1(25・O% )
2(8・c3 )
2(8.3 )
2 2(7.7 )
1 1 2(7.7 )
2 2(20.0 )
1 1(10.0 〉
司紹1人
7(63.6 H )!
a
1(4.35 1 6 4
2
i1
1 1
7 1
11 i 16 1 5
15(65.2
)
)
2(2S.6 )
1(16.7 )
2(33.3 )
S(7.1±1,63e)
32(28.3±2.795)
年 代 別 計
1(25.0 %)
4(16.7 )
4(15,4 )
3(30.Q )
7(63.6 )
16(6 9.6 )
2(28.6 )
3(50.0 )
40(35.4土3.034、
備考;( )内は各年代別患者数に封ずる血清病頻度を現はす。
3.年齢と血清病との關係
年齢別に血清病程度の關係を擬るに第37表に示せる如し。20−25裁の間に於て最高 率を示し且重症のものあり,EPち23例中16例69.6%,15−20歳は11例中7例63.6%,
30歳以上は6例中3例50%にて其他の年齢に於ては比較的少し。
之を統計學的にみるに,2F均年齢はM =!4.2土0.310 σ=2.0二t:0.21.9・こして,今假に
年齢をM±σの範園内に血清病との關係をみるに第38表,第39表の如くにして,爾者 の關係は統計學的にも全く無關係と云ふ事を得す。
一第8塞1き242一
窪=最近五ケ年間の東京女子讐學專門學校耳鼻咽喉科教室に於ける「ヂフテリー」 93 の臨床的統計的観察
第38表 血清病程度と年齢との關係
\\蝉離劇
年齢\
・←1土σ 1, il一継。鰯重毛羽
s 1 2 i o ioMゴ::σ
( 12.2.0 e一 一16.12) 1
・}・い
M士σ→.
い巨・・い8
計
i[181・75い・
.第39表
f
8 1 9 2 1 14 0 0
0r
ft 4,500 0.900 12.600 4 250 0.850 11.900 1,250 0.250 3.500
f−it
3. er OO
o.loe
−3.600
−2.250 0.150 2.100 1.250 0,250
( fH ft )一
12 250 0.OIO 12.960 5.063 0.023
4AIO o
(f−ft)..
ft
ol
l soo j 2.20−o i
1:;翌
}:慨
謝 ol
。.、、別
5,994 f=個数 X2=5・904
ft ==理論値 P≒O.e4997 第40表 血溝川程度と性との關係
\\ 」血浩病 1
\\ 程度1
性 別 、\__」
男 女
輕症 7
11
1
中等症輩1計
/一一.1
1 1 il S
l6 5 Ni 32
計 ・8巨・ 5 ,1 40
4.性別と血清病との關係 性と血清病との關係は第37表に示 せる如く女子に於ては男子の7・1±
工,630%に比し遙に多く28・3土2・: 95
%の高率を示し,二者間の差は
d
PE.d :=6・539>3にして有意なり。亦性別と血清病程度との相關々係を X2−Testによって調査するに第4〔俵,
第41表に示す如くにして虚者闇の自 身を無關係とするを得す,応訴ある
を認めたり。
5,血清病症ナ床
血清病を稜現せる40例の患者の其 症状に就て怠るに第42表に示せる如
し。
即ち葦麻疹様の襲疹並に療痒感は 殆ど全症例に於いて之を認め95.0土 2.324%を示す。而して其孚数以上 55.0土5.301%の護熟を見,頸部及び 其の他淋巴腺腫脹を溢すもの32.5土
4.995%, 匿濁節痛 22.5±4.454%, 内
疹17.5士3.946%あり,其他悪心。嘔 吐,前身倦怠感,不機嫌,胸部重厘i 感,贋貧血,浮腫,眼痛,不整脹,
痙攣,「チアノーゼ」等を來すものあり。何れも旧恩は全く良好にして血清病の治療と 共に漸次浩退ぜり。
絡括並に結論
1.余は自昭和五年一月至昭和九年十二月漏5ケ年間に我教窒に於て診療ぜる「ヂ」患 者172例に就き臨床的・統計的観察を行へりρ
2.年度別罹患数は多少b差を認めたり。
3.月別罹患は2月(1&0土1.978%)に最多く,4月,11月,12月,3月,5月,6月,
一一一ge・ 8 ・g .243zi
・4窪= i轟繍纒好購騨校聯因囎麹ぐ於ける「ヂフテリーコ㌦
第41表
f
7
11
1
16
o
dr
ft
3.600 14,400 3.400 13.600−
1.000 4.000
f一 ft
3,400
−3.400
−2.400 2.400
−1.000 エ,000
(f−ft)2
(f−ft)2
it
1.1.560 11.560 5.760 5.760 1.OCO 1.000
3,211 , 0 803 1.694 0.424 1.000 0,250 7,382
』賃藪
ft=理論値..
