CVモードをCC、CR、またはCPモードに追加することができます。それによりCVモードの設定が基
本となるモードに追加されます。
表示
設定手順
1. 電子負荷がオフになっていることを確認します。
2. Mainボタンを押します。
3. Mode[F1]を押して、基本となるモードをCC、CR,またはCPから選択します。
4. ノブを回して、設定エリアにある+CVを選択し、Enterボタンを押してからCVの電圧値を入力しま す。設定を有効にするには再びEnterボタンを押してください。
5. また設定エリアにある+CV_ResponseをEnterで選択し、応答速度を選択してください。
範囲:OFF – 定格電圧+2%。 +CV response: Slow, Fast, Normal
Warning 入力電圧は設定値より大きいことを確認してください
Warning
+ CV設定は、該当するすべての動作モードに適用されます。
例:CRモードで行った+ CV設定は、CCおよびCPモードの+ CV設定 に引き継がれます。
Warning +CV設定は外部からコントロールすることはできません
Note 設定エリア内はノブ回してカーソルを移動し、変更するパラメータで
Enterボタンを押します。値変更を有効にするにはもう一度Enterボタ
ンを押します。
30
電子負荷のオン / オフ
Load on/offボタンを押すとオン/オフを切り替えることができます。オン状態になるとLoad on/offボタン
のバックライトLEDが点灯し、ディスプレイのステータス表示もオレンジ色に変化します。
オン
オフ
Warning
デフォルトでは、レンジまたは動作モード(CC、CV、CR、CP)が変 更されると、負荷は自動的にオフになります。 この動作を無効にする には、Load Off(モード)およびRange off(レンジ)設定をOFFに設 定します。
短絡シミュレーション
Shortキーを使用して、電子負荷の入力端子を次のようにして、短絡をシミュレートできます。
•CCモードで電流を最大値に設定します。
•CRモードで抵抗を最小値に設定します。
•CVモードで電圧を最小値に設定します。
•CPモードで電力を最大値に設定します。
•負荷を短絡にすると、外部コントローラーも短い信号を送信します。
実行するにはフロントパネルのShortボタンを押します。実行中はShortボタンに内蔵されているLEDが 赤く光り、画面上にSHORTが表示されます。
ボタン 画面
Shortボタンを押した時の動作をオン/オフでトルグさせるかホールドさせるかを選択することができま
す。デフォルトはトルグで変更します。
変更方法
31
Mainボタンを押し、メニューのConfigure[F5] > Other[F2] に進み、設定エリアの Short Keyパラメータま でノブを回してカーソルを移動します。ノブを押してからToggleまたはHoldを選択し、もう一度ノブを 押して決定してください。
スイッチングモード選択
T3ELは2つの負荷レベルを切り替えるスタティックとダイナミックの2つのスイッチングモードがあり ます。 スタティックモードは2つのレベルを手動で切り替えることができますが、ダイナミックモード ではタイマーに基づいて各レベルを自動的に切り替えます。
• スタティックモード: A Value, B Value
• ダイナミックモード: Level1, Level2
スタティックモード
スタティックモードに設定されている場合、一度にアクティブにできるのは1つの値(A値またはB 値)のみです。アクティブな値は、操作ステータスパネルに表示されます。
⚫ AとBの値を切り替えるにはShiftボタンを有効にしてからPresetボタンを押してください。
負荷はオンの状態で切り替えることができます
⚫ スタティックモードでの画面表示
⚫ スタティックモードのAやBの値、スルーレートはノブを回して、該当するパラメータをEnterキ ーで選択してから値を入力してください。
32
ダイナミックモード
ダイナミックモードに設定されている場合、Timer1およびTimer2の設定に基づいてLevel1とLevel2 を交互に切り替えます。
Warning ダイナミックモードはCVやCPモードには対応していません。
⚫ 画面表示
⚫ 設定方法
1. 電子負荷がオフになっていることを確認します。
2. Mainボタンを押します。
3. メニューのMode[F1]を押して、CC、またはCRに設定します。
CCとCRモードでは異なるスイッチングモードを設定できます 4. メニューのFunction[F4]を押して、ダイナミックモードを選択します
5. ダイナミックモードは設定エリアにあるTimer1とTimer2パラメータを設定します
ノブを回してTimer1、またはTimer2に合わせ、Enterキーで選択してから値を入力してください。
パラメータの値はオブや数値キーを使用します。
• Timer1はLevel1のオン時間です
33
• Timer2はLevel2のオン時間です。
