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図-3.9 減少係数K2αと入射角sinαとの関係の関係

る B,IBo= 12はSlnα> 0.5で は逆に越波量を最小にする条件となっている. 図-3.11にK3αとSlnαの関係をBJlBoをパラメータとして示す. K3α はその 定義か らQR30lHLの実験値を図-3.10の近似曲線の Slnα=0に おける値で割ることに より求められており, K3α は QR30lHLとSlnαの関係と同様にあ/Boが大きいほど Slnαが小さいところから強い減少傾向を示すことになる. しかし ながら, 強い減

少傾向を示し始める Slnαの値に差は あるものの, 各々の近似曲線 はほぼ類似した 形状を示している. そこでK3αとSlnαの関係を普遍表示するために 図-3.12で 示される代表量(sinα)*を定義 する. (sinα)*はK3α=0.5 におけるSlnαの値であ る.

図-3.13は K3a と Slnα の関係を示した全てのグラフから (sinα)*を読み取 り, sinα を(sinα)*で規格化して示したものである. 多少のばらつきは見られる ものの図中の近似曲線で十分普遍的に 示されていることが分かる. 図中の普遍曲線 を用いて任意の HIL,hclH, B,180およびSlnα に 対するK3aを評価するために は,

代表量(sinα)*がHIL,hclHおよび

BJlBoに対して定量化されている必要がある.

図-3.14はhclH をパラメータとしていlnα)*とB,IBoの関係を示したもので ある. (sinα)*は BIIBoの増加に伴い減少 し, hclH の値が大きいほど全体的に小

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図- 3.11 K3αとsinαの関係( H/L

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図-3.12 K3αを普遍表示するための代表量

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図-3.13 K3αの普遍表示

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図-3.14 hclHをパラメターとした(sinα)*とBtlBoの関係(HIL = 0.034)

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図-3.15

HILをパラメターとしたいinα)*とB,lBoの関係(hc/H=0.75)

43

-さな値を示すこと が分かる. このことは集波比が大きく天端高が高い越波構造物 は, 小さな入射角でも波が斜めから入ってくると越波量の減少率は大きいというこ とを示している. また図-3.15はhclH = 0.75に対して

HILをパラメータとし

ていinα)*とB,IBoの関係を示したも のである. 若干のばらつきはあるが, (sinα)*

はHILにほとんど依存していないことが分かる.

3. 4

まとめ

本章では, 3次元越波構造物に不規則波が入射する場合に獲得される越波量の 定量的な評価 越波構造物の最適形状の決定, および, 2次元 . 3次元越波構造物

に波が斜め入射することによって減少する越波量の減少率に関して検討を行った.

主要な結論を以下に示す.

不規則波による越波量

( 1

)越波量を獲得するのに最適な集波比は波形勾配および集波堤長に依存せ

ず, 規則波の場合 と同様にほ,IBo)'max = 11である.

( 2 )越波量を獲得するのに最適な形状で獲得される最大越波量は, 図-3.3 を用いることによって決定可能となった.

( 3 )任意の集波比や波形勾配, 天端高に対する越波量の評価が可能となっ た.

( 4

)越波量を獲得するのに最適な形状で獲得される最大越波量は, 規則波の 場合にはH1I3/L1I3に強く依存したが, 不規則波の場合にはほとんど依存し ない.

斜め入射波による越波量

( 1

)斜め入射に対する越波量の減少率は BJlBoが大きいほどSlnαが小さ い

段階から強い減少傾向を示している. また α=0。 では越波量を最大に する条件であるB,/Bo= 12はSlnα> 0.5では逆に越波量を最小にする条 件となる.

( 2) 2次元 . 3次元越波構造物に対して 波の任意の入射角に対する越波量 の減少係数の定量的評価が可能となった.

( 3 )前章までの研究によって定量化されている構造物に対して波が垂直に入 射する場合の越波量を用いることにより 斜めに波が入射する場合の越波

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