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1 兆 3,248

ドキュメント内 損保ジャパン日本興亜の現状2016 (ページ 32-81)

億円

8,573

億円

(単位:億円)

純資産

損害保険会社は、保険金支払能力を維持するた めに、十分な純資産を保持しておく必要があります。

純資産は、株主からの払込資本をベースに、毎年 の事業活動により積み上げられた内部留保であり、

会社が不測の事態により多額の損失を被った場合に おいて、事業を継続していくためのバッファー(余 力)となります。

純資産のうち、その他有価証券評価差額金を除 いた部分については、増資などで外部から新たに資 金調達しなければ、各期の利益によって積み上げて いくことになります。

その他有価証券評価差額金

金融商品に係る会計基準を適用し、保有する有価 証券を「売買目的有価証券」「満期保有目的の債券」

「子会社・関連会社株式」「その他有価証券」の4つに 分類し、その大部分を占める時価のある「その他有 価証券」について時価法を適用しています。

「その他有価証券評価差額金」とは、この「その他 有価証券」の時価と取得原価(含む償却原価)との差 額のことをいいます。また、この評価差額から税効 果相当額を控除した金額が「純資産の部」に「その他 有価証券評価差額金」として計上されています。

5 10 15

0 0.0

0.1 0.2 0.3 0.2

0.1

2013年度 2014年度 2015年度 貸付金に 占める割合

0.1

リスク管理債権

4

億円

0

9 7

(単位:億円、%)

回収に懸念のある貸付先について、リスク管理 債権としてその危険度に応じて「破綻先債権」「延 滞債権」「3か月以上延滞債権」「貸付条件緩和債 権」に区分して管理しています。

これらの貸付金についても、担保などにより回収 が見込まれる部分を除いた必要額について貸倒引当 金を引き当てています。

リスク管理債権、自己査定の結果について、詳しくは P124-126をご参照ください。

⓫ 不良債権の状況(リスク管理債権)

❾ 純資産/❿その他有価証券評価差額金

格付会社による格付は、会社がその債務(保険会社の場合は保険金の支払いなど)を履行する能力を示したものであり、財務 健全性を表す指標の一つと言えます。

損保ジャパン日本興亜は、2016年6月2日現在、高い格付を付与されており、優れた健全性を示しています。

格 付

注)格付の種類はそれぞれ、Standard Poor s:保険財務力格付、Moody s:保険財務格付、格付投資情報センター:発行体格付、日本格付研究所:保 険金支払能力格付、A.M.Best:財務格付です。

格付取得状況 201662日現在)

Standard & Poor s A+

Moody s A1

格付投資情報センター(R&I) AA−

日本格付研究所(JCR) AA+

A.M.Best A+

1.コーポレート・ガバナンスに関する基本的な  考え方

当社グループは、お客さまの視点ですべての価値判断を 行い、保険を基盤としてさらに幅広い事業活動を通じ、お客 さまの安心・安全・健康に資する最高品質のサ ービスをご 提供し、社会に貢献することをグル ープ経営理念として定 めています。

グループ経営理念のもと、ステークホルダーへの価値創 造に配慮した経営を行うとともに、国内外を問わず、グルー プ従業員の行動基準として、グループ行動指針を定め、実 践することで、企業の持続的な成長による企業価値の向上 を目指した事業活動を行い、真のサービス産業として、「お 客さま評価日本一」を原動力に、世界で伍していくグループ を目指します。

そのためには、コーポレート・ガバナンスの透明性と公正 性の向上を継続して図り、企業の社会的責任を果たすこと で、すべてのステークホルダーとの信頼関係を強化するこ とが重要と考え、取締役会において本方針を定め 、統治組 織の全体像および統治の仕組の構築に係る基本方針を明確 化し、最良のコーポレート・ガバナンスを追求し、その充実 に継続的に取り組みます。

2.統治組織の全体像

当社は、監査役会設置会社とし、重要な経営判断と業務執 行の監督を担う取締役会と、取締役会から独立した監査役 および監査役会により、監督・牽制機能の実効性の維持・向 上に努めます。

