昨年は全国大会東北八戸大会が終わり、東北地区協 議会として推進してきた「新東北3つの夢」が完結し 新たな夢を創造すべく次世代へ夢と希望あふれる東北 の実現へ向けて運動を行ってきました。
まずは、ASPACでは、ジャパンナイトブースで東 日本大震災支援への御礼メッセージ映像を流し、感謝 を伝えました。東北の被り物を被って東北観光ガイド を配り、海外の皆様と写真を撮り、東北の地図で訪れ たことのある地域と、興味がある地域にシールを貼っ ていただきました。また、スポーツを通じて、次代を 担い地域を再興していく人材を育成するために、各ブ ロック協議会より選出・推薦された6チーム(11歳以 下の小学5年生を中心)8人制サッカールールでの トーナメント形式によるU-11少年少女サッカー大会・
東北地区予選大会を開催しました。試合後には、一般 社団法人日本サッカー名蹴会によるサッカークリニッ クも催しました。そして、東北ブランド確立事業として、
結の精神満ち溢れるコミュニティーに共感して頂くた めに、Facebookページ「結の里、東北 ここには残 したいがある 」を制作運営し、東北青年フォーラム in水の里とめのたからいちブースで東北ブランドの映
像を流し、説明パンフレットを配って発信し、市民に Facebookページへアクセスしていただきました。さ らに、本年度は宮城県登米市において、東北青年フォー ラムin水の里とめを開催しました。メインフォーラム の第1部では、生島ヒロシ氏と水津陽子氏、(公社)と め青年会議所三浦理事長とで新たなビジョン構築に向 けたディスカッションを行いました。第2部では、講 師に元サッカー日本女子監督である佐々木則夫氏をお 招きし、強い東北と強い地域組織と題して講演会を行 いました。第3部では、佐々木氏との総括対談を行い ました。また、「未来へつなぐプロジェクト~音楽の力」
の推進事業では、東北青年フォーラムの会場で、佐沼 小学校合唱部の皆さんに「未来へつなぐメッセージ」
を合唱していただきました。その背景では、事前に撮 影していた東北各県の小学生の合唱の映像を編集し、
当日に会場の合唱とリンクさせる形で上映し、将来に 夢を描き、希望を持って今を大切に生きていく心を醸 成する機会となりました。
東日本大震災から5年が経過し、復興には地域間格 差があるものの東北人のアイデンティティーである結 の精神を持って東北の新たなコミュニティーの確立を 創造していかなければなりません。そのためにもゼミ ナールを通し人材育成や会員の資質向上、また災害時 の支援体制の構築及び防災教育に力を入れてきました。
一人一人がこの出向という機会を通し、何よりも行動 することで、自己の成長から地域の発展に繋がってい くことを認識する機会となりました。
公益社団法人日本青年会議所 地区担当常任理事
公益社団法人日本青年会議所 東北地区協議会2016年度会長
大泉 勝嗣
公益社団法人日本青年会議所は2016年度、「独立自 尊の精神と良心が織りなす【心ある国】日本の創造」
という基本理念の下、国際グループは「世界への貢献 と民間外交を両輪とした国益の増進」を基本方針とし て運動を展開して参りました。
私が副委員長として出向させていただいた国際アカ デミー委員会においては、民間外交の推進と世界とつ ながり国際的な視点を持ったリーダーの育成を目的と して活動をして参りました。
国際アカデミーは海外の会頭候補者と国内参加者が 寝食を共にし、国際的な視点を持ったリーダー育成を 行うJCI公式プログラムです。これまでに3500名以上 の卒業生がおり、多くの日本の良き理解者を輩出して 参りました。JCIのスケールメリットを最大限生かし、
国内外参加者のみならず、主管LOMメンバー並びに 多くの市民と関わることができる事業です。2016年度 は「共感」をメインテーマとして、茨城県水戸市で開 催されました。
配属された第3小委員会は、国際アカデミー国内参 加者の募集要項の決定並びに募集PR。姉妹JC締結の 調査・研究でございました。
国際アカデミーについては、能動的に情報を得るこ とができるような環境を整え、国際アカデミーに輩出
したことのないLOMに対し、国際アカデミーの意義 を知っていただくため、47ブロック協議会会員会議所 会議へ足を運び、LOM理事長へ直接、参加啓発を行 いました。
