第2期計画 の成果
◆ 事業の進捗率(完了・着手済の事業)は 96%を達成。
◆ 平成 28 年度時点で、全ての目標指標が過去最高値を更新。
◆ 補完指標である宿泊客数、公共施設利用者数についても、平成 28 年度時点で 目標値を達成しており、過去最高値を更新。
◆ 駅南地区の商業地を中心に、中心市街地の不動産価値が向上。
◆ 中心市街地での取り組みに対する事業者の評価は全体的に好印象。 等
中⼼市街地 の課題
◆ 中心市街地に対する満足度は改善傾向にあるものの、依然として「不満」を 感じる割合が高い(否定的な意見が多い)。
◆ 中心市街地の賑わいに対する事業者の評価は低い。
◆ 中心市街地の南北において活性化の格差の指摘がある。
◆ 小売業の経営状況は依然として厳しい。
◆ 中心市街地内及び市全体の回遊・活動・交流活動が少ない 等
[7]中心市街地活性化の課題
前段[1]〜[ 6] を踏まえ、第3期計画に向けた中心市街地の活性化に当たっての課題を以下に整 理する。
■ 第3期計画策定に向けた中心市街地の課題
【課題1】生活満足度の不足【新】
小売業の活力低下や魅力的な店舗が少ないことから、中心市街地の生活満足度が低い状況にある。
219 176 146
1,317
1,229
1,021
0 500 1,000 1,500
0 100 200 300
H16 H19 H26 中心市街地 市全体
(店) (店)
1,162
840 777
8,024 7,632
6,660
0 5,000 10,000
0 500 1,000 1,500
H16 H19 H26 中心市街地 市全体
(人) (人)
16,643
12,169 9,955 135,961
138,802 132,439
120,000 125,000 130,000 135,000 140,000
0 5,000 10,000 15,000 20,000
H16 H19 H26 中心市街地 市全体
(百万円) (百万円)
≪小売業の活力低下≫
◆ 市全体及び中心市街地の商業は、全体的に衰退傾向。
◆ 中心市街地の店舗数は、平成16年から平成26年の10年間で33%、平成19年から平成26年の7年間で17%
の減少。
◆ 中心市街地の従業者数は、平成16年から平成26年の10年間で33%、平成19年から平成26年の7年間で 8%の減少。
◆ 中心市街地の年間商品販売額は、平成16年から平成26年の10年間で40%、平成19年から平成26年の7 年間で18%の減少。
市全体及び中心市街地の商業の状況
■店舗数 ■従業者数 ■年間商品販売額
資料:商業統計調査
≪魅力的な店舗の不足≫
◆ 藤枝駅周辺において「買い物に行く楽しみ」が不足。
◆ 藤枝駅周辺の居住環境について「魅力的な専門店」に関する評価が低い。
4.8%
4.8%
1.9%
4.0%
1.6%
12.5%
8.8%
22.0%
19.5%
8.0%
16.8%
13.1%
40.0%
29.3%
41.3%
48.1%
30.5%
37.7%
44.9%
31.7%
40.3%
20.4%
17.4%
34.2%
28.3%
28.1%
9.9%
14.1%
11.5%
10.2%
25.4%
13.1%
12.3%
5.9%
7.5%
0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%
藤枝駅周辺に満足して いる
藤枝駅周辺に愛着を感 る
藤枝駅周辺に い物に行く 楽しい
藤枝駅周辺 ホッ る
藤枝駅周辺 ふ あい ある
藤枝駅周辺 安心して 歩く る
藤枝駅周辺 景観 美しい
そ 通 ややそ 通 ら いえ い やや違う 違う
藤枝駅周辺の満足度 藤枝駅周辺の居住環境 対 る評価
資料:藤枝市 駅周辺 のま く 関 るアンケヸト調査 H28.12実施
※中心市街地の数値 、区域内 商店街 会 の合計
平 均 値
治 安 が よ い 3 . 6 2
公 共 施 設 ( 図 書 館 ・ 文 化 施 設 等 ) が 利 用 し や す い 3 . 4 7
