PowerSnap 2.4 ( SP1 )へのアップグレード
サポートされているすべてのプラットフォームで、PowerSnap 2.4(SP1)にアップ デートするには、次の手順に従ってください。
1. rootまたは管理者としてログインし、PowerSnap 2.3または2.4のアンインストー ルを実行します。
2. PowerSnap 2.4(SP1)のインストールを実行します。
構成のオプション
PowerSnapインストール・プログラムは、UNIXプラットフォーム上でPowerSnap
エンジンをインストールするときおよびMicrosoft Windowsプラットフォーム上で
PowerSnapクライアントをインストールするときに選択されたインストール構成で、
powersnap.resという名前のファイルを作成します。このファイルは、/nsr/res/ディ
レクトリ(UNIXの場合)または\nsr\res\ディレクトリ(Microsoft Windowsの場 合)に配置されます。
powersnap.resファイルは、編集不可の内部ファイルと見なされます。しかし、適
切なテキスト・エディタを使用してこれを編集するべき理由も存在します。理由は 次のとおりです。
◆ 適切なSnapshot Control Module(SCM)パッケージを追加、変更するため
変更時にこれは既存のSCMライセンスと同じフォーマットを使用して実行され ます(Snapshot Provider Name呼ばれるサンプルで)。
◆ UserIDのアクセス制御リスト(ACL)を変更してユーザー・アクセスを制限す
るため
注:powersnap.res ファイルが複数の SCM を参照する場合は、クライアント・リソースで
NSR_SNAP_TYPEアプリケーション情報変数を使用することを推奨します。
powersnap.resテキスト・ファイルの例を次に示します。
type:BRCAPI Service;
コメント:Always the same。
BRCAPI userid acl enabled:yes;
コメント:Access may be limited when there is a UserID Access Control List(ACL)、 enabled:yes BRCAPI userid acl:jsmith;
コメント:List of userId ACLs:Here the format is not important、as the user provides this information through the Installation Program
type:Snapshot Provider;
Snapshot Provider Name:EMC SYMMETRIX DMX;
Snapshot Provider Module:symm-dmx;
Snapshot Provider Major Version:1;
Snapshot Provider Minor Version:0;
Snapshot Provider API Level:0;
コメント:There could be multiple paragraphs:one for each Snapshot Control Module。
Microsoft Windows上のPowerSnapクライアントの場合、PowerSnap Moduleのイ ンストール中に[Selecting the PowerSnap Module(PowerSnap Moduleの選択)]
および[Enter Authorized Accounts(認証済みアカウントの入力)]画面から情報が
収集されます。
UNIXコンピュータ上のPowerSnapクライアントの場合、次の選択により情報が収 集されます。
Do you want to restrict the usage of PowerSnap to certain users only [y,n,?,q](PowerSnapの使用を特定ユーザーのみに制限しますか [y,n,?,q]) y Please enter user id:(ユーザーIDを入力してください:)jsmith
Do you want to add EMC Symmetrix DMX as a SnapShot vendor [y,n,?,q]
(SnapShotベンダーとしてEMC Symmetrix DMXを追加しますか [y,n,?,q]) y
Microsoft Windowsの場合、userID ACLを使用してアクセスを少数のユーザーに制
限する場合(空白のままにしておくとすべてのユーザーとなります)、userID ACL リストにクライアント・システム名も追加する必要があります。userID ACLリスト の形式は次のとおりです。
◆ user@host
◆ host/user
◆ user(ローカルまたはドメイン・ユーザー)
PowerSnap Module ソフトウェアの削除
このセクションでは、PowerSnap Moduleソフトウェアのアンインストール方法に ついて説明します。
AIX 5.2または5.3プラットフォーム
AIX上でPowerSnap Moduleソフトウェアをアンインストールするには、次の手順
に従ってください。
1. rootとしてホストにログインしていることを確認します。
2. 次のコマンドを入力して、NetWorkerデーモンをシャットダウンします。
nsr_shutdown
3. /nsr/res/psrollback.resファイルを一時的な場所に保存します。
psrollback.resファイルは、PowerSnap Moduleパッケージのアンインストール 中に削除しないでください。古いパッケージのアンインストール中にこのファ イルが削除された場合、PowerSnap Moduleのアップデート中に、保存されて いるカスタマイズされたロールバック・フィルタ情報がすべて失われます。
4. 次のコマンドを入力します。
smit &
SMIT(System Management Interface Tool)が起動します。
5. 起動後、次を実行します。
a. [Software Install and Maintenance(ソフトウェアのインストールと保守)]
をオンにして、[OK]をクリックします。
b. [Software Maintenance and Utilities]にチェック・マークを付けて、[OK]
をクリックします。
c. [Remove Installed Software]をオンにして、[OK]をクリックします。
d. 1つのパッケージ名を入力するか、[リスト]をクリックして、削除するパッ ケージをチェックします。
PowerSnap Moduleソフトウェアの削除 37
e. [OK]をクリックします。
6. NetWorkerデーモンおよびPowerSnapサービスを起動します。
/etc/rc.nsr start
Solaris SPARCプラットフォーム
Solaris SPARCプラットフォームでソフトウェアをアンインストールするには、次
の手順に従ってください。
1. rootとしてホストにログインしていることを確認します。
2. 次のコマンドを入力します。
pkgrm LGTOpsag LGTOpseg LGTOpssc
注: LGTOpsjaがインストールされている場合は、これを追加します。
pkgrmコマンドを実行すると、PowerSnapに関連した3つのパッケージのそれ ぞれを削除するように指示するプロンプトが表示されます。
!
