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Mw6.5 以上の地震に関する検討

○「活断層の特徴」「地質・地質構造」「第四紀火山との位置関係」「地震地体構造」の観点から比較した結果、2000年鳥取県西部 地震の震源域及び2008年岩手・宮城内陸地震の震源域周辺地域は、浜岡原子力発電所敷地周辺の地域と地質学的背景が異 なるため、これらの地震の観測記録は収集対象外とする。

比較項目 2000年鳥取県西部地震周辺地域 2008年岩手・宮城内陸地震周辺地域 浜岡原子力発電所敷地周辺地域

活断層の特徴 横ずれ断層を主体としほぼ東西圧縮場と考

えられる(1)(2) 逆断層を主体とし東西圧縮場と考えられる

(1)(2)逆断層を主体とし北西-南東圧縮場と考え

られる(1)(2)

地質・地質構造白亜紀~新生代古第三紀の花崗岩が広く 分布し,安山岩~玄武岩質の岩脈が頻繁に

貫入する(3)(4)

新第三紀以降の火山岩類,堆積岩類が堆 積し,顕著な褶曲・撓曲構造が発達するとと もに地すべり地形が多くみられる(5)(6)

新第三紀中新世~第四紀前期の砂岩・泥 岩互層が広く分布し,火山岩類は分布して おらず地すべり地形は認められない

第四紀火山との

位置関係第四紀に活動した火山が分布する地域(7) 火山フロントに位置し,第四紀の火山活動

が活発な地域(2)(7) 火山フロントから外れた地域に属し,第四紀 の火山活動は知られていない(7)

地震地体構造西南日本弧の内帯に属する(1)(2) 東北日本弧の内帯に属する(1)(2) 西南日本弧の外帯に属する(1)(2)

(1) 活断層研究会編(1991)『新編 日本の活断層 分布図と資料』東京大学出版会。

(2) 松田時彦, 吉川真季(2001)「陸域のM≧5地震と活断層の分布関係-断層と地震の分布関係-その2」『活断層研究』20, pp. 1-22。

(3) 小林健太, 相澤泰隆, 梅津健吾, 小山敦子, 山本亮(2003)「2000年鳥取県西部地震の震源域における地質構造解析」『活断層・古地震研究報告』No.3, pp.163-174。

(4) 井上大榮, 宮腰勝義, 上田圭一, 宮脇明子, 松浦一樹(2002)「2000年鳥取県西部地震震源域の活断層調査」『地震』第2輯, 第54巻, pp.557-573。

(5) 北村信(1986)「東北地方の新第三系」『アーバンクボタ, No25, 特集「酸性硫酸塩土壌」』。

(6) 日本の地質「東北地方」編集委員会編(1989)『日本の地質2 東北地方』。

(7) 中野俊, 西来邦章, 宝田晋治, 星住英夫, 石塚吉浩, 伊藤順一, 川辺禎久, 及川輝樹, 古川竜太, 下司信夫, 石塚治, 山元孝広, 岸本清行編(2013)『200万分の1地質編集 図no.11 日本の火山(第3版)概要及び付表』独立行政法人 産業技術総合研究所地質調査総合センター。

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Mw6.5 未満の地震に関する検討

○KiK-net観測点で基盤地震動が加藤・他 (2004)の応答スペクトルを上回ると想定さ れる3記録(右表の①~③)、及びK-NET 観測点の観測記録で特に影響が大きいと 考えられる2記録(右表の④、⑤)を観測し た5地震を検討対象地震として選定。

○2004年北海道留萌支庁南部地震のK-NET港町観測点(HKD020)の観測記録については、ボーリング調 査等による精度の高い地盤情報を基に信頼性の高い解放基盤表面の地震動が得られた。

⇒「震源を特定せず策定する地震動」に反映する。

○上記以外の地震( 2013 年栃木県北部地震、 2011 年和歌山県北部地震、 2011 年茨城県北部地震、 2011 年長野県北部地震)の観測記録については、解放基盤表面の地震動の算定結果の信頼性に課題を残し、

更なる知見の蓄積が必要と考えられる。

⇒今後とも継続的に知見の収集及びはぎとり解析等の検討を進め、信頼性の高い解放基盤表面の地震動 の算定を試みる。

検討対象地震の分析結果を整理

4. 震源を特定せず策定する地震動

「震源を特定せず策定する地震動」の策定

○震源を特定せず策定する地震動は、加藤・他 (2004) による応答スペクトル及び 2004 年北海道留萌支庁南部地震 の知見を踏まえ設定した地震動

とする。

0.1 1 10 100 1000

0.01 0.1 1 10

震源を特定せず策定する地震動

(加藤・他(2004)による応答スペクトル)

震源を特定せず策定する地震動

(2004年北海道留萌支庁南部地震を考慮した地震動)

周期(s)

速度(cm/s)

h=0.05

0.1 1 10 100 1000

0.01 0.1 1 10

震源を特定せず策定する地震動

(加藤・他(2004)による応答スペクトル)

震源を特定せず策定する地震動

(2004年北海道留萌支庁南部地震を考慮した地震動)

周期(s)

速度(cm/s)

h=0.05

(水平動) (鉛直動)

<震源を特定せず策定する地震動>

※佐藤・他(2013)によるK-NET港町観測点(HKD020)の解放基盤表面の地震動を踏まえ設定(水平動620gal、鉛直動320gal)

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1. 敷地における地震動の増幅特性

2. 敷地周辺で発生する地震に関する調査 3. 震源を特定して策定する地震動

4. 震源を特定せず策定する地震動

5. 基準地震動 Ss の策定

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