公 共 交 通 機 関 が 利 用 し や す い 3 . 2 2
公 園 が 利 用 し や す い 3 . 1 9
駐 輪 場 が 利 用 し や す い 3 . 0 5
駐 車 場 が 利 用 し や す い 3 . 0 0
食 料 品 ( 肉 ・ 野 菜 ・ 魚 ・ 惣 菜 ) を 買 う 場 所 が 多 い 2 . 9 8 休 憩 施 設 ( ベ ン チ ・ 休 憩 所 等 ) が 利 用 し や す い 2 . 9 5
高 齢 者 が 暮 ら し や す い 2 . 9 5
託 児 所 や 介 護 ・ 福 祉 施 設 が 利 用 し や す い 2 . 7 6
洋 服 や フ ァ ッ シ ョ ン な ど に 関 し て 魅 力 的 な 専 門 店 が 多 い 2 . 0 1 注 ) 「 そ の と お り 」 5 〜 「 違 う 1 の 平 均 値 。 平 均 値 が 大 き い 順 に ソ ー ト 。
3,181
4,993
5,325 4,761
4,219 5,557
4,005
3,486
4,754 5,563
0 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 6,000
H23 H25 H26 H27 H28
駅南北別 歩行者通行量
駅北 駅南
&人'
基準年 第2期計画期間
8,738
8,998
8,811
9,515
9,782
8,000 8,200 8,400 8,600 8,800 9,000 9,200 9,400 9,600 9,800 10,000
H23 H25 H26 H27 H28
4
地点合計 歩行者通行量
&人'
基準年 第2期計画期間
≪駅北地区の歩行者通行量の減少≫
◆ 中心市街地の歩行者通行量は全体として増加傾向にあるものの、平成26年を境に駅南地区では増加、
駅北地区では減少を示している。これは、駅南地区における「ホテルオ―レ」の開業の影響が大きい ものと考えられる。
【課題2】駅北地区の魅力低下
再開発事業の遅れや核となる施設の不足、古い街並みや建物の立地等から駅北地区の魅力が低下し ている。
44
51
59 49
0 10 20 30 40 50 60 70
H23 H24 H25 H26 H27 H28
空 店舗数 推移
&件'
≪空き店舗の増加≫
◆ 中心市街地の空き店舗数について、平成23年度から平成28年度にかけての推移をみると、40件から60 件の間で推移しており、増加傾向が見られている。
◆ また、平成28年度では駅北地区の空き店舗数が中心市街地全体の78%を占めており、駅北地区におい て、特に空き店舗が多く存在していることがわかる。
空 店舗数 H H H H
藤枝駅南商店街&振'
藤枝駅前商店街&振'
日 出 商工会発展会 喜多 商店街 富士見 通発展会
&駅北地区 商店街合計'
&中心市街地 商店街合計'
中心市街地 地点 おける歩行者通行量の推移
≪駅南北における活性化の格差≫
◆ 事業者聞き取り調査(平成28年度実施)では、「駅南北で活性化に顕著な格差がある」との指摘が出 されている。
※各年度 月 調査を実施
※ 空き店舗 の定義:以ㄦの条件を べ 満た 店舗 ㄥ記 商店街内 ある 商店街の会員以外を含 現 店舗を営 でい い
資料:歩行者通行量調査 駅北地区では減少
中心市街地の空き店舗の状況
資料:藤枝市 空き店舗数は 増加傾向にある
≪中心市街地外への大規模小売店舗の立地・進出≫
◆ 中心市街地外の幹線道路沿道等において、大規模小売店舗の立地や新規出店が多くみられる。
【課題3】昼間の賑わいの不足【新】
郊外店舗の立地や昼間人口の流出から、中心市街地の昼間の人通りが少ない状況である。
また、事業者聞き取り調査(H29. 2実施)からも、「ベッドタウンとしての特性から昼間人口が少 なく、昼間の人通りの少なさを感じる」との声が挙げられている。
大規模小売店舗の立地状況
