PVM 介入後未加算 =
18,080点×
4症例
= 72,320 点 235,040 点の損失を回避
※単純計算
【結果】
#1 エコーデータすべての項目において 改善の傾向がみられた。
#2 一次開存率に有意な差がみられた。
#3 診療報酬未加算の症例をおよそ半数 から1割へ減少させることができた。
#4 患者側と病院側の双方にとって良好な
結果が得られた。
本日の話題
① BCM の有用性と使い方
② 加圧式 VA マッサージを透析で行う。
③ 在宅カテーテル透析によってアクセス 穿刺負担の低減
④ まとめ
背景・目的
当院では、シャント作製術の他に長期留置カテー テル挿入術やカテーテル診察も行っている。
長期留置カテーテル挿入術と管理における現状 を報告する。
H22.9/1~H27.12/31
カテーテル挿入歴のある患者・カテーテル診察 外来受診患者70名
期間・対象
結果・考察
図1
シャント閉塞
47%
シャント 機能不全
16%
在宅 11%
緊急導入 11%
短期→ 長期
3%
心機能 不全
2% その他
12%
挿入の理由
その他:過剰血流・
静脈高血圧症・点 滴目的
挿入の目的はシャント閉塞や機能不全などのアクセス トラブルをはじめ、緊急導入やH26頃より心負荷の改善 を目的とした挿入などがある。最近では在宅透析を目 的とした挿入も行っている。
図2
受診総件数は年々増加しているが、トラブル での受診割合は減少している。
図3
その他:短期→長 期・カテーテル交 換・キンク・脱落
カテーテルのトラブルとして脱血不良が 半数以上を占め、次に感染、閉塞と続 く。
図4
トラブル内容を年別にすると、閉塞がH26以 降は0件となっている。静脈圧上昇や脱血不 良など見られた場合に早期に対処したことで、
閉塞は防ぐことができた。また感染に対して はH26頃より管理マニュアルの確立・他院へ の情報提供を行っていることにより、H27には 減少した。
図5
静脈圧上昇・脱血不良に対しては血栓除 去術を施行している。H25頃まではトンネ ル感染に対してもカテーテル交換を行っ ていたが、H26頃より経路変更術で対応 するようになった。
図6
カテーテルトラブル
図7
カテーテルトラブルの対処法
脱血不良・静脈圧上昇
感染兆候あり
出口部 トンネル カテーテル内
抗生剤の全身投 与(多剤併用)・
カテーテル内投与
カテーテル抜去 経路変更
抗生剤の全身投与 消毒
抗生剤内服
局所の抗生剤軟膏
カテーテル交換
(血培陰性を確認後)
抗生剤を3週間投与
発赤、腫脹、熱感、
発熱、排膿、 疼痛、
CRP↑など
抵抗
(+)
ウロキナーゼ充填
抵抗
(-)
無効
カテーテルのポンピングにて血栓の有無を確認し、
血栓を除去する。
ポンピング
血栓除去
抵抗
(±)
ヘパリン充填
ウロキナーゼ6万単位を生 食5mlにて溶解したものを 使用
ヘパリン5千単位 を原液で使用
(入院処置)
(血流感染)
①カテーテルに付着したテープ糊をクロルヘ キシジングルコン酸塩液含浸綿で取り除く。
カテーテル処置手順
1a 1b
②ドレッシング材にて保護する前に、テープ 糊が付着しないように滅菌ガーゼで完全に 覆う。グルコン酸クロルヘキシジン含有の 保護パッチを使用しない場合も、出口部が 完全に覆われるようにガーゼを巻く。
カテーテル処置手順
2a 2b
③ガーゼがはみ出さないように鑷子で押さえ ながらドレッシング材を貼る。グルコン酸クロ ルヘキシジン含有の保護パッチ使用時もカ テーテルの見えている部分が完全に覆われ るようにする。
カテーテル処置手順
3a 3b
まとめ
●カテーテル診察を定期的に行うことでトラブ ル予防やトラブルに対し早期に対応できてい る。
●管理方法を確立し情報提供したことで、トラブ ルが予防できている。