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6.3 メディアセンター

ドキュメント内 01_04_CC14_P1-41.indb (ページ 68-76)

6.3.1 情報処理教育センター

 情報処理教育センターでは、情報処理教育の推進と学内ネットワークの維持管理を行っている。

今年度は下記の事業を行った。

6.3.1.1 公開講座「お手軽アニメーション作成」

 8月30日(土)に本校図書館棟第3演習室において公開講 座「お手軽アニメーション作成」を実施した(講師:村田充利 准教授、森徹准教授)。本講座は中学生から一般までを対象 とし、一般家庭にあるパソコンを使って、画像の編集やアニ メーションの仕組みを解説し、実際にアニメーションを作成 することを目的として平成19年度から実施している。今年は 17名の中学生が参加した。今回は、「スクラッチ」というあ

らかじめ用意された命令についてブロックを組み上げる要領でプログラムを作成するフリーウエア を使って、アニメーションから簡単なゲームの作成までを行った。

 参加者は、講師の村田准教授の説明を聞きながら、犬が走っていくアニメーションを作成し、そ の後、動き回るお化けに捕まらずにゴールまでたどり着くゲームの作成をおこなった。各々、お化 けの数や動きを工夫しながら作って楽しんでいた。終了後のアンケートも概ね好評であり次年度以 降も実施していく予定である。

6.3.1.2 パソコンの組み立て(なるほど体験科学教室)

 11月1日(土)に「Making PC」とのテーマで、パソコン組み立ての体験を行った。これは、平 成26年度理工系教育推進事業「なるほど体験科学教室」で開設している公開講座の一つで、小・中

実習風景

学生を対象に科学のおもしろさを知ってもらう目的で毎年実施しているものである。参加者は小中 学生6名であった。講師は情報処理教育センターのスタッフ 寺西信技術専門職員、眞田順技術職員が担当した。

 パソコンのBIOS設定を行い、Linux(Knoppix)を起動し、

動作確認やインターネット接続を行った。参加者全員が集中 して作業に取り組み、全員のパソコンが正常に動作した。終 了後のアンケートでは、「とても楽しかった」との感想が多 く、今後も継続していきたいと考えている。

6.3.1.3 情報処理教育システムの更新

 各演習室の教育用パーソナルコンピュータの更新を行った。

Windows8.1をホストOSとしたPC140台と、教育用サーバー 3台を設置した。教育用パソコンは、本校の教育・研究・地 域連携を情報という側面から支え、コンピュータ利用の基礎、

IT応用ソフトの利用、および各種言語によるプログラミン グの学習等に活用されている。

6.3.1.4 情報セキュリティ

 情報セキュリティ推進委員会ではコンピュータや携帯電話 などの情報機器による情報漏えいの防止やサイバー犯罪に巻 き込まれないように学内への啓発活動を行っている。本年度 は2月10日(火)に平成26年度情報セキュリティ講演会「I T護身術のスゝメ」を開催した。講師は綜合警備保障株式会 社(ALSOK)の竹内祥氏で、本校教職員26名が参加した。

講演の中で竹内氏は、ソーシャルネットワーキングサービス 等を通じて、個人情報を外部に出しすぎている事例を参考に 炎上や身元特定された発信者のその後や、最新のサイバー犯罪における手口のランキング等も紹介 され、参加者に注意を促した。

6.3.1.5 自己点検結果

 情報処理教育センターでは、公開講座「お手軽アニメーション」、なるほど体験科学教室「Making  PC」を行った。受講生からも良い評価を得ており、今後とも継続予定である。毎年開催している 情報セキュリティに関する講演会を2月に開催し、教職員26名の参加者を得た。今後も、近年増加 するサイバー犯罪や情報漏洩などの問題に適切に対応するために教職員や学生の意識向上に努める 予定である。

 第1から第3演習室および専攻科のマルチメディア教室の教育用PCおよびサーバーを5年ぶり に更新した。新しいシステムで情報処理などの教育に大いに活用できると思われる。今後の施設改 修にあわせて情報処理教育センターの施設・設備を図書館棟にまとめ、本校の情報収集・発信の拠 点とするメディアセンターとして発展を図る予定である。

パソコン組み立て風景

更新した第3演習室

竹内氏の講演

6.3.2 図書館

 本校図書館は、「誰もが親しみ、利用しやすく」を目標に、諸施策の実施や機材導入・改善の努 力を続けている。学内に対しては、読書感想文コンクール、教員・学生による図書推薦、学生図書 委員会による「図書館だより」発行等を図書館設立当初より継続して実施している。平成22年度か らは、年間貸出冊数の多かった優良利用者を表彰している。さらに平成24年度からは読書スタンプ ラリーを開始するとともに平成25年度からは学生が自ら書店で図書館所蔵用の図書を購入する

