 下で卒業研究を進め、幅広い成果を上げることができた。竹林君の留学は、在校生としては、上海 電機学院との交流協定に基づく初めての学生派遣であり、今後も彼に続いて上海電機学院で一時期 を過ごしてから卒業する例が出てくるものと期待されている。
(2)プログラミングチャレンジinシンガポール
3月3日(火)〜13日(金)にシンガポールのRepublic Polytechnicで開催されたプログラミン グチャレンジinシンガポールに、電気情報工学科3年吉田大河君と同科4年玉置将人君が参加した。
本プログラムは、熊本高専が中心になって企画したプログラミング言語の習得とアプリケーション 開発にチャレンジする国際交流プログラムである。
(3)トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム
「トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム」は2014年からスタートした官民協働で取り組む海 外留学支援制度で、2020年までの7年間で約1万人の高校生、大学生を派遣留学生として送り出す 計画である。本校からは、同プログラム第2期に応募した電気情報工学科4年山澤駿君が採択され、
平成27年秋に約3ヶ月タイのタイ商工会議所大学に留学する予定である。
(4)ロータリー・クラブ交換留学
物質工学科1年の石谷萌さんがロータリー・クラブ交換留学生として平成27年7月〜平成28年6 月にドイツの高校に留学する予定である。同時に、ドイツの高校生を科目等履修学生として受け入 れることになっている。
(5)オーストラリア科学奨学生(ハリー・メッセル国際科学学校)プログラム
オーストラリアのシドニー大学内物理学財団が同大学内において夏期に2週間開催する「高校生 のための国際科学学校」は、最新の科学知識に関する講義を受け、また、他国からの参加高校生と の交流を深めることを目的に、全国で約10名の高校生・高専生が派遣される、2年に1回の行事で ある。平成27年6月末〜7月初めに開催されるプログラムに、本校からは2名応募し、物質工学科 2年の井元誠志君が各県で1名選ばれる和歌山県代表になり、東京での面接試験に進んだ。
(6)その他の留学プログラム
*ISTS2014(The Fourth International Symposium on Technology for Sustainability)
ISTS2014は11月19日(水)〜21日(金)に台湾の国立大保区科技大学で開催されたが、本校 からの参加者はいなかった。
*テマセク・ポリテクニック技術英語研修
シンガポールのテマセク・ポリテクニックで3月12日(木)〜3月28日(土)に開催されたが、
本校からの参加者はいなかった。
*海外インターンシップ
高専機構が国立高専の学生を企業の海外事業所等に派遣して就業体験をさせる「海外インター ンシッププログラム」には、日程上の問題などから本校からの参加者はいなかった。