パネルからのSTARTスイッチが有効となります。
• SIGNAL I/OコネクタのSTART信号が有効なとき、SIGNAL I/OコネクタとREMOTE端子の START信号では、SIGNAL I/OコネクタのSTART信号が優先します。SIGNAL I/Oコネクタと
REMOTE端子のSTOP信号は双方等価に受け付けます。
• POWERスイッチをONのままREMOTE端子を抜き差しすると、高電圧出力を遮断します。
• システム設定(p.33)でFAIL MODEがONの場合、FAIL状態はREMOTE端子からのストッ プ入力で解除できません。パネルのSTOPスイッチで解除してください。
SIGNAL I/O コネクタ
SIGNAL I/Oコネクタは、後面パネルのD-sub 25ピン コネクタです。
試験の開始と停止のコントロール、パネルメモリーの呼び出し、または本製品の状態をモニ タするときに使用します。
• 後面パネルのコネクタ
オムロン社製 XM3B-2522 D-sub 25ピン メスコネクタ
(ソケット)、ねじM2.6 x 0.45
• 適合コネクタ(プラグ)
D-sub 25ピン オス(M2.6 固定ねじ付き)
ノイズによる誤作動を避けるため、シールドタイプのD-sub 25ピンコネクタおよび2.5 m以 下のケーブルを使用してください。
消耗部品の入手方法は、購入先または当社営業所へお問い合わせください。
使用方法は、オムロン社のカタログをお読みください。
接続に必要な電線および工具
警告
感電の恐れがあります。各機器の電源をOFFにしてからケーブルを脱着してください。注意
内部回路が損傷する恐れがあります。• 信号線は高電圧テストリードや被試験物から50 cm 以上離してください。
• 出力電圧回路を短絡させないでください。
• 接続が不完全な状態で使用すると、通電中に発熱による焼損の原因になります。
• 接点部を手で触ったり絶縁物を付着させないように使用してください。接触不良等の原 因になります。
RS232C SIGNAL I/O
SIGNAL I/Oコネクタ
電線 単線:Ф0.32 (AWG28)〜Ф0.65 (AWG22) 撚線:0.32 mm2 (AWG22)〜0.08 mm2 (AWG28) ワイヤーストリッパ 上記の電線に適合するもの
SIGNAL I/Oコネクタ
SIGNAL I/O コネクタの仕様
入力信号
ローアクティブ制御入力
ハイレベル入力電圧:11 V〜15 V ローレベル入力電圧:0 V〜4 V ローレベル入力電流:最大-5 mA 入力時間幅:最小 5 ms
出力信号
オープンドレイン出力 出力耐電圧:30 Vdc
出力飽和電圧:約0.7 V(25 ℃)
最大出力電流:400 mA(TOTAL)
SIGNAL I/Oコネクタの配列
No. 信号名 I/O 信号の内容
1 PM0 I LSB 1 digit BCDローアクティブ入力
パネルメモリーの選択信号入力端子
2 PM1 I
3 PM2 I
4 PM3 I MSB
5 N.C
6 N.C
7 N.C
8 N.C
9 STB I パネルメモリーのストローブ信号入力端子
10 N.C
11 N.C
12 N.C
13 COM 回路コモン(シャシ電位)
14 HV ON O 試験中および出力端子間に電圧が残留している
間ON
15 TEST O 試験中にON
16 PASS O PASSと判定された時、約0.2秒間ON、
PASS HOLD時連続ON
17 U FAIL O 上限基準値以上を検出し、FAILと判定された時
連続ON
18 L FAIL O 下限基準値以下を検出し、FAILと判定された時
連続ON
19 READY O 待機状態中ON
20 N.C
21 START I スタート信号入力端子
22 STOP I ストップ信号入力端子
23 ENABLE I リモートコントロールイネーブル信号入力端子
24 N.C
25 COM 回路コモン(シャシ電位)
9 8 7 6 5 4 3 2 1 13 12 11 10
19 18 17 16 15 14 24 23 22 21 20
25
N.C N.C N.C N.C PM3 PM2 PM1 PM0