また 、事業オー ナー制および執行役員制度を採用し、迅 速な意思決定と権限・責任の明確化を図ります。

取締役会はグループ経営の基本方針およびその根幹とな る内部統制基本方針を策定し、これにより、当社およびグ ループ会社の透明性の高い統治体制を構築します。

また、役員の選任および処遇の透明性を確保するために、

取締役会の諮問機関として、委員長および委員の過半数を 社外取締役とする指名・報酬委員会を設置します。

3.取締役および取締役会

1)取締役および取締役会の役割

取締役会は、法令で定められた責務を履行するほか、経営 に関する重要項目を決定するとともに、業務執行の状況に 対して、監督機能を発揮します。

取締役会は、原則毎月開催し、適正人数で迅速に意思決定 を行うよう運営します。また、取締役会の開催にあたっては、

その都度、社外役員合同の事前説明会を開催し、重要議題 を中心に議案の説明を行います。事前説明会で出された社 外役員の意見・質疑内容等を、取締役会開催前に出席役員

全員で共有し、取締役会と事前説明会を一体的に運営する ことによって、取締役会における建設的で充実した議論およ び取締役会運営の実効性の確保を図ります。なお 、社外役 員相互および執行の最高責任者と自由な意見交換を行うた め、独立役員とグループCEOの会合等を開催します。

取締役は 、これらの重要課題に関する知識の研鑽および 経験の蓄積を通じて 、経営管理を的確、公正かつ効率的に 遂行していきます。

2)取締役の員数、構成および任期

取締役の員数は、迅速かつ適切な意思決定の実施および 取締役会が負う責務の範囲を勘案して、定款で定める15名 以内とします。社外取締役は 、経営者など豊富な経験およ び幅広い見識を有する者とし、企業法務、消費者対応、海外 事業展開などの観点に社外の目を導入します。

取締役の任期は 、その各事業年度の経営に対する責任を 明らかにするために、選任後1年以内に終了する事業年度 のうち最終のものに関する定時株主総会の終結の時までと します。

4.監査役および監査役会

1)監査役および監査役会の役割

監査役は 、グル ープベ ースの内部統制システムの構築・

運用状況の監査等を通じて、取締役の職務遂行状況を監査 するほか、グループの持続的な成長と中長期的な企業価値 の向上に資するよう、経営陣に適切な助言および提言を行 うように努めます。

監査役会は 、上述の監査が実効性をもって実施されるよ う監査基準、監査の基本方針および監査計画を策定し、組

織的に監査を実施します。

また、監査役会は予め年間のスケジュールを定めて確実な 出席機会の確保に努めるとともに、資料を事前に配付する など、十分な検討・審議が行なえる態勢の整備を図ります。

2)監査役の員数、構成および任期

その役割・責務を十分に果たすため、定款で定める7名以 内の監査役で監査役会を組織し、会社法が定めるとおり、

半数以上の社外監査役によって経営陣からの独立性を強化 します。

また 、本独立性と常勤の監査役による情報収集力を有機 的に組み合わせ 、さらには 、会計監査人との連携を強化す るために財務および会計に関する知見を有する監査役を加 えるなど、構成員の多様性を確保することで監査の実効性 を高めます。

監査役の経営陣からの独立性を確保するため、その任期 は会社法が定めるとおり、選任後4年以内に終了する事業 年度のうち最終のものに関する定時株主総会の終結の時ま でとします。

当社は、

SOMPO

ホー ルディングスのコーポレート・ガバナンス方針をふまえ、透明性の高い会社運営を 行います 。

この方針は、損保ジャパン日本興亜グループ(以下、「当社グループ」と言います。)におけるコーポレート・ガバナンスに 関する基本的な考え方、枠組みおよび運営方針を定めるものです。

コーポレート・ガバナンスの状況

経営

損保ジャパン日本興亜グループのコーポレート・ガバナンス方針

5.指名・報酬委員会

当社は取締役および執行役員の選任や報酬等に関して 、 透明性および公正性を向上させることを目的に取締役会の 諮問機関として指名・報酬委員会を設置しています。

1)委員会の役割

指名・報酬委員会は、取締役・執行役員の選任方針および 選任基準を定め、候補者案を決定するとともに、取締役・執 行役員の評価ならびに報酬体系および報酬について取締 役会に勧告するほか、業務内容・規模等に応じ、子会社の取 締役・執行役員の選任ならびに処遇についても関与します。

また 、指名・報酬委員会は 、グル ープCEOの個人業績評 価を行い、透明性を高めることで、ガバナンスの向上を図っ ています。

2)委員会の構成

委員会は、取締役の中から選任した委員で構成し、委員の 独立性および中立性を確保するために、委員の過半数は社 外取締役から選任します。また、委員長は社外取締役であ る委員の中から互選で選任します。

