て い る石 川 県 の 農 村 住 居 は 明 らか に 広 間 型 住 居 で あ り、概 略 図4‑29の よ う な 構 成 を も っ て い る。
加 賀 平 野 の農 村 住 居 につ い て は 別 途 詳 論 す るが 、図 の よ うに 土 間 と広 間 は ほ ぼ 同 じ大 きさ で あ り、 納 戸 や 仏 間 は 広 間 の ほ ぼ 半 分 の 大 き さで あ る。住 居 規 模 が さ らに 大 き くな る と、納 戸 や 仏 間 の 奥 に さ ら に2室 が つ け足 さ れ るが 、 そ れ ら も、納 戸 や 仏 間 とほ ぼ 同 規 模 で あ る。 した が っ て 、 この よ うな 住 居 の室 規模 を分 り易 く把 え る た め に は、 土 間 、 広 間、 諸 室(納 戸 、仏 間等 〉の3者 に分 類 す る とよ い。す な わ ち 、広 間 は諸 室 の2倍 の規 模 を もつ 。広 間 が ヒ ロマ と呼 称 さ れ るの は 、 広 間 が 諸 室 に比 べ て広 い 空 間 を も って い る こ とを前 提 と して い る。以 上 が 広 間 の ヒ ロ マ と呼 ば れ る ゆ え ん で あ る。
次 に 、 「広」概 念 に つ ら な る と考 え ち れ る 「徒 」に つ いて 述 べ る。 まず そ の 用 例 は次 の よ うで あ る。
⑦ ア ダ(徒)[長 崎]、 ⑧ ア ダ ノマ(徒 の 間)[岡 山]
こ こ に み られ るア ダ な る語 もあ ま り耳 慣 れ な い語 で あ るが 、方 言 と して は 西 日本 に 多 くみ られ 室 呼 称 以 外 に 、 ① 外[岡 山、 広 島]、 ② 外 庭[広 島]、 ③ 外 海[岡 山]、 ④ 山 の ふ も と[岡 山]、 ⑤ 日当 りの よ い 土 地[岡 山]、 ⑥ 谷 の下 流[岡 山]、 ⑦ 地 べ た[兵 庫]、 ⑧ 台や 敷 物 が あ る部 屋 で 、 そ れ が な い部 分[兵 庫]な どが あ る。 これ らの 用 例 を み て も わ か る よ うに 、 ア ダ な る語 は 「開 か れ た場 所 」、「空 い た場 所 」を表 現 して い る。「広 」は平 面 的 ・面 積 的 な 大 きさ を表 現 して い るが 、「徒 」 は 空 間 を立 体 的 ・性 状 的 に 把 え た 場合 の表 現 とい え る。 この よ う に、 ア ダ(徒)も ヒ ロ(広)と 同様 に空 間 的概 念 を基 調 と して い るの で 本 項 に 入 れ る。
4.6平 面 形 式 と広 間 呼 称
本 節 で は平 面 形 式 に 由来 す る広 間 呼 称 につ い て み た 。その 広 間 呼 称 の 基 底 とな る概 念 は 、「下 」、
「前 」、 「表 」、 「広 」 の4種 で あ っ た 。 「下 」 概 念 は 、 カ ミ(上)・ シ モ(下)の 空 間 格 位 観 念 に 由 来 す る概 念 で あ り、 土 間 の 方 を シ モ(下)と しそ れ と反 対 の 方 を カ ミ(上)と す る。 この よ うな 空 間 の格 位 観 念 は 、 古 くは ク チ(口)と オ ク(奥)の 空 間 対 比 の 中 に そ の 萌 芽 を認 る こ とが で き る。 した が っ て 、 カ ミ(上)・ シモ(下)の 空 間 格 位 観 念 は妻 入 り住 居 に お け る タ テ軸 方 向 の 格 位 観 念 に 由 来 す る もの で あ り、 妻 入 りの 平 入 りへ の 転 換 後 も土 間 との 関 係 で 存 続 す る。
