13:00 開会
・主催者挨拶
椎川 忍(総務省 地域力創造審議官)
・地域人材力活性化事業について
櫻井 毅(総務省 地域力創造グループ 地域自立応援課地域支援専門官)
13:25〜14:45
◆基調講演:人と資源を活かした地域活性化のデザイン
〜自治体職員だからこそできること〜
木村 俊昭 氏(農林水産省大臣官房企画官)
14:55〜16:15
◆講 義:「ゆず」でデザインした地域活性化
〜地域をまるごと活かすには〜
東谷 望史 氏(高知県馬路村農業協同組合 代表理事組合長)
16:25〜17:15
◆パネルトーク (事前質問および会場質問票をもとに質疑応答)
・ パネリスト:木村 俊昭 氏、東谷 望史 氏
17:15〜17:30
◆ 閉会および名刺交換会(情報交換)
② 講演内容要旨
●木村 俊昭 氏(農林水産省大臣官房企画官)
「人と資源を活かした地域活性化のデザイン〜自治体職員だからこそできること〜」
小樽市職員時の経験を基に、地域活性化を継続進化するため、必要な視点やポイン トについて講演。自治体職員には局所的・対処療法的な発想ではなく、他の施策や産 業、地域等との連動も考え、その取組の受益者や関係者の輪を広げていく発想(全体 の最適化)が必要と指摘。特に、地域に資金が循環している状況を分析しながら取組 を進めていく重要性について具体例を示しながら講演した。また、人を活かすには、
取組内容や目標像、考え方をわかりやすく伝え、その共有が可能な情報伝達の仕組み、
人材の出番、誉められる機会、評価のシステムづくりなど、取り組む人たちのモチベ ーションを高める工夫が大切で、その仕掛けづくりが行政職員として重要な業務であ ることも強調した。
●東谷 望史 氏(高知県馬路村農業協同組合 代表理事組合長)
「ゆず」でデザインした地域活性化〜地域をまるごと活かすには〜」
20 年以上ヒットしている「ごっくん馬路村」を開発した当時の話や取組の経緯か ら地域活性化の視点・ポイントについて講演。生産体制や商品数の拡大の仕方、商品 PR の方法など、これまでの工夫を具体的に披露し、商品づくりでは、味やネーミン グ、パッケージなど売るためのさまざまな試行錯誤や、東京や大阪に足繁く通ったな どの地道な販売活動の重要性を指摘。特に、壁にあたった時にこそ諦めずに工夫する 努力やその積み重ねの大切さを強調した。また、顧客が持つ地域イメージを壊さない ため、現在、実施している景観づくりなどの状況も紹介した。ただし、地域の不便も
●パネルトーク
パネルトークでは、木村講師、東谷講師に対する質疑応答を通じて 地域活性化の デザインのために、行政担当者は何を考え、どう動くべきか について議論を深めた。
その中で、活性化のデザインには、思いついたアイデアや企画を数多く出してみる ことの必要性や、取組を関連づけること・ネットワーク化することの重要性が指摘さ れた。また、取組の継続には、短期的な目標の設定とその成果を享受する機会や仕組 みを行政担当者は考えることの必要性が議論された。そして、人的ネットワークの大 切さも議論され、その広さに伴い、課題解決力も増すことから、担当者はその輪を広 げる努力も必要とのアドバイスもあった。
●セミナー対する感想〜参加者アンケート〜
・ 両者の生の声を感じることができ非常に刺激を受けました。今後、まちづくりを 行う力をいただきました。ありがとうございました。
・ 自分の考えや視野が狭かったことに気がつきました。
・ お二人の話の中で「つなぐ」、「人材」、「継続」というキーワードが印象に残りま した。
・ 検討委員会、イベント等を行うだけではダメだということがよく分かりました。
設計し、どのような効果が出るか考えないといけないということが大切だと分か り大変参考になりました。貴重なお話が聞けて嬉しかったです。
・ ビジョン・ミッションを持って、常に発想の原点に立って行動することが、非常 に大切であるということが実感できました。
・ 担当ごとに事業を進めていると気づきにくい点があるということに気づくことが 出来た。縦割り行政の中で横の連携をうまく作っていくか考えていきたい。
●名刺交換会
平成 21年度 地域人材力活性化事業 調査報告書 平成 22年 3 月
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