第42表
x2 == 7.3 82 P,=:.ii−O.02565
血清病.症歌
症
劇画
血濤病緯数(40人)に封ず る%
酔言並療痒感 獲 熱 頸.酔興其他 魅巴腺腫脹 關 節 痛 内・. .疹
悪心,・:嘔.吐.
全..身倦怠、感 不 機..P嫌 胸部.:重墜感
.臓
眼 不.
痙 貧
整 血 腫 痛 脈 攣
「チアノーゼ」
38 22 13 9 7 5
2 2
2L
1 1 1 1 1
if
95 Ot2.324 55.0±5,301 32,5±4.995 22.5±4,454 17.5±3,946 12:5
5.0 5.0
5.0 2,5 2−5
25
2.5
2.5 2.5
7,一型別罹患激は咽頭「ヂ」(59.RI2.475%)最多く
亜ぎ・喉頭「ヂ」・咽・喉頭「ヂ」,鼻・丁丁「ヂコ・鼻・咽−・喉頭「ヂ」・.咽.・喉頭。二二1、
「ヂ」・鼻・中耳「ヂ」,鼻・咽頭・中耳「ヂ」等あb6.滉合型「ヂ は全龍iの.17.4土L950%
を占む。
一第 .8 .』餐≧.244τ一一味・
1月ヂ10月L,9月18胤 7・月の順
.にして.).統計學的に2月.と1月及び 2月と3月との聞の差は有意な.りb 4.季飾別罹患敷は冬期 (35.5士
2.461%)tc最多く,春期(30・8ゴ=2.32f−1
%)之に亜ぎ,夏期(1212士.1.683%)
に最少し。統計學的に春と夏,夏と 秋,秋と冬との聞の差は有意遇し℃,
春と冬との悶の差は無意なるを認め
たり。
5.年齢別罹患を回るに5−10歳..
(29,0土2.334%)の小見期に最多.<,
1−5歳之に亜ぎ,.15−20歳(/1.6土 1.59tb%) と20−25tttt(122士1.725%) .
とに於て比較的多数の患者を見たる は他に見ざる黙なり。
回しLi統計肇的には5−10歳の年
齢群と他の年齢群と㊧聞の差は有意な.るを認めたり。
6;性別罹患は172例中男子64例
(37.2±2.434%),女子10&例,(ej2.8.1:
2.43重%)にして女子に遙に多く,其 d
.差は ==7.438>3に1して統計 P,E.d
學的にも有意なり。之は15−20歳,
20−25歳に於て女子D罹患増加する1 ためにして,當校病院の性質に依る
ものならんと思惟す。
).鼻.「ヂJ (ltjl L±1.841%)之に
窪幕最近五ケ年問の東京女子磨學專四學校耳鼻咽喉科教室に於ける「ヂブテリー1」 g5 の臨床的統計的槻察
8.年齢と病型との吊出を黙るに,咽頭「ヂ」は大悟年齢の増加と共に増加し,鼻「ヂJ は少年期(15歳)迄にして,喉頭「ヂ」は各年齢にあり。
9.・再感染は172例中9例5.2土1./42%,三感染/例0.6%あり。女子8・例,男子2例 7Sり。再感染の山型ほ咽頭「ヂ」最多く8例,喉頭「ヂ」,鼻「ヂ」各1例あり。再感染迄 の期間は2ヶ月より22年迄にして,2一一!0年:大部分なり。
10.家族感染は172例中15家族,・33例にして19.2土2.025%に當り比較的多し。家族二 品は同胞間11組,母子間3組,父子問1組なり。
il ..「ヂ・アナトキシン■豫防接種との無記を観るに,汰多数は受け居らす。172例中 に豫防接種を受けしもの5例を見たるも,何れも豫防接種に先ちてシ。ク反歯を槍し 居らすヌ:接種後「リテスト」を行ひ居らざるため明かならざるも,此5例は豫防接種に
より「未だ冤疫性を獲得に至らざりしものならんと思惟す。
12.誘因として考へらるxものx内感胃最多く,其他麻疹,種痘,腸「カタル」,百日 咳等あり。
13.自畳症と年齢別との關係は,年代のす詠むに從ひ咽頭痛増加し,獲熟は全年齢に 普遍的に見らるエ如し。自畳症無きもの12例あるも,之は多くば罹患者の家族が健康 診断Dため來諭せるもの1して,1−5歳の幼見に多し。