次 の 「前 」 概 念 は 、 広 間 の先 に い くつ か の 室 が発 生 し、 そ れ との対 比 で 「前 」 とさ れ るの で 少 な く と も1室 は 増 設 さ れ る必要 が あ り、 多 室 化 と関係 す る概 念 で あ る。 この よ うに、 「前 」は室 の 位 置 関 係 に由 来 す る概 念 で あ るか ら、妻 入 りに お い て も平 入 りに お い て も成 立 す る が 、2分 割 前 の 広 聞 に 「前 」 概 念 が 適 用 され て い る例 もあ るの で、 列 段 構 成 完 成 以 前 の 呼 称 とみ られ る。
次 の 「表 」概 念 は 、 前 庭 側 の 空 間 を 「表 に面 す る」 と認 識 し た結 果 生 じ る概 念 で あ る か ら、 明 らか に平 入 りに 関す る もの で あ る。 した が っ て 先 の 「下 」 や 「前 」 に比 べ て こ の 「表 」概 念 に基 づ く呼 称 は よ り新 しい もの とい わ ね ば な ら な い 。そ して 、列 段 構 成 もか な り完 成 し た段 階 で 使 用 され る呼 称 で あ る。
最 後 の 「広 」概 念 は、 上 の 「下 」、 「前 」、 「表 」 が平 面 形 式 上 の位 置 に 関 す る概 念 で あ っ た の に 対 して 、ひ と り規 模 に 関 す る概 念 で あ った 。「広 」は他 の 諸 室 との対 比 の上 で 生 ず る概 念 で あ る か
図4‑30平 面 形 式 に 由 来 す る広 間 呼 称 の 分 布 域
ら、も ち ろ ん 多 室 化 後 の 呼 称 で あ り、標 準 語 との 関係 か らみ て も っ と も新 しい 呼 称 と考 え ら れ る。
以 上 、 平 面 形 式 に 由 来 す る4つ の概 念 「下 」、 「前 」、 「表 」、 「広 」を通 観 す る に、 「下 」は 空 間 の 格 位 観 念 に 由 来 し、 「前 」 は住 空 間 内の 即 物 的 な位 置 観 念 に 由 来 し、 「表 」は 前 庭 を媒 介 とす る対 社 会 的位 置 観 念 に 由 来 し、 「広 」は住 空 間 の規 模 的 観 念(こ れ は 住 様 式 に接 近 す る観 念 で もあ る)
に 由来 して い た。
ま た 、広 間 呼 称 の 伝 承 形 式 と して は 、広 間2分 割 後 の 背 面 側 の 室 に広 間 呼 称 が伝 承 さ れ る部 分 的 直 系 伝 承 が 認 め られ た 。平 入 りへ の 転 換 後 の 広 間 は 、往 々 に して 前 通 り と裏 通 りの2室 に 分 割 され 、 広 間 の機 能分 離 が 空 間 隔 離 を促 す 。 な お、 前 節 ま で に5つ の伝 承 形 式 が 認 め られ た が 、上 の 部 分 的 直 系 伝 承 を入 れ る とこ れ まで に6形 式 が 抽 出 され た こ とに な る。 す な わ ち 、
① 直 系 的 伝 承 、② 拡 大 的伝 承 、③ 象 徴 的伝 承 、④ 付 加 的 伝 承 、⑤ 基 層 的伝 承 、⑥ 部 分 的 直 系 伝 承
最 後 に以 上 の 平 面 形 式 に 由 来 す る広 間概 念 の 地 域 的 分 布 を図 化 す る と、 図4‑30の よ う に な る。
「下 」、 「前 」 は全 国 的 分 散 傾 向 を示 す 。 広 間 が どの地 域 にお い て も、 シモ(下)や マ エ(前) の 位 置 に あ る とい う全 国 的 共 通 性 に よ る か らで あ ろ う。 次 に、 「表 」は 西 日本 に 、 「広 」は 関 東 か
