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5月 分

平成 元年 5月 分

◎ 無 料 世 帯 の 伸 び 率 に 比 し て,有 料 世 帯 の そ れ が8ポ イ ン ト上 回 っ て い る。

(178%=186%)

(関 係 市 社 協 平 成 元 年 度 事 業 年 報 よ り転 載)

サービスを必要とする場合とされる︒K市は身体介護型のサービ

スを独立させているという点で︑国通知を受けていることがわか

る︒

今回の調査で︑身体介護型サービスの独立については︑従来家

事援助に関するサービスに含まれていたものを独立させたに過ぎ

ないと解するケースワーカーと︑老人家庭仕奉員の仕事自体を医

療介護の方向でさらに充実させようとするものと解するケースワ

ーカーとがあり︑自治体によって受けとあ方が異なっていること

が明らかとなった︒もっとも︑後者のように理解している自治体

が圧倒的に多い︒

(2)ホームヘルパーの登録状況及び辞退

平成元年度中に新規に登録したホームヘルパ1が二九五名おり︑

まずは順調な登録状況であると言える︒しかし︑各ヘルパーは曜

日︑時間帯︑希望対象︑地域等々の条件を附して登録するので︑

利用者と無条件にマッチングするとは限らない状況である︒

また︑年度中に七〇名もの登録辞退者があった︒辞退理由は転

居︑体調が思わしくない︑他の仕事に就いている︑家入の介護を

している︑家族の反対等々であるが︑この制度自体に内在するさ

t

修と教育による更なる動機づけ︑③活動条件の改善1ーを整理し

て︑その定着を図っていく必要があると思われる︒

(関係市社協平成元年度事業年報より転載)

表22(1)ホ..,.ム ヘ ル パ ー 登 録 推 移 状 況

9月 ト・ 帥 ・ 即2即 月 2則3月

,・7・・,・86i・,・・81・,・3・1…3・1…451…5・

+「

1615

34128t

16 i24}

1 13 8月

6月17月 5月

4月

1,04111,062111k 9691994!1,022

登 録 数

21  

8

91

i圃

17  

5

12  

01Li71

d

d i

0

新 規 登 録144261

(関係 市 社 協 平 成 元年 度 事 業年 報 よ り転 載)

表22(2)保 健 婦 ・看 護 婦 登 録 推 移 状 況

14月15小 月17月i8月lg即 ・ 月t・ ・ 帥2小 月i2月13月

登 録 数

i

54'i 58

621 62i

} 62 64

1

64 fi4 63

651

74 7Q

1新規鯛

ld

51

5

i

ol

} 0

51

Oi 0 2 2 6 0

畔 退i

a. ・1

1 oll

・1

3

o1

1 0

31

0

・1

0

(関 係 市 社 協 平 成 元年3事 業年 報 よ り転 載)

(ヱ76) 176

在 宅 福 祉 サ ー ビ スの法 的 研 究

図5ヘ ル パ ー 登 録 資 格 所 持 状 況 40

父 塾35

3Q

25

?0

15

10

5

0 ABCDEFGHI

優}一丁保 健 婦 圏ト家 庭 奉 仕11の 経 験 あ り

旺 繍(欝 婦を 離 鑑㍉ 駈 万.㈱.

教 員 ・栄 養 士 等 (関 係 市 社 協 平 成 元 年 度 事業 年 報 よ り転 載(地 名 は 記 号化 した))

J

図6ヘ ルパ ー年齢構 成

60代 20%

216入

50代 28%

335人

20代 4%

54入

∴ヘ ル パ ー 総 数

・1,220人 ・4 1擁 轍 、  る

30代 15%

183入

10代 33io 102入

活 動 ヘ ル パ ー に つ い て は,10代,7≪ 代 の 年 齢 層 が61%を 占 め て お り ・60代 がC7r%・30 代 が15%と な っ て い る 、 こ れ を 男 女 別 に し た も の が 次 の 図 で あ り ・ 女 性 は62%が40代 ・ 50代 で あ り,子̲f一 て もitJの か か ら な い 年 代,及 び 了イfて が 終 了 し た 年 代 が 多 く な っ て い

る 。

6〔〕代 19%

227入

50代 28°ia 333入

Wl覧 Z/?