14・病幌別に自畳症を観るに,咽頭「ヂ」に於℃は咽頭痛及び獲熟各々60.8土3・261%,
嚥下痛,嚥下困難14.7土2.365%多く,喉頭「ヂ」には呼吸困難572土8738%,調音噺榎 50.0土9.O13%にて多し。鼻「ヂ」にては鼻入口小遣欄並に痂皮形成53 8±6.59%, 鼻出 血423土6.403%等多し、混合型には咽頭痛,43.3士6・101%,獲熟,呼吸困難等多し。
15.初診時所見を年齢別に観るに各年齢を通じて{選点形成及び稜熱最高率を占め,年 齢別に特有なる症朕を認めす,只長患にば一般症ナ取回く,年長兇並に成心には然らす。
16.病型別に他畳的所見を痴るに咽頭「ヂ」に於ては儒膜形成94・1±1.573%,咽頭獲 赤,扁桃腺護赤腫脹,襲熱を主徴候とし,咽頭「ヂに於ては聲音続飯,呼吸困難各々 71.4土6./63%にて最多く,磯熱,喉頭三三,備膜形威等を主徴候とす,省咽頭獲赤,暖 噺等多し。鼻∫ヂJは儒膜形成88.5土4.221%及び鼻入口部痂皮形成を主徴候とす。
17・嘉応別に観たる有心患者は咽頭「ヂ、に於て最高率を示し755土2.805%を見,.其内 38。C以上のもの53.9士3.329%を占む。鼻「ヂ」には少く 一Jく9tl分は輕熱のものな り。喉 頭「孔に於ては64・2±8・641%・混合型「ヂ」に於ては69・9土5・648%なり。
ユ8.獲症より「ヂ」症と決定迄の日数は,護症明瞭なるもの152例に就て観るに雫均5.2 日なり。之を病型別に観るに咽頭並に喉頭「ヂ」は各々雫均3.4日にして早く,混合型は 一一一一 as 8 ・ 8 245一.
96窪嵩 i鵡二品簗好購阿綴耳鼻咽囎鯉於ける「ヂフ渉」
4.9El,鼻「ヂ」は12.5日にて最遅し,之鼻「ヂ」は症歌輕度なるため放置され易き爲にし て,混合型巾の鼻.「ヂ」を初磯病竈とせるものも同様に附し。
19.血清注射より菌消失迄のr!激は,杢経過を観察せる113例に就て槻るに平均12.5 日なり。其内鼻「ヂ」は最邉く決定さる々に拘らす三下失は最早くして9馬咽頭「ヂ」
は11.9日,喉頭「ヂ」は12.6日にて,混合型の17.7日最遅し。
20.死亡例は5例にて,全経過観察例の4.4%に回り,幼・小児期に多し。内3例は氣 管切開施行例なり。
21.「ヂ」菌讃明は/50例にて,爾他の22例は臨床決定叉は記載不明のものなり。其内 90例は塗抹標本にて讃明し得たるも,淺りの60例は培養試験を要したり。咽頭「ヂ」に 於ては1Q2例中の66例,約2/Bは塗抹標本にて誰明し得たるも,鼻「ヂ」に於ては僅か
に26例中の6例EPら1/4のみなり。印ち鼻「ヂ」の疑もなき時に於ても尚培養成績に倹 つ事多く,喉頭「ヂ」は臨床決定により救急腱置を行ぴたる後決定さるX事多し。
22.三型別使用言濡量を吊るに,咽頭「ヂ」及び鼻「ヂ」は平均7285輩位,喉頭「ヂ」は 9500軍位,混合型9750軍位にて最多し。絡7F均7824箪位なり。
23.二三切開施行例は10例,「ヂ」患者緬激に劃して5.8土ユ.202%,杢喉i頭「ヂ」患者歎 に封しては33.3±5.680%なり。年齢は2−4歳の幼児汰部分を占め,全例女子なり。套 管抜去困難症は1例もなく,氣管切開施行例の死亡率は30.O%なり。
24.全経過を観察せる113例中合併症獲三三は94例にして83.2土2・308%に當る。性別 は男子22.1土2.633%,女子59.3士3.05%にて女子1ζ遙に多く,二者の差は続計學的に 有意なIP 6合併症の種類は血清病,顎下淋巴腺腫脹,腎臓炎,中耳炎等多し。合併症 稜現率を年齢別に槻るに15−30裁の聞に最多し。
25.「倹エ病と三型別との三三は,喉領「ヂ」に於て最多く9回目の6例66・7%,咽頭「ヂ」