お陰様で海外からは76の国と地域から、国内は全国 各地から90名にご参加いただき、過去最多に並ぶ規模 での開催することができました。海外参加者は国内参 加者との交流を通じて日本のファンになってくれたも のと思っております。多くの参加者が必ずや恒久的世 界平和の実現に向けて貢献してくれるものと信じてお ります。
姉妹JC締結については、民間外交の重要性を発信し、
今年度はベトナムの南サイゴンJCと福岡JCがカナダ のケベックで行われた世界会議にて、国内としては 391番目の姉妹JC締結を実現することができました。
出向を通じて、JCI、日本JCのスケールメリットを 感じると共に、世界貢献と民間外交の重要性を改めて 認識することができました。また、海外、全国から盛 岡を俯瞰することにより、盛岡の素晴らしさや課題を 感じることができました。そして、盛岡JCが1968年 から続けている羅東国際青年商會と交流、2007年に開 催した国際アカデミーin盛岡の意義を再認識すると共 に、先輩方の志と実践力に改めて感銘を受けました。
2017年度以降も盛岡JCは多くの出向者を輩出するこ とになると思いますが、出向の機会を存分に生かし、
学び多き価値ある経験を積み重ねてほしいと思います。
結びに、出向の機会をいただきましたこと、心より 感謝申し上げまして報告とさせていただきます。あり がとうございました。
公益社団法人日本青年会議所 国際グループ 国際アカデミー委員会 副委員長
岩渕 健二
2016年度東北地区協議会へ会長大泉勝嗣君のもと、
運営専務として出向させて頂きました。まずは出向の 機会を与えてくださった高橋理事長をはじめ、1年間 東北地区協議会を支えてくれた盛岡青年会議所メン バーに御礼申し上げます。
東北地区協議会を一言で表現すると「多様な価値観 をもった東北を愛するメンバーの集合体」とでも言っ ておきます。まちの誇りとLOMのプライドを背負っ て出向されているわけですから当然意識は高く、時に ぶつかることも多々ありました。しかしその背景には 必ず地域愛が存在し、しかも自分の地域に限らず、「東 北はひとつ」という概念のもと東北の未来について語 り合います。この様々な価値観をもった仲間たちが同 じベクトルに向かった時、東北地区協議会の運動は素 晴らしい効果を発揮します。
日頃我々はLOMで地域活性化を図るべく日々努力 しておりますが、ひとたび地域を離れ運動を推進する と、今まで感じる事のなかった自分の地域の特性や弱 点が見えてきます。また、地域ならではの強みや、地 域活性化の手法を新たな観点で学ぶことが可能です。
そして多様な価値観をもった人間たちのとの関わりは、
己を研磨し成長を約束してくれます。
ことし学んだことの一つで「英知」「勇気」「情熱」
の意味を、とある役員が教えてくれました。
「情熱」とは、情熱をもって古きを変えること。
「勇気」とは、勇気をもって古きを守ること
「英知」とは、変えるのか、守るのか、その判断を 知恵をもって決断すること。と教わりました。この学 びこそ私にとって更なる成長に繋がるものでした。私 は守りながら、変えながら、その決断をし続けLOM の発展に寄与することを約束します。
出向とは、会員の能動的変化を促し、能力向上を約 束します。そしてその効果は結果的に、まちの発展に 寄与します。これこそ出向の意義なのだと感じました。
最後に私事で大変恐縮な話ですが、当時運営専務を 受けた時、本当に右も左も何もわからない状況で日々 不安を抱える毎日でした。そんな中、私の右を支え てくれたのは仙台JCに所属する総務委員会の委員長 でした。私の左を支えてくれたのは横手JCに所属す る財政特別委員会の委員長でした。そして気づけば LOMやブロックを超えた多くの仲間たちに支えられ、
前進している自分がおりました。あらゆる枠を超えて 支え合う精神こそが「東北はひとつ」なんだと今更な がら感じた次第でございます。
そして倒れることなく走り続けることができたのは、
LOMの温かい手が、私たちの背中を支え続けてくれ たからです。改めまして盛岡青年会議所に感謝申し上 げます。
一年間本当に有難うございました。
公益社団法人日本青年会議所 東北地区協議会
運営専務