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ドキュメント内 細管内移動体に関する基礎的研究 (ページ 49-53)

図3.27:印加電圧と水平および上下移動

で変化させて,上下の移動実験を行い,その移動速度を求めた.そ の結果を図3.39に示す.図3.39は,縦軸は移動速度(mm/s),横軸 は印加周波数(kHz)を表す.図3.39から,上昇は・印で,最大速度 は19kHzで1.3mm/sとなり,降下は・印で,最大速度は1Hzで 19.4mm

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となった.この結果では,降下の最大速度が上昇速度よ

りも約15倍の差となった.これは移動体が上昇するときはエナメ ノレ線を引き上げながら上昇し,降下するときには,エナメル線が降 下する重力により,降下速度が大きくなったと思われる.

3.4.7  ビニールチューブ肉の移動について

内径4mmの透明ビニールチューブ、内で、の前後進の移動実験を行っ た.ビニールチューブ、を水平に置き,印加電圧を40Vp̲pにして,印 加周波数を変化させた.その結果,移動体は1Hzで9.6mm/sの 前進速度となった.しかし,後進はいくら印加周波数を変化させて

も移動せず,停止したままだ、った [51].

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図3.28:改良型2方向移動体の構造

3 . 4 . 8  

考察

圧電アクチェータを使用した細管内移動体について考察すると,

圧電アクチェータは 10数kHz以上と応答速度が早く,変位精度も 高いので細かい位置決め精度などが可能であり,印加電圧の大きさ だけで振動変位の大きさが変えられ,印加電流の値はそう大きくな いといえる.しかし,圧電アクチェータは振幅変位が大きく取れず,

力の発生力も小さいという欠点もある.そのため振動変位を大きく 取るためには,機構的な補完が必要となる.移動体の構造を検討す

るためには,知何に振動変位を大きく取れるかが問題になると思わ れる.

3 ワイヤ付き細管内移動体

T h e   i n s i d e   o f   p i p e  

B a c k w a ←/→  r d   l '   F o r w a r d  

3.29:移動体の移動方法

最後に,形状記憶合金,電磁力,圧電の三つのアクチュエータを 使用し,細管内移動体を試作して種々の移動実験を行って,その実 験結果を示したが,三つのアクチュエータを使った移動体の簡単な 比較をすると,それぞれのアクチュエータに一長一短があり,移動 目的によってアクチュエータを選択する必要があると考えられる.

表 3.1:各アクチェータの比較

アクチェ}タ 動作周波数 動作速度 動作変位 移動速度 形状記憶合金アクチェータ O.lHz程度 遅い 大きい 数s程度 電磁力アクチェータ 1kHz以下 中位 大きい 数10mm/s程度 圧電アクチェータ 数10ほIz程度 早い 小さい 速い

しかしながら細管内移動体として,三つのアクチュエータの中で 圧電アクチェータを使用した細管内移動体が最適ではないかと考 えられる.その理由として,圧電アクチェータは形状記憶合金や電 磁力アクチェータに対して応答速度が早く,変位精度が高いので細 かい位置決め精度が可能である.また,電磁力アクチェータのよう に,印加電力が必要されるのではなく,印加電圧だけで変位の大き

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(a)  (b) 

図3.30:移動体の屈曲振動

さを変えられるので,消費電力は小さいといえる.そのため,電磁 力アクチェータは振動中手が触れない位に熱が発生するが,圧電ア

クチェータは触っても熱くなく使用電流が少ないと考えられる.

しかし圧電アクチェータは振幅変位を大きく取れず,発生力も 小さいという欠点があり,そのため振幅変位を大きく取るためには,

機構的な補強が必要であり,細管内を移動させるための移動体の構 造も,この点の対策が必要であると思われる.

ワイヤ付き細管内移動体 第3章

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A U h u n u n u n u n M A u n u n v n u 叫叫叩

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