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3.特定加算取得の流れ

ドキュメント内 スライド 1 (ページ 30-37)

事業所毎に事業内容が、加算の対象となっているか確認する。

対象となっているならば、以下の要件を満たすようにする。

①現行加算要件

加算Ⅲ以上をとる。

→ キャリアパスの整備 育成計画の策定・実施 職場環境改善の取組実施

②職場環境等要件

区分ごとに1つ以上の取組をする。

→ 過去の処遇改善加算計画書を再確認。

平成20年10月以降にマルをつけていた項目は、カウント可能。

(既に要件を満たすならば、新たな取組を求めるものではない)

不足している場合は、計画書作成前に取組を行い、周知する。

③見える化要件

ホームページへの掲載等で「加算取得状況」と「賃金改善以外の処遇改善に関す る取組内容」を公表する。(2020年度から)

特定加算(Ⅱ)以上をとるには・・・・

1.事業所毎に特定加算額の試算を行う。

介護報酬総単位数(見込み)×サービス別加算率×1単位の単価

2.事業所毎に職員グループの人数を整理する。

・A施設・・・経験・技能のある介護職員 ○人

他の介護職員 ○人

その他の職種 ○人 計○人

・B施設・・・経験・技能のある介護職員 ○人

他の介護職員 ○人

その他の職種 ○人 計○人

3.配分の目安を算出する。

「4:2:1」の比率で配分した場合の一人当たりの改善額を算出

特定加算額の試算

例)

加算支給額 月70000円

①経験技能のある介護職員 1人 → 20000円×1人=20000円

②他の介護職員 4人 → 10000円×4人=40000円

③その他の職種 2人 → 5000円×2人=10000円 計70000円

各職員の年収が440万円以上(法定福利費を含めない)であるか確認する。

①440万円以上の職員がいる場合

→ 要件を満たす。

②440万円以上の職員がいない場合

→ 440万円以上となるように賃金改善する 又は

月8万円以上(法定福利費を含む)の賃金改善をする。

③上記①②に該当するのが難しい場合

→ 例外規定を適用する理由を明確にする。

【参考】 ※いずれも事業主負担分

①健康保険料・・・・・・・4.96%

②厚生年金保険料・・・・・9.15%

③介護保険料・・・・・・・0.865%

④子ども子育て拠出金・・・0.34%

⑤雇用保険料・・・・・・・0.6%

⑥労災保険料・・・・・・・0.3% 合計16.215%

⇒ 月8万円÷116.215%≒68,838円

⇒ 賃金6万8838円+法定福利費事業主負担分≒月8万円 (40歳~64歳の場合)

経験・技能のある介護職員の配分要件対応

経験・技能のある介護職員の定義をどのようにするか検討する。

【基本】

介護福祉士の資格を有し、所属する法人等における勤続年数が10年以上

⇒ 各事業所の裁量で要件を柔軟に設定することが認められている。

例)・他の法人や医療機関における経験を通算する。

・能力評価や等級システムを活用するなどして、10年以上の経験 を有しない者であっても業務や技能等を勘案して対象とする。

【経験・技能のある介護職員がいない場合】

制度の趣旨からいえば、事業所内で相対的に経験・技能の高い介護職員を「経験・技能のあ る介護職員」のグループとして設定し、その中で月額8万円以上の賃金改善となる者等を設定 することが基本

⇒ 介護職員間における経験・技能に明らかな差がない場合などはこの限りでない。

※どのような経験・技能があれば該当するかについては、労使でよく話し合いの上、

判断することが重要

経験・技能のある介護職員の定義づけ

配分をどのようにするか検討する。

①事業所ごとか、法人一括か

②職員グループは、どこまでを対象とするか

(経験・技能のある介護職員のみか、他の介護職員まで含めるか、

その他の職種まで含めるか)

③加算分の支払いは、「基本給」「手当」「賞与・一時金」のいずれか

④職員ごとの配分は、同じグループ内ならば均等か、差をつけるか

(4:2:1の配分ルールは、平均でみる)

【考慮すべき例】

・「経験・技能のある介護職員」の中でも貢献度に差がある。

・「他の介護職員」は、勤続1年の職員も勤続9年の職員もいる。

・「その他の職種」について、職種によって賃金改善の必要性が異なる。

配分の方法検討

配分の事例

経験・技能の ある介護職員

他の 介護職員

その他の 職種

10万円UP

5万円UP

2万円UP 5万円UP

0円UP 1万円UP

0円UP 1万円UP

2万円UP 3万円UP

6万円UP

3万円UP

5万円UP

1万円UP

3万円UP

1万円UP

平均

約1.2万円UP 平均

約2.9万円UP 平均

6万円UP

特定加算に関する内容を就業規則・賃金規程に盛り込む。

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