(70dB 以下) 20
(注)1. 騒音レベルの欄の(15m)(22m)は軌道中心線から測定地点までの距離を表す 2. 騒音レベルは、測定列車ごとの騒音のピークレベルのうち上位半数をパワ ー平均したものである
(3) 航空機騒音
本市には米海兵隊岩国航空基地があり、特に軍用ジェット機は騒音レベルが高く影響 が広範囲に及ぶため、飛行場周辺の生活環境保全上大きな問題となっている。(表9)
このため、平成 16 年度は、山口県が常時測定点を 3 地点、岩国市が常時測定点を 2 地点、移動測定点を 2 地点設けて測定を行った。常時測定点 5 地点のうち 3 地点にお いて環境基準を満たしていなかった。(表 10)
表9 航空機騒音延べ苦情件数の推移 年 度
苦 情 種 別 12 13 14 15 16
上空飛行苦情(工場・市街地) 6 14 5 12 11 騒音苦情件数(着艦訓練時) 259
(141)
82 (0)
226 (0)
168 (0)
133 (0)
(注)上欄の上空飛行苦情と下欄の苦情件数は別件数であり、( )内は内数 表 10 航空機騒音調査結果(平成 16 年度)
測定機関 測定場所 測 定 期 間 年平均 環境基準値
旭町 2 丁目 *80
車町 3 丁目
74
Ⅱ類型 75 以下 山口県
門前町 1 丁目
H16.4.1~17.3.31
67
Ⅰ類型 70 以下川口町 1 丁目 *78
尾津町 5 丁目 H16.4.1~17.3.31
*80 南岩国 5 丁目 H16.4.1~6.23、H16.10.1~12.23 65
Ⅱ類型 75 以下 岩国市
通 津 2 0 9 6 H16.7.1~9.22、H16.12.28~17.3.30 66 Ⅰ類型 70 以下
(注)1. *は環境基準を満たしていないことを示す 2. 単位は WECPNL
第2節 騒音防止対策
騒音から生活環境を保全するために、環境基本法により、騒音に係る環境基準、新幹 線鉄道騒音に係る環境基準及び航空機騒音に係る環境基準が定められている。騒音に係 る環境基準の達成のために、騒音規制法では自動車単体から発生する騒音の規制及び指 定地域内の自動車騒音について市町村長が公安委員会、道路管理者等に対して要請又は 意見を述べることができるとされている。
騒音規制法ではこれ以外に特定施設を設置する工場・事業場及び特定建設作業から発 生する騒音についても規制している。また、法規制対象外の工場・事業場及び建設作業 から発生する騒音についても、山口県公害防止条例により法と同等の規制を行い生活環 境の保全に努めている。
1 環境基準の類型をあてはめる地域の指定
騒音に係る環境基準は、環境騒音については昭和 46 年 5 月 25 日、航空機騒音につい ては昭和 48 年 12 月 27 日、新幹線鉄道騒音については昭和 50 年 7 月 29 日にそれぞれ 設定された。本市の騒音に係る環境基準の地域類型適用状況は表 11 のとおりである。
環境騒音については、別図岩国市指定地域図(工専地域を除く)が参考になる。
表 11 騒音に係る環境基準の地域類型適用状況
環 境 基 準 最 新 改 正 年 月 日 環 境 騒 音 平成 11 年 3 月 26 日(山口県告示第 234 号)
新 幹 線 鉄 道 騒 音 昭和 52 年 3 月 8 日(山口県告示第 189 号)
航 空 機 騒 音 昭和 55 年 5 月 31 日(山口県告示第 550 号)
2 騒音規制法による規制
騒音規制法は、工場・事業場、特定建設作業から発生する騒音及び自動車騒音を規制 している。規制地域の指定及び規制基準の設定に関しては都道府県知事に権限があり、
本市は昭和 44 年 5 月 1 日に地域指定された。その後、都市計画用途区域の変更に伴っ て昭和 56 年 4 月 1 日、昭和 62 年 4 月 1 日、平成 9 年 4 月 1 日及び平成 10 年 5 月 1 日 に一部地域変更が行われた。
また、測定、改善勧告・命令及び立ち入り検査等の規制事務に関しては市町村長に権 限が委任されており、かつて昭和 56 年度に 1 件計画変更勧告を行った。
なお、騒音規制法第 17 条第 1 項の規定に基づく指定地域内における自動車騒音の限度 を定める省令に基づく区域の区分は、昭和 50 年 12 月 20 日に施行、平成 12 年 3 月 31 日
(山口県告示第 234 号)改定された。法に基づき、限度を超えることにより道路の周辺の 生活環境が著しく損なわれると市長が認める時には、県公安委員会に対し道路交通法によ る措置を取るよう要請することができ、また、必要があると認める時には、自動車騒音の 大きさの減少に資する事項に関し道路管理者又は関係行政機関の長に意見を述べること ができるものとされている。
第 5 章 振 動