H.V ON TEST PASS U FAIL L FAIL READY STB
N.C N.C N.C COM
COM N.C ENABLE STOP START N.C
SIGNAL I/Oコネクタのピン配置
入力信号をHCなどのロジックICで直接コントロールすることはできません。
SIGNAL I/Oコネクタ
内部構成
入力信号回路と出力信号回路のコモンは同じです。
入力信号回路は、+12Vにプルアップされているため、入力端子を開放にするとハイレベ ルを入力したのと等価になります。
使用例
入力信号
SIGNAL I/Oの内部構成
・・
・
・・
・ 出力信号
制御部
入力信号 制御部
COM 出力信号1 出力信号2
入力信号1 入力信号2 +12 V
+12 V
COM
S1 リレーまたはスイッチなどのメーク接点を使用して 入力端子をローレベルにします。
メーク接点でコントロールする例
COM
ic
上記例のスイッチの代わりにトランジスタなどの 論理素子を使用します。
トランジスタのコレクタ電流icは5 mA以上引け るように考慮してください。
論理素子でコントロールする例
SIGNAL I/Oコネクタ
出力信号
注意
信号線は高電圧テストリードや被試験物から50 cm 以上離してください。また、試験電圧 を信号線に短絡させないでください。短絡した場合、内部回路全体が破壊されることがあ ります。• オープンコレクタ出力は負荷が短絡した場合、出力素子、プリント基板の焼損につなが りますので出力には保護用ヒューズの挿入をお勧めします。
• リレーなどの誘導負荷を駆動する場合は、必ずコイルと並列にダイオードを接続してく ださい。
• 本製品の内部制御回路は、本製品または周辺機器が発生するノイズで誤動作を起こさな いように考慮されています。しかし、SIGNAL I/O の各端子を裸(シールドしない状態)
で引き回すことはアンテナを張ることとなり、接続する機器の誤動作の原因となりま す。したがって、コネクタ、ケーブル、外部回路は、それぞれシールド効果のある金属 製のコネクタ、シールドケーブル、シールドした筐体内に作成した外部回路をご使用く ださい。また、それぞれと本製品の筐体とを接続してください。(COMはシールドまた は大地と接続しないでください。)これによってSIGNAL I/Oに関連した回路と外部環境 とが遮断され、ノイズによる誤動作が減少します。
COM
30 V以下 400 mA以下
リレー 出力信号でリレーを ドライブします。
リレーをドライブする例
COM
30 V以下 R
A
信号出力時 "L"
出力信号でデジタル信号の
"L"レベルを得ます。
デジタル信号の "L"レベルを得る例
SIGNAL I/Oコネクタ
試験の開始
SIGNAL I/Oコネクタを使って試験を開始するには、まずENABLE信号をローレベルにします。
そしてREADY信号がローレベルになってから10 ms以上経過後、START信号を5 ms以上ロー レベルにします。有効なSTART信号を検出後、READY信号はハイレベルになります。
ENABLE信号がローレベルのとき、SIGNAL I/OコネクタのSTART信号が有効になり、REMOTE
端子のSTART入力およびパネルのSTARTスイッチは無効になります。ただし、ストップ操作
はパネルのSTOPスイッチ、REMOTEのSTOP入力およびストップ信号( STOP)のどこから でも可能です。
コントロール方法
1
23レベルにします。番ピン(ENABLE)を13番ピンまたは25番ピン(COM)とショートしてローREMOTE端子のSTART入力およびパネルのSTARTスイッチは無効になります。ただ し、ストップ操作はパネルのSTOPスイッチ、REMOTEのSTOP入力およびストップ 信号( STOP)のどこからでも可能です。
2
21番ピン(START)を13番ピンまたは25番ピン( COM)とショートしてロー レベルにします。試験が開始します。
3
22番ピン(STOP)を13番ピンまたは25番ピン( COM)とショートしてロー レベルにします。試験が停止します。
4
リ モ ー ト コ ン ト ロ ー ル を 解 除 す る 場 合 は、ス タ ー ト 信 号 の イ ネ ー ブ ル(ENABLE)をハイレベルにします。