ら北 陸 に か けて 優 勢 で あ る。 オ モ テ(表)は 前 庭 との 関 係 で生 ず る呼 称 で あ る か ら、 や は り温 暖 な 西 日本 に 傾 斜 す る。 ま た 、 ヒ ロマ(広 間)が 関 東 か ら東 北 の一 部 、 北 陸 あ た りに 集 中 して い る の は、武 家 文 化 の影 響 、広 間 型 佳 居 を必要 とす る気 候 風 土 的条 件 、近 代 以 降 の 東 京 を 中 心 とす る 標 準 語 の 波 及 等 が重 層 して い る と考 え られ る。 しか し、 いず れ に して も本 項 の平 面 形 式 に由 来 す る広 間 呼 称 は 、 地域 的 集 中度 が 低 く、全 国 的 に 拡 散 す る傾 向 を示 して い る。 そ れ は 、平 面 形 式 が 全 国 的 に整 う時 期 が 比 較 的 新 しい こ と と一 致 して い る。
5.住 様 式 に 由 来 す る広 間 呼 称
前 節 で は 平 面 形 式 に 由 来 す る広 間呼 称 に つ い て 述 べ た。平 面 形 式 は 住 空 間 の 物 理 的 な 空 間 区 画 を前 提 と して い る が 、区 画 さ れ た 一 つ の 空 間 は 住 様 式 に 対 応 す る一 定 の機 能 を も って い る。 こ の 機 能 的 側 面 か ら広 間 を把 え た場 合 に生 ず る呼 称 が 、住 様 式 に 由 来 す る広 間 呼 称 で あ る。農 山 村 の 生 活 水 準 が 一一定 の発 展 段 階 に達 す る と、住 生 活 の 内容 も従 前 に 比 して 充 実 し、 これ に と もな っ て 広 間 の 使 い 方 も変 容 し て くる 。 つ ま り広 間 の質 的 意 味 が 問 わ れ る こ とに な る。
前 節 の 「下 」、 「前 」、 「表 」は 広 間 を位 置 的側 面 か ら把 え た もの で あ り、 「広 」は い わ ば 量 的 側 面 か ら把 え た もの で あ っ た が 、本 項 で は 広 間 を質 的 側 面 か ら把 え た 場 合 に つ い て 述 べ るの で あ る 。
位 置 、 量 、質 の3者 の 関係 は 、 結 局 、 定 量 的 な もの と定 性 的 な もの の 関 係 で あ り、量 か ら質 へ の 発 展 とい う観 点 か らみ る と、こ の3者 は こ の順 序 で 住 空 間 の発 展 過 程 を 反 映 して い るで あ ろ う。
その 意 味 で 、住 様 式 に 由 来 す る広 間呼 称 は 、農 山 村 住 居 の発 展 過 程 の 最 終 段 階 に使 用 さ れ る呼 称 とみ な け れ ば な ら な い 。
5.1住 様 式 と概 念 基 底
本 章 の 当初 の とこ ろ で ふ れ た よ う に、 広 間 は 「炉 を備 え た 日常 の 居 所 」で あ り、 住 空 間 の 中心 的 な場 で あ る 。 そ れ だ け に広 間 は 多 目的 な機 能 を も ち、 炊 事 ・食事 ・団 ら ん ・休 息 ・接 客 ・作 業 等 の 生 活 が お こ な わ れ る。住 様 式 とは こ う した くら し方 の 総 体 を指 して い るが 、 この 住 様 式 が 広 間 呼 称 とな る ため に は 、 と りあ え ず は住 様 式 そ の もの が 一 定 の様 式 と して確 立 され 、一 般 的 に そ れ が お こな わ れ て い な けれ ば な らな い。つ ま り、農 山村 の 生 活 様 式 が 一 定 の 水 準 に達 して い な け れ ば な らな い。 この よ うな 生 活 水 準 は 、歴 史 的 に は近 世 後 期 か ら近 代 に ま た が る時 期 を ま た ね ば な らな い 。