藤枝市及び周辺市 の昼夜間人口の状況
資料:藤枝市、静岡県 HP、経済産業省 HP
資料:H22、H27国勢調査を基 作成 中心市街地区域内の大規模小売店舗の出退状況
第 期計画期間内
■開店している店舗
名 称 所在地 開店・閉店
店舗面積
㎡ 西友南新屋店、
TSUT Y す や 藤枝瀬戸新屋店
南新屋 ~
iVi 藤枝 前島 ~
ノ マ藤枝駅前店 駅前 ~
■閉店した店舗
名 称 所在地 開店・閉店
店舗面積
㎡
西友藤枝店 駅前
~
タ藤枝店 田沼
~
●中⼼市街地外の幹線 道路沿道において多 くの出店がみら
<平成 22 年> <平成 27 年>
周辺市町と比較して、昼夜間 人口比率が低い
≪昼間人口の流出≫
◆ 本市の昼夜間人口比率は、平成27年で91. 6%であり、周辺市町と比較して昼間の人口流出の割合が高い。
◆ 市町別の流入・流出状況をみると、川根本町を除く他の市町において、人口流出が人口流入を上回っ ており、静岡市や焼津市をはじめとする近隣市町への通勤・通学の傾向が強いことが伺える。
【課題4】回遊の不足【新】
観光・活動・交流資源の不足、中心市街地外との連携の不足によりエリア内・市内での回遊が乏し い状況にある。
≪中心市街地内外でのイベント交流の不足≫
◆ 中心市街地内では「て〜しゃばストリート」、中心市街地外(蓮華寺池公園)では「藤まつり(5月)」 や「藤枝花火大会(8月)」が開催されており、市内外から多くの集客がみられているが、中心市街 地内外での交流イベントが少なく、各イベントの集客力を活かしきれていない。
≪市内の回遊性の不足≫
◆ 観光コンシェルジュへのヒアリング調査(平成 28年度実施)では、市全体及び中心市街地につ いて「宿泊のみの利用が多く、市内の観光・活 動・交流が少なく、回遊性が不十分」との指摘 が出されている。
平成 28 年度来場者数:19 万人
・県内花見:第3位 成 27 度
平成 28 年度来場者数:16 万人
・県内花火大会:第7 位 成 27 度
◇藤ま 月開催
◇藤枝花火大会 月開催
資料:藤枝市観光協会HP、 成28年度静岡県観光交流の動向 中心市街地内のイベント ~ トリヸト
中心市街地外の主 イベント
[8]中心市街地活性化の方針(基本的方向性)
本計画において目指すべき活性化の方針について、体系的に整理を行う。
<藤枝市中⼼市街地活性化に関す 基本的 方針>
基本方針
付加価値の向上に 、
質の高い暮らしの実現
「街なかへの都市機能集積」と「個性的で魅力ある 商業、サービス店舗の出店促進」に取組み、質の高い 街なか居住環境の形成を目指す。
基本方針
活動・交流の促進に 、
賑わい溢 まちの実現
「昼間の賑わいの創出」と「中心市街地外との連携 強化」に取組み、活発な活動・交流を促し、賑わいと 回遊の創出を目指す。
○激変する人口構造を見据えたまちづくり
○ 都市機能や居住機能の集約による持続可能なまちづくり
○ストック活用によるマネジメント型まちづくり
○利便性や付加価値等の多様化する価値観への対応
○ 交流と賑わいの創出・コンパクトで利便性の高いまち
○ふじえだ型コンパクト+ネットワーク
○賑わいと求心力のある中心市街地
○人にやさしい歩行環境の創出
○開業しやすい商業地
○I oT 技術による産業の活性化・教育環境整備
課題
生活満足度の不足 小 売 業 の 活 力 低 下 や 魅 力 的 な 店 舗 が 少 ないことから、中心市 街 地 の 生 活 満 足 度 が 低い
課題
駅北地区の魅力低下 再 開 発 事 業 の 遅 れ や 核となる施設の不足、古 い 街 並 み や 建 物 の 立 地 等 か ら 駅 北 地 区 の 魅 力 が低下
課題
昼間の賑わいの不足 郊外店舗の立地や昼間 人口の流出から、中心市 街地の昼間の人通りが少 ない
課題 回遊の不足
観光・活動・交流資 源の不足、中心市街地 外 と の 連 携 の 不 足 に より、エリア内・市内 の回遊性が乏しい
社会潮流 市政方針
中心市街地の課題
中心市街地の基本方針