注意PowerSnapソフトウェア・パッケージを削除するとき、デフォルトの[All]オプ
ションを選択しないでください。このオプションを選択すると、PowerSnapソフト ウェアだけではなく、pkgaddユーティリティを使用してコンピュータにインス トールされたソフトウェア・パッケージがすべて削除されます。
3. [削除するパッケージ]を選択してから[削除]を選択します。
ソフトウェアがアンインストールされます。
Microsoft Windowsプラットフォーム
Windowsの[コントロール パネル]からPowerSnap Moduleソフトウェアをアン インストールするには、次の手順に従ってください。
1. [スタート]>[設定]>[コントロール パネル]をクリックします。
2. [プログラムの追加と削除]をダブル・クリックします。
3. プログラム・リストでPowerSnap Moduleを選択して、[変更と削除]をク リックします。
4. プロンプトで[Yes]を選択し、ソフトウェアを削除します。
PowerSnap Moduleソフトウェアがアンインストールされます。
HP-UX 11iプラットフォーム
HP-UX上でPowerSnap Moduleソフトウェアをアンインストールするには、次の
手順に従ってください。
1. rootとしてホストにログインしていることを確認します。
2. 次のコマンドを入力して、NetWorkerデーモンをシャットダウンします。
nsr_shutdown
3. /nsr/res/psrollback.resファイルを一時的な場所に保存します。
psrollback.resファイルは、PowerSnap Moduleパッケージのアンインストール 中に削除しないでください。古いパッケージのアンインストール中にこのファ イルが削除された場合、PowerSnap Moduleのアップデート中に、保存されて いるカスタマイズされたロールバック・フィルタ情報がすべて失われます。
4. 次のコマンドを入力します。
swlist
swlistコマンドにより、ホストにインストールされている削除可能なすべての
パッケージの一覧が表示されます。
5. 次のコマンドを入力します。
swremove package
このswremoveコマンドによって、インストールされたパッケージが削除され
ます。ソフトウェアがアンインストールされます。
6. NetWorkerデーモンを起動します。
/sbin/init.d/networker start
NetWorkerサーバの構成 39
PowerSnapによるバックアップとリカバリを実行するには、PiTコピーをサポートす
るようにNetWorkerサーバを構成する必要があります。PowerSnapバックアップの
構成とスケジュール設定の方法は、NetWorkerの標準のバックアップと同じです。た だし、PowerSnap Moduleを使用するNetWorkerソフトウェアの構成には、専用の 属性とリソースも使用します。
スナップショットの削除などのNetWorkerのオペレーションを行う際には、現在の
NetWorker権限が必要です。非イメージ・インスタント・バックアップや非イメー
ジ・インスタント・リカバリなど、NetWorkerユーザーがPowerSnapのオペレー ションを行う際には、管理者(Windowsの場合)またはroot(UNIXの場合)の権 限が必要です。
PowerSnap Moduleソフトウェアは、レベルや種類の異なるさまざまなバックアッ
プおよびリカバリをサポートしています。
◆ バックアップのスケジュールは分単位で設定できます。
◆ ファイル・システムを個別に、または複数同時にバックアップできます。
◆ ファイル・システムまたは個別のファイルをリカバリできます。
この章は、次のセクションで構成されています。
◆ NetWorkerソフトウェア構成の必要条件 ... 39
◆ スナップショット・ポリシーの構成 ... 42
◆ グループ・リソースの構成 ... 46
◆ クライアント・リソースの構成 ... 48
◆ NetWorker管理コンソールを使用したユーザー・グループの変更 ... 56
◆ 前処理スクリプトと後処理スクリプトの使用 ... 57