住 様 式 の 問 題 は、以 上 の よ うに 生 活 水 準 と不 可 分 の 関 係 に あ り、 こ れ は社 会 的 要 因 と して の 階 層 性 、 自然 的 要 因 と して の 気 候 風 土 性 とつ よ く関 連 す る。 後 述 す る よ う に、 近 世 後 期 の 肝 煎(庄 屋)ク ラ スの 上 層住 居 で は イ マ(居 間)、 チ ャ ノマ(茶 の 間)な る用 語 が 使 用 され て い るが 、 こ れ が 一 般 に普 及 す る の は それ 以 降 の こ とで あ ろ う。 そ して 、 そ れ は た ん に 用 語 ・呼 称 だ け の 問題 で は な く、生 活 水 準 す な わ ち住 様 式 の 問題 で もあ る。農 山村 住 居 も一 定 の 発 展 過 程 を た ど る。 こ の 発 展 過 程 と は、一 種 の革 新 過 程 で あ り、あ る種 の 革 新 は広 間 呼 称 に も影 響 を あ た え ず に は お か な
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次 に 、気 候 風 土 性 の 問題 が あ る。 わ が 国 は南 北 に長 い 形 状 を も ち、北 と南 で は大 き な気 候 的 差 異 が あ る。概 括 的 に い え ば 、寒 冷 多 雪 と温 暖 少 雪 とい え 、従 来 の 民 家 学 に従 えば 広 間 型 と田 字 型 が こ れ ら に対 応 して い る。 こ れ は 平 面 形 式 の 風 土 的把 握 で あ るが 、 も ち ろ ん 住 様 式 も風 土 的 影 響 を受 け る。寒 冷 多雪 な地 域 で は永 い越 冬 生 活 が 強 い られ 、広 間 で の 生 活 時 間 も長 くな る。 そ れ だ け広 間 で の 生 活 が ウエ イ トを もつ こ と に な る。一 方 、温 暖 少 雪 な 地 域 で は 住 居 内部 で の 生 活 も も ち ろ ん 営 ま れ る が 、 戸 外 空 間 の 役 割 も 多 き く、 広 間 の意 味 も異 っ て くる。
以上 の よ うな 観 点 か ら、住 様 式 と広 間呼 称 の 関 連 をみ るの が 本 項 の 目的 で あ るが 、先 に もふ れ た よ う に住 様 式 が 呼 称 の概 念 基 底 と な るの は 、住 空 間 発 展 過 程 の 最 終 段 階 で あ り、近 代 以 降 の 農 山村 の 変 化 は わ が 国 の 近 代 化 と軌 を一 に して 顕 著 な もの が あ っ た 。本 論 の 目 的 に 則 して い えぱ 、 広 間 に お け る生 活 様 式 の変 化 もさ る こ とな が ら、方 言 と して の 広 間 呼 称 が 標 準 語 化 さ れ て い く と い う、 い わ ば 日本 語 の 近 代 化 とい う現 象 も見逃 せ な い 。
5,2「 常 」 概 念 ・ジ ョウ イ系 広 間 呼 称
本 節 で は ま ず 「常 」 概 念 に 由 来 す る広 間 呼 称 を と りあ げ る。 そ の 用 例 は 次 の よ うで あ る 。
① ジ ョ ウ イ(常 居 、 上 居)[青 森 、 秋 田 、 岩 手]、 ② ジ ョ イ(常 居)[青 森 、 秋 田]、
③ ジ ュ ウ イ(常 居 の 転 〉[青 森]、 ④ ジ ュ イ(同)[青 森]、 ⑤ ジ ュ ウ(同)[青 森]、
⑥ ゾ オ イ(同)[岩 手]、 ⑦ オ ジ ョ メ(お 常 め)[秋 田]、 ⑧ ウ エ ノ ジ ョ イ(上 の 常 居)[青 森]、
⑨ ジ ョ ウ ノ マ(常 の 問 か 料 の 間 の 転 か)[石 川]