「ブックハンティング」も開始した。また、視聴覚コーナーを設置して館内所蔵のビデオやCD・

DVD・BD・LD等をいつでも利用できるようにしている。今年度から貸出可能なDVDライブラリー の充実と貸し出しを開始した。

 蔵書目録はデータベース化されており、図書の検索が館内の検索端末機によるほか、館外からは インターネットによっても可能である。平成23年度には長岡技術科学大学と高専間の統合図書館シ ステムに加入し、それに伴いシステムを一新した。館内の検索端末機や館外のインターネットから、

本校図書館のみならず、全国の高専と長岡技術科学大学図書館の蔵書検索が可能になった。

6.3.2.1 「図書館だより」の発行

 学生図書委員が中心となり教員図書委員の指導のもと、パソコンで編集した4色刷りの「図書館 だより」を年2回発行(第127号、第128号)した。編集はメディアセンター長(野村英作)、副セ ンター長(右代谷昇)および図書委員が行った。図書委員(指導教員)、学生編集担当者は次の通 りである。

  第127号:村山暢(知能機械工学科)、岩本仁志(物質工学科)、吉田芳弘(総合教育科)

前田和輝(1A)、柏木明人(1C)、長谷川滉(2A)、金川優羽(2C)、

小阪拓真(3A)、前田朋美(3C)、坂本真也(4A)、藤井琢真(4C)、

藪内太士(5A)、宮﨑輝実(5C)

  第128号:徳田将敏(電気情報工学科)、三岩敬孝(環境都市工学科)

内田一誠(1B)、岡田卓真(1D)、菊山かのん(2B)、宮本泰成(2D)、

片井涼(3B)、中村圭佑(3D)、中泰晶(4B)、濵﨑勇巳(4D)、

田中博峻(5B)、面矢建次郎(5D)

6.3.2.2 ブックハンティング

 6月14日(土)、和歌山市内の大型書店で、本校学生33名らによる「ブックハンティング」を実 施した。これは前年度からスタートした本校図書館の企画で、学生図書委員らが中心になり、図書 館所蔵用の図書を書店に行って自分たちで直接選ぶというもので、時間的な余裕を持つために今年 度は土曜日に実施した。

 この日、TSUTAYA WAYガーデンパーク和歌山店を訪れた学生らは、仲間たちが図書館で読 むことになる本を自由に選んで購入を決めた。学生たちは広大な店内で、専門書や小説、趣味の本 など色々な分野の本を思い思いに手に取り、1冊ずつ楽しそうに選んだ。全部で162冊の本を購入 することができた。購入した図書は夏休み前の7月から特設コーナーを設置して貸出をしている。

昨年度と同様に学生への貸出率は高く、好評であった。来年度以降も継続する予定である。

6.3.2.3 読書感想文コンクール

 「読書感想文コンクール」への応募作品は4編で、その中か ら、第1席1編、第2席1編、佳作2編の作品が選ばれた。表 彰式は11月11日(火)に行われ、入賞者には堀江振一郎校長か ら賞状と賞品(図書カード)を授与した。第1席、2席の作品 は『図書館だより』128号に掲載された。入賞作は次の通りで ある。

第1席 物質工学科5年 宮﨑輝実

  星野道夫が語った自然と人(星野道夫『ノーザンライツ』、新潮社)

第2席 環境都市工学科1年 岡田卓真 

  読書を通して考える(池井戸潤『鉄の骨』、講談社文庫)

佳 作 物質工学科1年 佐藤夏暉

  『Amazonで変なもの売ってる』

  (谷山浩子『Amazonで変なもの売ってる』、イースト・プレス)

佳 作 エコシステム工学専攻2年 﨑山智伊

  『東方儚月抄〜 Cage in Lunatic Runagate』の籠

  (ZUN『東方儚月抄〜 Cage in Lunatic Runagate』、一迅社)

6.3.2.4 スタンプラリー

 平成24年度から開始した学生向けのイベント「読書スタンプラリー」を今年度も実施した。学生 は実施期間内にエントリーしてスタンプカードを入手する。図書館所蔵の本を借りる際にコメント シートを受け取り、レビューを記入して返却時に提出するとスタンプが1個もらえる。スタンプが 5個貯まると図書カードが1枚もらえるしくみである(1人2枚まで)。図書紹介のレビューは館 内または図書館棟玄関前に掲示され、図書館利用の促進に役立てている。実施状況は下表の通りで ある。

スタンプラリーのエントリー数と達成数

エントリー数 達成数(のべ人数)

平成24年度 25名 14名

平成25年度 30名 16名

平成26年度 37名 23名

読書感想文コンクール表彰者 ブックハンティングコーナー(図書館)

書店でのブックハンティング

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