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コンセプト、プロジェクト概要

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《コンセプト》

五輪のエネルギーを日本各地に伝える神輿の 役割を持つ人工島

《概要》

文化施設を内包した亀型の人工浮島(メガフロ ート)に制作し、全国を周遊する。

近未来のインフラとして有望視されているメガフ

ロートに、エネルギーも含めたエコシステムを構

築し、文化プログラムを実施できる舞台や展示

設備を備え、日本各地を周遊することで、日本

の文化と技術を世界中に発信する。

このプロジェクトは、2020年に東京で開催されるオリンピックにおいて、オリンピック憲章に基づき並 行的に行われる文化プログラムのための移動式の人工島プロジェクトである。

人工島は、巨大な亀のようは姿をしているとともに、亀の甲羅のようなモジュールを組み合わせた浮 島=メガフロートとなっている。その巨大な人工島には、劇場や美術館などの文化施設があり、必要 なエネルギーは人工島の屋根に取り付ける太陽光パネルや洋上風力発電やなど、自然エネルギー によってまかなうことができる。この人工島は一つでも存在できるが、幾つかの機能を持つ人工島を 列車のように連結することも可能である。

人工島の移動は、タグボードなどによって牽引され、日本列島の各港に回れるようになっている。そ れはまるで、世界遺産にもなっているフランスの小島、モン=サン・ミシェルが動くような光景になる。

人工島の頂上部には、太陽をシンボルにしたモニュメントがあり、夜には灯台のように輝く。体は翼 の生えた神像でもある。それは古代オリンピックの主神ゼウスを中心とした、オリュンポス十二神の一 神で、ゼウスの娘アテネ(アテーナー)の随神、化身であり、勝利の女神として翼を広げて帆先の上に 立つニケ(ニーケー)を想起させる。また、金閣寺や神輿の上の鳳凰のようでもある。

人工島は日本や世界が古来から信仰している太陽を司り、世界を照らす希望の島となる。そして、

神輿が祭りに際し、神の移動のための乗り物で、神威を地域にくまなく与える手段であるように、人工 島も日本の全国津々浦々までオリンピックという祭りのエネルギーを文化を通して伝える箱船になる。

亀は太古から存在し、亀の甲羅自体が地球の大陸プレートを連想させる。また、鳥は古代において 大陸から日本列島が独立したとき、大陸から新たな種や自然を運んできた媒介者であり、異文化を受 け入れるシンボルでもある。日本神話には、浦島太郎をはじめ、亀と鳥と深い関わりがある。人工島 内の文化施設で行われる舞台芸術はいわば竜宮城の舞いである。

また、五輪のシンボルマークの由来は五大陸という巨大な島の連帯であり、地球の主要な4つの大 陸プレートの上に乗る日本の島々は、世界の島々の縮小版ともいえる。この人工島を通して、日本や 世界の人々は、太陽のもとで地球の島々の上に住み文化を育む仲間であるということが表現できる だろう。

コンセプトノート

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《太陽の島−五輪亀島》−イメージドローイング

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参考イメージ1:モン=サン・ミシェル

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サモトラケのニケ

金閣寺の鳳凰 参考イメージ2:サモトラケのニケ、金閣寺の鳳凰

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ポルトガルのWindFloat。Póvoa de Varzimの洋上5kmにある。

参考設備1:浮体式洋上風力発電

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参考設備2: TRY2025 −環境アイランド GREEN FLOAT−(清水建設)

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参考設備2: TRY2025 −環境アイランド GREEN FLOAT−(清水建設)

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参考設備3:シドニーオペラハウス

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参考設備3:シドニーオペラハウス(内部)

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参考設備4:なにわの海の時空館

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参考設備4:なにわの海の時空館(運搬)

タグボートによる牽引

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参考プロジェクト1 :水都大阪2009−《ラッキードラゴン》

堀川に囲まれた大阪市内の中心部を龍に改造した船で巡航した。

戎橋のある道頓堀川を航行。

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参考プロジェクト1 :水都大阪2009−《ラッキードラゴン》

工場街のある木津川を航行。

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参考プロジェクト2:《ジャンボ・トらやん》

瀬戸内国際芸術祭 2013 が開催された小豆島

と神戸、高松を連絡するフェリーの甲板に巨

大彫刻《ジャンボ・トらやん》を設置し、開催地

だけではく、移動過程においても祭りを演出し

た。

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参考プロジェクト3:瀬戸内国際芸術祭2013−《スター・アンガー》

近代化産業遺産である名村造船所跡地

(大阪)のアート・イベントで制作した巨大

ミラーボール彫刻《スター・アンガー》を

小豆島の灯台跡地に設置し、盆踊りや

布団太鼓など、地元住民の様々なイベン

トが開催された。

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参考プロジェクト4 :瀬戸内国際芸術祭2013−《Anger from the Bottom》

ビートたけしとヤノベケンジの共作による古井戸の怪物の彫刻作品が、

小豆島の井戸跡地に水神として会期中祀られた。

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参考プロジェクト4 :瀬戸内国際芸術祭2013−《Anger from the Bottom》

会期後、小豆島の住民有志団体によって、美井戸神社として

社が建てられた。設計:ドット・アーキテクツ

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瀬戸内国際芸術祭2013−経済効果

(株)日本政策投資銀行・瀬戸内国際芸術祭実行委員会による経済波及効果の試算

約 132 億円 2010 年度は 111 憶円のため 21 憶円 19 %UP)

27 億円(春会期 3/20 〜 4/21 33 日間)

59 億円(夏会期 7/20 〜 9/1 44 日間)

46 憶円(秋会期 10/5 〜 11/4 31 日間

総来場者人数

107 万人

複数回来場を調整した試算数

30 万人

参考文献:

(株)日本政策投投資銀行・瀬戸内国際芸術祭実行委員会、

「瀬戸内国際芸術祭 2013 」開催に伴う経済波及効果、 2013 年 12 月 9 日、

http://www.dbj.jp/pdf/investigate/area/shikoku/pdf_all/shikoku1312_02.pdf

※小豆島の夏会期の経済効果 15.2 億円(小豆島町調べ)

統一テーマ(案)

「島々の宴」

▸6,852の島々からなる日本列島の 各地と、世界とをつなぐ文化の力

▸《太陽の島》の周遊は文化交流の シンボルとなる。

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スケジュール(案)

▶《太陽の島》で開催される様々な舞台芸術プランの作成 → 「竜宮城プロジェクト」

‐2015

‐ 2016

‐ 2017

2018

‐ 2019

‐ 2020

▶《太陽の島》の具体化プランの作成

▶「竜宮城プロジェクト」を各地で開催。廃校などのリノベーション文化施設建設。

▶《太陽の島》の制作開始

▶オリンピック会期前に《太陽の島》で舞台芸術を開催。

▶オリンピック会期中には美術館となる。

▶各地に移動

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▶《太陽の島》のプランの発表

▶ 「 竜宮城プロジェクト」 のプランの発表

レガシーとして何を残すか?

▶日本各地の廃校、廃校予定地をリノベー ションして、劇場や美術館、郷土資料館、観 光案内所などの文化施設にする。同時に、

災害時の避難所としての設備を整える。

▶五輪亀島を日本各地へ移動。あるいは常 駐できる港を作り、観光施設とする。

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