こ れ らの 用 例 に み られ る一 連 の 「常 」 は、 広 間 を 「常 に居 る とこ ろ 」 と把 え た もの で あ る こ と は一 見 して 明 らか で あ る。 こ の呼 称 の 分 布 域 は ひ じょ うに 限 られ て お り、東 北 地 方 に集 中 して い る。越 冬 生 活 が 長 期 間 に わ た り、 ま た深 雪期 に は ほ とん ど1日 家 中 の 広 間 で 生 活 し な け れ ば な ら な か っ た 寒 冷 多雪 な この 地 方 の 気候 風 土 的条 件 を想 う と き、 この 「常 」 な る概 念 は ま こ とに適 格 な もの と考 え られ る。 「居 」につ い て は 、本 節 で 扱 うデ イ(出 居)の 居 、 イ マ(居 間)の 居 に通 じ る もの で あ る。
ジ ョウ イ が 「上 居 」 と当 て られ て い る の は 、 武 家 住 居 の 場 合 で あ り、 農 山 村 住 居 にお い て は や は り 「常 居 」 で あ ろ う。 「上 居 」 につ い て は 、 「青 森 県 旧 弘 前 藩 宝 暦 年 間(1757項)作 成 の 「御 家 中 屋 敷 建 家 図 」の 図 面 に見 え る用 語 。 家族 の 日常 の居 所 に あ た る、 畳 敷 きで 炉 を備 え て い る。」と あ る。 した が っ て機 能 的 に は 「常 居 」 と変 ら な い が、 畳 敷 きに な っ て い る とこ ろ が 武 家 住 居 ら し い 。 ま た、 「上 居 」に対 して 「下 居 」(シ タ イ)が あ り、 「土 間 に面 した 炉 を備 え て い る板 敷 きの 室 を指 して い る。煮 炊 きや 使 用 人 の 居 所 で あ った ろ う。」とあ る。つ ま り武 家 住 居 に お い て は 、一 般 の農 村 住 居 の 常 居 に相 当 す る とこ ろが 、畳 敷 きの 上 居 と板 張 りの 下 居 に分 化 して い るの で あ る。
武 家 住 居 の上 層 性 が 現 わ れ て い る と い え よ う。
しか し、 一 般 の 農 村 住 居 に お い て も ジ ョ ウ イ(常 居)が カ ミ(上)・ シモ(下)に 分 化 す る場 合 が あ る。 ⑧ ウ エ ノ ジ ョ ウイ(上 の 常 居)が そ れ で あ り、 そ の 内容 につ い て は 、 「平 入 り主 屋 の土 間 の上 手 に隣 接 し た室 の呼 称 。炉 を設 け、 元 来 は 家 族 の 日常 の 居 室 で あ っ た 。土 間 内 に 張 り出 され た板 敷 きの シモ ノ ジ ョイ(下 の 常 居)に 対 して 称 す る よ う に な っ た ら しい 。」 とあ る。 旧来 の ジ ョ ウ イ(常 居)か らシ モ(下)の 方 へ 板 床 を延 長 し、 そ の 部 分 を シ モ(下)の ジ ョウ イ(常 居)と
した 。 これ につ れ て 、 旧 来 の ジ ョウ イ は ほ とん ど 自動 的 に カ ミ(上)の ジ ョウ イ に な る わ け で あ る。 これ は土 間 が 広 く、 したが って 住 居 規 模 も大 きい場 合 に可 能 で あ り、上 層 の農 村 住 居 か か な り時代 が 降 っ て か ら の こ とで あ ろ う。 この よ うに 、広 間 か ら土 間 の 方 へ 板 床 を張 り出 し広 間 の補 助 的 ス ペ ー ス を つ くる こ と は、 こ の ジ ョ ウ イ の場 合 以 外 に もみ られ る とこ ろ で あ り、他 の 地 域 で は、 こ の 拡 張 部 分 を ダ イ ドコ ロ(台 所)、 カ ッテ(勝 手)、 シモ チ ャ ノ マ(下 茶 の 間)な ど と呼 ん で い る 。