の74例申め27例3a5土3.697%,混合型の19例中の6例3L阯n93%なり。・鼻「ヂは 10例中の1例に惹起せるのみなるが,之は鼻rヂ」が年少者に多きためならん。
26.血清注射量と血清病程度との關係は,血清使用量少きものに於ては使用量多きも のよりも血清病程度輕症なるもの多く,使用血清量多きものに重症なるもの多き/頃向
を示し,続計學的にも丁丁間に相關々係ありと云ふを得す。
27.年齢と血清病程度との關係は20−25歳に於て最多く且:重症のもの多し。自口ち23例 中16例(内4例重症)69.6%なり。 之に占いで15−20歳は11例中7例63・6%多 し6而 して年齢と血清病程度との相術々係は統計纂的にも全く無雨避と云ふ事を得歩。
28.性別と血清病との關係は,女子に遙に多く28.3±2.795%にて男子は7・1土1・630%
一一第 8 谷 246.一
窪=
i蘇繍総豪好欝醐轍耳鼻咽囎教室に於ける「ヂフテY J・・
に過ぎす,雨者の差は有意なり。而して国者の相州7t係は無關係とするを得す,關係 あるを認めたり。
29.血清病の症歌としては葦麻疹翻意詩劇に療痒感は殆ど必襲にして95.0土2.324%を 占む,護熟は55.O土5.301%にて牛藪:以上にあり。其他,頸部其他の淋巴腺腫脹,關節 痛,内疹,悪心,嘔吐,下痢等あり,何れも三二は絶樹に三三なり。
欄筆に滞り御懇篤なる御指導,イ窪目閲を賜りたる石原教授並に佐藤助教授に深甚の謝意を表 し,併せて統計學的事項に就き御指導下されたる衛生學教室河合君子學姉に深謝す。
(本論丈要旨は昭和十年十月こ二十七日に於ける東京女讐學會第2同絡會席上に於て演述せる ものなy。)
引 用 曳 献
1・有末四郎・皆川忠雄:日本傳染病冠會i難誌,10巻,1號,工5頁,昭和十年.
2.茅野員_:児爆睡誌,390號,2173頁,昭和七年.
3・林 光一:月本傳染病學會雑誌,8巷,9號,912頁,昭和九年.
4.久松榮一乗覧:見科菊壼誌, 361號, 992頁, 昭禾日五年.
5・井尻博章:「テラue ・一J,12年,6號,245頁・昭和十年 6・井出敏男=亮新羅誌,230號,644頁,昭和八年,
7.井上 東・:前科雑誌,295號,1549頁,大正十三年・
8.同 上:見科雑誌ラ334號,433頁,昭和三年.
9;今井龍雄.高柳 治:臨床昇藤,24年,2號,161頁,昭和十一年.
10.加藤艀鷹:京都府立撃科大學雑誌、12巻,2號,335頁,昭和九年・
ユL同 上:京都府立署科大営雑誌,13巻,3號》685頁,昭和十年.
12・河野右治:臨床磐學,15年,11號,1387頁,昭和二二年.
エ3.小西儀一=大日耳鼻,419,8號,1049:頁,昭和十年,
14.小林弘毅:目本傳染病學會薙誌,7谷,2號,191頁,昭和七年.
15,古屋芳雄:讐學統計法の理論と其慮用,90頁,昭和十年.
ユ6・宮川米次:臨床日本,6管,51號,48頁,昭和十三年.
17.村田四郎:静岡縣讐學會々報,87號,70:頁,昭和十一年・
!8. 森JII護三三. 吉田一jミβ:メ(同耳鼻, 42雀と, 7號, 103L8頁, 昭10T・1ψ_年.
19・中村丈雄::耳鼻咽喉科,S谷,4號,367頁,昭和十年・
20.中村三明:耳鼻咽喉科,7谷,12號,1006頁,昭和九年・
21・=階 裕=臨床署學,23年,5號,767:頁,昭和十年.
22.西山 守:内外治療.10巷.5號,534頁・昭和九年
23・笹岡俊一郎:長崎署學會雑誌,13審,10號,1402頁,昭和十年・
24. 〈「左藤イ ク ヨ :女雇警界, 274號, 4頁, 昭矛口十一年・
25.佐藤イクヨ.渡邊久子:東京女讐學會雑誌,7管,3號,ig6頁,昭和十二二年.
26.嶋田 勇:臨床小晃科難誌,ユO年,7號,693頁.
27.白石幸雄:長:崎讐學會雑誌,10巻,1號,113:頁,昭和七年・
一第8巷247一一一一