6.事業オー ナー制

当社グループは、国内損害保険事業、国内生命保険事業、

介護・ヘルスケア事業および海外保険事業のトップを各事 業部門の事業オーナーと位置づけ、事業オーナーに事業戦 略立案、投資判断および人材配置などの権限を委譲し、大 きな環境変化に対して 、お客さまにより近い事業部門が柔 軟かつ迅速な意思決定および業務遂行を行うとともに、グ ループCEOがグループ全体を統括、チーフオフィサー(グ ル ー プCFO、グ ル ー プCRO、グ ル ー プCIO、グ ル ー プ CDO等)がグループ横串機能を発揮する体制とします。こ れにより、各事業領域がコアコンピタンスを確立・強化する とともに、各事業の有機的連携を図り、グル ープ全体の企 業価値の向上を図ります。

7.役員選任方針

当社の取締役および執行役員ならびに監査役の選任にあ たっては 、次の役員選任方針に則り、取締役および執行役 員については、指名・報酬委員会の審議を経て取締役会が その候補者を決定します。

また、取締役会が監査役の選任に関する株主総会議案を決 議する際には、取締役はあらかじめ監査役会とその候補者 について協議する機会を設け、監査役会の同意を求めます。

1)取締役・監査役の選任方針

当社は子会社等を監督・指導するとともに、損害保険事業 を中心に様々な事業を営む子会社等の経営戦略を包含した グル ープ全体の経営戦略を策定し、これを着実に遂行・実 現する役割を担っています。

この観点から、取締役会は、主要な事業会社の業務に精通 した取締役を専門分野に偏りがないように経験や実績のバ ランスの確保を考慮して選任するほか 、さらに多様かつ独 立した視点・観点から経営課題等に対して客観的な判断を 行うことを目的として 、様々 な分野で広い知見や経験を持 つ会社経営者・学識者・法曹関係者等を社外取締役として 複数選任し全体構成します。

監査役会については 、財務および会計に関する適切な知 見を有する監査役を選任するほか、会社経営の経験や法曹 分野等にかかわる専門的知見を有する者等、全体のバラン スを考慮して選任します。また 、取締役・監査役選任にあ たっては、保険会社向けの総合的な監督指針の内容を踏ま えた選任基準等に基づき選任を行うほか 、社外取締役・社 外監査役については「社外役員の独立性に関する基準」を 定め、この基準に照らし合わせて選任を行います。

2)執行役員の選任方針

当社は、執行役員の選任にあたり、「望ましい執行役員像」・

「執行役員選任方針」を定め 、必要な能力・資質、経験や実 績のバランス等に関する基本的事項を定めており、これら の基準・方針に照らし合わせて選任を行います。

8.役員に対するトレーニング方針

当社は、新任の社外取締役および社外監査役に対して、当 社を取り巻く環境をより深く理解いただくため、当社および 損害保険業界の現状、リスク管理、海外事業、生保事業等に 関わる研修を行うとともに、社外取締役は執行部門とアク セスするさまざまな機会を通じて、継続的かつ実践的に事 業の理解を深めています。また、業務執行取締役に対する 役員勉強会を定期的に開催し、担当分野以外の知識を習得 する場を設けるほか 、監査役を含め 、各種協会や諸団体等 が実施する各種セミナーやエグゼクティブ研修に派遣する 等のトレーニングを行います。

上記トレーニングについては執行役員も対象とするほか、

次世代の経営層育成を目的として、外部の専門企業とも提 携した教育プログラムを実施し、経営マインドやリー ダ ー シップの醸成を図ります。

9.役員報酬決定方針

当社の取締役および執行役員ならびに監査役への報酬 は 、次の役員報酬決定方針に則り、取締役および執行役員 の報酬については指名・報酬委員会の審議を経て取締役会 が決定し、監査役の報酬については監査役の協議により定 めます。

1)基本方針

取締役および執行役員の報酬は、業績向上への意欲を高 め 、長期的な企業価値の向上に資する報酬体系、優秀な人 材の確保が可能な報酬水準とし、以下(2()3)に記載の内容 を原則として適用します。また、報酬体系・報酬水準につい ては、社外委員中心の指名・報酬委員会の審議を経て決定 することにより客観性および透明性を確保します。

なお、子会社の取締役および執行役員の報酬体系につい ても原則として同様の体系を採用するものとします。

監査役の報酬は 、その独立性に配慮しつつ 、職務および 責任に見合った報酬体系・水準とします。

2)取締役の報酬

取締役報酬は 、基本報酬および業績連動型株式報酬によ り構成し、基本報酬は、月例報酬および業績連動報酬により 構成します。

月例報酬・業績連動報酬および業績連動型株式報酬は 、 社外・社内の別、代表権の有無に応じて 、月例報酬につい

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