• 各タイマーの時間はスルーレート時間を含んでいます。Timerの設定時間はスルーレ ート時間を考慮して設定してください。
• ダイナミックモードでのスイッチングタイミングはTRIG OUT出力で知ることができ ます。
• Timer1とTimer2で時間を入力する代わりに、周波数とデューティーサイクルで2つ
の時間を設定することができます。
6. Level1,またはLevel2を入力します。
ノブを回してLevel1、またはLevel2に合わせ、Enterキーで選択してから値を入力してください。
パラメータの値はオブや数値キーを使用します
• Level1とLevel2で負荷の大きさを入力する代わりに、SetとLevelによりパーセンテージで入
力することができます。
⚫ Levelのパーセンテージ入力
レベルはLevel1とLevel2のように直接それぞれの値を入力しますが、パーセンテージで値を設定す
ることができます。
パーセンテージで入力する場合にはメニューのConfigure[F5] > Other[F2]に進み、設定エリアにあ
るDyna Levelパラメータにカーソルを合わせてからノブを押し、Percentを選択します。
Percentを選択すると設定がLeve1とLevel2からSetとLevelに変わります。LevelはSet値に対す るパーセンテージです。
34
⚫ TimerのFrequency、Duty入力
TimerはTimer1とTimer2のように直接それぞれの値を入力しますが、周波数とデューティーサイク
ルで値を設定することができます。
周波数とデューティーサイクルで入力する場合にはメニューのConfigure[F5] > Other[F2]に進み、
ノブを回してDyna Timeパラメータまでカーソルを移動し、ノブを押してからFreq. Duty選択しま す。
Freq. Dutyを選択すると設定がTimer1とTimer2からFreqとDutyに変わります。
35
Slew Rate (スルーレート)
電源は負荷電流の急激な変動にも安定した電圧を出力する必要があります。これは電流変化のスルーレー トにより影響を受けます。Slew Rate設定は負荷変動時(スイッチング時)の電流変化率を制御して、電源 の負荷過渡応答をシミュレートするときなどに使用できます。オシロスコープなどで電源波形を観測しな がら、スルーレートの違いによる応答を観測します。スルーレート設定はCCおよびCRモードで設定で きます。
ダイナミックモードでは立上り/立下りを別々に設定できます。しかしスタティックモードでは単一のスル ーレートのみになります。
設定はノブを回してSlewRateパラメータにカーソルを合わせて、Enterキーを押してから値を入力して ください。パラメータの値はオブや数値キーを使用します
⚫ ダイナミックモード時の設定表示
⚫ ダイナミックモードの各タイマーの時間はスルーレート時間を含んでいます。Timerの設定 時間はスルーレート時間を考慮して設定してください。
応答速度 (CV/CP モードのみ )
応答速度の設定は、負荷電流の負帰還制御の応答速度です。応答速度の設定は、CVまたはCPモードに のみ適用されます。
•応答速度が速すぎると、ユニットが不安定になる可能性があります。
•応答速度を下げると、安定性が向上します。
設定はCV、またはCPモードでResponse[F4]を選択します。選択はSlow, Normal, Fastのいずれかを選 択できます。
36
37
その他の設定
ソフトスタート設定
電子負荷をオンにした状態で試験対象の電源をオンにすると、T3ELの最小動作電圧までは負荷が動作し ないため電流が流れず、最小動作電圧を超えると急激に電流が流れ始めます。急激に負荷に電流が流れる ことにより試験対象の電圧が下がり電圧のリンギングが発生することがあります。ソフトスタート設定は 起動時など負荷に電流が流れ始めるときに、流れる電流量のスピードをコントロールします。これは任意 の電圧値を超えるまで負荷に電流を流さないVon設定時も有効です。入力電圧がVon電圧を超えてから 負荷に電流が流れ始めるときにゆっくりと流れるように制限します。
•ソフトスタート設定は、CC、CR、CPモードにのみ適用されます。
ソフトスタート OFF ソフトスタート ON
ソフトスタートOFFでは電子負荷がテスト 対象の電源の状態と関係なしに電流を流すた め、起動時に一度電圧が下がるなどの現象が 発生します。
ソフトスタートONではテスト対象機器の起 動時に電子負荷が負荷電流をゆっくりと増加 させます。急激に負荷を変化させないため、
起動時に一度電圧がさがるなどの現象を緩和 させることができます。
⚫ 設定
Mainボタンを押し、メニューのConfigure[F5]>Other[F2]に進み、ノブを回してSoft Start Timeパラメ ータにカーソルを移動し、ノブを押してから値を設定します。
設定範囲:OFF - 1-200ms
Note
起動時の電流波形の立上りを見る場合には、本設定により立上りが遅くな ることに注意してください。