パネルのSTARTスイッチが有効となり、SIGNAL I/Oのスタート信号(START)が無 効になります。
READY (OUT) ENABLE (IN)
START (IN)
10 ms 以上 5 ms 以上
START信号
• スタート信号のイネーブル(ENABLE)のレベルを変化させると、高電圧出力が遮断しま す。
• システム設定(p.33)でFAIL MODEがONの場合、FAIL状態はリモートからのストップ入 力で解除できません。パネルのSTOPスイッチで解除してください。
• 入力端子は抵抗により+12 Vにプルアップされています。入力端子を開放すると、ハイレ ベルを入力したのと等価になります。
SIGNAL I/Oコネクタ
パネルメモリーのリコール
PM信号、STB信号は、次のようなタイミングで処理されます。(READY信号がローレベルに なっていることを確認してください。)
PM0 〜 PM3 の信号と実際にリコールされるメモリー番号の関係は、下表の「PM 信号とリ コール番号」のようになります。
PM信号とリコール番号 READY (OUT)
PM0-PM3 (IN)
STB (IN)
10 ms 以上 10 ms
以上 10 ms
以上 5 ms以上
次の信号入力には、
10 ms以上必要です。
ストローブ信号
入力端子は抵抗により+12 Vにプルアップされています。入力端子を開放すると、ハイレ ベルを入力したのと等価になります。
PM3 PM2 PM1 PM0 リコールされる メモリー番号
H H H H 0
H H H L 1
H H L H 2
H H L L 3
H L H H 4
H L H L 5
H L L H 6
H L L L 7
L H H H 8
L H H L 9
ANALOG OUT 端子
ANALOG OUTは、次に示したように抵抗測定値(Rx)に応じた電圧を対数圧縮して、0〜4 V
の範囲で出力します。
適合線材:
・単線φ0.65(AWG22)
・撚り線0.32 mm2(AWG22)、素線径φ0.18以上
コネクタへの接続
1
線材の先端の被覆を10 mm取り除きます。2
マイナスドライバをAに差し込んでBを開口します。3
Bに信号線を被覆を挟まないように挿入します。4
軽く引っ張り、簡単に抜けないことを確認します。抵抗測定値 出力電圧(Vo)*1
*1. フルスケールは5 V
0 Ω 0 V
1 MΩ 0.30 V
10 MΩ 1.04 V
100 MΩ 2.00 V
1 000 MΩ 3.00 V
10 000 MΩ以上 4.00 V Vo = log
Rx = 抵抗測定値 1 + 1MΩRx
( )
試験が行われていないときは、ANALOG OUTからは4 Vの電圧が出力されています。
A
B 軸径φ3、辺先幅2.6 mm
10 mm
6 保守
この章では、本製品の保守、点検について説明しています。
長期間にわたり初期性能を保つためには、定期的に保守、点検を行ってください。
点検
電源コード
被覆の破れ、プラグのがた、割れ、断線などがないか点検してください。
高電圧テストリード
被覆の破れ、ヒビ、割れ、断線などがないか点検してください。
付属品の購入は、お買い上げ元または当社営業所にご依頼ください。
保守
バックアップ電池
本製品は、メモリーのバックアップにリチウム電池を使用しています。
電池が消耗すると、試験条件などの保存ができなくなります。使用環境により異なりますが、
お買い上げより3年を目安に内部の点検、掃除を兼ねて交換することをお勧めします。
校正
長期間、測定器の確度を維持するためには定期的な校正が必要です。
校正は、当社の校正サービスをご利用ください。
警告
ケーブルの被覆に破れなどがありますと、感電や火災の恐れがあります。すぐに本製品の 使用を中止してください。警告
本製品は1000 Vdcにおよぶ高電圧を発生します。したがってオーバーホールなど本製品の保守には大変な危険を伴いますので、一切を当社サービスマンにお任せください。
警告
本製品は1 000 Vdcにおよぶ高電圧を発生します。校正は大変危険を伴いますので、一切を当社のサービスマンにお任せください。