NetWorker ソフトウェア構成の必要条件
PowerSnap Moduleを使用するようにNetWorkerサーバを構成する際には、
次の必要条件を満たす必要があります。
イメージ・バックアップを行う場合、異種プロキシ・クライアントと、アプリケー ション情報の変数NSR_IMAGE_SAVE=YESを使用する必要があります。使用でき る異種プロキシ・クライアントはSolarisホストのみです。従来のPowerSnapワー クフローの場合は、NSR_IMAGE_SAVE=NOを使用します。この変数でサポートさ れるアサーションは、YES、NO、TRUE、FALSEです。
NetWorker サーバの
構成
◆ PiTバックアップのオペレーションを行うには、専用のプールであるスナップ・
デバイス・プールを構成する必要があります。
ボリュームのマウントとアンマウントにかかる時間を短縮するには、バック アップ・デバイスとしてファイル・タイプ・デバイスまたは高度なファイル・
タイプ・デバイスを指定します。これは、この種のデバイスでは必要な時間が 短いためです。混乱が生じないように、新しいスナップ・プールでは従来の バックアップを受け付けないように構成してください。
◆ [スナップショット・ポリシー]を選択する必要があります。
2つの構成済みスナップショット・ポリシーのいずれかを選択するか、カスタ ム・スナップショット・ポリシーを作成します。
プラットフォームが混在する環境では、Serverlessポリシーのみ使用できます。
◆ グループ・リソースを構成するときに、PowerSnapのオペレーションを実行で きるように[スナップショット]属性を確認する必要があります。
◆ PowerSnap操作の高度なファイル・タイプのデバイス・リソースやファイルを
設定するとき、ターゲット・セッションをバックアップを高速化するため大き い値に設定します。単一ボリュームは複数の仮想セーブ・ストリームを受け付 けできます。最大値は512です。
注: デバイス・リソースを構成する方法については、「EMC NetWorker管理ガイド」
を参照してください。
◆ PITコピーの有効期限ポリシーによってPITコピーが作成される間隔が補完され るように、グループ・リソースとスナップショット・ポリシー・リソースを構 成する必要があります。
PiTコピーの有効期限が十分に長く設定されている場合、保持するPiTコピーの 数に応じて、リテンション・ポリシーに引き継がれます。スナップショット・
ポリシーとグループ・リソースの構成方法については、42ページの「スナップ ショット・ポリシーの構成」および46ページの「NetWorker管理コンソールを 使用したグループ・リソースの設定方法」を参照してください。
PiTコピーを作成できない場合は、エラー・メッセージが表示されます。リソー スを解放するには、コピーの有効期限を短くするか、コピーを削除します。
◆ スナップ・セットの有効期限と削除については、「NetWorker PowerSnap Module for EMC Symmetrix DMXバージョン2.4(SP1)管理ガイド」を参照 してください。
VDEVを使用した標準ボリュームのバックアップの必要条件
PowerSnap Module for Symmetrixを使用してCOW(書き込み時コピー)スナップ ショットを作成するには、EMC Snap機能が必要です。バックアップは、EMC SnapのVDEVスナップショットを使用して実行されます。そのためには、アプリ ケーション情報の変数SYMM_SNAP_TECHをSNAPに設定する必要があります。
SYMM_PROVIDER_DB変数に適切なSYMAPIのbinファイルを指定し、使用する
VDEVが存在する適切なスナップ・プールをsymm.resファイルに設定する必要が あります。VDEVは、データ・ムーバ(プロキシ・クライアント)から認識できる 必要があります。
スプリット・ミラーおよびCOWスナップショットの詳細については、「NetWorker PowerSnap Module for EMC Symmetrix DMXバージョン2.4(SP1)管理ガイド」
を参照してください。