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(1) 第1回

ドキュメント内 表紙デザイン案0402-2 (ページ 95-99)

① 開催概要 

●テ  ー  マ:地域力創造の実践に学ぶ①  地域資源に気づき、活かすには 

〜地域力創造アドバイザーからの提言〜 

●開催日時:平成21年8月21日(金) 

●開催場所:都道府県会館(東京都千代田区) 

●人    数:101名 

●プログラム   

                                                           

② 講演内容要旨 

●金丸  弘美  氏(食環境ジャーナリスト・食環境プロデューサー) 

「食育と食をテーマにした地域づくり」 

                     

たとえば、特産品の品種、栽培の方法や工夫、土壌、気候、歴史、栄養価、料理法 など域資源それぞれに関する、あらゆる情報を整理した「テキストづくり」を通じて 自分たちの地域を見直すことの有効性について、平成 20 年度地域力創造アドバイザ ー事業で取り組んだ常陸太田市での成果を交えて解説した。また、作成したテキスト をベースとした情報発信や、子どもの教育等への応用も紹介した。 

さらに、地域資源の販路を見据えながら、食べ方や売り方、ツアーなどを行うプロ モーション戦略を紹介し、その土地の資源が育まれた文化や背景を物語にして解りや すく発信することが地域資源をブランドとして高めることにつながると解説した。 

 

●養父  信夫  氏(株式会社マインドシェア「九州のムラへ行こう」編集長) 

「マチとムラの交流=ツーリズムによる地域活性」 

                     

「ムラの生命(いのち)をマチの暮らしに、マチの活力(ちから)をムラの生業(な りわい)に」をテーマに、民間企業とムラをつなげて6次産業に育てた九州の事例を 紹介し、「食と旅」でムラに生業をもたらすグリーンツーリズムのあり方について解説 した。特にグリーンツーリズムの先駆けとなった九州の安心院の取組における当時の 行政職員の奮闘を紹介し、コーディネーターあるいはつなぎ役としての行政の役割を 示した。 

さらに、マチ側の消費者像を分析した結果から、ムラの応援団となり得る層を明ら かにし、行政職員はその層を取り込むべきであると具体的な課題を提示した。 

 

●馬見塚  純治  氏(長崎市文化観光部さるく観光課長) 

「歴史や文化を活用したまち歩き「長崎さるく」の展開」 

                     

長崎市のまち全体をパビリオンに見立て、観光客が色々なテーマで「まち歩き」を 楽しめる 2〜3km 程度の散歩道 53 コースを設定し、各見所、ポイントをわかりやす くまとめたコースマップや市民ガイドによる「まち歩き」を展開する「長崎さるく」

の取組を紹介。「まち活かし、人活かし」をコンセプトに、改めて地域の歴史や文化、

風習など あるもの探し を一つひとつ丹念に掘り起こし、魅力ある「まち歩き」を 創り上げた経緯を説明した。また、「まち歩き」は「まちづくり」にも活かせることや、

継続のためには創り上げたシステムをその時々の状況に応じてリニューアルしていく ことの大切さ、市民の人財発掘が重要であることを示した。 

 

●パネルディスカッション   

               

   

パネルディスカッションでは、金丸講師のコーディネートにより、養父講師、馬見 塚講師の3名で、 地域資源の見つけ方やそれを活かすために行政担当者は何を担い、

どう動くべきか について議論を深めた。 

その中で、まず、担当者自身がその地域を好きになること、積極的に歩き回り地域 を知ること、住民とコミュニケーションをとることの重要性が議論された。また、地 域資源を見つけるには、 よそ者の目 を使う有効性も指摘された。地域住民の巻き込 み方としては、NPO や協議会などの組織を立ち上げ、住民が主体的に活躍できる環境

 

●セミナー対する感想〜参加者アンケート〜 

・ 行政の役割というものを改めて認識した。また、行政主導ではなく民間主導とで きるようなリーダー育成が重要だと感じた。 

・ 食でも文化でも、しっかりとしたストーリー作りをすることで強みになると感じ た。 

・ 金丸講師をはじめ、他 2 名の講義においても地域にあるものを如何に表に出し伝 えていくか、一つ一つの資源をつなげていくことの重要を感じた。また、それら 農業・商工・観光等々をつなぐ役(キーパーソン)の必要性を強く感じた。 

・ 市長と行政職員の関わり方、マネジメント力の必要性等大変参考になった。 

・ 「うちの歴史文化は素晴らしい」ではなく、その背景を含めて具体的に語れない と情報発信ではないということが改めて分かった。もう一度良く考えて見ようと 思う。 

・ 先生方の話から行政マンとして出来る事、行政マンだから出来る事などを学んだ。 

・ 連携(つなぎ)という言葉がよく聞かれましたが、この重要性と難しさを感じた。 

・ やる気のある行政職員とメンター(アドバイザー)がうまくマッチングすればと ても魅力の高い事業が起こせることが分かった。県内の市町村にもこのような事 例を広めるとともに、自らもできるだけ動いてみるようにしたい。 

   

●名刺交換会   

                                           

 

13:00  開会 

・主催者挨拶 

椎川  忍(総務省  地域力創造審議官) 

 

・地域人材力活性化事業について 

櫻井  毅(総務省  地域力創造グループ  地域自立応援課地域支援専門官) 

 

13:25〜14:35 

◆基調講演:地域課題の解決を戦略的に図る協働のあり方 

〜人材は育つのではなく生まれるもの〜 

関  幸子  氏(NPO  法人地域産業おこしに燃える人の会  理事長) 

 

14:40〜15:30 

◆講  義  1 :住民主導のまちづくりを後押しする行政の役割 

〜行政に頼り過ぎない「むら」おこしの現場から〜 

豊重  哲郎  氏(やねだん  鹿児島県鹿屋市  柳谷自治公民館長) 

 

15:30〜16:20 

◆講  義  2 :仕掛人としての行政職員の関わり方 

〜地域の弱点をブランドに変えた小集落の現場から〜 

高野  誠鮮  氏(石川県羽咋市 1.5  次産業振興室  統括主幹) 

 

16:30〜17:15 

◆パネルディスカッション  (事前質問および会場質問票をもとに質疑応答) 

・ コーディネーター:関  幸子  氏 

・ パネリスト      :豊重  哲郎  氏、高野  誠鮮  氏   

17:20〜17:45 

◆ 閉会および名刺交換会(情報交換) 

 

ドキュメント内 表紙デザイン案0402-2 (ページ 95-99)

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