付録(1)安全確保のための手順
(「家庭用化学製品に関する総合リスク管理の考え方」(平成9年1月改訂)より抜粋)
付録(2)関連する規制基準の一覧
1)法律による規制基準
規 制 法 法 律 の 概 要 監督官庁
有害物質を含有する家 庭用品の規制に関する 法律
有害物質を含有する家庭用品について、保健衛生上の見 地から必要な規制を行うことにより、国民の健康の保護 に資する。
厚生労働省
毒物及び劇物取締法
毒物及び劇物について、保健衛生上の見地から必要な取 締を行う。
厚生労働省
家庭用品品質表示法 家庭用品の品質に関する表示の適正化を図り、一般消費 者の利益を保護する。
消費者庁
消費者安全法 関係機関から事故情報を一元的に集約し、その分析・原 因究明等を行い、被害の発生・拡大防止を図る。
消費者庁
消費生活用製品安全法 消費生活用製品による一般消費者の生命又は身体に対す る危害の発生の防止を図るため、特定製品の製造及び販 売を規制するともに、特定保守製品の適切な保守を促進 し、併せて製品事故に関する情報の収集及び提供等の措 置を講じ、もって一般消費者の利益を保護する。
経済産業省 消費者庁
消費者基本法 消費者の利益の擁護及び増進に関し、消費者の権利の尊 重及びその自立の支援その他の基本理念を定め、国、地 方公共団体及び事業者の果たすべき責務並びに消費者の 果たすべき役割を明らかにするとともに、その施策の基 本となる事項を定めることにより、消費者の利益の擁護 及び増進に関する総合的な施策の推進を図り、もって国 民の消費生活の安定及び向上を確保する。
消費者庁
化学物質の審査及び製造 等の規制に関する法律
人の健康を損なうおそれ又は動植物の生息若しくは生育 に支障を及ぼすおそれがある化学物質による環境汚染を 防止するため、新規の化学物質の製造又は輸入に際し事 前にその化学物質の性状に関して審査する制度を設ける とともに、その有する性状等に応じ、化学物質の製造、
輸入、使用等について必要な規制を行う。
厚生労働省 経済産業省 環境省
医薬品、医療機器等の品 質、有効性及び安全性の 確保等に関する法律
医薬品、医薬部外品、化粧品、医療機器及び再生医療等 製品の品質、有効性及び安全性の確保並びにこれらの使 用による保健衛生上の危害の発生及び拡大の防止のため に必要な規制を行うとともに、指定薬物の規制に関する 措置を講ずるほか、医療上特にその必要性が高い医薬品、
医療機器及び再生医療等製品の研究開発の促進のために 必要な措置を講ずることにより、保健衛生の向上を図る。
厚生労働省
規 制 法 法 律 の 概 要 監督官庁 高圧ガス保安法 高圧ガスによる災害を防止するため、高圧ガスの製造、
貯蔵、販売、移動その他の取扱及び消費並びに容器の製 造及び取扱を規制するとともに、民間事業者及び高圧ガ ス保安協会による高圧ガスの保安に関する自主的な活動 を促進し、もって公共の安全を確保する。
経済産業省
消防法 火災を予防し、警戒し及び鎮圧し、国民の生命、身体及 び財産を火災から保護するとともに、火災又は地震等の 災害による被害を軽減するほか、災害等による傷病者の 搬送を適切に行い、もつて安寧秩序を保持し、社会公共 の福祉の増進に資する。
総務省
食品衛生法 食品の安全性の確保のために公衆衛生の見地から必要な 規制その他の措置を講ずることにより、飲食に起因する 衛生上の危害の発生を防止し、もつて国民の健康の保護 を図る。
厚生労働省
環境基本法 環境の保全について、基本理念を定め、並びに国、地方 公共団体、事業者及び国民の責務を明らかにするととも に、環境の保全に関する施策の基本となる事項を定める ことにより、環境の保全に関する施策を総合的かつ計画 的に推進し、もって現在及び将来の国民の健康で文化的 な生活の確保に寄与する。
環境省
水質汚濁防止法 公共用水域及び地下水の水質の汚濁(水質以外の水の状 態が悪化することを含む。)の防止を図り、もつて国民の 健康を保護するとともに生活環境を保全し、並びに工場 及び事業場から排出される汚水及び廃液に関して人の健 康に係る被害が生じた場合における事業者の損害賠償の 責任について定めることにより、被害者の保護を図る。
環境省
特定化学物質の環境へ の排出量の把握等及び 管理の改善の促進に関 する法律(PRTR法)
特定の化学物質の環境への排出量等の把握に関する措 置並びに事業者による特定の化学物質の性状及び取扱 いに関する情報の提供に関する措置等を講ずることに より、事業者による化学物質の自主的な管理の改善を 促進し、環境の保全上の支障を未然に防止する。
経済産業省 環境省