30代 15%

181人 女 性 ヘ ル パ ー

L194人

40代 34%

401人

%08FhJ

(関 係 市社 協 平成 元 年 度 事 業年 報 に よ る)

(178)178

在宅 福 祉 サ ー ビ スの法 的研 究

(3)K市では登録ヘルパーが身体介護型のサービスを行った場合︑時給=二〇〇円が支給される︒家事援助型のサービスの場

合は八七〇円である︒交通費実費が支給される(一七時〜二〇時の夜闇帯は介護一六三〇円︑家事一〇九〇円である︒実際に

は︑介護か家事援助か判断のむつかしい事例がふえてきているといわれる)︒

(4)﹁家庭奉仕員等の派遣を受けようとする者は︑住所地を所轄する福祉事務所長に申請しなければならない﹂(K市要綱案第

七条)﹁福祉事務所長は︑派遣対象者の状況及びその者が属する世帯の状況等を調査し︑本要綱を基にその必要を検討した上

で︑派遣の要否を決定するとともに︑派遣対象者に対する家庭奉仕員等派遺回数︑時間数及びそのサービス内容並びに費用負

担区分を決定するものとする﹂(第八条第一項)︒なお︑要綱上は規定はないが︑申請に当たっては派遣対象者から︑健康診断

書の提出が求められている︒派遣対象者に重介護ヶースが増加していると指摘されていることと関連するものであろう︒

なお︑前掲門事業年報﹂は︑次のように指摘している(五頁)︒

◎派遣回数と時闇

週三回︑一回三時間のいわゆる平均的ケースの伸びが緩やかなのに対して︑週六回派遣及び週一〜二回派遣ケースの急増が

目につく︒これは︑全面介護を要する重介護困⁝難ケースが増えてきていることと︑介護者がいるものの高齢であるとか︑病弱

である等介護意欲の維持のため︑適度な休息を必要とする対象家庭への派遣が増えてきているためと思われる︒

◎費用負担区分

派遣世帯数の増加に伴い︑有料世帯への派遣割合も高くなってきている︒これは︑制度発足の大きな理由でもあった所得の

多寡にかかわりなく︑ホームヘルプを必要とする世帯に派遣するという方向性が徐々に定着してきつつある結果と思われる︒

(5)訪問回数・日時等の決定は︑社協によってなされ︑社協から受託通知書が出されることに注意したい︒

(6)派遣依頼者数の増加は︑事業の広報・宣伝実施状況ともかかわってこよう︒K市の状況は表23の通りである(前掲﹁事業

年表﹂による)︒

(7)市の家庭奉仕員は四七名と人数的にも制限されており︑出来るだけ多くのケースに対応すべきとの理由から︑名目上どの

市でも週二回︑一日二時間程度の派遣とされているとされる︒調査した他市(特に東京都の特別区)では︑処遇困難なケース

に市の家庭奉仕員が派遣される︑というところがあるが︑そこにいわれる"処遇困難"とは︑家族関係が嫌悪であったり︑他

にも障害者がいたりという場合をさし︑利用者である高齢者の身体状況が深刻である場合には対処しにくい現実が推察される︒

表23広 報 ・宣 伝実施 状況 (1)K市 の社 会 福祉

号 内 容

平 成 元 年4月

5.月

6月

7月

8月 9月

10月

11月

12月

2年1月 2月

3月

・あ な た も活 動 し て み ま せ ん か

(ホ ー ム ヘ ル パ ー ・看 護 婦 等 募 集)

・在 宅 福 祉 の 担 い 手370名 集 う

一 ホ ー ム ヘ ル プ 事 業 全 体 交 流 会 一

・い つ か 通 る 「老 い 」 の 道 ①

一一 一自 らの 心 の 準 備 を と 思 い ホ ー ム ヘ ル パ ー に 一

・い つ か 通 る 「老 い 」 の 道 ②

一 一 自 ら の 心 の 準 備 を と 思 い ホ ー ム ヘ ル パ ー に 一 一

・ホ ー ム ヘ ル パ ー が 研 修 一 一 基 礎 的 な 知 識 や 技 術 な ど 一一 一

・い つ か 通 る 「老 い 」 の 道 ③

一 お 年 寄 りの 前 向 き な 生 き 方 に 教 え ら れ 一

・い つ か 通 る 「老 い 」 の 道 ④

一 ホ ー ム ヘ ル パ ー ・齎 護 婦 等 募 集 一 一

・い つ か 通 る 「老 い 」 の 道 ⑤

一 ホ ー ム ヘ ル パ ー ・看 護 婦 等 募 集 一

・あ な た の 知 恵 と 力 を 活 か し て み ま せ ん か

(ホ ー ム ヘ ル パ ー ・看 護 婦 等)

・ホ ー ム ヘ ル パ ー ・看 護 婦 等 募 集

・研 修 に 励 む ヘ ル パ ー さ ん た ち

一 一S地 区 懇 談 会 と登 録 時 研 修 会 一

・あ な た も 活 動 し て み ま せ ん か

(ホ ー ム ヘ ル パ ー ・看 護 婦 等 募 集)

(2)市 政 だ よ り(全 市 政)

