• 検索結果がありません。

2.重度障害者支援加算に関する調査結果

ドキュメント内 - 87 - (ページ 74-86)

⑴ 重度障害者支援加算の算定要件変更による加算の取得状況

 表12は,重度障害者支援加算の取得状況について示したものである。加算を取得している事業所が 683か所(56.8%)で,前年度(45.8%)より11ポイント増加しており,取得していない事業所について は444か所(36.9%)で,前年度(38.9%)より2ポイントの減であった。

 また,無回答が,前年度は15.3%であり,加算自体の理解が低い,もしくは過渡期にあって困惑して いる状況があると推測されたが,今回の調査では6.2%と9.1ポイント減少しており,加算取得のための 体制整備が進んできている状況がうかがえる。

表12 重度障害者支援加算の算定要件変更による加算の取得状況

障害者支援施設 %

加算を取得している 683 56.8

加算を取得していない 444 36.9

無回答 75 6.2

計 1,202 100

⑵ 加算を取得している事業所の算定要件変更による影響

 表13は,「加算を取得している」と回答した事業所に対して,算定要件の変更による影響について問 うたものである。

 最も多かったのは「算定要件見直し前に比べ取得していた本加算による収入が減った」と答えた事業 所(30.5%)で,前年度(43.7%)より13.2ポイント減少している。注目される点としては,「収入が増 えた」と答えている事業所が次いで多いことであり,0.6ポイント少ない29.9%(同30.1%)とその差は

僅差であった。従前の算定要件は加算対象者の障害支援区分により単位数が異なっていたが,算定要件 の変更により区分にかかわらず一定の単位数となったため,収入が増える事業所と減る事業所が生じた と推察される。

 しかしながら,加算を取得するための方策として,「新たな人員配置」や「勤務体系(シフト)の大 幅な組み直し」等の努力が,ある一定数みられており,前年度と比較してもその割合が増えていること から,実際の現場の現状として,厳しい勤務体制による職員への負担増や,日中の支援体制が手薄にな ることが懸念される。

表13 加算を取得している事業所の算定要件変更による影響 (重複回答・下段は%)

障害者支援施設

特別の影響はなかった 174

25.5

新たに人員を配置することになった 95

13.9

勤務体系(シフト)を大幅に組みなおすことなった 79

11.6 算定要件見直し前に比べ取得していた本加算による収入が

減った

208 30.5 算定要件見直し前に比べ取得していた本加算による収入が 

増えた

204 29.9

当該加算を対象とする利用者の申請数を減らした 45

6.6

当該加算を対象とする利用者の申請数を増やした 80

11.7

その他 52

7.6

加算を取得している事業所数 683

⑶ 加算を取得していない事業所の算定要件変更による影響

 表14は,「加算を取得していない」と回答した事業所に対して,算定要件の変化による影響について 問うたものである。444事業所の内,82か所(18.5%)が「今まで取得していたが,算定要件の変更に より取得できなくなった」と回答している。

 具体的に,どの要件がネックとなったかは今回の調査では読み取れない。

表14 加算を取得していない事業所の算定要件変更による影響 (重複回答・下段は%)

障害者支援施設

算定要件見直し前から加算を取得していなかった 282

63.5 今まで取得していたが,算定要件の変更により取得できなく

なった

82 18.5

加算を取得していない事業所数 444

ドキュメント内 - 87 - (ページ 74-86)

関連したドキュメント