大気汚染防止法 大気の汚染に関し、国民の健康を保護するとともに生活 環境を保全し、並びに大気の汚染に関して人の健康に係 る被害が生じた場合における事業者の損害賠償の責任に ついて定めることにより、被害者の保護を図る。
環境省
規 制 法 法 律 の 概 要 監督官庁 特定物質の規制等によ
るオゾン層の保護に関 する法律
国際的に協力してオゾン層の保護を図るため、オゾン層 の保護のためのウィーン条約及びオゾン層を破壊する物 質に関するモントリオール議定書の的確かつ円滑な実施 を確保するための特定物質の製造の規制並びに排出の抑 制及び使用の合理化に関する措置等を講じ、もつて人の 健康の保護及び生活環境の保全に資する。
環境省
悪臭防止法 工場その他の事業場における事業活動に伴つて発生する 悪臭について必要な規制を行い、その他悪臭防止対策を 推進することにより、生活環境を保全し、国民の健康の 保護に資する。
環境省
廃棄物の処理及び清掃 に関する法律
廃棄物の排出を抑制し、及び廃棄物の適正な分別、保管、
収集、運搬、再生、処分等の処理をし、並びに生活環境 を清潔にすることにより、生活環境の保全及び公衆衛生 の向上を図る。
環境省
容器包装に係る分別収 集及び再商品化の促進 等に関する法律
一般廃棄物の減量及び再生資源の十分な利用等を通じ て、廃棄物の適正な処理及び資源の有効な利用の確保を 図る。
環境省
資源の有効な利用の促 進に関する法律
資源の有効な利用の確保を図るとともに、廃棄物の発生 の抑制及び環境の保全に資するため、使用済物品等及び 副産物の発生の抑制並びに再生資源及び再生部品の利用 の促進に関する所要の措置を講ずる。
環境省
労働安全衛生法 労働災害の防止のための危害防止基準の確立、責任体制 の明確化及び自主的活動の促進の措置を講ずる等その防 止に関する総合的計画的な対策を推進することにより職 場における労働者の安全と健康を確保するとともに、快 適な職場環境の形成を促進する。
厚生労働省
製造物責任法 製造物の欠陥により人の生命、身体又は財産に係る被害 が生じた場合における製造業者等の損害賠償の責任につ いて定めることにより、被害者の保護を図り、もって国 民生活の安定向上と国民経済の健全な発展に寄与する。
経済産業省
計量法 計量の基準を定め、適正な計量の実施を確保し、もって 経済の発展及び文化の向上に寄与する。
経済産業省
2)関連する規制基準
規 制 基 準 概 要 等 関係団体
日本工業規格(JIS) 工業標準化法に基づいて制定された国家規格。現在、
8400を越える規格がある。
一般社団法人 日 本規格協会 OECDテストガイドライン 各国の化学物質の安全性に関する試験法の整合性を図
ることを目的に、OECD(経済協力開発機構)が定めてい るテストガイドライン。現在、物理化学的試験、毒性試 験、生体影響試験、分解性試験、濃縮度試験等の分野で 約80種類の試験法がある。
OECD
3)業界による自主基準等
規 制 基 準 概 要 等 関係団体
一般社団法人 日本エア ゾール協会の自主基準
・「エアゾール防水剤の安全性向上のための暫定指 針測定について」、「エアゾール防水剤の付着性 試験方法」(平成6年8月18日制定):「防水ス プレー安全確保マニュアル作成の手引き」に基づ くエアゾール防水剤の使用時で大量に噴霧した場 合に中毒症状を呈する事故防止の抑制を一層図り、
安全性確保を目的とした暫定指針値
・「圧縮ガスのみを噴射剤として用いるエアゾールに 関する自主基準」(平成9年10月1日制定、平成 24年1月18日改訂):高圧ガス保安法(昭和26 年法律第204号)第2条第1項第1号の定義範囲 外であり安全規制がかからない「圧縮ガスのみを 噴射剤として用いるエアゾール製品」の安全確保 を図ることを目的とした技術上の自主基準規定
・「エアゾール製品表示要領」(平成9年9月30日制 定):高圧ガス保安法施行令関係告示(平成9年通 商産業省告示第139号)第4条第1項第3号リに 定める表示に加えて、自主的に注意表示の効果的 表示を行うことを促したエアゾール製品表示要領
・「エアゾール製品の識別表示ガイドライン」(平成 13年1月5日制定):日本化粧品連合工業会「容器
包装識別表示等に関する化粧品業界のガイドライ ン」等を参照し、容器包装識別表示等に関するガ イドラインとして作成。平成12年4月から容器包 装に係る分別収集及び再商品化の促進等に関する 法律の完全施行を受けて、資源の有効な利用の促 進に関する法律が一部改正され、識別マークによる 識別表示を義務付けている(平成13年4月1日
一般社団法人 日 本エアゾール協会