号 内 容

平成 元年5月 12月 2年2月

・ひ ろ が る 新 し い ホ ー ム ヘ ル プ事 業

一 利 用 者 は ス タ ー ト時 の3 .2倍 に一 一

・募 集 し て い ま す ホ ー ム ヘ ル パ ー と 看 護 婦 等

・い つ か は 通 る 「老 い 」 の 道

一 自 ら の 心 の 準 備 に と ホ ー ム ヘ ル パ ー に 一

(ISO180

在 宅福 祉 サ ー ビス の法 的 研 究 {3)市 政 だ よ り(区 版)

号 内 容

平成2年3月 3月

(S区 版)

・ホ ー ム ヘ ル パ ー,保 健 婦 ・看 護 婦 募 集 (N区 版)

・ホ ー ム ヘ ル パ ー,保 健 婦 ・看 護 婦 募 集

(4)区 社 協 ・地 区社協機 関紙 等

号 内

平成 元年12月 (N区 社 協)

・在宅福祉 に寄与!ホ ームヘ ルプ定着

一 利 用者7倍 に一

(5>一 般 紙,ラ ジ オ,機 関 誌 紙 等

号 内

平 成 元 年9月

9月

9月

12月

2年1月

1月

1月

3月

3月

神 奈 川 新 聞

・お 年 寄 り に 温 か い 手 を 一 一 ホ ー ム ヘ ル パ ー 募 集 一 か な が わ 着 護 だ よ り

・私 達 の 職 場 一 一 ホ ー ム ヘ ル プ 事 業 の 紹 介 一 月 刊 地 域 福 祉

・保 健 と 福 祉 の 連 携 シ ル バ ー 情 報 「お か や ま 」

・K市 ホ ー ム ヘ ル プ 事 業 社 協 情 報

・ホ ー ム ヘ ル プ サ ー ビ ス と 看 護 サ ー ビ ス の 連 携 神 奈 川 新 聞

・ひ と り 暮 し老 人 と ホ ー ム ヘ ル プ 事 業 ラ ジ オ 日本

・ホ0ム ヘ ル パ ー か ら み た 老 人 と 住 ま い 高 齢 社 会 福 祉 総 合 セ ン タ ー 「壮 寿 」

・ホ ー ム ヘ ル プ サ ー ビ ス 事 業 一 地 域 に 新 しい 風 一 一 季 刊 け あ わ 一 く

・ヘ ル パ ー さ ん,看 護 婦 さ ん ,そ して 保 健 婦 さん … … み ん な の ネ ッ トワ ー クが 本 人 と 家 族 を 支 え る 一 一 (関係 市 社協 平 成 元 年 度 事 業年 報 よ り転 載)

また原則として︑登録ヘルパーとの相乗りは認められていないため︑身体状況に問題の多い利用者は︑生活保護世帯でも︑社

協に委託されてくるという︒こうしたK市の実情からしても︑特に東京都のように家政婦協会が︑家庭奉仕員事業の受け皿に

なっているところでは︑家庭奉仕員事業で対処し得る高齢者の範囲は︑身体状況からみて相対的に軽度のものに限定されてい

るとみることができるのではなかろうか︒

(8)登録ヘルパーは︑非営利︑市民参加型のボランティアと位置づけられ︑雇用契約は結ばれていない︒K市社協は︑保

険会社と個別に契約を結び︑ヘルパーが活動中災害に遭遇した場合にも︑労災保険以上の対応が補償されると指摘されてい

る︒

{182) 182

②神奈川県下のその他の自治体の場含

①Y市

 Y市は︑六五歳以上の高齢化指数が一〇%をこえ︑実質的な高齢者数も︑五万人にせまろうとしている︒総人口数

も政令都市を除けば調査対象の中で一番多い︒東京都下M市の総人口数をはるかにこえている︒

実施形態

Y市の家庭奉仕員派遣事業は︑市の常勤職員である家庭奉仕員三四名︑他に市に登録する非常勤のヘルパー一五名

で実施されている︒常勤の家庭奉仕員は家事援助と身体介護の両方を担当する︒登録ヘルパーは家事援助型が主であ

るが︑慣れたら介護も担当する︒このような分担は家庭奉仕員派遣事業実施要綱に基づいていると説明されているが︑

同要綱には前述のような実施形態についての規定はない︒

なお︑特に重介護を要するものは老人介護委託事業実施要綱により︑社会福祉法人特別養護老人ホームに委託され︑

同ホームの寮母が家庭奉仕員として派遣される︒現在六施設(各施設一人の家庭奉仕員)に介護委託がなされ︑二八名

が利用している︒重介護老人の処置をこのような形で︑要綱上独立させて実施している市は︑神奈川県下には他に例

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