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3-39 3-4 プロジェクトの運営・維持管理計画

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3-4-1 運営・維持管理体制

本計画により建設される4都市の給水施設の実質的な運営・維持管理は、土地・水・環 境省およびデブブ州政府の管轄の下に、各都市の給水事業部が実施することとなる。

土地・水・環境省

土地局 環境局 水資源局

水資源 評価部

水資源利用・

管理部 給水部

省庁フォロー アップ局 水資源局支局

デブブ州政府

4都市

都市給水課

4都市 給水事業部 維持管理課 地方給水課

プロジェクト・マネージメント・ユニット  (PMU)

3-4-2 運営・維持管理計画

現在各都市の給水事業部では、既存施設の管理、修復を日常業務として行っており、維 持管理の経験を有している。

本計画対象地域における既存給水施設の運営・維持管理の取組状況の確認ならびに社会 状況調査の解析結果から、計画対象地域における運営・維持管理上の課題としては、以下 が挙げられる。

1) 漏水率低減等各都市の給水事業部職員の維持管理技術力の向上 2) 運営・財務管理体制における給水量増大に伴う業務量増加への対応

本計画においては、各市の給水事業部職員の維持管理能力を高めることを目的として、

以下の事項に関する研修・訓練をソフトコンポーネントとして実施する方針とする(3.2.5 参照)。

1) 維持管理技術(ポンプ、配水管、公共水栓、水質)の習得

2) 運営・財務管理能力(事業計画の立案、顧客管理、出納管理、会計管理、顧客苦 情処理)の向上

また、顧客管理に関しては、現在の手書き台帳の電子化を想定した新システムの導入に ついて水資源局および各都市給水事業部と協議し(コンピューターは4都市とも市役所内 もしくは給水事業部に設置されている)、管理能力を強化する方針とする。

3-5 プロジェクトの概算事業費

3-5-1 協力対象事業の概算事業費

本計画を日本の無償資金協力により実施する場合に必要となる概算事業費総額は、約

15.97億円と見積もられる。このうち日本国側負担は約15.91億円、エ国側負担は約6百万

円である。先に述べた日本とエ国の負担区分に基づく双方の経費内容は、以下の通り見積 もられる。なお、ここに示す事業費は概算であり、将来E/Nが締結される場合の供与限度 額を示すものではない。

(1) 日本側負担経費

概算事業費 約 1,591 百万円

費 目 概算事業費

(百万円)

取水施設 (井戸建設 10 箇所、ポンプ施設 14 箇所) 140 送水管路 (uPVC 管 22,310m、ダクタイル管 3,121m) 146 配水池 (500 m3、 50 m3) 33 配水管路 (uPVC 管 8,643m、ダクタイル管 328m) 49 デバルワ市

給水施設

給水設備 (共同水栓 9 箇所、分水栓供与 200) 14

382

取水施設 (井戸建設 13 箇所、ポンプ施設 15 箇所) 118 送水管路 (uPVC 管 13,243m、ダクタイル管 1,817m) 76

配水池 (300 m3) 18

配水管路 (uPVC 管 4,272m、ダクタイル管 140m) 18 マイディマ市

給水施設

給水設備 (共同水栓 9 箇所、分水栓供与 40) 13

243

取水施設 (ポンプ施設 8 箇所) 67

送水管路 (uPVC 管 21,863m、ダクタイル管 2,243m) 192

配水池 (1,100 m3) 47

配水管路 (uPVC 管 13,299m、ダクタイル管 285m) 61 デケムハレ市

給水施設

給水設備 (共同水栓 16 箇所、分水栓供与 280) 24

391

取水施設 (井戸建設 4 箇所、ポンプ施設 11 箇所) 100 送水管路 (uPVC 管 11,323m、ダクタイル管 8,407m) 230 中継ポンプ施設 (インラインポンプ 2 基) 25 配水池 (700 m3、 50 m3) 40 アディケイ市

給水施設

給水設備 (共同水栓 10 箇所、分水栓供与 200) 15

410

1,426

実施設計・施工監理・ソフトコンポーネント 165

(2) エ国側負担経費

エ国政府は、カウンターパート等の要員確保、工事実施に係る他機関との調整および用 地ならびに資材置場の確保の調整等を負担することとなる。用地については国有であるこ とから、確保可能と考えられる。このため、本計画においては経費負担に係る適切な予算・

要員確保が可能なものと判断される。なお、本計画におけるエ国側負担項目と所要経費は 次のとおりである。

3-41

エ国側負担経費

費 目 詳 細

千ナクファ 円換算額

(百万円)

土地収用・補償費(公共地の場合)、井戸掘削地点、管路

構造物、貯水槽、公共水栓等 - -

借地:仮設ヤード、材料置場、事務所建設用地 - -

1. 用 地

現地警察・所轄官庁等に対する道路使用、掘削許可取得 - - 2.各戸/ヤード給水接続 2 次/3 次管の各戸/ヤード給水接続(2 年間分) 737 5.8 3. プロジェクトマネージャー プロジェクトマネージャーおよびコーデネーターの要員確保 - -

合 計 737 5.8

対象4都市の給水事業は原則的に各都市の給水事業部により独立採算で実施されてお り、上記負担経費は各給水事業部が資本費として支出することになる。各都市の年間負担 額は以下の通りであるが、これは各都市の給水部の収支規模を考慮した場合、十分負担可 能である。なお、料金収入のみで賄えない場合は市の一般会計から補填されて運営される ことになっている。

3-24 各都市の年間負担額と収支規模

年間 接続工事

箇所数

年間 負担費用

(Nkf)

2005年度 年間料金収入

(Nkf)

2005年度 水道事業支出

(Nkf)

うち 減価償却費等

(Nkf)

デバルワ 100 102,500 403,581 223,293 100,893 デケムハレ 140 143,000 1,519,201 1,869,942 1,028,079

マイディマ 20 20,500 71,537 114,660 13,260

アディケイ 100 102,500 1,093,970 796,067 281,464

デバルワとアディケイについては上記接続工事を2009年から2015年まで継続する計画 であるが、デケムハレとマイディマは2年間で計画数に達するため、接続工事を 2015 年 まで段階的に実施する場合は、年間負担額は上記より小さいものになる。

(3) 積算条件

1) 積算時点 平成 18 年 3 月 2) 為替交換レート 1 US$ = \ 117.13

1 Nkf = \ 7.81

3) 工期 国債 A 案件とし、22.5 ヶ月

4) その他 本計画は、日本国政府の無償資金協力の制度に従い、実 施されるものとする。

3-5-2 運営・維持管理費

2015年における運営・維持管理費は、2005年における費用と2015年における想定接続 数、総給水量、所要要員数から次表のとおり推定した。

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